小学生に英語塾は必要か?自宅学習だけでも大丈夫?
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- 小学校での英語授業だけでは不安で英語塾を検討している方
- 家庭学習だけでは中学の英語についていけるのか心配な方
- 将来のスキルとして英語は必須なので塾を考えている方
- 周囲が英語塾に通いだしており「わが家はどうしようか」と悩んでいる方
- 自宅学習で問題ないようだが英語塾に入れたほうがいいのか迷っている方
小学生に英語塾が必要か「見極めるポイント3つ」

小学生「うちの子は英語塾が必要か?」見極めポイント3つ
①家庭でごく基本的な英語の繰り返し学習ができるか
②学校の授業内容に不安があるか
③英語を学ぶ上で明確な目的があるか
①家庭でごく基本的な英語の繰り返し学習ができるか
小学生の間は、難しい文法を覚える必要はありません。しかしアルファベットを書くとか、日常的によく使われる英単語や英文のフレーズをある程度覚えたほうがいいのは事実。これらは家庭学習でも充分行えます。子どもの性格や親がサポートする時間を確保できるかといった問題もあり、そのバランスで「うちでは無理だし、子どももひとりではできない=英語塾が必要かも」と判断するポイントになります。
②学校の授業内容に不安があるか
現時点では各学校によって英語授業のカリキュラムにかなり「差」があります。学校が英語学習に熱心で宿題なども継続的にあり、授業さえしっかり受けていれば英語の基礎の基礎は学べる状況であれば、無理をしてまで英語塾に行く必要性がないように見受けられます。一方で、小学校での英語授業に不安を感じるのであれば、専門的に指導してくれる英語塾の検討も視野に入れたほうがよいでしょう。
③英語を学ぶ上で明確な目的があるか
中学進学時に「苦手意識を持たないように」英語に親しむのであれば、家庭学習や学校の授業で充分であるケースが多いようです。小学校の英語授業は必修化はされたものの、今の時点では「中学英語の準備」と位置づけていることが多く、教科書の内容は盛りだくさんですが必ずしもすべてをマスターするカリキュラムにはなっていません。もし、英検4級は取得させたいとか、将来は留学を考えている、子どものスキルとして英語力を伸ばしておきたいなど、英語を学ぶ上で目的がハッキリとある場合には、目的にあった英語塾で指導を受けることも選択肢のひとつになるでしょう。
参考:英検小学生
小学校の英語授業の内容

では小学校でどの程度「英語」を学んでいるのかを見ていきましょう。その上で、子どもを英語塾に通わせるべきか、家庭学習ならどうすべきかを先輩ママ・パパたちの意見も交えて解説します。
小学3年〜4年・小学5年〜6年の英語授業の内容
小学校3~4年生では、これまでの外国語活動と似た内容で、歌や遊びを通して英語に親しむ内容となっています。Helloからはじまり、My name is~や、I like~といったように、簡単な挨拶など英会話の「はじめの一歩」をクラスで楽しみながら学ぶ感じですね。英語でコミュニケーションをとれるように、小学校3〜4年では話す・聞く(スピーキング・リスニング)が中心です。
では小学校5~6年はどうでしょうか。
ここから学習内容は一気に難度が増します。高学年では、いわゆる英語4技能(話す・聞く・読む・書く)を学びます。その中にはこれまで中学で学んでいた文法や、動詞と動詞の過去形といった内容も含まれます。
光村図書が出している6年生英語の教科書を参考にしてみましょう。
- アルファベットや0-900までの数字を聞き取る、書ける
- 日本の行事について季節や行事を表す語句やWe have~、You canなどの表現を用いて書く技能を身につけている
- 基本表現としてDo you want to~? Yes,I do といった言葉を理解し、考えを伝え合う技能を身につけている
- 英語でパンフレットを作成し自分たちの町を紹介する
- なりたい職業とその理由を言って将来の夢を発表できる(職業を表す語句や、I want to be~といった表現ができる)
ただし、あくまで小学校では上記のような単語や文法をすべて完璧に学びなさいと言っているわけではありません。どれだけやるか、どこまでやるか、実のところは先生や学校によってまるで違います。
とにかく高学年になって英語の教科書を持って帰ってきたら、一度ぜひご覧ください。親世代からすると「え?これって中学でやることじゃないの?」と言いたくなるような、なかなか難しい内容だとわかるでしょう。
参考:光村図書
小学校学習指導要領「外国語活動・外国語編」/文部科学省
小学校の英語における授業数

小学校では3年と4年では、英語への導入として「外国語活動」が取り入れられています。35単位とは、週1回の授業です。
高学年になると週2回(70単位)に増えます。とはいえ、増えたといっても週に2回です。週2回で高学年向け英語教科書の内容をすっかりカバーできるのか、正直不安ですね。
ちなみに中学は一気に増えて140単位で、国語などと同じボリュームになります。
小学校で習う英単語の数
小学校の教科書や授業に出てくる英単語の数は700前後におよびます。とはいえ実際にどれだけ英単語を学び覚えるかは、学校や担任によってかなり「幅」があるようです。
たとえば、ある小学校ではドリルや宿題が出て、教科書等に出てくる英単語をひと通り書けるように練習します。ところが別の小学校では、スピーキングやリスニングが中心で、英単語は各自の裁量に任せているところもあります。あるいは「先生がオリジナルの単語テストを実施している」ことで徹底的に英単語を暗記しているケースも。
ちなみに700語を見てみると、りんご(Apple)やくるま(Car)といったやさしいものから、1~12月までの月や曜日のほか、動詞もかなりの数が入っています。
英語はこれまでの「暗記・文法・詰め込み型」からバランスよく「話す・聞く・読む・書く」4技能を学ぶカリキュラムへと移行はしているものの、やはり英単語を覚えるのは中学英語の基本。
小学校でこれらの単語すべてとは言わないまでも、まったくスペルも書けない、暗記していない状態だと、実際に学んできた子どもとの「差」が出る可能性が高く、親としては少々不安を覚えます。
問題はこの差が中学で出ることです。なぜなら多くの公立中学は「小学校でこれらの英単語を学んでくるだろう」と前提して授業をすすめるからです。
中学・高校でポイントになる「英語の成績」

なぜ、英語塾が必要なのか、家庭学習で大切なのか、それはひとえに英語が中学・高校とずっと続く「成績のポイント」となりやすいからです。
英語に対する苦手意識が強いまま、中学で英語の成績が悪いと高校受験にも大きく影響します。もちろん、数学にせよ国語にせよ、小学校からの勉強の積み重ねが大切なのは一緒です。
しかし、違うのは「英語は中学から本格的にスタート」する教科であり、しかもその最初の一部が今では小学校の高学年授業にまで降りてきていることです。
つまり中1で「いっせいスタート」の建前がなくなり(幼児期から英語を学んでいる子どももいるが、これまでは中1で初めて英語を学ぶ前提だった)、「皆さん、小学校で最低限の英文法、英単語、簡単な会話を学んできましたよね」からのスタートになるわけです。
ところが、冒頭でも述べたように小学校の英語授業はそもそも授業数も少ない上に、どの程度行うかは学校や先生によってバラツキがあります。
他と比較して「遅いな」「学習量が足りないぞ」とは子どもは当然わかりません。ですから親が注意深く見守りながら、子どもが英語に対する苦手意識を持たないように、なおかつ中学のスタートラインで、ずいぶん後ろからスタートする結果にならないように気をつける必要があります。
小学生に英語塾は必要か?家庭・自宅学習で充分か?

では先輩ママ・パパたちの意見も見ていきましょう!
小学生に英語塾は必要です!
小学校での授業内容に不安があるので英語塾へ
圧倒的に学校での英語学習が足りないので、中学からの英語を考えたら、やはり「塾に行かせる」の一択。他の小学校はどうか知らないが、高学年になっても授業の半分は歌やゲーム形式。教科書を見ると新しい英単語はいっぱい出てくるのに、宿題もでないし、ただ単元を進めている感じ。面談時に質問したら「中学英語でつまずかないよう準備する内容で、だからテストもないし、英単語もすべて覚えなくてはならないわけではない」といった回答。でも成績はつくのが不思議……。
なんにせよ、学校にあまり期待できそうにないので、近くで評判のよい英語塾に通わせています(Wさん/子ども・小6)
長女が中学で英語に苦戦!次女は小学校から英語塾へ

長女は中1で他の教科は比較的安定したテスト結果なのに、英語だけはさんざんです。聞いてみると最初の授業から進み方が非常に早く、ついていけないまま苦手意識ばかりがふくらんでいったよう。
小学校時代から英語をやってきた子にとっては簡単なようで、スタート時点で差がついてしまっている。中学の先生も「これくらいは既に学んでいるだろう」と考えて授業を行っている印象だし、下の子は小6になった今年から英語塾に通わせています(Uさん/子ども・小6と中1)
家庭学習で教えると親子喧嘩!英語塾に任せたい
親が教えられるのならいいが、私自身も英語は不得意だし、子どもの宿題を見ているだけでもすぐケンカになる我が家では無理。遊び半分の英会話塾ではなく、英単語や文法を教えてくれる塾に週1で通わせています(Mさん/子ども・小5)英語力は将来必須のスキルだが良い塾が見つかるかが問題
学校の授業うんぬんではなく、これからの時代に英語力は絶対に必要だと思うので英会話(英語でコミュニケーションをとる)と英文法(いわゆる中学英語の学習)両方をバランス良くやってくれる教室を探しました。英語塾は必要だと思うけど、なかなか良い塾がないのも事実。
子ども向けにカードゲームやダンスばかりしている教室はどうかと思うし、かといって中学受験でもないのにガチガチに文法とかやらせると逆に英語が嫌いになってしまいそうだし。良い英語塾が通える範囲にあるかどうか。なければオンラインで英会話、家庭学習で英単語やセンテンスをやらせるのも選択肢のひとつかなと思います(Hさん/子ども・5歳と小4)
家から通えるところに英語を勉強できそうな塾がない、他の習い事で忙しく通塾できないといったご家庭も多いのではないでしょうか。そこで、おすすめなのがオンラインの英語専門塾です。本記事ではオンライン英語塾が小学生におすすめの理由と、全国から通える特色のある英語塾をご紹介します。
2025/05/12 12:05
小学生の英語は「家庭・自宅学習」で充分です!
小学校で学ぶ英語はドリルで復習すればいい
アルファベットや英単語は中学入学前に覚えたほうがいいとは思うけど、それは単純に書いて覚えることなので、市販のドリルで充分。うちでは宿題が多い日などは「今日は英語はなしでいいよ」くらいのノリで小3からずっと続けていますが、英単語はある程度はスペルも正しく書けて覚えています。動詞と動詞の過去形なども、九九を覚えるみたいな感じで(理解しているかはどもかく)読み上げて覚えているところです。
高学年になったら、ある程度の勉強量は必要だと思っているので、宿題に市販のドリル(算数・計算・読解)余裕や余力があればプラス英語で、1時間から1時間半(夕飯前に1時間、寝る少し前に30分程度か朝の30分という感じが多い)くらい行っています(Oさん/子ども・小5)
何か目的がないのなら英語は家庭学習で充分

実は幼稚園の頃、英会話スクールに通わせていました。確かに当時はスラスラとカードを見て英語をきれいに発音するので「すばらしい!」と喜んでいました。でも、結局、きちんとステップを踏んで継続しない限りは、「ちょっと覚えていることがある」程度で英語の力がついたとは言えない。
やらせるなら、塾の内容も含めて、英検3級を取得するとか将来は留学させたいから英会話は子どものうちからしっかりやらせるとか、目的を持って通わせたほうがいい。そうでないのなら、学校で渡される英語プリントや市販の英単語ドリルをやらせるだけでいいと思う(Hさん/子ども・小4と小1)
必要なら英語塾は中学から
子どもに聞いてみても、学校の英語授業が特別に難しいわけではなさそうです。ほとんどがグループになって教科書の例文?を中心に「みんなで英語で話している感じ~」だそうです。塾で補習しなくてはならないレベルではないと思います。中学に入って英語が苦手なようなら塾に入れると思います(Aさん/子ども・小5)英語教科書の音読とワークブックで家庭学習

高校で英語教師の義姉に聞いたところ「小学生なら、英単語をある程度覚えて、あとは音読させるといいと思う。読めるようになると聞く力もできるから。あとは字幕でもいいから英語で好きなアニメや映画を見るのだって、続けるとけっこうリスニング力がつくわよ」と言われました。
たしかに入学当初から、こくごの教科書の音読が宿題に出続けましたが、あれが国語力の基本だからやらせているのだとすれば、英語も同じかなと納得。
とにかく「継続して、10分でもいいからやらせること」が大事と注意されたので、教科書の英文を読み上げさせて、教科書準拠のワークブックを夕飯後にわたしが見守りながらやらせています。
まぁ、正直、毎日ではなく、なんだかんだと週3日くらいですけど、挫折はせずに続けています。あとは英語でアニメ動画なんかは見ていますね。どれくらい効果があるのかはわかりませんが、やらないよりはやったほうが良いし、かといって塾へ行かせるほどの必要性も感じません(Aさん/子ども・小2と小5)
英語以外で苦労しているのに英語専門塾まで無理っぽいけど
そもそも国語の力が足りないわが子に、中途半端に英語をやらせても……という感じ。学校から宿題が出ればもちろんやらせているけれど、それ以外は特にしていません。ただ周囲では英語塾に通っている子が急に増えているので、うちもやらせないとまずいのかなと少々迷っているところです(Tさん/子ども・小5)小学生向けの英語塾おすすめ3選
ここでは、小学生向けの英語塾おすすめを厳選してご紹介します。そら塾

授業では、英語を使った会話やプレゼンテーションを通じて、発音や表現力を自然に伸ばします。また英語を「読む」「書く」だけでなく、「話す」「聞く」といった4技能をバランスよく強化できる点も強みです。ただ暗記するだけでなく、実際に使える英語力を養うことを目指しているため、抵抗なく英語を使う自信が身につくでしょう。
トライのオンライン個別指導

マンツーマン指導により、苦手な分野を重点的に強化でき、理解度に応じたスピーディな指導が受けられる点が大きな強みです。オンラインでも対面と同等の指導が実現されており、専任のプロ講師が個別に対応するため、質問や疑問もその場で解決できる安心感があります。また授業時間を柔軟に設定できるので、忙しい家庭や習い事が多いお子様にも無理なく学習を続けられるでしょう。
『家庭教師トライ』では、対面指導だけではなくオンライン指導も展開されていますが、「対面と同じ質が担保されているのか」「料金システムやサポートはどうなのか」と不安に思われている人もいるのではないでしょうか。 この記事ではトライオンライン個別指導塾についてのリアルな口コミや評判から、メリットとデメリットを検証・解説していきます。
2025/05/09 12:34
スマイルゼミ

「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく学べるカリキュラムが組まれており、特に英語の発音練習やリスニング強化に特化した機能が充実しています。このため、総合的な英語力を身に着けつつ、正しい発音とリスニング力も養えるでしょう。保護者向けのサポート機能も充実しており、進捗状況や学習内容をいつでも確認できるため安心です。
子どもの家庭学習の教材として従来のドリルやテキスト型の通信教育から、オンライン学習に主流が移り変わりつつあります。今回はスマイルゼミについて、リアルな口コミ・評価をご紹介すると共に、口コミから考察するメリット・デメリットやコース・料金まで徹底解説いたします。
2025/05/09 12:34
小学生に英語学習は必要!
結論から言えば、塾でも家庭学習でもどちらでもいいけれど「小学校高学年になったら継続的な英語の学習はしたほうがよい」ようですね。中学高校において受験でも必要とされ、成績に差がつきやすいと言われるのが英語です。それだけでなく、これからの時代はどの職業に就いても、英語がわからないよりは「ある程度のスキル」を身につけておいたほうが有利と言われています。
小学校時代から英語塾でガッツリ学ばせるか、自宅でできる範囲で学習するか、家庭の考えにもよるでしょう。いずれにしても、英語が小学校で必修化されたわけですから、国語や算数と同じように「子どもがきちんと学習しているか」「うまくいっていないのなら、どうサポートするか」親は注意深く見守っていきましょう!
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