職業訓練校でWebデザイナーはやめとけ?理由と対策も解説

職業訓練校でWebデザイナーはやめとけ?理由と対策も解説
一つの会社で定年まで勤めあげることが必ずしも安定とは限らない現代、ハローワークの職業訓練を活用して新たなキャリアを広げようと考える人もいらっしゃるかと思います。職業訓練のコースの中でも「Webデザイナー」は特に人気がありますが、「職業訓練でWebデザイナーを学ぶのはやめとけ!」という声が一定数あるのも事実です。

本記事では、職業訓練のWebデザイナーコースに否定的な意見がある理由をはじめ、職業訓練校からWebデザイナーを目指すメリット・デメリットについて探っていきます。

Webデザイナーとしてのキャリアを歩み始めようと考えている人は、意図せず遠回りしてしまうことのないよう、一度本記事の内容を確認してみてください。

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職業訓練校でWebデザイナーを学ぶのはやめとけ!と言われる理由

「無料でWebデザイナーの知識を学べる」と聞くと大抵は魅力的に感じるかと思いますが、なぜ「やめとけ」といった否定的な意見があるのでしょうか。ネット上の口コミなどを参考に理由を調査したところ、多くの人は就職・求人関係について不満・懸念を感じているようでした。

  • ブラックな求人しか提供されない
  • 職業訓練の知識では就職先がほとんどない
  • 選考を通過できない etc...

「せっかく苦労して職業訓練校に通い詰めたのに、いざ修了してみたらブラック求人だらけ…」という意見がちらほら。中には「職業訓練レベルの知識だと面接で門前払いされてしまった」との声も。

webデザイナーの職業訓練校完全未経験で行ったけど、6ヶ月で「イラレフォトショ触ったことあります」程度の経験ができただけで、面接行っても「訓練校(笑)」みたいな感じだったから辛かった。意味なかった。しかも学校の質悪かった。

引用:https://twitter.com/nanimonai_des/status/1670813290845577219
Webデザイナーの職業訓練修了して
応募まくったら「いや職業訓練だけとかw出直せw」みたいな感じで履歴書も見てくれない門前払いがトラウマなんですけど。

引用:https://twitter.com/pepeasyu99/status/1670616665011408896 
長いところだと6か月程度も通う必要がある職業訓練ですが、それだけの長期間を費やしてもあまり役に立つスキルが身につかない点が「やめとけ」というネガティブなイメージに繋がっているようです。

ここで挙げた内容以外にもいくつかデメリットがあるため、次項で詳しく見ていきます。

職業訓練校からWebデザイナーを目指すデメリット

「職業訓練校でWebデザイナーを学ぶのはやめとけ!」と言われる大まかな理由がわかったところで、ここからは具体的なデメリットについて深堀りしていきます。ここで紹介する内容をよく鑑みたうえで、本当に職業訓練校からWebデザイナーを目指すべきなのかを今一度考え直すようにしましょう。
参考:職業訓練Webデザイン

必ずしもWebデザイナーに就職できるとは限らない

「職業訓練校で学べば就職先は確保できる」という安易な考えは避けた方が無難です。当然ながら、いくら必死に学んだとしても、職業訓練校を出てWebデザイナーとしてのキャリアを歩み始められる確証はありません。

Webの発展が著しい今、Webデザイン業界は近年ますます重要性を増しており、競争も激化しています。Webデザイナーになるためには、クリエイティブなスキルや実務経験・充実したポートフォリオ等はほぼ確実に求められると考えていいでしょう。職業訓練校だけの学習では、実際の現場で求められるスキルや経験に及ばないケースが多いのが現実です。

基礎学習がメインで実践的ではない

幅広い世代・経歴・環境の人を抱える職業訓練校では、基本的な理論や技術に重点を置いたカリキュラムになってしまいがち。苦労して数か月間学び続けても、最終的に身についたのは全体の1〜2割程度…なんて事態も往々にしてあり得ます。
【Q.職業訓練校に通えばWebデザイナーになれる?】
A.結論からいうと、なれない。
bioにはWeb制作系の職業訓練校出身とかいてありますが、実際私のWebデザイン、グラフィックデザインの知識の8割は独学です。職業訓練は必要最低限の知識をざっと2割も習えるかどうかってところです🥺

引用:https://twitter.com/tabe_majime/status/1618456156061720577 
Webデザインはセンスや経験に左右されやすい分野であるため、実際のプロジェクトを通じて実践力を養うことが非常に重要です。しかし、基礎がメインの職業訓練校では「現場で実際にあった案件に挑戦する」といった実践的な学習機会が豊富ではありません。実務スキルの醸成が難しいという点は、職業訓練校の大きなデメリットと言えるでしょう。

事前試験があるため通い始めるのも大変

Webデザイナーの職業訓練は誰でも受講できるわけではなく、ちょうど高校等と同じように「定員」があります。訓練を受けるためには、まず筆記・面接の事前試験を突破する必要があるのです。

事前試験の内容は地域によっても異なりますが、主に以下のような知識が問われるようでした。

  • 国語(漢字の読み書きなど)
  • 数学(四則演算、連立方程式、確率など)
  • PC等のITリテラシー(ショートカットキー、機器名称など) etc…

高校・大学レベルの難しい問題が出てくるわけではないものの、ある程度対策していなければ回答が難しいものもあるかと思います。加えてWebデザインコースは非常に人気で、その倍率は「3〜4倍」とも言われているため、ちょっとした誤答が落選に繋がりかねません。
今日WebデザイナーとWebプログラマーの職業訓練の試験受けてきたけど、全く合格出来ない気がしてる
なんだよ
筆記試験に分数(すごく苦手)の問題とか計算問題(死ぬほど苦手)が出るとか聞いてないよ
ムリだ
就活しよ

引用:https://twitter.com/_HigeCat_/status/1628374852989231104
誰でも簡単に通い始められるわけではない」ということは、念頭においておく必要があるでしょう。

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職業訓練校からWebデザイナーを目指すメリット

「やめとけ」「就職できない」といった酷評の多い職業訓練校Webデザインコースですが、少なからず通う価値があることは確か。数々のデメリットを加味しても「職業訓練校でWebデザイナーを目指すメリット」はいくつか存在するため、ここでご紹介します。

  • お金をもらいながら勉強できる
  • 就職に必要な種々のサポートまで無料

お金をもらいながら勉強できる

職業訓練校の最大のメリットは、やはり「金銭面の補助」でしょう。訓練自体が無料で受講できることはもちろん、条件を満たすことで以下2つのうちいずれかの補助金をもらうことも可能です。

  • 失業保険(手当)
    雇用保険の一つ。経済的な心配なしに就職活動ができるよう、失業中に資金補助が受けられる公的保険制度。会社員時代の給料の6〜7割程度。
  • 職業訓練受講給付金
    失業手当対象外の求職者が職業訓練を受講している期間中、国から経済的に支援してもらえる制度。月10万円。

失業手当については、通常であれば3か月程度の待機期間を経てからでないと受け取れないものの、訓練受講者についてはすぐ支給が始まるという利点も。

いずれの補助金にしても、働けない期間に国から支援してもらえる非常にありがたい制度です。失業保険と職業訓練受講給付金を同時に支給することはできないので、自分がどちらの対象かをよく確認し、忘れずに活用するようにしましょう。
参考:Webデザインスクールで使える給付金

就職に必要な種々のサポートまで無料

職業訓練校では、Webデザインに関する知識の学習はもちろん、就職活動を行う際の各種対策までも無料で対応してもらえます。具体的には以下のような内容。

  • 書類作成、添削(履歴書や職務経歴書)
  • キャリア相談
  • 面接練習(模擬面接) etc…

そのサポート内容は、学費を払って通う民間のWebデザインスクールに負けずとも劣らないほど充実しているという意見も。
私はWebデザイナーの職業訓練校に通い就職したのですが、Web業界目指す人にはすごくオススメです。

・現役のWebデザイナーが講師
・Web制作の基礎が学べる
・費用はテキスト代だけ、授業料は無料
・就活の手厚いサポート(ポートフォリオ、履歴書の添削等)

ここで実務経験1年相当の力はつくと思う。

引用:https://twitter.com/aanda_arakawa/status/1229574667469385728
事前試験などの関門はあるものの、知識習得~就職準備までほぼ完全無料で行なえる職業訓練が魅力的であることは間違いないでしょう。

職業訓練校からWebデザイナーになるのはやめとけと言われる人の特徴

ここでは、職業訓練校からWebデザイナーになるのはやめとけと言われる人の特徴を紹介します。
次に紹介する特徴に1つでも当てはまる場合、なぜWebデザイナーを目指しているのか改めて考え直してみましょう。

Webデザインを憧れだけで始めようとしている人

Webデザインは、今需要も注目も集まる職種の1つ。
職種名から華やかな仕事とイメージする人も少なくありません。

しかしWebデザインを憧れだけで始めようとすると、そのまま夢で終わってしまうケースも。
夢で終わらせないためにも、具体的な指標や目標を掲げることが大切です。

「Webデザイナーとして月収〇万円以上稼ぐ」「Webデザイナーに転身する」などの具体的な目標があれば、Webデザインを学んでいる際も気持ちがブレることがありません。最後までWebデザインのスキルを学びきることができるでしょう。
参考:Webデザイン副業の現実

継続力に自信がない人

Webデザインは、一朝一夕に身に付くスキルではありません。
デザインの基礎はもちろん、Webデザインに必要なプログラミング言語の習得やプログラミング言語を操る知識・スキルも必要です。
プログラミングにおいては、9割の人が挫折すると言われています。

また職業訓練は継続した授業を受けることが前提となります。
新しいことや苦手な分野でも継続して学習に取り組む意志が弱い人や、継続力に自信がない人は、職業訓練でWebデザインを学ぶことは難しいでしょう。

PCが苦手な人

職業訓練は、希望すれば全員受講できるわけではりません。
各年度や教室などに応じて受講できる生徒の人数に限りがあります。多くの場合、適正やWebデザイナーとしての就業意志が問われ、合格となった人だけが受講できます。

パソコンの作業が苦手な人やパソコン知識が全くない人は、受講対象になれずそもそもの受講も難しいでしょう。
職業訓練校での学びをステップに、Webデザイナーを目指したいのであれば、まずはある程度スムーズにパソコンを操作できるようになっておきましょう。
参考:パソコン教室おすすめ

Webデザイナーの年収相場

Webデザイナーの平均年収は、約473万円です。日本の平均年収と比較するとやや高い傾向にあります。
しかし年収分布は、324〜877万円と幅広く、スキルや実績に応じて年収が大きく左右されると言えるでしょう。

一方でスキルを身に付け、実績を蓄積していけば高年収を目指すことできるとも言えそうです。
またWebデザイナーは、リモートワークがしやすくフリーランスとも親和性が高い職業です。

収入に限らず、自由な働き方を手にすることも可能かもしれません。
参考:Webデザイナー年収

Webデザイナーの主な就職先は?

Webデザイナーの主な就職先は、次の通りです。

  • Web制作会社
  • アプリ開発会社
  • 広告代理店
  • Webデザイン事務所
  • 一般企業のWebサイト作成・管理部門 など

このように一口にWebデザイナーと言っても就職先は多岐に渡ります。
またフリーランスとして独立したり、副業に取り組む道もあります。
参考:就職支援が手厚いWebデザインスクール

Webデザイナーを目指す場合におすすめできるスクール4選

ここでは、Webデザイナーを目指す場合におすすめしたいWebデザインスクールを紹介します。

DMM WEBCAMP Webデザインコース


DMM WEBCAMPのWebデザインコースは、Photoshop・Illustrator・Adobe XDなど、Webデザインで用いるソフトを活用し、Webデザイナーに必要なスキルを網羅的に学べるコースです。

基本的にはオンデマンド型で学習を進めますが、週2回のメンタリングと24時間受付のチャットサポートが提供されているため、疑問点を抱えることなくスムーズに学び進めていくことができます。
また各カテゴリごとに課題制作が設けられているため、アウトプット機会も十分です。体系的に実践的なスキルを身に付けていける点も魅力と言えるでしょう。

受講期間は8週間、16週間、24週間、32週間から選択できますが、早く学び終えた人は利用していない期間分が返金されます。
自分のペースで学習を進められる点も嬉しいポイントです。

コース Webデザインコース
授業料 8週間プラン268,400円(税込)
16週間プラン378,400円(税込)
24週間プラン488,400円(税込)
32週間プラン598,400円(税込)
期間 8週間、16週間、24週間、32週間から選択
講師 現役クリエイター
授業スタイル オンライン
学べる内容 UI基礎実践(情報設計)、Photoshop、Illustrator、
Adobe XD、求人バナーのオリジナルデザイン、
オリジナルデザインのサイト制作 など
サポート 週2回のメンタリング
24時間受付チャットサポート
利用していない期間分が返金される「返金保証制度」  あり
運営会社 株式会社インフラトップ


DMM WEBCAMP Webデザインコースはこちら

デジタルハリウッドSTUDIO


デジタルハリウッドSTUDIOは、実務的なデザイン制作の流れを学べる専用ライブ授業、動画教材が魅力のWebデザインスクールです。

マイナビワークスとのコラボにより、受講生はマイナビワークスから実案件を授業課題として提供してもらうことができます
またマイナビワークスによる就職転職セミナー&個別面談の場も提供してもらえるため、就職・転職を目標に掲げる人にピッタリのスクールと言えるでしょう。

なお、授業は対面・オンラインどちらでも受講可能。
自身のライフスタイルに応じて受講形態を選択できる点も、同スクールの魅力です。

コース Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン
受講料 591,800円(税込)
期間 6ヶ月間(卒業制作含む)
講師 現役クリエイター
授業スタイル 対面・オンライン
学べる内容 Illustrator、Photoshop、XD、DreamWeaver、デザインスキル など
サポート 授業課題は、マイナビワークスから実案件の提供を受けられる
実務的なデザイン制作の流れを学べる専用ライブ授業、動画教材の拡充
マイナビワークスによる就職転職セミナー&個別面談サービスの提供
運営会社 デジタルハリウッド株式会社


デジタルハリウッドSTUDIOはこちら

INTERNET ACADEMY(インターネット・アカデミー)


INTERNET ACADEMYは、Webデザイナーに必須となるソフトを網羅したカリキュラムが特徴のスクールです。
Web・ITに関するスキルのコースを多数提供していますが、Webデザインを学べるコースは次の6種。

  • Webデザイナー入門コース
  • Webデザイナーコース
  • Webデザイナー総合コース
  • Webディベロッパーコース
  • Webデザイナー検定コース
  • Webデザイナー転身コース

目的やレベルに合ったコースを選択できる点は、嬉しいポイントと言えそうです。

また講師は、Web技術の世界最高位の団体と言われる「W3C」のメンバーとして活躍している現役インストラクター。業界最前線の人材からスキルを学ぶことができるため、今必要とされている技術を身に付けていくことができるでしょう。

コース Webデザイナーコース
受講料 367,400円(税込)
期間 3~4カ月
講師 Web技術の世界最高位の団体「W3C」のメンバーとして活躍している現役インストラクター
授業スタイル 対面・オンライン・オンデマンド
学べる内容 HTML、CSS、JavaScript、Photoshop、Illustrator、コーディング など
サポート キャリアカウンセリング
卒業生限定の求人の公開
ポートフォリオの添削
運営会社 インターネット・アカデミー株式会社


INTERNET ACADEMYはこちら

ヒューマンアカデミーWebデザイン講座


ヒューマンアカデミーが提供するWebデザイン講座は、初心者からのWebデザイナーとしての就職・転職を目指す人のための講座です。

初学者でもWebデザインを体系的に学べるカリキュラムが設計されており、修了生の9割以上が内定を獲得しています。
しかし一方で「テキストの内容が簡単すぎる」という口コミもあるため、事前に目標とするレベルまでスキルを高めていくことができるのか確認しておくようにしましょう。

授業は、オンラインと対面から選択できます。
対面の場合は、クラス担任制を採用しているため、共にWebデザインを勉強する仲間が欲しい人にピッタリのスクールと言えるでしょう。

コース Webデザイナーコース
Webデザイナー総合コース
受講料 Webデザイナーコース:645,663円(税込)
Webデザイナー総合コース:761,839円(税込)
期間 6ヶ月
講師 現役のプロクリエイター
授業スタイル 対面・オンライン
学べる内容 Photoshop、Illustrator、Adobe XD、Webリテラシー、デザイン基礎、Webサイト制作基礎、HTML/CSS など
サポート 時間と場所を選ばず学べる
通学クラスは、担任スタイルを採用
運営会社 ヒューマンアカデミー株式会社


ヒューマンアカデミーWebデザイン講座はこちら

Webデザイナーに関するよくある質問

続いて、 webデザイナーに関するよくある質問を紹介します。

Webデザイナーのつらいことは何ですか?

Webデザイナーの仕事に取り組む際、つらいと感じることは人それぞれです。
一概に全てのWebデザイナーに該当するわけではありませんが、一般的によく聞かれる声として次のようなものが挙げられます。

  • 労働時間に対し、報酬が伴わない
  • 自分の再現したいデザインではない仕事を依頼される
  • 自身のデザインを否定される
  • 業界におけるトレンド・技術変化が激しい
  • 納期に追われる など

特に労働時間に対し、報酬が伴わないと感じるWebデザイナーが多いようです。
ただ実力が認められれば、納得できる報酬の案件を獲得できることも事実。まずは実績の積み重ねが必要でしょう。
参考:Webデザイナーはやめとけ?

また納期に追われる、業界におけるトレンド・技術変化が激しく常に学び続ける姿勢が必要な点も、つらいと感じる要因の1つ。
Webデザイナーを仕事に選ぶ際は、スケジュール管理能力や新しいことにチャレンジする精神も求められるでしょう。
参考:Webデザイナーに向いている人の特徴

Webデザイナーの職業訓練の倍率は?

職業訓練のWebデザインコースの倍率は、おおよそ2~4倍ほど
中でも自宅から受講できるオンライン対応のコースは、人気が高いようです。

またアフターコロナとなった今、新しい働き方を求めWebデザインを学びたいと考える人は増えつつあります。
今後の倍率がさらに高まっていく可能性も否めません。

もしWebデザインに興味があるのであれば、今のうちから学び始めることをおすすめします。
参考:Webデザイン職業訓練校

Webデザイナーの離職率は?

厚生労働省『2020年(令和2年)離職率調査』 では、IT業界全体を指す情報通信業の離職率は9.2%と公表されています。
この中にWebデザイナーも含まれることから、Webデザイナーの離職率は他の職業と比較して突出して高いわけではなさそうです
「Webデザイナーは離職率が高い」と言われることもありますが、決してそのようなことはありません。

Webデザイナーを離職する理由も様々であり、Webデザイナーを足がかりにWebディレクターなどのポジションに昇格した人や他のWeb関連の職種に転身した人も少なくありません。また講師として後輩の育成に注力する人もいます。

もちろん「つらい」「自分に合わない」といった理由から離職を選んだ人もいますが、ネガティブな理由の離職だけではないことも理解しておきましょう。

40代でも職業訓練でWebデザインを学べる?

40代でも職業訓練でWebデザインのスキルを学ぶことは可能です。
ただし、職業訓練でWebデザインのスキルを学んだからと言って、簡単にWebデザイナーに転身できるわけではありません。

40代となると、そもそも年齢がネックとなり転職が厳しくなってくる年代です。
加えて現場未経験者となると、採用の間口はかなり狭くなってしまうことを理解しておく必要があるでしょう。

しかし、40代でも事前のテストに合格すれば職業訓練でWebデザインのスキルを学べます。
そのため、副業として取り組んだりフリーランスとして独立する道もあるでしょう。

必ずしも就職だけがゴールではありません。
職業訓練でWebデザインのスキルを学ぶ前には、Webデザインを学んだ先の目標を明確にしておきましょう。

職業訓練校Webデザイナーやめとけまとめ

当記事では「職業訓練校でWebデザイナーを学ぶのはやめとけ!」と言われている理由とその真偽をはじめ、職業訓練校からWebデザイナーを目指すメリット・デメリットについてまで、詳細に解説してきました。

学べる内容は必要最低限の基礎知識であり、卒業後全員が就職できるかと言われれば決してそんなことはない職業訓練。デメリットは多いものの、学費無料で受講できる+手厚い就職サポートまで受けられるのは、間違いなく魅力であると言っていいでしょう。

本気でゼロからWebデザイナーを目指すのであれば、職業訓練を活用して基礎を学び、資金面の不安も解消しつつ、独学やその他民間スクールで実践力を養う、といった手順が有効かと思います。完全に職業訓練に頼り切りになるのではなく、上手く組み込んで活用するようにしたいですね。

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