小学生のときとは異なる勉強方法や時間の使い方が求められる中学生では、スタートダッシュがより重要と言えるでしょう。
この記事では、中学生が勉強につまずく原因と対策をふまえて、スタートダッシュに成功させるための方法やおすすめの塾・通信教育を紹介します。
春休み中、中学校進学に向けての準備をしておきたいときにもぜひ参考にしてください。
中学生で成績が落ちる、勉強が嫌いになる原因
中学生になって成績が落ちたり、勉強が嫌いになったりする原因を解説します。基礎学力が不足している
中学生の成績は、定期テストの点数によって左右されます。提出物をきちんと出す、授業では積極的に発言するなど平常点が良くても、定期テストの点数が平均程度の場合5段階評価では3止まりになることが多いようです。定期テストで点数を取るには、授業で習ったところをしっかり理解していなければいけません。さらに、次の単元や学年に進むときには、今まで習ったことを理解していることが前提で授業が行われます。基礎学力が不足していると、成績は落ちる一方となるでしょう。
勉強方法が間違っている
定期テストで良い点を取るために、その場しのぎの丸暗記をしているのは正しい勉強方法とは言えません。丸暗記は、その場ではテストで良い点数が取れたとしても、勉強の根本からの理解はできていない状態であると言えます。そのため、学年が上がって勉強や授業の内容が難しくなるにつれてどんどん理解できなくなり、成績も落ちてしまうでしょう。勉強量が不足している
中学生になると、部活や習い事を本格的に行ったり、または小学校よりも通学に時間がかかったりといった理由で自宅にいる時間自体が少なくなることが多いもの。その結果、全体的な勉強量が不足してしまい、成績が落ちるパターンも見られます。なお勉強量が不足している原因には、単純に勉強をする時間が足りないだけでなく、やる気がなくて本人が家で勉強をしない場合もあります。
テストが難しい、範囲が変わったなど
成績が下がったり、テストの点数が悪かったりしても、中学生本人に原因がない場合があります。たとえば定期テスト直前で範囲が変わった、今回だけ範囲が極端に広かった、難しかったという場合などがこれに該当します。この場合は、全体の平均点も低いため、テストの平均点を見て判断しましょう。本人に成績が下がる原因がない場合は、焦って対処する必要はありません。様子を見てみましょう。スタートダッシュにも有効!成績を下げない&勉強を嫌いにさせないための対処法
中学生からのスタートダッシュにも有効な、成績を下げない&勉強嫌いにさせないための対処方法を解説します。基礎学力不足の場合は総復習をする
基礎学力が不足している場合には、不足している学力を補うための対策が必要です。春休みなどの長期休みを利用して、総復習をする、講習を受ける、問題集を解くなどの対策を行いましょう。基礎固めをしっかり行うことで、基礎学力不足を補うことができます。正しい勉強の方法を身に付ける
勉強の方法が間違っているときの対処方法です。成績の良い友達の勉強方法を見習う、塾などで学習方法について指導してもらうなどの対応を行いましょう。勉強を効率化させる
部活などで忙しい場合、限られた時間でしっかり勉強できるように勉強を効率化するのがおすすめです。すきま時間を使って勉強をするほかにも、塾や通信教育を利用するのも良いでしょう。通信教育の場合は、通学時間不要、スケジューリングしやすいといったメリットがあります。勉強へのモチベーションを保つ
やる気が起きなくて勉強が嫌いになる、または勉強量が不足している場合の対処方法です。家で集中して勉強できる環境を作る、やる気を引き出してくれる塾や家庭教師を見つけるなどの対策を行いましょう。中学生のスタートダッシュにもおすすめの塾・通信教育6選
中学生の成績が下がってしまう原因はいろいろありますが、それらの原因にアプローチしてくれる塾や通信教育もあります。春休みの時間を利用してスタートダッシュに備えたいときにもおすすめの塾と通信教育サービスを6つ紹介します。東進オンライン学校中学部
オンラインで楽しく、分かりやすい授業を展開しているのが東進オンライン学校中学部です。一流の講師陣による、今まで見たことのない楽しく理解できる授業をオンラインで配信しています。
たとえば英語の映像授業では、ネイティブ講師と日本人講師が掛け合いをしながら授業を展開します。英会話による英文法の解説から、ネイティブの発音まで身に付けられるのが魅力です。数学では、表面的な解き方を教えるだけでなく考え方を理解し、数学の楽しさにつながる授業を行っています。基礎固めから予習、定期テスト対策まで自由自在に授業を受けられるのも魅力です。
森塾
「楽しくて成績が上がる個別指導塾」として、一人ひとりの理解度や個性に合わせて成績アップをサポートしているのは森塾です。「やればできる」という自信がもてることを保証する「成績保証制度」が用意されているのが特徴です。
授業では理解が出来ていないのに先に進むことがないように、毎回「クリアテスト(理解度テスト)」が実施されており、テストの結果によっては「特訓部屋」が用意されているので、できるようになるまでとことん指導してくれます。定期テスト前にはテスト対策の特別授業も実施されるので、通っている学校に合わせて定期テスト対策が可能です。
Fitオンラインゼミ
映像授業とライブ授業、さらに個別のWeb指導を組み合わせたオンライン学習を提供しているのがFitオンラインゼミです。生徒2人に対して講師1人の個別指導に加えて、1コマ20~45分の集団で受けられるライブ授業、単元ごとのポイントの確認や演習に最適な映像授業と、学習方法や目的に応じた勉強方法が選べます。ライブ授業は月間120授業を展開し、講師と生徒がコミュニケーションを取りながら進めていきます。映像授業はいつでもどこでも見られるため、自宅でのすきま時間を使った学習にも向いています。
ネット松陰塾
「自分で考える力を身に付ける」がコンセプトの指導を行っている松陰塾の指導をオンラインで受けられるのがネット松陰塾です。生徒はパソコンやiPadを使って、自立学習教材「Showinシステム」を使って学習を進めます。Showinシステムは国内最大規模、小・中学生5教科の12万問題数をほこる学習システムです。週に1~3度、全員社会人のプロコーチである先生からSkypeやLINE電話などのTV電話を通じて指導を受けます。指導では、ノートのチェックからつまずき箇所の確認まで行い、自宅で生徒が自ら勉強する習慣を身に付けさせます。
秀英iD予備校
小中校一貫教育を行っている秀英予備校のオンラインコースが秀英iD予備校です。決まった時間に映像授業を配信することで、机に向かう習慣を身に付けます。5教科コース、英数国コース、理社コースの3つのコースを展開しているため、学習スタイルや目的に応じたコースを選んで受講できます。授業で使用するテキストや授業の内容は、学校の教科書に対応しており、定期テストのための復習から、学校の授業の先取りまで可能。基礎固めから発展まで、生徒の学力に合わせて授業が受けられるため、苦手な科目の克服や基礎学力不足を補いたいときにもおすすめです。
オンライン明光義塾
生徒一人ひとりに合ったプランを作成した上で行う、明光義塾の個別指導をオンラインで受けられるのがオンライン明光義塾です。自宅にパソコンやタブレット、インターネット環境が整っていれば受講可能で、中学生の全学年、全教科に対応しています。オンラインでの個別指導は、対面での個別指導と同じ90分間です。双方向の個別指導のため、分からないところもその場で質問できます。必要に応じて、いつでもオンラインから教室での対面式個別指導への切り替えが可能です。
まとめ
中学生の成績が下がる、勉強が嫌いになる原因と対処法、中学生からのスタートダッシュにもおすすめの塾と通信教育を紹介しました。中学生になると勉強量が不足しやすく定期テスト中心の成績基準になるため、小学生までの勉強方法のままでは成績が下がってしまうことがあります。苦手な教科や分からないところはそのままにしておくのではなく、春休みを利用して基礎固めを行うのが、中学生からのスタートダッシュの成功につながります。
春休みに塾や通信教育で指導を受け、自分に合っていれば中学生になっても継続して利用可能です。塾や通信教育で、中学生からのスタートダッシュを成功させましょう。
通信教育を詳しく調べたい方は、下記記事も参考にしていただけますと幸いです。
もし、パソコンに向き合う習慣がついているのなら、オンライン塾の導入を検討してみるのはいかがでしょうか? この記事では、中学生向けオンライン塾の特色や利用するうえでの注意点をわかりやすく解説します。コエテコが厳選した中学生向けオンライン塾おすすめもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
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