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プログラミング教室にも求められる自由度 ~カリキュラム消化で創造力は育まれる?~

GMOメディアから「2020年版子ども向けプログラミングスクールカオスマップ」が公開されました。このカオスマップ、ポータルサイトを運営されているGMOメディアが作られたものですので、業界内の様々な規模のプログラミングスクールがほぼ網羅されており、非常に便利なマップになっています。


このカオスマップを見ていると、改めて「プログラミング教室業界は、異常なスピードで教材や運営会社が成長してきた」ことがわかります。

(子ども向けの教育業界に詳しい方ならお分かりいただけるかと思いますが、圧倒的に歴史の長い学習塾業界英会話スクール業界と比較して、遜色ないくらいの数の企業が参入をしています)

このように、大きな時代の流れの中で成長を続けるプログラミング教室ですが、教室内のカリキュラム・教育コンテンツについては、まだまだ色々な工夫・改善の余地があります。今回はプログラミング教室のカリキュラム構造について、少し触れたいと思います。

現状のプログラミング教室の大多数は“カリキュラム型”

まず、民間のスクール・習い事のカリキュラム構成の主なパターンをご紹介したいと思います。
民間のスクールのカリキュラム体系は大きく分けて以下の2つに分類されます。

1)反復練習型
2)カリキュラム型

それぞれについて見ていきましょう。

1)反復練習型

基本の動作や技術を教えた後、その動作を繰り返し練習するスタイル。一定の習得が出来たら次のステップに進むため、同じ動作・テーマを数か月繰り返すことも多い。

スイミングスクールや野球教室などスポーツ系や、書道やそろばんなどの芸術系の分野がこのスタイルのカリキュラム構成になっています。特に芸術系は自由発表や制作時間を設けるケースもあります。

2)カリキュラム型

スクールのカリキュラム&テキストが全◎回など、ほぼフォーマット化されており、その決められた内容を消化して、1回ごとの内容を理解・習得していくスタイル。学習塾や英会話スクールなど、テキストがほぼ確立されている学習系のスクールがこのカリキュラム構成になっています。

現状、プログラミング教室業界の大多数は、毎回のレッスンの内容やテーマが決まっているカリキュラム型で運営されています。
通う生徒は毎回毎回、スクール側から新たな技術やテーマを渡されて、それをこなしていき、その結果、それぞれの技術が身に付いていくという流れになっています。

“カリキュラム型”の課題とは?

カリキュラム型は基本的に「決められた内容を消化する」ことを主目的としていますので、技術や内容を理解するには適しています。またカリキュラムが確定するため、フランチャイズシステムなどにも適しています。

しかし、カリキュラム型の欠点・課題として、

「生徒の自由度がない」
「生徒の自主性が育ちにくい」
「創造力は身に付きにくい」

などと、しばしば言われことに、注意をしなければなりません。
実際に全員が同じカリキュラムを消化し続けるわけですから、上記の「自由のなさ」「自主性のなさ」「創造性のなさ」は必然になります。(講師の力量次第で工夫の余地はありますが、限界もあります。)

ここにひとつプログラミング教育業界の矛盾が生まれています。

プログラミング教室のコンセプトとして、多くの教室が掲げている理念が

「自主性を育む」
「子どもの創造力を育む」
「受験勉強など型にはまった教育にとらわれない教育を行う」

などの、新しい時代に求められている価値観です。

にもかかわらず、現在のプログラミング教室の多くは、上記のような理念とは逆の運営スタイルであるカリキュラム型になってしまっているのです。
これは現在のプログラミング教室が「技術や知識を身に付けてもらう」という目的を重視しているため、カリキュラム消化を徹底していることから起きてしまっている現象です。

実際に子ども達や保護者の声としても、「毎回毎回決められた内容だけをしていてつまらない」「もっと子どもが自由に作品やコードをつくれる環境がいい」といったものが出てきています。

もちろん、カリキュラム型の長所もありますが、上述した「創造力」「自主性」などを考えると、今後のプログラミング教室のカリキュラムのあり方も、一部考え直してみる必要があるかもしれません。

プログラミング教室のカリキュラムの改善案の例

自主性や創造力を育むためのカリキュラムのヒントは、それを主目的にしている“芸術系”のスクールの運営スタイルにあります。

芸術系のスクールが自由度を高め、自主性や創造力を育むための工夫としては、

・作品展や発表会などのイベントを設定する
・自由制作の時間を講座中にもうける
・自由制作の時間を年に数回もうける

などがあります。

上記のような取り組みは、おそらくプログラミング教室業界でも導入可能でしょう。

具体的には

・夏休みや冬休みの講習やキャンプの際には自由制作の時間をもうける
・講座内では定期的に自由制作の時間をもうける
・作品展や発表会を行う
・プログラミングを応用したものづくりなどの講座をもうける

などの方法が考えられます。

今回、「カリキュラム型」の課題と改善点についてご説明しましたが、
まだまだプログラミング業界のカリキュラム=商品については、改善のポイントがたくさんあります。
自社の教育理念・子ども達に何を提供したいのかを、改めて見つめなおすことによって、さらに魅力的な教育内容が生まれると思います。

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公開日:2020.01.27

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