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子供の選択肢を増やそう。論理的思考とプログラミング的思考の違いとは?

我が子には「幸せな人生を歩んで欲しい」と願うのが親の率直な思いではないでしょうか。無限の可能性を秘め、スポンジに水を落とすように何事も吸収していく幼少期。「もっと早くに知っていれば・・。」「もっといろいろと習わせてあげておけばよかった・・。」と後悔をしないためにも、親として正しい知識をつけて未来への準備を始めましょう。


将来の選択肢を増やそう

2020年の小学校でのプログラミング教育必修化のニュースを皮切りに、幼少期のプログラミング教育が注目されています。近い将来、IT人材の不足が深刻化するというニュースも追い風となっているようですね。

「子どものうちにプログラミング教育を受けておけば、将来的に職業の選択肢が多くなる」と、プログラミングが将来的に役立つスキルであると、緩やかに浸透してきています。

ここで、正しく認識しておきたいことは「プログラムを組む」ことや「新しいシステムやアプリを開発する」など、プログラマーとしての能力へのニーズを満たすためにプログラミング教育があるわけではないということ。プログラミングを行う際に常に使われる「思考」こそが、将来必要になる能力であると言われており、その力をつけるための教育なのです。


「思考」ってすごい

「思考」というと抽象的で、あいまいな表現だと感じる方もいらっしゃると思います。そのため、「思考とはなんですか?」と問われたときに、明確に回答できる人は少ないでしょう。

「思考」は、いろいろな角度から言語化されており、英語には「what you think is what you are. 」という言葉があります。「自分が考えていること=自分という存在である」と訳され、意訳すると「あなたという存在は思考が反映されたものだ」という意味になります。また、「思考の本質は推論。推論とは、ある前提から結論を導く精神活動である(*1)」と、表すこともあるようです。

つまり、思考とは「自分自身」であり、「すでにある情報から新しい情報を導き出す心の活動」のこと。生きていく上で、自分自身を表現する、必要不可欠な能力であり、その「思考」を幼少期に育てることが、あらゆる能力の底上げにつながるのです。


*1認知心理学(ミネルヴァ書房)


論理的思考とプログラミング的思考の違いとは?

思考という言葉の中でメジャーなものとして、「論理的思考」があげられるのではないでしょうか。「ロジカルシンキング」のほうが馴染みが深いかもしれません。

また、プログラミングに携わっていくと「プログラミング的思考」という言葉に触れることも出てきます。どちらも「順序だてて考えること」という同様の意味に捉えがちですが、2つには違いがあり、簡潔に表すと、下記のようになります。


◆論理的思考=目的を達成するために要素分解して手順を考えたり、どうしたらできるかを考えたりすること。

◆プログラミング的思考=目的を達成する手段の中で、最適な答えを考えること。

物事を整理して考えることで、課題解決にもつながるのが「論理的思考」ですが、子どもは、直観的に理解しているケースが多く、意識的に使えるようになることが重要です。

 

例えば「毎日歯を磨きなさい」と言われていましたが、サボってしまったため虫歯になったとしましょう。虫歯になったことを論理的に思考すると下記5段階で考えることができます。

①なぜ虫歯になったのか。

②どうしたら虫歯を治すことができるのか。

③また、虫歯にならないためにはなにをしたらいいのか。

④実施してみる。

⑤結果虫歯の再発はなかったか。(再度、虫歯になった場合、①に戻る)

これくらいのこといつも考えている!と感じるかもしれませんが、無意識的にではなく、意識的に理解することがポイントです。今回の例のように体感しなくとも「毎日歯を磨きなさい」といわれる意味をメカニズムからしっかりと理解することで、自発的に行うようになるかもしれません。問題解決力は、自身の将来選択の仕方も変える力になりますので、意識して身につけたいですね。

 

次に、上記にあげた通り、物事の道筋を立てて考えられた論理的思考は、課題や問題の解決につながりますが、その順序が「効率的」であるとは限りません。論理的思考のうえで、効率的で最適な手順を考えることを「プログラミング的思考」といいます。

先ほど、虫歯の例をあげましたが、果たして虫歯にならないためには、毎日歯を磨くことがもっとも効率的なのでしょうか?例えば、歯医者さんに行ってフッ素を塗ってもらう方が、最適かもしれません。

時間やお金、時には性格など、いろいろな要素からメリットデメリットを考えつつ、一番良い方法を選ぶことができることが、プログラミング的思考であり、賢さにつながる根源ともいえるでしょう。

 

「論理的思考」も「プログラミング的思考」も、将来、社会人として活躍するにはどちらもマストなスキルであることに間違いありませんので、意識的に使えることがポイントです。


まとめ

どのような仕事を志すにしても必要な「思考」のチカラ。今後、普遍的に求められる能力として明文化されていることが、おわかりいただけたことと思います。

親が子に与えることのできる時間は限られているはずです。その中で、汎用的な能力の底上げを見据えるのならば「論理的思考」と「プログラミング的思考」、まずはこの2つを育むことからはじめてみてはいかがでしょう。


公開日:2018.02.27

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