今回は、Webマーケティングに強い大手企業を3社ご紹介します。さらに、Webマーケティング企業が解決できることを具体的に解説。Web集客に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
マーケティングとは?
Webマーケティングに強い企業をご紹介する前に、マーケティングについて解説します。マーケティングとは、サービスや商品を効率的に販売するための方法のことです。商品の企画から企業ブランディング、PRの仕方、商品のデザインなどは、すべてマーケティングの一部です。マーケティングは実態がつかみづらいため重要性を見落としがちですが、サービスや商品を提供するうえで欠かせません。
なかでもWebマーケティングは、活動をWeb限定にしたマーケティングです。低コストでターゲティングがしやすく、明確な費用対効果が得られるというメリットがあります。
Webマーケティングに強い大手企業3選
続いて、Webマーケティングに強い大手企業を紹介します。博報堂
1895年に設立された、老舗の広告代理店の博報堂。日本の広告代理店として、長い歴史をもつ企業のひとつです。2014年から“生活者データ・ドリブン”マーケティングという取り組みを開始し、多くの企業のデジタルマーケティングを支援しています。多種多様なビッグデータをもとに、顧客創造や獲得、育成まで一貫したマーケティングを行う企業です。
関連会社では、デジタルマーケティングやインターネット広告に特化した『スパイスボックス』。プロモーションやマーケティングを支援する『博報堂プロダクツ』などがあります。
電通
電通は、新聞やテレビなどの媒体と広告を出したい企業を仲介する、総合広告代理店です。世界145ヶ所以上の国や地域で、幅広く事業を展開しています。電通が近年実施しているWebマーケティング手法では、スマホに関わるデータをクラウドに収集し解析することによって得た、ビッグデータを活用しています。マーケティング・コミュニケーションのPDCAサイクルを高速で回す、顧客向けのプラットフォーム『Dentsu.io』を手掛けているのが電通です。
サイバーエージェント
サイバーエージェントはAmeba関連事業やインターネット広告事業、ソーシャルゲーム事業を中心に展開している、日本のIT企業です。TwitterやInstagramといったSNSでの動画広告を用いた効果的なプロモーションを行い、インターネットのマーケティング市場をリードしています。さらにサイバーエージェントは、広告主向けに『CA Dashboard』というツールを提供しています。『CA Dashboard』は、すべてのメディア広告のデータを統合して解析をし、メディア広告の効果の確認や、課題の明確化を行うことが可能です。
2018年には企業のWebマーケティングサポートに特化した子会社、CyberACEが設立されました。さまざまな事業を展開しつつもWebマーケティングに力を入れている、勢いのある企業です。
コエテコ編集部では、Webマーケティングスクール卒業生である社員の方とCyberACE人事担当者の方との対談企画を行いましたので、気になる方はご覧ください。
参考:(取材)マケキャンbyDMM.com × CyberACE|Webマーケティングスクール卒業生 × 転職先企業に聞く、Webマーケターキャリアのリアル
Webマーケティングに強い企業が解決できること
実際に、Webマーケティングの企業はどんなことを解決してくれるのでしょうか。Webマーケティングの企業に依頼することで自社の課題を解決してくれるかどうか、チェックしてみましょう。ご自身でWebマーケティングスクールに通ってスキルを身につけ、自社内でWebマーケティングを担うという選択肢もあります。Webマーケティングスクールおすすめ講座18選【2024年最新版比較】
この記事では、おすすめのWebマーケティングスクールの講座内容・料金を分かりやすく一覧で比較しています。未経験からの挑戦、在宅勤務(リモートワーク)、フリーランス独立など、自由な働き方を実現。教育訓練給付金や関連する資格など、Webマーケティングスクールに関する知識をまとめました。
この記事をcoeteco.jp で読む >Web集客の仕組み作りをしてもらえる
Webマーケティングの企業は、サービスや商品が売れる仕組み作りをしてくれます。「Webサイトをもっているけれど、集客ができない」と悩んでいる企業に対し、データを分析して改善の提案をします。マーケティング担当者がいない企業でWeb集客に悩んでいる場合は、プロのWebマーケティング企業に依頼する方法がおすすめです。Webサイトの改善を通して、サービスや商品が売れる仕組みを作ってもらえるので、売上の向上が期待できます。
データ分析による施策の提案をしてもらえる
Webマーケティング企業の専門は、サイト制作だけではありません。データ分析によって、売上に直結する戦略を提案してもらえます。Webマーケティングで行う施策として挙げられるのは、SEOやWeb広告、CRO、EFOなどです。しかし、このような施策を手あたり次第に実施しても成果は出ません。記事や広告のクリック率、コンバージョン率などのデータ分析をもとに、ターゲットの行動を把握し、適切な施策を打ち出すことが重要です。
Webマーケティング企業に依頼すれば、複雑なデータ分析から戦略立案まで、一貫して対応してもらえます。
Webマーケティング大手企業と中小企業の特徴
Webマーケティングの企業は、今回ご紹介した大手企業だけでなく、中小企業もあります。大手企業と中小企業の特徴は、それぞれ以下のとおりです。
Webマーケティングの担当者がいる企業であれば、サポート要員として中小企業の部分的なマーケティング支援をしてもらう方法も手です。しかし、Web集客をはじめたばかりだったり担当者がいなかったりする場合は、大手企業に任せて、仕組み作りからしてもらったほうがいいでしょう。
マーケティングに関する悩みに応じて、依頼する企業を選ぶことをおすすめします。
おすすめのWebマーケティングスクール5選
Webマーケティングを独学で学ぶと、学習量が多く挫折してしまう人も少なくありません。そのようなときには、効率よくWebマーケティングを学べるスクールを利用したいですね。ここでは、おすすめのWebマーケティングスクールを紹介します。Wannabeアカデミー(ワナビーアカデミー)
実践に特化したカリキュラムで体系的に知識を身に付けられるWannabeアカデミー。
充実した実習教材や無料のキャリアサポートをバックに、ビジネス現場で求められる様々なマーケット手法に挑戦できる環境が整っています。
なおWannabeアカデミーでは、次のような人が受講しています。
- WEBマーケティングを独学で学んだが、実践する機会が得られない人
- 学びと平行して実務経験を身に付けたい人
- 実務で必要なスキルを網羅的に習得したい人
また専用チャットによる質問受付や無制限の復習授業など『挫折させないサポート体制』も魅力の1つ。
料金は入学金66,000円+授業料264,000円。
決して安くはないですが実践経験を得られる授業、手厚いサポート、卒業後の案件取得支援の3つが揃っているため、意欲的に知識・スキルを習得することで大きなリターンが得られるでしょう。
ランサーズデジタルアカデミー
『仕事につながること』をコンセプトに業界TOPレベルを誇る現役エース講師による授業を展開するランサーズデジタルアカデミー。仕事に直結する学習コンテンツによって、短期間で時流に乗ったスキル・知識を身に付けられます。
そんなランサーズデジタルアカデミーには大きく次の2つのコースがあります。
1つめは『デジタル広告マスターコース』。
デジタル広告全般の運用だけではなく、キャリアアップを見据え企業のマーケティング課題を解決できるスペシャリストを目指すプログラムです。
料金は、300,000円(スタンダードプラン)と420,000円(安心プラン)の2種類があります。
2つめは『AWSマスターコース』。
大規模設計やコスト見積手法などの対応も可能なクラウドコンピューティングサービス のプロとして活躍を目指す人向けのプログラムです。
料金は、330,000円(スタンダードプラン)と530,000円(安心プラン)の2種類があります。
両コース共にレベル感は高めのですが、受講開始から7日間は返金保証が受けられます。そのため、自分に合った教材か気軽にトライしてみましょう。
また公式サイトにはコース受講後に目指せる獲得案件例が記載されています。受講後の指針として参考にチェックしてみるのも良いかもしれません。
TechAcademy
Webマーケティングスクールの大手として知られているのは、TechAcademyです。1人では挫折しやすいWebマーケティングの学習も、パーソナルメンターがサポートすることで、カリキュラムを完走しやすいことが特徴です。「Webマーケティングコース」では、Web広告のプランニングや運用、Web広告出稿などについて基礎から学びます。Webマーケティングコースは、以下のような人が受講しています。
- Web広告業界を目指す学生や社会人
- 企業のマーケティング担当の人
- 広告への理解を深めたいディレクター・プロデューサー
- Webサービスを立ち上げたい人
短期間で無駄のない学習ができるよう、カリキュラムはWebマーケティングの基礎知識から各種広告の理解と効果の把握・改善まで網羅されています。Google Analyticsの利用方法を一から学べるため、サイト分析を学習したい人にとって利用しやすいスクールだといえますね。週2回のマンツーマンメンタリングで、疑問点を解決できます。
受講料は4週間プランで社会人が174,900円(税込)・学生が163,900円(税込)で、12週間プランで社会人が284,900円(税込)・学生が229,900円(税込)となっています。それぞれのプランでメンタリング回数は異なるため、公式サイトをチェックしてみましょう。
Udemy
買い切りのコースで、必要なスキルだけを身に付けやすいのはUdemyです。マーケティングコースの内容は、デジタルマーケティングやSEO、Google広告やマーケティング戦略など、多岐に渡ります。コースは受講生の評価や口コミが掲載されているため、初めて利用するときには参考にしたいですね。それぞれのコースには、授業時間やダウンロード可能なリソース、学習できる内容やモバイルからのアクセスの可否などが掲載されています。コースの詳細が記載されているページには、「よく一緒に受講されるコース」も表示されることが特徴。そのため、自分の学びたい内容に合わせたコースを選びやすいことがUdemyを利用するメリットです。
マーケティングで人気を得ているのは、以下のコースです。
- はじめてのSNS活用 基礎講座【企業向け】(企業ブログ活用の解説付き)
- 成約率の高いLP構築法 × 爆発的に売り上がるWeb広告運用術
- オウンドメディア構築プログラム(WordPressブログ理論編)
- 【これだけでOK!】プロが教える「売れる」チラシの作り方講座
- Amazonなどが急成長したwebライティング【マイクロコピー】たった2文字を変えるだけで通販サイトの売上を1.5倍に
WEBMARKS
Webマーケティングに特化した実践型のスクールは、WEBMARKSです。未経験者でも3カ月間の受講でプロのWebマーケターとして活躍できるよう、カリキュラムが組まれています。30日間全額返金保証付きだから、Webマーケティング初心者も安心して入会できますね。授業は完全オンラインとなっており、質問対応は無制限となっていることがメリット。現役のプロのSEOマーケターが、過去の事例を紹介しながら実践的な指導を行います。SEOに特化したカリキュラムであるため、クライアントのニーズに応えられるスキルを身に付けやすいことが強みです。
卒業後は、グループチャットの利用や定期的な懇親会に参加することも可能です。そのため、人脈を広げたい人や気軽に情報交換をしたい人から選ばれているスクールです。
受講料は、「超実践型講座」が498,000円(税込)で、「動画講座」が348,000円(税込)となっています。じっくりWebマーケティングを学びたいなら、受講期間が6ヵ月間の超実践型講座を選びたいですね。
マーケティングに強い企業まとめ
Webマーケティングに強い大手企業として挙げられるのは、博報堂・電通・サイバーエージェントです。ほかにも多くの企業がWebマーケティング事業を展開しています。Webマーケティングの企業は、Web集客の仕組みづくりや、データ分析による施策の提案をしてもらえます。
Webマーケティングの企業に依頼する際は、自社の目的やターゲットによって選択しましょう。