今回は小学生以下のお子さんが楽しめる、東京近郊の職業体験ができる施設をまとめます。
職業体験とは?
職業体験とは、子どもが実際に様々な仕事を体験することで楽しみながら実際の仕事について考えたり、知識を広げるための活動です。小学校では「職場見学」というプログラムが行われていますが、職業体験では実際に自分でその職業の仕事を経験することができます。
大人たちがしている「仕事」について実際に体験をして身近に感じることができ、将来自分がどうなりたいのかを考えるきっかけになります。
職業体験のメリットとは?
子どものうちにさまざまな仕事を体験しておくことで、興味の幅が広がります。実際に自分の体を動かしてものを作ったり、経験を積むことができるため、より直観的に仕事についての理解が深まります。また、「どういう職業があるのか」「自分が何をやりたいのか」を知ることができ、自分の将来について主体的に考えることができるようになります。
進路選択に悩む中高生も多い中、小学生のうちにさまざまな仕事に触れることは、子どもの将来にとっても大きなプラスになるかもしれません。
東京近郊の職業体験ができる施設まとめ
職業体験は学校のカリキュラムではないため、受け入れ施設に自分たちで申し込むのが一般的です。そこで、東京近郊で職業体験ができる施設10ヵ所をまとめてみました。この一覧を参考に、子どもたちの成長をうながす職業体験をしてみてはいかがでしょうか。
キッザニア東京(東京都江東区)
子どもに合わせて2/3サイズで作られた町には、体験できる仕事やサービスが約100種類あります。お医者さんやパン屋さん、プログラマなど、多彩な職業体験ができます。
仕事をすると専用通貨の「キッゾ」をもらうことができ、さまざまな買い物やサービスに使えるのもポイントです。
キッザニア東京
住所:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲 ノースポート3階
時間:第1部 9:00~15:00、第2部 16:00~21:00 ※完全入れ替え制
定休日:不定休
料金:年齢や日時によって異なります。 ホームページでご確認ください。
カンドゥー(千葉県千葉市)
イオンモール幕張新都心の中にある、仕事体験テーマパーク「カンドゥー」お仕事を通じてナゼナニを楽しく学ぶ!
この記事をwww.kandu.co.jp で読む >「親子三世代で楽しめる仕事体験テーマパーク」がキャッチコピー。パイロットやユーチューバー、警察官など、約30種類の仕事を体験できます。
本物そっくりのコスチュームや本格的な道具を身に着けることができるのも魅力のひとつ。職業体験は空きがあれば大人も一緒に参加できます。
カンドゥー
住所:千葉県千葉市美浜区豊砂1-5イオンモール幕張新都心 ファミリーモール3階
時間:第1部:10:00~14:30 第2部:15:30~20:00
定休日:不定休
料金:年齢や日時によって異なります。ホームページでご確認ください。
鉄道博物館(埼玉県さいたま市)
鉄道博物館では、シミュレータを使って新幹線や普段乗っている電車の運転を疑似体験したり、屋外のコースではミニ列車を実際に運転することができます。
体験展示のほか、41両の車両展示や多くの収蔵品も揃っており、駅弁やオリジナルグッズも楽しめます。
鉄道博物館
住所:埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
時間:10:00~18:00
定休日:火曜日・年末年始
料金:大人1,330円 小中高生620円 幼児310円
東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム(東京都杉並区)
世代を超えて、日本のアニメの歴史、原理、制作工程などを体験しながら学べる、日本ではじめての施設。アニメ作品やアニメ会社、アニメに関わる作家などを特集した企画展も開催。
この記事をsam.or.jp で読む >声優の仕事に挑戦できるアフレココーナーや、コンピュータを使ってアニメのデジタル制作の体験ができるコーナーがあります。
体験コーナーを以外にも、日本のアニメの歴史や、これからのアニメを作る最新のデジタル技術の解説などもあり、アニメについて詳しく学ぶことができます。
東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
住所:東京都杉並区上荻3-29-5
時間:10:00~18:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
料金:無料
ニュースパーク 日本新聞博物館(神奈川県横浜市)
数々の歴史的資料と体験型展示で、新聞の歴史や、果たす役割を学ぶことができます。
新聞記者になって取材体験をするコーナーもあり、作った新聞は持ち帰ることができます。できた新聞を友達や家族に読んでもらったり、友達やきょうだいと比べてみるのもいいかもしれません。
ニュースパーク 日本新聞博物館
住所:神奈川県横浜市中区日本大通11横浜情報文化センター
時間:10:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日) 12月29日~1月4日
料金:大人400円 大学生300円 高校生200円 中学生以下無料
陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」(東京都練馬区)
陸上自衛隊のあゆみを知ることができるのは、陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」。展示ゾーンだけではなく、臨場感たっぷりの射撃シュミレータやフライトシュミレータなども体験できます。
迫力満点の16式機動戦闘車・AH-1Sも展示されており、陸上自衛隊が実際に使用している戦闘車や服装などについても理解を深められる施設です。
陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」
住所:東京都練馬区大泉学園町
時間:10:00~17:00
定休日:公式サイトの開館カレンダーを参照
料金:無料
鈴廣かまぼこの里(神奈川県小田原市)
小田原・箱根の観光地 鈴廣かまぼこの里|箱根・小田原のお土産を販売する観光スポット
箱根・小田原の観光地「鈴廣かまぼこの里」へようこそ!かまぼこ博物館や体験教室で遊ぶ。レストランやイートインで食べる。かまぼこ、干物、スイーツなどずらりと並ぶお土産を楽しみながらお買い物。箱根・小田原の観光を満喫。
この記事をwww.kamaboko.com で読む >職人の熟練した技を間近で見て、かまぼこ作りを体験できるのは「鈴廣かまぼこの里」です。かまぼこ作り体験のほかにも、ちくわやあげかまなどの手作り体験もできます。かまぼこソムリエが案内する「鈴廣かまぼこの里」無料ガイドツアーも人気です。
地酒を堪能できるレストランやかまぼこの食べ比べができる「鈴なり市場」もあり、お土産選びも楽しくなるスポットだといえるでしょう。
鈴廣かまぼこの里
住所:神奈川県小田原市風祭245
時間:9:00~18:00(鈴廣蒲鉾本店・鈴なり市場)
定休日:1月1日のみ
料金:かまぼこ・ちくわ手作り体験 1,760円(税込み)、ちくわ手作り体験 770円(税込み)
警察博物館(東京都中央区)
高画質のVRでバーチャル見学が楽しめるのは、ポリスミュージアムの「警察博物館」。警視庁創立140年特別展示店では140年の十大事件がまとめられており、市民の安心・安全を守る警視庁の活動を体感できます。
警察官の仕事を疑似体験できる展示や、子どもが警察官の服を着て写真撮影できるコーナーもあります。
警察博物館
住所:東京都中央区京橋3丁目5番1号
時間:1回150分の時間制限あり(受付時間含む) 1日2回(1回目:午前9時30分から正午まで、2回目:午後2時00分から午後4時30分まで)最終入館は、各回終了時間の30分前まで
定休日:月曜(祝日にあたる場合はその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)
料金:無料
篠原風鈴本舗(東京都江戸川区)
大正4年から続く、江戸時代から受け継いでいる製法を守り続けているのは「篠原風鈴本舗」。絵付け体験とガラス吹きからの本格的な体験ができるのが、篠原風鈴本舗の魅力です。絵付けだけの体験でも、職人さんがガラスを膨らませるところを見学できます。
体験で風鈴を完成させたら、当日に持ち帰りできるのが嬉しいポイント。風鈴作り体験では、6歳以上を推奨しています。
篠原風鈴本舗
住所:東京都江戸川区南篠崎町4-22-5
時間:9:00~18:00(12:00~13:00は昼休み)
定休日:日曜・祝日の午前中
料金:絵付け体験 1,600円(税込み)、ガラス吹き体験 2,200円(税込み)
東京都虹の下水道館(東京都江東区)
虹の下水道館-東京都下水道局の社会科見学向け広報施設(東京・お台場有明地区)
虹の下水道館は、東京・お台場有明地区の有明水再生センター内にある東京都下水道局の広報施設です。社会科見学、修学旅行、校外学習など団体見学にご利用ください。
この記事をwww.nijinogesuidoukan.jp で読む >下水道の不思議を実際に見て体験できるのは「東京都虹の下水道館」です。下水道管やポンプ所、中央監視室など、普段では見ることができない場所を見学することも可能。お仕事体験では、ポンプを運転して大雨から街を守る体験や下水道管の清掃なども行えます。
下水道管への理解を深めてもらうために、マンホールカードも配布されています。夏休みの自由研究にもぴったりな、虹のお楽しみキットを制作しても良いですね。
東京都虹の下水道館
住所:東京都江東区有明2-3-5有明水再生センター5階
時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
定休日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、その翌日が休館)、年末年始
料金:無料
まとめ
東京近郊で職業体験ができる施設をまとめました。小学生のうちにさまざまな職業を体験し、興味の幅を広げておくことで、憧れの仕事が見つかったり、将来なりたい職業が決まるかもしれません。
ぜひ、いろんな施設を巡って、多くの職業体験をしてみてくださいね。