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2018年度の大会はタイ・チェンマイで行われ、小学生チーム「Candy Samurai(キャンディサムライ)」がオープンカテゴリー世界8位に入賞!
「世界の食糧問題を解決する」というテーマに対し、「廃棄される食料をフリーズドライし、飴に加工するロボット」を提案しました。
今回は、そんな彼らが通うIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を訪れ、メンバーの一人、只石 倖大(ただいし・こうだい)くんのご両親にインタビュー。
世界レベルの子どもはどう育つのか?気になる只石家の教育方針について語っていただきました。
この前編ではお母様、後編ではお父様にお話を伺います。
LITALICOワンダーとは?
子どもがテクノロジーを道具にものづくりをおこなうIT×ものづくり教室。クラスは年齢・スキル混合で、一斉講義形式ではなく一人ひとりに合わせたカリキュラムで学ぶことができます。90分という少し長めの授業時間を設定しており、クラスメイトの作品を見たり、試行錯誤ができるゆとりがあることも特長です。
通常のカリキュラム以外にも、制作発表会「ワンダーメイクフェス」、3DモデリングやARゲーム制作などバラエティ豊かなプログラムを体験できるワークショップ、企業コラボイベントなど、子どもがプログラミングに触れる多彩な機会を提供しています。
今回の世界大会出場に向けてもコーチ役としてLITALICOワンダーのスタッフが関わっており、子ども達ひとりひとりに合わせたオーダーメイドな授業設計を行っています。
お母様インタビュー
ものづくりが大好き
ーさっそくですが、倖大くんは小さい頃、どんなお子さんでしたか?とにかく、ものを作り上げる活動が好きな子でした。レゴは1歳のころから好きでしたし、ひとりで何時間も集中して砂場で遊んでいるような子どもだったんです。
—なるほど。どんな作品を作ることが多かったですか?
そのときどきに触れたものから着想を得ていましたね。映画だったり……よく作っていたのは花でした。
今だと、ダンボールでものを作っていることが多いです。『アイアンマン』から影響を受けて、関節ごとに曲がるグローブを作ったりとか。
あとは、お父さんがキャンプ好きなので、キャンプにはよく行きますね。そこでも木の棒を燃やしたりして、どんな木が燃えるかな?と実験したりしています。
習い事の選び方
—今回はLITALICOワンダーに通うお子さん同士でチームを組まれましたが、他にも習い事はされているのでしょうか。LITALICOさんにお世話になったのは低学年の頃からで、ほかに習っていたのは、テニス、サッカー、習字、創作音楽教室……。
—創作音楽教室ですか。初めて聞きましたが、どんなことをするんですか?
楽器を作ったりするんですよ。絵を描かせて、そこからイメージを膨らませて。
発表会が年に一度、3月にあるんですが、そこでは思ったことを言葉にして、歌詞に仕上げて、曲をつけて舞台で歌うんです。
—かなり創造的ですね。習い事選びはどういう風にされているんでしょうか。
習い事は「3ヶ月通って、そのあとに判断しなさい」というスタイルです。
続くことしか続かない子で、サッカーなんかは、自分で「やめます」って言ってやめてきたんですよ(笑)。団体よりも個人のほうが向いているのかな。
そんな中、LITALICOワンダーさんは「回数を増やして通いたい」と言うくらいなので、出会えてよかったなと感じています。
早朝は「ひとりの時間」
—現在(2019年度)は小学4年生ですが、中学受験などは考えていらっしゃるんでしょうか。周りのお友達が9割方中学受験をすることもあって、自分も受験に興味が芽生えたようです。みんな塾に行きだしたから、気になったみたい。
それもあって、LITALICOワンダー以外の習い事は少しずつ塾にシフトしつつあります。
—家ではどのように過ごしていることが多いですか?
習い事のある日は帰ってすぐに出かけてしまいますが、習い事のない日は友達を呼んできて、ふつうに遊んでいます。
寝る時間は9時台、10時台くらいかな。ちょっと早めかもしれないんですけど、その代わりに朝起きるのがすごく早いんですよ。4時とか5時とかに起きていて。
—すごく早いですね!おうちのルールなんですか?
小さい頃に、寝る前に光の刺激を受けると夜中に起きちゃったりすることがあったんですよ。寝つきのことは気にしていて、夜にはテレビをなるべく見せないようにしていました。
それで今も、夜はパソコンやデジタル製品はなしという方針にしているんです。でも、朝は自由なので。録画してある『ダーウィンが来た!』『チコちゃんに叱られる!』などを見ていますね。
あとは……朝は倖大にとって「一人になれる時間」なんじゃないかな、と感じています。
—一人の世界、一人の時間を大事にする子なんですね。
最後は「三人で」頑張れた
—今回のWROは、倖大くん以外は経験者ということで、プレッシャーも大きかったんじゃないでしょうか。そうですね。はじめはとにかく必死になってついていく感じでした。
倖大にとってはダメ出しの日々だったんですけど、途中から要領がわかってきてうまく参加できるようになりました。
最終的には、他の子にも「三人で頑張ったね」と思ってもらえたんじゃないかなと思っています。