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AIが私たちの生活を変えていく!? 期待されるAIの最新活用法

「AIって一体なに?」と思っていたのも束の間。今や世の中に浸透してきている「AI」。さまざまなAIシステムの開発・成功をニュースで耳にする機会も増えてきましたよね。

しかし、「生活にAIがどのように活用されようとしているのか、よくわからない……」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、私たちの日常生活に身近な「業界」で、AIが今後どのような活躍を期待されているのかご紹介したいと思います。

1.保険業界

保険業界のイメージは「対人」であり、業界自体としてはAIとの関わりが薄い印象がありますが、日々の業務にAIを導入しようする動きが各保険会社で着々と進んでいます。

その証拠に、保険業界ではInsurance(保険)とTechnology(情報技術)を組み合わせて作られた造語「InsTech(インステック)」があります。
2015年に第一生命保険株式会社が「InsTech」を推奨していくことを発表して以来、各保険会社にも動きが出ており、今後AIによって保険業界が大きく変化していくと考えられています。

この「InsTech」ですが、とにかく万能!
顧客に対する商品提案はもちろんのこと、保険料・保険金の算出、または商品開発など、保険会社が保持しているビックデータを元に、営業から商品開発までなんでもこなせてしまう優れもの。
 
まだ実用までに時間がかかってしまうのが現状ですが、保険業界にさらにAIがプラスされることで、私達の生活において保険の必要性がより明確になり、生活においての「守り」が強化されるかもしれません。

個人に最適化された商品を提案してくれる「Donuts(ドーナツ)」

 最近登場したのが保険のロボットアドバイザー「Donuts(ドーナツ)」。ロボットアドバイザーという名称ではありますが、こちらもまぎれもないAI。
 
 この「Dounuts」は顧客の年齢や状況に見合った最適な保険商品を選んでくれる点が特徴です。

注目したいのは、診断の結果、保険が必要ないと判断された顧客にはハッキリと「あなたに勧められる商品はありません」と言ってくれるところ。
 
 保険の知識のない私達には、営業マンが提案してくる商品が本当にライフプランにあったものを勧めているのか、それとも営業マンの利益になる商品をただ勧められているのか、そもそも今の自分に保険が必要なのか、それらを判断するのはとても難しいこと。

しかしAIであれば、莫大な情報から最適なアドバイスを客観的に選び抜いてくれるのです。

保険のロボットアドバイザー「Donuts(ドーナツ)」
https://i-donuts.com/
 

2.医療業界

私達が年に1回おこなうものといえば、健康診断ですよね。その中で、最も苦手な検査といえば内視鏡検査という方も多いのではないでしょうか。
 
 医療業界では、胃・食道・小腸・大腸などのガンを早期発見するためにも必要な内視鏡検査にAIシステムを導入することで早期発見・早期治療をするための開発が進んでいます。
 

 早期胃がん自動検出

2018年7月2日、理化学研究所と国立がん研究センターは、AIによる早期胃がんを90%の精度で自動検出できることに成功したことを発表しました。

初期の胃がんは自覚症状が少なく、また慢性胃炎などに隠れて発見が難しい胃がんなどもあり、医師が見落としてしまうこともあります。

たとえ静止画であったとしても素人では全く判断がつかないほど難しいものを、医師は静止画ではなく内視鏡を動かしながら見つけているのです。
 
診断では「必ずガンがある」とわかった状態で胃を検査するわけではないので、初期の胃がんを人間の目で100%発見することは難しいことであり、医師の経験や知識に依存することになってしまいます。

しかし、AIを用いたシステムであれば胃がんの恐れがある箇所を内視鏡検査時に発見する可能が高まるのです。
 
 負担と責任が大きい医師。そんな医師をサポートする役割を果たす「医療AI」が、医療現場で活用されることが今後期待されます。

【参考】
AIで早期胃がん領域の高精度検出に成功 -早期発見・領域検出で早期治療に大きく貢献-

3.自動車業界

AIが最も活発的に導入・開発されているイメージがあるのは、自動車業界ですよね。

その中でも私たちに一番馴染みのあるのが「カーナビ」。このカーナビにAIを搭載させる動きが近年活発になっています。

「メイドカーナビAI」

 
ナビアプリなどの開発や運営を行う「株式会社エディア」とAI関連サービスを提供している「株式会社SPJ」は、次世代カーナビ・ゲーム等の開発を目的とする共同研究開発を行っています。

第1弾として、人気声優が演じるキャラクターがナビゲートする徒歩・カーナビアプリ 「MAPLUS+声優ナビ 」で独自のオタク用語・スラングを用いた音声検索・対話技術を高精度で実現するための対話エンジンを共同開発しており、2018年内にリリースする予定とのこと。

また、第2弾にリリース予定なのが、対話エンジンを搭載しユーザーとの会話や趣味嗜好によって固有の性格に育ち、ユーザー好みのキャラクターに変化していく「メイドカーナビAI」。

このサービスがリリースされると、まさに彼女や友達とドライブしているような臨場感を味わうことができ、一人ドライブのよき相棒となること間違いなし。

【参考】
エディアとSPJがAIを活用した次世代カーナビ・ゲーム共同研究開発を開始!

AIインフォテイメントサービス


2017年から法人企業向けに提供されているのが、「株式会社NTTドコモ」「株式会社ゼンリン」「株式会社ゼンリンデータコム」が開発した「AIインフォテイメントサービス」。

操作は不要、会話するだけでOK! 会話をする中でユーザーの求める情報を瞬時に提供してくれるだけでなく、趣味嗜好を学習しながらユーザーにお店などの提案もしてくれる最新AI搭載カーナビです。
 
 事前に予定を登録しておくことで、予定到着時刻に合わせた出発時刻を渋滞など考慮したうえで設定してくれたり、カーナビが自ら目的地を設定してくれるなど、一歩先行くサービスを提供。

また、新たに開発された「高度情報検索技術」を追加したことによりSNSから最新の情報を検出してくれるなど、スマートフフォンサービスを熟知した「ドコモ」とマップ業界の最先端を行く「ゼンリン」が共同で開発された、まさに最先端の「AIカーナビ」です。

今はまだ法人向けのサービスですが、いつか私達の日常生活レベルで使用できるようになる日がくれば、よりいっそう身近にAIの進化を感じられるはず。

【参考】
「AIインフォテイメントサービス」の提供を開始-AI機能と連携することで自分だけのカーナビに成長-

まとめ

いかがでしたか? まだまだ生活に身近とは言い切れないAIですが、日々開発は進み、確実に私達の身近なものになろうとしています。

AIが生活レベルで活用されることになれば、社会だけでなく日常生活にも大きな変化が訪れるはず。

進化のとまらないAIがどのような形で今後私達の生活に浸透していくのか、さまざま業界の動きに注目してみてください。

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この記事を書いた人


遠矢 晶子

幼稚園教諭・訪問介護員など様々な職種を経て、現在は一児の母に。 みなさまの好奇心を刺激できるような記事を、わかりやすくお届けしていきたいと思います。

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