令和の子どもに求められる能力って?「読み書きそろばんプログラミング」時代が到来!
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今の保護者世代になると、そろばんの代わりに英語やスイミングが人気だったかもしれませんね。
そして現在、2020年からプログラミング教育が小学校で必修化されたのをきっかけに注目されているのがプログラミング教室。
最近では「読み書きそろばんプログラミング」なんて言葉も出てきたほど、注目を集めているのです。
プログラミング言語を使って、ゲームをつくったり、ロボットを思うがままに動かしたり……
いま、プログラミング教育を習う意義について考えてみました。
令和の子どもにはどんな力が求められる?
21世紀、社会は急速な変化をつづけています。ICT、AI、ビッグデータなど技術の進歩は、そのなかで生きる一人一人の人材にも、これまでとは異なる能力と発想を求めるようになってきました。
たとえば、21世紀スキルと呼ばれるもの。
たとえば、アントレプレナーシップ(企業家精神)と呼ばれるもの。
共通して、「社会が変わるのを待つだけではなく、自分から問題を創造した上で解決していく能力」が必要と言われています。
でも、「21世紀型スキル」と「アントレプレナーシップ」とは何なのでしょうか?
21世紀型スキルとは?
21世紀型スキルに関して、確定的な定義はまだありません。しかし、一般には、他者との対話の中でテクノロジーも駆使し、問題に対する解や新しい物事のやり方、 考え方、まとめ方、 さらに深い問いなど、 私たち人類にとっての新しい「知恵」を生み出すスキルといわれています。
・創造性とイノベーション・批判的思考/ 問題解決・ 意思決定・学び方の学習/ メタ認知、
・(働く方法として)コミュニケーション・コラボレーション
・(働くためのツールとして)情報リテラシー/ICTリテラシー
・(世界のなかで生きる力として)地域とグローバル社会でよい市民であること、人生とキャリア発達・個人の責任と社会的責任
……などなど、多様なキーワードによって語られるのが21世紀型スキルと言えるでしょう。
では、21世紀型スキルを獲得するとどのようなメリットがあるのでしょう?
21世紀型スキルのねらいは?
変化スピードが速く、インターネットで誰でも膨大な情報を手に入れることができる時代。豊富な過去の知識よりも、次々に出現する新しい状況に対応して自ら考え判断し行動する能力を持っていることが、市民として生き抜くためにも、組織としても国家としても必要であると言われています。
50年前には「百科事典に書かれているような事項をどれぐらい知っているか」が人の能力と言われていました。
でも、いまはGoogleなどの検索サイトとWikipediaなどの情報サイトを使いこなせば、そのような知識は必要ない。
むしろ「知識を持っている」ことよりも「知識を使いこなす」ことが求められる時代に必要とされるのが21世紀型スキルといえます。
21世紀型スキルを身に付けると、どんなメリットがある?
ICT技術の進歩は、世の中のさまざまな場面で「いたれりつくせり」な社会をつくっていきます。そのなかで社会は「変化をつくり出していく人々」と「単に消費するだけの人々」に分かれていきます。
「変化をつくり出していく」ためには、与えられた問題に答えていくだけではなく、一歩進んで「問題をつくり出す」能力が必要となってきます。
「いままでなかった、こんなものがあるといい」「それはどうすれば、つくり出せるだろう」=21世紀型スキル。
新しい時代をリードするエリート人材となるために不可欠なものといえるでしょう。
アントレプレナーシップ(起業家精神)とは?
アントレプレナーとは起業家のことです。そして、みずから事業を立ち上げるような起業家精神のことをアントレプレナーシップと呼びます。
かつての日本社会では、会社とは永遠のものであり、当然のように次世代に受け継がれていくものでした。
しかしいま、急速な社会変化のなか、たえず経済社会自体が新陳代謝をつづけ、新しいものが生み出される必要があり、そのなかでアントレプレナーシップが重視されるようになってきました。
アントレプレナーシップが注目される背景とは?
過去の日本は、周囲と同じように勉強して学校を卒業すれば、給料も地位も年功序列で自然と上がっていくような社会でした。そのような一人一人の地道な努力によって、日本は高度経済成長してきました。
しかし、企業における年功序列も崩壊し、終身雇用も望めないいま、自分から事業をおこすバイタリティの持ち主だけが生き残る時代となっています。
一方で、どうすればアントレプレナーシップが育つのか教育方法が確立しないまま、社会全体が苦闘している現状もあります。
アントレプレナーシップを身につけるメリット
これからの社会では受け身だけでは生き残れない。新しい事業を発想し、実現していくアントレプレナーシップが必要になる。
それは、単に会社を起業するということには止まりません。
大会社に就職しても、かつてのように上司に忠実な人物が出世できる時代ではなくなっています。
企業の企画部門だけではなく、財務・経理・総務のような間接部門でも、新しいプランを生み出す能力が求められるようになってきました。
アントレプレナーシップは、希望する企業に就職し、そのなかで存在感を発揮していくためにもメリットのある能力となっています。
プログラミングを学ぶ意味とは?
プログラミング学習で何を獲得するか?
2020年4月から小学校で必修化されるプログラミング学習。その目的は「プログラミングそのもの」をおぼえることではないと言われています。
それ以上に、プログラミングを学ぶことにより、論理的思考とシステム思考=プログラミング的思考を獲得することが重視されています。
すなわち、
問題をつくり出す力=21世紀型スキル
新しいものを生み出す力=アントレプレナーシップ
……を生み出すことが本当の目的。
習い事としてプログラミングを学ぶことも、このような「未来に生きる子どもたちに必要な能力」を獲得するために大切なことになっています。
以前のような「読み書きそろばん」だけではなく「読み書きそろばんプログラミング」の時代が訪れようとしているんです。
プログラミング学習によって得られる21世紀型スキルとは?
21世紀型スキルとは、問題に答えるだけではなく、問題をつくり出す能力。プログラミング学習においては「なぜ」「どうやって」という課題がつぎつぎと突きつけられ、考えて悩んで回答に対する道筋をつくっていくことが求められます。
物事を論理的に考えて、大きな課題を解決するために何が必要か考える力=21世紀型スキルのトレーニングにも最適な学習となります。
プログラミング学習によって得られるアントレプレナーシップとは?
「プログラミングを徹底的に学習して、スーパープログラマーになり、スティーブ・ジョブやビル・ゲイツのようなアントレプレナーとして成功する!」それはもちろん、素晴らしい夢。
でも、そこまで大それた話でなくっても、アントレプレナーシップは発揮できます。
プログラミングによるゲームやロボットの動作を少しずつでも、早くするスムーズにするリアルにする楽しくするという努力をする。
そのような繰り返しのなかで、言われたとおりに動くのではなく、前向きに考え前向きに動くアントレプレナーシップが生まれてきます。
プログラミング学習で得られる粘り強さ
プログラミング的思考力では、問いを立ててそれを解決するための道筋を立てる力を問われることになります。小学校の国語や算数の問題では、問題に対して答えがありますよね。そして子どもたちは、問題を問いて、その答えが模範回答と合っているかどうかを確認することになります。ところが、プログラミング的なものには多くの場合答えがありません。同じ目標にたどり着くために、いくつもの道筋があります。また、間違った出力がある場合に、いったいどこが間違えているかを検証する力も必要になります。
プログラミングを行うと、大抵の場合は何度も失敗します。その失敗はなぜ起こったのかを何度も何度も考えて、いくつもの試行錯誤を行うことになるでしょう。それを継続するためには、目標を達成するまで頑張る粘り強さが必要になってきます。
分からないことがあっても簡単に諦めず、考える力を身につける。プログラミング教育にはそういう効果もあります。
プログラミング教室に通うメリットは?
学校の授業に任せるたけではなく、プログラミング教室に通ってみることのメリットをまとめます。思う存分プログラムできる!
2020年から小学校で必修化されるプログラミング学習。残念なことに、多くの学校では一人一台のパソコンやタブレット端末が不足し、思う存分プログラミングすることはむずかしいと言われています。
学校で座学によって、プログラミング的思考を学ぶのも大切。
でも、本当に論理的思考、システム思考を学ぶには、パソコンやタブレット上で試行錯誤を繰り返し、ゲームやロボットをつくっていくことが何より役に立つはずです。
インターネットを使いこなす力がつく
プログラミング教室では、インターネットからの情報収集の方法を教えてくれるところも多いです。たとえば、code.orgというツールには、マインクラフトやアナと雪の女王などのキャラクターを動かすプログラムをブロックでつくる、ミッションをクリアするモードなどがあり、楽しみながらプログラミングをすることができます。
このような情報を幅広くあつめることが、ICT社会のなかで大きな意味をもってくるのは、いうまでもありません。
ネットワークリテラシー(使いこなす力)を高めていくことも、未来に生きる上で不可欠のものであり「読み書きそろばんプログラミング」を習い事にする大きなメリットといえます。
プログラミング学習を効果的にするコツは?
プログラミング学習を習い事として行うメリットについて紹介してきましたが、ここでは注意点について述べます。問題意識を持ち続ける!
与えられた課題に対して、できないからといって、すぐにあきらめたり、先生や友だちに答えてもらって解決しては、プログラミング的思考のトレーニングにもなりません。ゲームやプログラミングができればいいのではなく、未来につながるスキルを得ることが目的ということ。
「あきらめない」
「とことん、考え抜く」
子どもにくりかえし伝えることにより、プログラミング教室の効果も大きくなるでしょう。
目的に合わせた教室を選ぶ!
お子さんがプログラミング教室に通いたいと言ったとき、どんなことがしてみたいのか、よく話し合うことが大切です。ゲームをつくりたいのか、ロボットか?
ついでに、将来どんな仕事をしてみたいのか、親子で話し合ういい機会になるとも思います。
「だったら、ここがきみのしたいことにぴったりだね」
という教室を選ぶこと。
長つづきするコツでもあり、学習効果もグンと大きくなるでしょう。
出費も「未来への投資」と割り切る!
プログラミングをやるときには、コンピュータや書籍の購入でそれなりの予算がかかります。またコンピュータの前に長時間座っている姿勢が悪くなるので、お子さんの体にあったデスクとチェアを準備することも必要でしょう。
プログラミング教室やロボット教室の学習で終わることなく、家に帰ってもつづけるためには、家庭にもプログラミングの練習ができる端末がほしい。
最近は、パソコンやタブレット端末も低価格になり、3-5万円程度で買えるものあります。
まとめ:今からプログラミング教室で先取りしよう!
2020年4月より小学校のプログラミング学習が必修化するなかで、成績アップのために教室に通うことを考えている保護者の方も多いでしょう。でも、成績だけの問題ではなく、プログラミング学習に力を入れていくことは、未来に生きるための基礎力を得るために必要ということ、ご理解いただけたのではないでしょうか?
習い事のスタンダードが「読み書きそろばん」から「読み書きそろばんプログラミング」に変わっていくのも、すぐ。
いまから準備をはじめても、けっして遅くはないでしょう。
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