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GIGAスクール選定業者のカギ!「自治体ピッチ」とは?わかりやすく解説

GIGAスクール構想を実現するためには、端末などのICT環境を提供する業者(企業)選びがポイントになります。今回の記事では「自治体ピッチ」をキーワードに、GIGAスクール業者選定の入口となるよう、わかりやすい解説をお届けします。今さら聞けない「GIGAスクール構想と自治体ピッチ」具体的な業者も含めて紹介します。

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GIGAスクール構想とは

最初に「GIGAスクール構想」について簡単に説明しますね。知ってる方、飛ばしてください!

GIGAスクール構想とは、日本中の子ども達ひとりひとりに教育ICT環境を充実させようというものです。具体的にいえば、学校で子どもひとりに1台の端末、校内の高速ネットワーク整備が挙げられます。

GIGAスクール構想
引用:GIGAスクール構想の実現へ/文部科学省

GIGAスクール構想で大切なポイントは、「多様な子ども達を誰ひとり取り残すことなく、公正にに個別最適化され、確実に育成できる教育ICT環境を実現すること」です。

そこで、文部科学省は、学校現場で子どもが利用する端末の整備に補助をだし、また校内通信ネットワークの整備に対しても、かかる費用の半分などを補助する予算を出しています。これがGIGAスクール構想の実現に向けた政府の対応です。

もちろん端末とネットワークだけでなく、教育に活用できるアプリ、生徒間や教師とのつながりを確立させるソフトなども重要です。

自治体ピッチとは

自治体ピッチという言葉を2つにわけるとわかりやすくなります。自治体とは、市町村など自治の機能をもつ公共団体です。東京都をはじめとする都道府県、市区町村といった行政ですね。

ではピッチとはどういう意味でしょうか。ピッチとは、プレゼンテーションに近い意味です。自治体に向けて各業者や企業が「こういうのがありますよ」とプレゼンテーションをすることですね。さらにプレゼンテーションでは現場の声もヒアリングし、問題点を解決し、より使いやすい端末やサポートを提供できるようにするのも目的のひとつです。

国の定義する自治体ピッチは以下の通りです。
自治体ピッチは、地方自治体のデジタル化の更なる促進を目指し、共同利用可能なシステムやアプリケーションなどを、開発者(ベンダー等)が地方自治体に対してプレゼンテーション(ピッチ)し、相互に意見交換を行うことで業務の改善・システムの改善を目指す場として、毎年9月を目安に内閣官房IT総合戦略室が開催しているイベント
出典:政府CIOポータル
自治体ピッチとは

自治体ピッチ 画像
引用:自治体ピッチについて/内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室

さて本題ですが、自治体ピッチ=自治体にGIGAスクール構想に利用する端末等のプレゼンテーションをした業者を今回はご紹介したいと思います。

自治体や教育現場にむけて「うちはこんな端末のセットを販売してますよ~、先生がすぐ使えるようにオプションでトレーニングもありますよ〜、この基本セットなら生徒がPC開いたとたんにスグに授業やホームルームとして活用できちゃうんですよ~」とアピールしている部分をまとめてみました。

GIGAスクール構想にマッチした「45,000円基本セット」

GIGAスクール構想では政府の助成金は「45,000円」と決まっています。ですから治体ピッチをした業者の基本パッケージは45,000円以内になっています。

さらに多くの業者が、教育用アプリや保守運用、教師等へのトレーニングなどを組み合わせられるオプションをつけた「応用パッケージ」を用意しています。

自治体ピッチ参加業者(ベンダー)は?

では実際に各社が提供しているGIGAスクール端末補助事業を簡単に紹介します。各社はさまざまな応用セットも用意されていますが、ここでは基本セットを掲載しています。興味のある業者のサイトにて応用セットやオプションを確認し、比較するのがおすすめです。

株式会社電算システム

OS chromeOS
価格 45,000円

MDM(モバイル端末管理)の基本機能
  • ユーザーの管理
  • セキュリティ対策
  • アプリケーションの一括管理
  • コンテンツの配布
MDMをあらかじめ設定し、生徒が端末のchromebook(ノートパソコン)を手にした瞬間からすぐに利用できます。

SB C&S株式会社

OS iPadOS
価格 45,000円(税込)

ソフトバンク系列のC&S株式会社では、他にWindows10Pro、chromeOSのラインナップも用意されています。

日本エイサー株式会社

OS Windows10Pro EducationまたはchromeOS
価格 45,000円以内(税込)

端末管理ツールや学習用ツールも装備されています。パッケージに関しては、各教育現場にあわせて相談に応じてくれます。

デル株式会社

OS chromeOS
価格 オープン

Dell chromebookのほか、Windows10Pro Educationのパッケージもあります。3つのラインナップ(chromebook2種類、Latitude1種類)から選べます。

自治体ピッチ「注目の業者3つ」

ここからは自治体ピッチのなかでも注目の業者を3つピックアップしました。

日本マイクロソフト

自治体ピッチ 業者
日本人にとって特になじみがあるのがExcelやWordといったOffice製品です。MicrosoftのGIGAスクール構想向けのパッケージに含まれるWindows10Pro Educationは、Officeとほぼ同じ形式です。先生がたにとっても、慣れているツールを利用するのでハードルが低く感じられるでしょう。

またパソコン端末も非常に幅広く選べます。HPのProbookやDynaBook、富士通ARROWSなど、この先、子ども達が社会人になってからも非常に親しみやすい機種から選べるのもいいですね。

日本マイクロソフトが注目されているポイント

【注目ポイント】Microsoft365Education GIGA Promoがスゴイ!
  • 端末管理ツール
  • 学習用ツールとしてのOffice365
  • OSは使い慣れているWindows
基本セットにもマイクロソフト教員研修プログラムがついてくるので、安心ですね。選べる端末はすべて文科省標準準拠です。

▼文科省標準仕様準拠の端末とは
  • ハードウエアキーボード付き
  • タッチパネル搭載
  • インカメラ&アウトカメラ

Google for Education

GIGAスクール向け Google

Googleも多くの人になじみのあるツールですね。chromebook(パソコン)はシンプルで頑丈なので特に小中学生には扱いやすい端末といえるでしょう。

マイクロソフトがWindowsとOfficeという特色があるとすれば、Googleには今や多くの人が利用しているGoogleドキュメントやスプレッドシートがあります。また生徒とのコミュニケーションに役立つClassroomは教師によるクラス管理だけでなく、宿題の出題とチェック、フィードバックなども簡単にできます。

Google for Educationが注目されているポイント

【注目ポイント】GMailやGooglemeetなどクラス運営に役立つ機能もいろいろ!
  • Googleドライブやドキュメントは活用しやすい
  • Googlemeetで生徒とビデオ通話も簡単
  • 耐久性があり生徒の通学、少々乱暴な扱いにも対応のchromebook
  • 生徒同士でデバイスを簡単に共有できる

NTTコミュニケーションズ株式会社

自治体ピッチ NTTドコモ

NTTコミュニケーションズ株式会社の提供するGIGAスクール基本パッケージの特徴は「LTE」環境でも快適に利用できることです。

NTTコミュニケーションズ株式会社が注目されているポイント

【注目ポイント】LTEでいつでもどこでもつながる!
NTTコミュニケーションズのGIGAスクール構想向け基本パッケージはLTE対応です。Wi-Fiは学校内では環境が整って問題がないにしても、各家庭ではどうでしょうか。Wi-Fiがない家も決して少なくないですし、またあったとしても子ども部屋などでは接続が不安定になることもよくあります。

LTEはもともと携帯電話のために作られた通信技術のため外でも快適に利用できるメリットがあります。家庭内の通信環境が対応していなくても、基本的に携帯の基地局がある範囲を中心にLTEで問題なく繋がるので、さまざまな家庭環境に対応できる点が大きなポイントです。場所にとらわれず、好きなところで学習できるため、校外学習や、たとえば家庭を離れた場所でも使えます。

ロイロノートやまなびポケット、学習支援プログラムのすらら、プログラミングが学べるembotなどさまざまな学習支援をプラスできる点も注目ですね。

まとめ|業者選びが重要なGIGAスクール構想の実現

「子どもひとりに1台の端末を」と言うのは簡単ですが、それらを準備する教育現場は大変です。今回のコロナ禍でGIGAスクール構想も前倒しになって進められていますが、どちらかといえば前のめりといった感じで「よくわからない」けれども「ICT環境とやらをとにかく整えなくては」と教育現場全体が混乱している様子も見受けられます。
  • 教員は授業や生徒の対応に多忙なこと
  • 学校組織でGIGAスクール構想に専任であたれる人員が足りないこと
  • 教師や学校にICT環境の知識が不足していること
  • 自治体により対応のバラツキがあること
自治体をはじめ、学校や職員の「ICT教育への理解」あるいは「パソコン」「ネットワーク環境」などの知識にはバラツキがあります。市町村や私立学校など教育現場によってGIGAスクール構想に対するスタンスがかなり違うのも事実です。

GIGAスクール構想の最終目標は日本中の子ども達がひとりひとり端末を利用し、新しい学びの環境を得られることです。

端末を教育現場でいかに活用するかは、まず、どのGIGAスクール構想向けセットプランを選ぶか、にかかっています。自治体ピッチに参加した企業のほとんどが、設置や環境設定、導入時のトレーニングなど学校側の対応をサポートするサービスを行っています。選ぶ側である自治体や教育現場は各社の説明を聞き、もっとも学校現場が使いやすく、生徒の学びに幅広く活用できるものを選びたいですね。

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