英語に対する苦手意識とは?

英語をむずかしい、苦手と考えると考える人には大きく2つのグループに分かれるようです。
①学生時代の苦手意識を引きずっている
②再チャレンジして挫折した
まず、それぞれの理由と原因について考えてみます。
①学生時代の苦手意識を引きずっている
学生のときに英語成績が悪かった。そのためにいまでも苦手意識を引きずっているというパターンです。このような人には以下のような原因があるようです。暗記を強制されて英語の楽しさがわからなかった
英語が苦手の多くの理由は中学1年の英語教師との相性の悪さにありそうです。とくに文法の基礎がわからないまま、単語の記憶ばかりを強制され、意味がわからずに拷問のように感じたという人も少なくありません。日本語と英語の違いが理解できなかった
語順の違いや発音の違い、三人称単数現在の考え方など、英語には日本語と基本のところで異なっている点がいくつかあります。基本的な構造をよく理解しないまま先に進んでしまうと、十分な理解ができず苦手意識がいつまでも解消されないかもしれません。授業のスピードが速すぎた
中学校の英語では知識ゼロの状態から、ものすごいスピードで進み、3年間で基本的な文法をほぼマスターする学力を求めます。途中でいったんつまずくと取り戻すのが、かなり困難になりますね。暗記が上手な人はいいですが、じっくり考えて先に進みたい人ほどスピードに追いつかず苦労することになるようです。「それ、あるある」という感じ。誰でも結構身におぼえがありそうですね。このほかにも運動部の練習がキツくて授業中寝ていた、という人もいそうです。
②再チャレンジして挫折した.
就職を前にした大学生や会社のなかで昇進や海外勤務を目標にすると、英語は苦手ではいられない場合もよくあります。そんななか、再度学習して「やっぱりダメだった」と苦手意識を新たにする人もいそうです。そんな場合の原因についても考えてみます。学習を習慣化するのに失敗した
よく言われる英語学習の鉄則に「1日5分でもいいから毎日つづける」というものがあります。とくに社会人の場合急な残業や酒の席が入るたび、学習時間がとれずにズルズルと挫折してしまう人も多いようです。自分に合わない学習方法を選んでしまった
とくに大人向けスクールの場合、多くが独自のメソッドによってレッスンを行っています。「発音を矯正する」「ディクテーション(聴きとり)とシャドーイング(音声に合わせて発声する)を徹底的に行う」「ネィティブスピーカーとの会話時間を増やす」など。ここで自分に合っていない学習方法を選ぶとストレスばかりがたまり、学習効果が上がらないことになってしまいます。学習成果が実感できなかった
最近、英語学習シーンでよく使われる言葉にプラトー(plateau)があります。本来は高原、台地の意味ですが、学習をつづけても成果が実感できない時期があり、レベルが高くなるほどに、この停滞期間が長くなるという説です。とくに独学の場合など、このプラトーがつらくて、挫折してしまうというケースが非常に多いといわれます。学習の孤独さに耐えられなかった
英語学習にはさまざまなメソッドがありますが、最終的には自習の積み重ねで上達していくしかないといわれます。仕事から帰って疲れた体で夜一人学習する孤独感に耐えられず挫折してしまったという話もよく聞きます。そうじゃなくても忙しいのが社会人。学習をつづけるためのモチベーション管理が必要なのが、よくわかりますね。
むずかしい英語の苦手を乗り越える、5つのアイデア
英語に苦手意識を持っている人にとって、英語学習のプレッシャーは苦しいばかりに感じるでしょう。そんななかで「英語はむずかしい」という先入観を乗りこえる方法はないか考えてみました。①趣味の世界から少しずつ英語にふれてみる
英語=勉強、義務という先入観が英語学習に向かう壁になっている人もいるでしょう。そんな場合には、自分の好きなところから英語との付き合いをはじめてみるのも一つの考えかもしれません。音楽が好きなら、英語の曲の歌詞を日本語に訳してみる、映画が好きなら最愛の作品を字幕なしで見る、好きな童話を英語で読む・・・など、趣味の世界が広がることで英語との接点が生まれてくるかもしれません。②基礎の基礎からやり直してみる
英語の基本が十分に理解できていないと感じている人は第一歩からやり直してみるのもおすすめです。思いっきり初歩的な参考書をさがしてゼロからやり直してみましょう。(小学校で英語が必修化される前の中一の教科書があれば最適です)。大人になったいまなら、昔は意味がわからなかった英語も難なく理解できるはず、苦手意識がなくなれば、そこからぐんぐん上達できるはずですね。③オンラインスクールを選択する
なかなか学習に時間がとれずに挫折した経験者なら、オンラインで英語や英会話を学ぶスクールを選んでみてはいかがでしょう。Covid-19によるパンデミック以降、日本でもオンライン英語/英会話スクールは急増して価格も月1万円以下の低価格から受講できるところも増えてきました。自宅のパソコンやタブレットで受講できる手軽さも大きな魅力。カリキュラム内容もバリエーション豊かで初心者向けのコースを用意しているスクールも数多くあります。苦手な英語に勇気ある一歩を踏み出すには最良の選択の一つでしょう。④カウンセリングの充実したスクールを選ぶ
社会人になって英語にチャレンジして挫折経験のある人は、学習計画をきちんと立てずにもう一度、と思っても、同じ失敗を繰り返すかもしれません。挫折したのには理由があり、それを取りのぞけば今度はきっとうまくいくはずです。そんな人のために学習計画や上達チェックまでしてくれて、確実にゴールに導いてくれるのが英語コーチングです。また、最近のオンラインスクールにはカウンセリング機能充実をアピールしているところもあります。まず、相談してみる、これも一つのアイデアです。⑤いっしょに英語を学ぶ仲間を見つける
あなたが会社に勤務していて、苦手な英語にチャレンジする必要がある場合には職場のなかで旅の仲間兼ライバルをさがしてみるのもいいでしょう。ちょっと前までオンラインスクールはマンツーマンに限られていましたが、最近はZoomなどアプリの進歩によりグループ学習ができるスクールも増えています。英語がむずかしい、苦手と感じ挫折してきた経験者なら、原因を取りのぞけば、今度こそうまくいくはずですね。ここから先には、英語が苦手な人でも再チャレンジできるおすすめスクールを紹介します。
英語むずかしい?苦手意識の持ち主にフレンドリーなおすすめスクール5選
とくに挫折経験のある人ほど、スクール選びは慎重であるべき。ここではコエテコ基準による「英語はむずかしいと考える人が、再チャレンジするときに最初に検討すると正解かもしれない」おすすめスクールを紹介します。フレンドリーな会話が楽しめる|DMM英会話

DMM英会話は世界126ヵ国の講師からマンツーマンで英語レッスンを受けられるオンライン英語/英会話スクールです。講師はアメリカ、イギリスをはじめ、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチアなどの東欧圏、アフリカ諸国やジャマイカなども含めた世界各地に広がっていて、異なった文化のなかで生活する人々との会話を楽しめます。
魅力は365日24時間、毎日レッスンを受けられて習慣のなかで英語の苦手意識から抜け出せること。とくにフリートークを選択すれば、講師にたくみに話をリードしてもらいながら自由に話を進めることができて、楽しみながら自然に英語力も向上すると評判です。
ここがポイント!
- 世界126ヵ国の講師からマンツーマンで英語レッスンを受けられる
- 365日24時間受講可能、毎日レッスンを受けられるので英語学習が習慣化する
- フリートークを通じて楽しみながら英会話の基本が得られる
プロ教師による安定した指導を受けたいなら|QQ Englishオンライン

多くのオンライン英語/英会話スクールがパートタイムの講師中心で構成されるのに対して、全員が正社員として働ききびしいトレーニングを受けたフィリピン在住者というのがQQ Englishオンライン。講師は皆、語学指導のための教育を受けていて、英語が苦手で不安いっぱいで飛び込んだ受講者にも、きちんとした方向を立てて指導してくれると定評があります。
オリジナルのレッスン通信ツールは、テキスト画面が見やすく視覚的に理解できると好評。またレッスン内容は録画して何度も再生でき自分の欠点も再確認できます。
ここがポイント!
- 講師全員が正社員&プロフェッショナルな安心感がある
- 語学指導の教育を受けた講師が、英語が苦手な学習者も方向立てて、きめこまかく指導
- 見やすく視覚的に理解できるレッスン通信ツール。録画→再生も可能
基本の基本から英語を学び直せる|学研のオンライン英会話Kimini

学研のオンライン英会話Kiminiは日本有数の総合教育企業 学研グループが提供するオンライン英語学習サービスです。もともとパソコンやインターネットの知識がとぼしい子どもでも無理なくオンラインで英語学習ができるサービスをめざしただけあって、大人向けのコースでもカリキュラムのきめ細かさとホスピタリティの高い講師の指導には定評があります。
とくに人気があるのは総合英語コースで、さまざまなシチュエーションにおける英会話だけではなく、英語の基礎といえる文法知識まできちんと学べ完成度の高い英語力を獲得できます。英語をむずかしいと感じる初心者も、経験者が英語力を磨き上げるにも役立つ汎用性の高い内容が好評です。
ここがポイント!
- 日本有数の総合教育企業 学研グループのオンライン英語学習サービス
- ホスピタリティ高いフィリピン在住講師による安定した指導
- 人気があるのは、初心者から経験者まで対応できる汎用性高い総合英語コース

親切なカウンセリングが強みの英語コーチングなら|レアジョブSMART Method®

レアジョブSMART Method®は、オンライン英語/英会話スクールとして豊富な経験を持つレアジョブが提供する英語コーチングです。話せない原因を徹底的につぶして伸ばすレッスン学習/圧倒的な会話量/課題の克服だけを意識した自主学習などにより、英語が苦手・むずかしいと感じる人でも目標レベルに到達させてきました。
初心者にとってありがたいのは信頼して任されるコンサルタントの存在です。全員がビジネス経験者で日本語でコミュニケーションできます。一歩進むごとに迷い悩み苦しむ英語学習者を導いてくれると評判です。
ここがポイント!
- オンライン英語/英会話スクールとして経験あるレアジョブが提供する英語コーチング
- 圧倒的な会話量で話せない原因を徹底的につぶしていく
- 日本語とビジネスを理解したコンサルタントによる親切なカウンセリング
仲間といっしょに切磋琢磨していきたいなら|TORAIZ(トライズ)

「楽でないからこそ、トライズの学習成果は即効です」という挑戦的なアプローチで人気を集めている英語コーチングがTORAIZ(トライズ)。1日3時間、1年で1,000時間の学習+日本語によるコンサルタントとネイティブコーチが日々のサポートを行っていきます。
TORAIZ(トライズ)の特徴は、マンツーマン指導だけでなくグループレッスンも受けられること。実際に人間対人間で会話することで、知識に終わらない生きた英語を学ぶと同時に、同じ目標に向かう仲間と出会える心強さも感じられると好評です。
ここがポイント!
- 1日3時間、1年1,000時間の学習で本当に話せる英語をめざす
- 日本語によるコンサルタントとネィティブコーチが日々のサポート
- 実際の生きた会話ができ、仲間と学ぶ心強さもあるグループレッスン
まとめ|英語むずかしい?苦手意識はステップバイステップで乗り越えよう
2022年、「ビジネスに英語は不可欠」といわれればいわれるほどに「でも、英語はむずかしいから」「苦手だから」と尻込みしてしまう人も多くなっているかもしれません。でも、考えてみるとビジネスシーンでばりばりと働いている人なら、1日2ページのテキストを読んで内容を理解し、単語を10個記憶するのは、それほど困難な話ではないでしょう。実際のところ、数学や物理と違って、英語の学習には「どんなに考えてもわからない」というようなむずかしい場面はありません。一つ一つのステップがかんたんで、問題はそれを継続できるか。
幸い現在は、継続をしやすいように工夫したオンライン英語/英会話スクールがあり、挫けそうな弱い自分をサポートしてくれる英語コーチングもあります。「自分に英語は無理!」と決めつける前に無料体験などを受けてみると、一気に視界が開けていくかもしれないですね。
いまや英語はビジネスの切り札ではなく必修科目といわれることもあります。それほどに英語なしには動かないビジネスも増えています。
一方で「英語?苦手だから」「英語むずかしいよね」「英語?無理無理」と尻込みする人もまだまだ少なくないようです。
ここでは英語とは、むずかしいと感じる人々にとって、それほど高いハードルかどうかを考えてみました。記事の最後には(苦手意識を乗り越えた後できっと役立つ)おすすめスクール情報も掲載しましたのでぜひご覧ください。