プログラミング知識0でベンチャー企業にエンジニア就職!?COACHTECH在籍生にインタビュー
そんな中、コエテコ編集部に「ぜひうちのスクールも知ってください!」とご連絡をいただいたのがCOACHTECH(コーチテック)。就・転職を目指す「スキルアップコース」だけでなく、未経験からのエンジニア独立を目指す「フリーランスコース」を備える新進気鋭のプログラミングスクールです。

今回は半導体メーカーに勤務しながらCOACHTECHに通い、独立への一歩を踏み出した「なお」さんにインタビュー!
「実は、まったくの未経験からエンジニアとしてベンチャー企業に飛び込んでみたことがあって……当時はメチャクチャでしたね(笑)」
穏やかな物腰からは想像できない、冒険気質なキャリアの全貌とは!?くわしくお話を伺いました!

インタビューに協力してくださった「なお」さん
記事のダイジェスト/COACHTECHの評判とクチコミまとめ
・転職だけでなくフリーランス独立も支援
・大事なのはスクールという場をどれだけ利用できるか
COACHTECHはオーダーメイドのカリキュラムに沿って学習し、いつでもLINE@で相談できるオンラインプログラミングスクールです。受講料は350,000円(フリーランスコース4ヶ月プランの場合)で、卒業生限定の「COACHTECH Pro」への入会を認められた受講生には"最初の案件保証”もある点が特徴のスクールです。
COACHTECHについて、この記事でインタビューしたなおさんの意見をもとにまとめてみました。
COACHTECHの良いクチコミ
インタビュー内容と、コエテコ上にあるクチコミから抜粋すると、COACHTECHの良いクチコミは以下のようにまとめられます。質問対応のクオリティもよく、カリキュラム上の質問はもちろんですし、「フリーランスとして独立するために学んでおくサブスキルは?」といった雑談寄りの悩み相談も受け付けてもらい、モチベーションの維持につながりました(なおさん)
COACHTECHの悪いクチコミ
同じく、COACHTECHの悪いクチコミは以下のようにまとめられます。私が受講したスキルアップコースではバックエンドの勉強もしていたのですが、勉強のレベルが高く、テキストの学習を終えるのが精一杯でその後が続きませんでした(男性/30代)それではいよいよ、実際に通われていた、なおさんにお話を伺ってみましょう!
- 30代 男性
- メーカー/製造業
- 卒業生
未経験30代でも卒業できたので、おすすめです。遅いなんてことはありません。
★★★★★
5.0
他のスクールにはない取り組みとして、要件定義やER図作成、AWSへのデプロイと実際の業務を行う際に必要となる基礎的な知識を学習することができた。詳細をみる
- 30代 男性
- 福祉
- 卒業生
年齢が高くても完全未経験でも本気で人生変えたいという方にはおすすめ!
★★★★★
5.0
全くの初心者でもサポートが手厚く、諦めなければ必ず技術が身につくようになっている。詳細をみる
- 40代 男性
- メーカー/製造業
- 卒業生
未経験からフリーランスとして最初の一歩を踏み出す切っ掛けを作るには最適なスクール
★★★★★
5.0
本スクールを選択する前に複数校カウンセリングを受けましたが、私の場合は他スクールだと年齢的に転職保証等の対象外でした。 そのため他スクールを選んでいたら、学習を終えスキルを習得したとしても、プログラマーとして最初の一歩を踏み出すのはかなり厳しい、という状況になっていたと思います。 COACHTECHでは、努力次第でCOACHTECH Proに入会でき、最初の開発実績・案件を保証してもらえる、というのは非常に大きな魅力と感じました。 ただし、学習や課題はそれ相応の時間投下が必須な内容とも感じました。 また、受講料は決して安くない金額のため、他の生徒さんと交流する機会があると、どの方も本気度が高い方ばかりという印象を受けました。詳細をみる
- 20代 男性
- アルバイト
- 卒業生
全体的なサポートがすごく充実しているので初学者にオススメのスクール!
★★★★★
5.0
初学者でもわかりやすい箇所から教材を進めていくのでつまずく事が少ないです。 基本的には1人で学習を進めるので問題解決能力がかなり高まります。 教材の後半は応用を学びますが、もし分からなければ質問ができるので問題なく進めれます。詳細をみる
事前知識ゼロでエンジニア転職!?波乱の10ヶ月
—本日はありがとうございます。まずは、なおさんのこれまでのキャリアを教えてください。私は九州の大学を卒業し、化粧品メーカーの研究開発職へ就職しました。「まずは3年」と言われますが、僕は3年もたなかったパターン(笑)。徐々に転職を意識するようになり、2年半で退職してしまいました。
で、ここからがちょっとユニークなんですが、まったくプログラミングの経験がないままにエンジニアとしてベンチャー企業に転職したんです。
—まさかの冒険ですね!
そうですよね。化粧品メーカーにいた頃からデジタル化の波を感じていたのもあり、思い切った決断をしました。まだ若かったですし、会社もスタートアップの時期だったのでポテンシャルを評価してくださったんだと思います。
入社後は、某大手プログラミングスクールが提供している1週間のプログラミング研修を受講して即・実戦へ。働きつつ勉強もして、夜中にシステムエラーが出たら起きて対応して……という感じで、今考えるとメチャクチャな生活でした。

でも、そんな暮らしを長く続けることはできず……。土日も返上して勉強したものの、やはり独学では限界があると痛感したんです。結局、10ヶ月でもとの化学系業界に戻ることにし、現在は大手メーカーで半導体の研究開発を行なっています。
—もとの得意分野を生かせる業界に戻ったんですね。それでも、再びプログラミングの勉強を始められた理由とは。
そもそも、プログラミングを仕事にしたいと考えたきっかけは「人に喜んでもらいたい」という気持ちでした。大学や化粧品メーカーでの勤務中にも、ちょっとツールの使い方を教えてあげるとすごく喜んでもらえたな、という思い出があって。
一方で現在の仕事は、半導体という製品の性質上、お客様との距離がどうしても遠いんです。しかも性能勝負なので、せっかく開発してきたものが「不採用」と判断されることも……。そこへコロナ禍が重なって。
—時代の変化を感じ、エンジニアへの転身を意識されたと。
はい。業界的にも、海外製品が台頭する中で今後どうなっていくんだろうという不安もあったので。できれば自分の好きな分野で、場所に縛られず働けたら幸せだなという気持ちが大きくなっていきました。
そこで、働きながらプログラミングスクールに通う決断をしたんです。
Twitterの「勉強垢」で情報収集
—もう少し掘り下げて聞かせてください。ベンチャー企業でエンジニアとして働いていた頃はどのように勉強されていたんですか?当時はまだオンライン講座やスクールという選択肢がなかったので、本を読むしかありませんでした。先輩方からおすすめの本を聞いて独学しました。
言語はRubyと基本的なJavaScript、あとはAngularをちょっと触りました。
—独学からプログラミングスクールへの入会を決めた理由とは。
独学の限界を感じたためです。僕は今年で30歳になるので、スピード感が欲しいなと。そうなると、手探りで学習するのは効率が悪いと判断しました。

—そこからどういう流れでCOACHTECHに決めたのでしょうか。
まずは比較サイトやSNSで情報収集をしました。とくに参考にしたのはTwitterですね。情報収集用のアカウントを作り、実際にプログラミングスクールに通われている方からお話を聞きました。
COACHTECHに決めたのは、その中の一人が実際に通われていたからです。「カリキュラムをこなすだけでなく、一人一人の要望や進捗状況に合わせたオーダーメイド授業が受けられる」と聞いたのが決め手になりました。

COACHTECHにはオリジナルの「受講前診断」がある
多くのスクールが就職・転職に重きを置く中、フリーランス独立を支援してくれるのも魅力的でした。
どうしても気になる「返金保証」のウラ事情
—入会前のカウンセリングではどのようなお話をされましたか。「フリーランスは簡単になれるものではありませんよ」と言われました。「各自の努力次第です」と現実を突きつけてくださって、それがむしろ良かったですね。
—一部のスクールでは「転職できなければ返金」などの保証制度を設けていますが、COACHTECHはどうでしたか?
保証制度はとくにないのですが、個人的にはデメリットを感じません。
「転職できなければ返金」って、裏を返せば「転職させれば返金しなくていい」じゃないですか。
もちろん誠実なスクールもあると思いますが、悪質なスクールだった場合「どんなブラック企業でもいいから押し込んでしまえ」と考える可能性があるのでは?と勘繰ってしまったんです。

スクールでの学習をものにできるかは自分次第。自ら仕事を取ってくるためのスキルを身につけなければどのみち通用しないかなと思い、返金の有無はあまり重視しませんでした。
「働きながら」にフィットする学習スタイル
—続いて、入会されてからのお話を聞かせてください。私がいた頃のCOACHTECHのカリキュラムは、このような流れで進みました。

僕はちょうどベーシックタームが終わり、アドバンスタームの学習が始まったところです。

2020年1月20日現在のカリキュラムフロー
—普段の学習はどのように進むのですか。
オンラインのテキストに沿って練習問題をこなしたり、実際にオリジナルのアプリを作ったりしながら学びます。
分からないところはLINE@で質問できるのに加え、週に1回コーチと面談する機会があり、メンタリング(コーチング)と学習計画の作成・マンツーマンの指導をしてもらえます。
—日々の学習は自分で進めるスタイルとのことですが、その点にさみしさは感じませんでしたか?
僕の場合は、自分で進めるスタイルのほうがむしろ合っていました。会社で働きながら受講しているので、勉強時間がどうしても21時以降になってしまうんです。突発的な残業もあるので、スケジュールの調整が難しいかなと。
LINE@の受付時間は9時〜21時なので、夜の間に質問をいくつか送っておいて、昼休みに内容を確認し、夜に実践、というサイクルで学習を進めました。週1の面談もあるし、とくにさみしさや物足りなさは感じませんでした。

なおさんはあまり重視しなかったそうだが、LINE@での質問対応はリアルタイム性も魅力。ほとんどの質問は30分以内に回答をもらえているそう
—質問対応のクオリティはどうでしたか?
非常に満足しています。毎日5、6回は質問したでしょうか。
カリキュラム上の質問はもちろんですし、「フリーランスとして独立するために学んでおくサブスキルは?」といった雑談寄りの悩み相談も受け付けてもらい、モチベーションの維持につながりました。
とくに勉強になったのが、ポートフォリオ(制作実績例)への考え方。僕の知っている限りですが、フリーランスの方はよくポートフォリオを作って営業に行かれますよね。「僕も作ったほうがいいでしょうか?」と質問したら、「いや、それよりもオリジナルのアプリをGitHubにアップしましょう」と。
最近はカリキュラムにポートフォリオ作成を組み込んでいるスクールも多く、それだけでは他のフリーランスと差別化ができないとアドバイスしてもらったんです。
このように、実際に仕事をとってくるためのポイントやマインドセットを教えていただけるので非常にありがたいです。
広範囲をカバーする学習内容
—カリキュラム内容についてですが、かなり量が多く、難しい印象です。学習していてハードなのでは。正直、けっこうキツイですね(笑)。「これってどのくらい理解しなければいけないんですか?」と質問したくらいです。
そこで言われたのは、ひとまずは「コードを読めるレベル(何をしているのか理解できるレベル)」に達すればいいよと。実際に活用するのは、作りたいものが決まってからで大丈夫と言われました。

ベーシックタームのカリキュラム例(一部抜粋)
—なるほど。確かに、必要に駆られて学ぶほうが吸収が早い気がしますね。
そうなんです。それを聞いてからは学習のスピードを上げて、だいたい1ヶ月半くらいでベーシックタームを終わらせました。
—今はアドバンスタームに入られたそうですが、ベーシックタームとの違いは?
アドバンスタームに入ると、アドバンス以上限定のSlackチームに入ることができます。
コーチとの個人チャンネルもあり、COACHTECHのコミュニティに迎え入れられたな、という雰囲気です。
ベーシックの頃は他の受講生と交流する機会はなかったので、新鮮です。

アドバンスタームに入るとSlackコミュニティに参加できる。なおさんはこれが嬉しかったそう
—アドバンスが終わるとCOACHTECH Proへの所属テストがあるそうですね。
はい。それも個人的にはモチベーションになっています。「COACHTECH Proに所属すらできないようでは、フリーランスは無理だな」と判断する基準になるので。

COACHTECH Proにはなんと「最初の案件保証」あり。フリーランスとしての一歩が保証されているのは心強い
運営体制は発展途上。満足度は高いが、さらなる向上に期待
—あえて聞きますが、COACHTECHに満足できなかった点はありますか?うーん、強いて言うなら2点でしょうか。
まず1点目は、良くも悪くもベンチャー気質なスクールなので、ときどき運営に不備があるなと感じること。
ときには「ここを改善して欲しい」とリクエストしたこともありました。改善スピード自体は早かったので大きな不満は持ちませんでしたが、大手と比べるともろもろ発展途上かもしれません。
もう1点は、先述したポイントにもつながるのですが、LINE@でのやりとりとコーチの認識に時折ズレがあったことです。
LINE@は運営の方がチームで対応しているので、そこでのやりとりをコーチがすべて把握しているわけではないんですね。そのため、面談の際にうまく情報の連携がとれていないことがありました。
総合して、大手スクールのような手厚さを求めている方には合わないのかもしれません。とはいえ僕個人は満足していますし、これからもっとよくなっていったらいいなと感じます。

なおさん曰く、料金も「これだけの内容なら、むしろ安い」そう。大人の習い事として手の届きやすい価格設定だ
「スクール=悪」は短慮、最大限に活用する方法を考えよう
—COACHTECHでの学習を終えたあとのビジョンを教えてください。勤務先は規定の範囲内で副業OKなので、まずは会社員を続けながらフリーランスとして仕事を受注していきたいです。そこでスキルや実績を得て、勝算があれば独立、という形を考えています。
—最後に、プログラミングに興味はあるけれど、一歩踏み出す勇気が出ない方に向けてメッセージをお願いします。
プログラミングスクールは自動車学校に似ていると感じます。習わなくても運転できる人はいるでしょうが、基本スキルと知識を身につけ、いろいろなところへ行けるようになるきっかけをくれるのがスクールではないかと。
プログラミングスクールの数が増えてきたことで、一概に「スクール=悪」とみなす極端な論調をよく見かけるようになりました。「スクールなんかに通っているようじゃダメだ」とキツい言葉で指摘する方もいます。
でも、どんなことがきっかけになるかは人それぞれで、大事なのはスクールという場をどれだけ利用できるかだと思います。簡単な道のりではないかもしれませんが、興味があるのならぜひチャレンジしてみてください。僕も引き続き、頑張りたいと思います!

—ありがとうございました!
スキルアップから独立まで!フリーランスへの一歩を踏み出すならCOACHTECH
WRITERこの記事を書いた人
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2023.04.27|小澤志穂
※ちょっと補足※
今年からカリキュラムフローが新しくなりまして、事前学習期間がなくなり、代わりに1ヶ月の質問対応期間を設けています!
理由としては、受講生の方によっては事前学習の期間を十分にとることができず、サービスを提供する期間に差が出てしまうためです。
新たに設けた「1ヶ月の質問対応期間」は好きなタイミングで利用することができます。これまで通り、ベーシックターム前の学習に使っていただいてもいいですし、アドバンスターム終了後に成果物(フリーランスとして仕事を得るための作品)を制作しながら使っていただいてもかまいません。
以前の制度より自由度が上がり、より学びやすくなったんですよ!