ヒューマンアカデミー×コエテコ「こどもプログラミング体験ワークショップ」レポート
当日使用したのは、子どもでも直感的に学ぶことができるプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」。参加した子どもたちは「Scratch(スクラッチ)」を使って「謎解き」にチャレンジし、基本操作に慣れた後はキャラクターを動かしてゴールを目指すゲームを作成しました!
「なぜ、いまプログラミングが必要なのか?」

会場を訪れた子どもたちは、A~Dまでの4グループに分かれて着席。初対面同士で同じテーブルにつくので最初は少し緊張気味でしたが、一人一台ずつ用意されているノートパソコンや教材のテキストに興味津々です。
ワークショップは、ヒューマンアカデミー こどもプログラミング教室 開発担当・三浦正浩さんによる「なぜ、いまプログラミングが必要なのか?」というお話からスタートしました。
「小学校でのプログラミング教育必修化が話題となっていますが、そこで終わりではありません。中学、高校、大学受験、そして社会に出てもプログラミング的思考は必要になってきます。この思考ができるようになれば、就職やビジネスにおいても選択肢が広がります。これからの世の中を生きていくためのスキルとして習得する価値があります」
これからの時代を生きていくうえで、欠かせないスキルとして注目されているプログラミング。見学席の保護者の方たちも、真剣な顔で聞き入っていました。

頼れる先生たちと「謎解き」しながら基本操作をマスター!
この日の教材として用意されていたのは、「Scratch(スクラッチ)」。ブロックを組み合わせてプログラミングができて、簡単にゲームやアニメーションの作成が可能なので、世界中でたくさんの人たちに使われています。初めて「Scratch(スクラッチ)」に触れる子どもたちが多いようでしたが、そんな子どもたちを助けてくれるのが頼もしい先生たちの存在です。
「勉強するというより遊んでいってください!」
「みんながちゃんとゲームを作って、嬉しい顔で帰れるように全力で支えていきます!」
おそろいの青いポロシャツに身を包んだ先生たちの元気な自己紹介が終わると、まずは「Scratch(スクラッチ)」の基本操作にチャレンジ。みんな真剣な顔でパソコンに向かい、分からないことがあると「たっきー先生!」「だい先生!」と覚えたばかりの先生の名前を呼ぶ姿も。また、隣同士の子どもたちが自然と相談しあう光景も見られました。

今回のワークショップでは、「Scratch(スクラッチ)」の画面の見方や操作方法を「謎解き」しながら学べるようになっていました。ただ操作方法を教えられるよりも、自分であれこれ考えながら答えを見つけていく方が記憶に残りやすいですよね。
ヒントが隠されている教材テキストを確認したり、同じグループの子どもたちと相談したり、先生に質問したり・・・。配布された謎シートとにらめっこしながら、子どもたちは思い思いのやり方で正解を導きだしていきます。

制限時間は30分間!理想のゲーム作りにチャレンジ!
「謎解き」をクリアして基本操作をマスターすると、お次はいよいよゲーム作りに挑戦です!子どもたちに与えられた時間は30分間。「さあ、覚えたことを使ってゲームを作ってみましょう。作ったら、どんどんカッコよく改造していこう!」
作るゲームの内容は、キャラクターを動かしてゴールを目指す、というシンプルなもの。とはいえ、キャラクターはなかなか思い通りには動いてくれません。自分が考えた通りの動きを実行するには、どんな命令(ブロック)を組み合わせればいいのか、子どもたちはトライ&エラーを繰り返しながら、理想のゲームを作り上げていきます。

実は、今回のワークショップの冒頭で、先生からこんな質問が投げかけられていました。
「このなかに、ゲームが好きな子はいるかな?」
いっせいに手を挙げる子どもたち。
「じゃあ作ったことがある人は?」
という質問に対しても、ひとりの男の子が手を挙げていました。いまの子どもたちにとって、ゲームはあって当たり前。エンターテイメントとして欠かせない存在なんですね。
「ゲームはなぜ動くの?モニターでは何が起こってる?」
「音が出る!」「絵が動く!」「光る!」
いつもただ遊んでいるだけのゲームについて、頭をひねって考える子どもたち。そんな大好きなゲームを自分の手で作れるということが、楽しくてたまらないようです。

ゲームを作る、という同じお題でも、完成した作品は背景やキャラクター、BGMなどがみんな違っていて実に個性豊か。それぞれが表現したい世界が広がっています。
「保護者のみなさん、ぜひお子さんの作品を見てあげてくださいね」先生の声かけによって保護者の方が近寄っていくと、子どもたちが自分の作品について一生懸命説明する姿が会場のあちこちで見られました。
「お母さん、ここ見て!」
「こうやって動くんだよ!」
たった2時間のワークショップでしたが、自分の作品を自分の言葉でプレゼンできるまで成長した子どもたち。最後はがんばったみんなに、先生から終了証が授与されました。

「命令を順番通りにやるということ、これがプログラミング。今日ゲームを作ったみんなは立派なプログラマーです!」
受け取った途端、誇らしげに「Yes,I do!」と叫んで高々と掲げる子も。
達成感に満ちた顔が輝いていました!


「ヒューマンアカデミー こどもプログラミング教室」
http://kids.athuman.com/robo/programming/
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(取材・文/冨岡美穂 撮影/コエテコ編集部)
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