今回は激動の2020年をおさらいする意味を込めて、コエテコでよく読まれた記事10本をまとめました。
目次:
- 1. 小学校でプログラミング教育が必修化
- 2. 子どものタイピング練習に使える無料サービス6選
- 3. 入学祝に贈りたいプログラミングおもちゃまとめ
- 4. これさえ読めば「マイクラ」の知識はバッチリ!保護者向け「マイクラ」解説
- 5. 「ネットリテラシー」とは?解説コラム
- 6. 臨時休校中に利用できる子育て支援サービスまとめ
- 7. 新型コロナウィルス「塾・予備校・個別指導の対応状況」まとめ
- 8. 2020年の夏休みはどうなる?お盆休みはある?小学校・中学校具体例まとめ
- 9. Zoom初心者のための利用パーフェクトガイド
- 10. 教育系YouTuber・葉一(はいち)さんインタビュー記事
- まとめ:来年も保護者に寄り添った記事をお届けします
1. 小学校でプログラミング教育が必修化
ついに4月から必修化した小学校でのプログラミング教育。去年に引き続き、高いアクセス数となりました。2月末に行った「プログラミング教育についての意識調査」では、必修化の認知度は8割を超えたものの、内容に期待している保護者は4割弱にとどまっていると明らかに。
「時代の流れは感じるが、学校教育でどこまでやれるかは疑問」という保護者のホンネが透けて見える結果となりました。
なお、来年度からは中学校でプログラミング教育の内容が拡充され、再来年度からは高校でもプログラミング教育が必修化します。
コエテコではいち早く文部科学省・鹿野さんにインタビュー。「高等学校での必修化」および「大学入試で『情報科』新設」について具体的なお話を伺いました。
2. 子どものタイピング練習に使える無料サービス6選
「今や、タイピングスキルは『おはしの持ち方』と同じ」と言われることがあります。
これからの社会ではますますパソコンスキルが不可欠に。高速・正確にタイピングするスキルを早いうちから身につけておくのが重要と言えるでしょう。
保護者意識の高まりを受け、無料でタイピングを練習できるサービスをまとめたこの記事もアクセス数アップ。楽しく取り組めるものが多いので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
3. 入学祝に贈りたいプログラミングおもちゃまとめ
ついに必修化を迎えた2020年、子どもへのプレゼントとしてプログラミングおもちゃが新定番に。季節コラムにもかかわらず、多くのアクセスを集めました。
中でも人気だったおもちゃの条件は「低年齢から遊べる」こと。早いうちからおもちゃを通してデジタル技術に触れておいてほしい……そんな保護者の願いが見えてくるようでした。
4. これさえ読めば「マイクラ」の知識はバッチリ!保護者向け「マイクラ」解説
言わずと知れた大人気ゲームタイトル「マインクラフト」。アクティブ・ラーニングの教材として取り入れる学校が出てきたり、公式が「教育版」を開発してプッシュしたりと、2020年もICT教育の中心的な存在であり続けました。
保護者向けにわかりやすく解説したこの記事は、一年を通してよく読まれていた印象。コエテコには「マイクラ」特集ページもありますので、ぜひこちらもご覧ください。
5. 「ネットリテラシー」とは?解説コラム
今年5月、「テラスハウス」に出演されていたプロレスラーの木村花さんが急死される事件がありました。
事件を機に「ネット中傷」への関心が高まり、ネットリテラシーを解説した記事へのアクセス数が急増しました。
コエテコではさらに一歩踏み込み、「LINE」を開発・提供するLINE株式会社を取材。ネットを介したコミュニケーションの利便性と恐ろしさについて、実際の事例を交えながら詳しくお話を伺いました。
6. 臨時休校中に利用できる子育て支援サービスまとめ
新学期も迫る2月、新型コロナウィルスの影響で全国的に臨時休校が広がりました。
コエテコでは「今、困っている保護者に向けて何ができる?」と考え、急遽各種コラムを公開。
定期券の払い戻しや各社の子育て支援紹介、学習用娯楽コンテンツまで、プログラミング教育分野に限らず幅広くまとめました。
7. 新型コロナウィルス「塾・予備校・個別指導の対応状況」まとめ
ついに緊急事態宣言が発令され、学習塾も次々と休校に。学習の遅れを心配する保護者の間に不安が広がりました。
コエテコでは急遽、主要な塾の対応状況をまとめ、少しでも保護者の混乱が解消できるよう努めました。
8. 2020年の夏休みはどうなる?お盆休みはある?小学校・中学校具体例まとめ
緊急事態宣言が解除され、少しずつ学校が再開したものの、混乱は続きました。
夏休みを短縮して学習時間を補填することになったものの、各都道府県・各学校ごとに対応が分かれたためです。「うちの地区はどうなるんだろう?」という声が多く聞かれました。
コエテコでは発表のあった自治体についての情報をまとめるだけでなく、夏休み短縮に伴うメリット・デメリット、子どものメンタルへの影響などをわかりやすくまとめました。
9. Zoom初心者のための利用パーフェクトガイド
コロナ禍を機に、急速に広がったオンライン授業やテレワーク。「Zoom」をはじめとしたオンライン会議ツールの利用が広がり、一時はWebカメラやマイクが売り切れる事態にもなりました。
この記事ではコエテコ所属ライター・YOSHIHASHIさんが初心者目線でZoomの使い方を解説してくださいました。(なお、コエテコ編集部⇄ライターさんのやりとりは、コロナ以前より完全オンラインでした!)
ちなみに、(コエテコを運営するGMOメディア株式会社を含む)GMOインターネットグループは、最初期から「全社テレワーク」を決断したことで注目を浴びる結果に。現在も状況に応じて警戒レベルを変えながら、テレワークを実施しています。2021年も引き続き、感染拡大防止に努めていきます。
10. 教育系YouTuber・葉一(はいち)さんインタビュー記事
突如やってきた「ステイホーム」期間、ただでさえ手いっぱいの保護者が「良質なオンライン学習コンテンツ」を探し出すのは容易なことではなかったでしょう。
教育系YouTuber・葉一さんはそんな保護者にとっての救世主。YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」での授業動画配信に加え、Webサイト「19ch.tv(塾チャンネル)」でプリントを無料配布されるなど、新時代の教育シーンを切り拓いてきた方です。
以前より子どもからの信頼が篤い方でしたが、コロナ禍でさらに注目度がアップ。それに伴い、2019年に実施したインタビュー記事も再度アクセス数が伸びる結果となりました。
取材当時は約70万人だったチャンネル登録者数も、現在では125万人に。一部自治体では自宅学習用コンテンツとして葉一さんのチャンネルが紹介されることもあったそうです。時代が変わりつつあるのを肌で感じる2020年でした。
まとめ:来年も保護者に寄り添った記事をお届けします
振り返ってみると、あっという間に過ぎた1年間でした。”プログラミング教育をわかりやすく伝えるメディア”として運営してきた「コエテコ」ですが、コロナ禍により「保護者の気持ちに寄り添う」スピリットを再確認したような気もします。
来年もプログラミング教育はもちろん、幅広くICT教育に関わるトピックをお届けしていければと思いますので、ぜひご期待くださいね。来年も「コエテコ」をよろしくお願いいたします!