大田区上池台のロボット・プログラミング教室「BRIDGE」自社開発のオリジナルカリキュラムによる準個別指導
教室の特長

BRIDGEさんのおすすめポイント
・入学随時、低価格、少人数の身近なスクールです。
・自社開発のオリジナルカリキュラムによる準個別指導。
・EV3、Scratchだけでなく、様々なロボット教材やツールを体験することができます。これら教材は今後も増えていきます。
・タッチタイピングにも取り組みます。
・教室内の書籍は生徒さんに無料で貸し出しています。
Q BRIDGEさんの特長について教えてください
2017年9月開校のロボット・プログラミング教室です。大手教室のFC教室ではなく、教材会社の教材も導入しておりません。すべての教材を自社開発しています。
教室は大田区上池台という住宅地にあります。小学生が放課後に通うには、自宅から遠くでは無理があると考え、地元で気軽に通える身近な教室を目指しています。(昔から住宅街によくあった、そろばん教室や書道教室のようなプログラミング教室でありたいと思っています。)
カリキュラムの特長や開発経緯
Q. カリキュラムの開発経緯を教えてください
もともとは教育系アプリの開発受託などを行っていました。2015年に、都内の公立の科学館よりマインドストームEV3のカリキュラム開発の依頼を受けて、14時間分程度のカリキュラムを開発したのがプログラミング教育に取り組んだきっかけです。科学館では開発したカリキュラムを元に、自らが子どもたちに教える事も行い、カリキュラム内容を順次ブラッシュアップしてきました。その後、この知見を元にカリキュラムを再構成、また大幅に内容を追加するなどして全体を60ステップほどのスモールステップ教材としたものが、現在教室で使われているものです。
Q. カリキュラムや授業頻度・構成について教えてください
カリキュラムは、一直線に内容が進むのではなく、同じコマンドブロックでも機能別に複数回登場するなど、スモールステップの利点を活かして、徐々にステップアップできるように構成されています。また、教材はただ資料として読むだけのものではなく、適宜子どもたちが記入して完成させるようなワークシート的な要素も含んでいます。
私(原田)は、もともと小学生向けの教材編集者(元学研の「科学と学習」の「科学」の方の編集者でした)がキャリアのスタートであり、教材のカリキュラム開発、紙面にする際の表現、見せ方などについては相当のキャリアをつんでおります。この点が最も他教室との差別化になる部分だと思います。
東京都内に4教室ほど展開されているプログラミング塾様向けに、この教材をベースとしたオリジナル教材を開発しています。完全に当教室と同じものではなく、ご依頼社様向けのカスタマイズをいたしましたが、カリキュラムの基本的な考え方は同一です。弊社は1教室のみでまだ生徒数も少ないですが、すでに兄弟カリキュラムでEV3を学んでいる子どもたちは多数おります。
当教室では、誰もがこの教材を使いステップ1からEV3を学習していきますが、進度は個人によって全く異なります。個人の理解度に応じて進度を調整したり、バリエーション課題を与えたりしています。また、ステップが進んだとしても以前の内容を忘れてしまったり、理解が不十分と判断した際には、以前のステップに戻って指導するスタイルをとっています。このような小回りの効く対応ができるのも、カリキュラムの開発者が直接指導している小規模校の特徴だと思っています。

教室にはEV3だけでなく、いろいろな教材ロボット、ツールがあります。
(今現在教室にあり、すぐに利用可能なものです)
・Ozobot
・Edison
・mBot
・KOOV
・キュベット
・Scratchjr
・Scratch
・ビスケット
・KidsScript*
現在教室では、EV3をメインに据えております。これは、プログラミングをはじめて体系的に学ぶ生徒が使うツールとして一番わかりやすいものだと考えているからです。オリジナル教材でEV3を使って、プログラミングの考え方に馴染んできたら、EV3の教材他のロボットや、画面だけで動くScratchなどにもトライして、その違いを認識するよう指導しています。

授業は1回は90分。月4回か2回を選択いただいています。ほとんどの生徒さんが月2回で通っており、このペースですと、早い子どもさんでもEV3の60ステップを完了するには最短でも1年ほどかかると考えています。
2017年9月の開校ですので、一番長い生徒さんでもまだ3〜4ヶ月の受講期間です。
*KidsScriptとは、弊社が開発協力を行っている子ども向けのプログラミングツールです。ScratchのようなブロックUIでJavaScriptを扱い、3Dのゲームなどが作れるツールです。http://www.kidsscript.net/ja/
教育にあたって、BRIDGEが大切にしていること
Q. 教育にあたって、貴校ならではの大切にされていることをお教えください
日常的に子どもたちと接して感じるのは、ひとりひとり皆、認知力、理解力が異なるということです。当たり前かもしれませんが、本当にひとりひとりの子どもたちは唯一無二の存在です。たとえひとつの事が理解できたとしても、それが次のステップにつながらないことも多いのです。
当教室では、そんな子どもたちの理解力に寄り添いながら、常に「もっと理解が進むためには何をすればいいのか、どうすればいいのか?」を問いながら子どもたちと接するように心がけています。今使っている教材が足りないと思えば、教材をブラッシュアップしたり、別の教材、課題を作ったりします。新しいツールを使えば良いのではないかと思えば、それを提供して試してみます。子どもたちとともに、指導内容についても常に前進できる教室でありたいと思っています。
Q.BRIDGEで学ぶことで子どもたちにどんな変化があったかなどを教えてください
開校から日が浅く、まだ実績といえるほどのものはありません。子どもたちが競技大会に参加できるのはまだ半年以上先になると思います。その中でも、教室の書籍を借りて帰った子どもがScratchに目覚めて(その子は教室ではまだScratchはやっておりませんでした)、ゲームを作り始めたとか、急にタイピングが上達したのに驚いたというような声はいただいております。
プログラミング教育によって、子どもたちの未来はどのように変化するか

Q. 原田さんのプログラミング教育への思いや今後の取り組みについて教えてください?
永年教材開発に携わっていた私から見て、プログラミング教育とは、これまでの教科学習とは全く異なる次元で子どもたちの能力をアップするための教育手法なのだと思います。逆説的ですが、プログラミングを学ぶことによって、プログラミング以外のことが身につくのが「プログラミング教育」なのではないかと思っています。
例えば、ロボットをプログラミングするということは、何かを観察し、その動きや特性を発見し、理解する、自分が実現したい動きを実現するためには何をすればいいか、どう組み立てればいいかを構想する、そしてそれをあるルールに基づいて構築し、トライアンドエラーを行うということです。STEMといわずとも、これらの行為がSTEMとして言われている教育内容に沿ったものであることは明らかです。そしてこれらを通じて、成功体験を子どものうちに積み重ねていくことができるのです。これこそが将来必要とされるPDCAの基礎を知らず知らずのうちに身につけることになるのだと思います。
プログラミング教育は決して職業プログラマーを養成するための教育ではありません。また、将来理科系に進むための予備教育などでもないと思います。いずれ社会に出て活動するすべての子どもにとって価値のあるものだと信じています。
今後は、EV3のプログラミング基礎をある程度習得した子どもたち向けのアドバンスクラスの開設を考えています(本年度下期頃から)。アドバンスクラスは、固定したカリキュラムを持たずに、子どもたちの希望を重視して、各自のやりたい方面を伸ばしていく指導を考えています。
プログラミング教育を考えている方へメッセージ

Q. 最後にプログラミング教育を考えている保護者のかたにメッセージをお願いします。
プログラミングは、すべての子どもにとって得るものの大きな教育だと信じています。保護者の方にはぜひ、いろいろな機会で子どもたちにプログラミングに触れるチャンスを与えてあげていただきたいと思います。子どもたちは、ひとつのロボットやツールだけでなくなるべくいろいろなものに興味をもち、それぞれにチャレンジしてみていただきたいと思います。
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