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建築・建設業界への転職を目指す人に「施工管理」は高い人気があります。
求人は多いものの転職を成功させるのは簡単ではないため、転職サイトやエージェントは効果的に活用したいところ。
この記事では、施工管理職に強い転職サイト・転職エージェントの中で、特におすすめ度の高いものをピックアップしてご紹介します。
「どの転職支援サービスを利用したらいいか分からない」と悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
また、下記記事では、それぞれ20代・30代向けにおすすめの転職エージェントを厳選紹介しています。選び方のポイントも解説しているため、参考にしてみてください。
20代向け転職エージェントおすすめ比較ランキング【最新版】選び方のポイントも解説
30代におすすめ転職エージェントランキング【最新版】
施工管理職に強いおすすめ転職サイト・転職エージェント11選

コエテコが厳選して紹介する、施工管理転職向けのおすすめ転職サイト・エージェントは以下の通りです。
施工管理職だけに限らず、建築・建設業界全般を検討している方は、下記記事も併せて一読しておきましょう。
下記記事では、建築・建設業界に強い転職エージェントを厳選紹介しています。
本記事で紹介している転職エージェントを活用することで、自分で気が付かなかった新たなキャリアの提案を受けられることもあるかもしれません。
建築・建設業界に強い転職エージェントおすすめ【最新】
ビルドジョブ

ビルドジョブは、建設業界に特化した業界随一の転職支援サービスです。
建設業界に特化しながらも、これまでの支援累計人数は20,000人以上にものぼり、取引先企業の数も900社と豊富です。
また、取り扱い求人は日本全国に及び、中には一般に公開されていない求人もあります。
さらに、ビルドジョブのサポートは丁寧だと評判が高く、書類作成や面接対策など内定獲得に向けて手厚いサポートが提供されています。
利用者の内定獲得率は77%と高水準を保っており、多くの利用者が理想の転職を実現している様子がうかがえます。
年収アップを叶えた利用者も多数いることから、施工管理をはじめとする建設業界への転職を検討している人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
参考:ビルドジョブの評判
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ビルドジョブ |
施工管理ジョブ

施工管理ジョブは、施工管理職をはじめとする建設業界の職種に特化したお仕事事例検索サイトです。
「建設人材キャリア応援プロジェクト」が行われており、施工管理技士1級・2級や消防設備士、建築物環境衛生管理技術者などの資格取得支援を受けられます。
中長期的なキャリアプランに向けた支援を受けられるのに、なんと受講費・教材費は無料です。(会社が負担してくれるため)
オンライン授業なので、全国どこからでも隙間時間を活用しながら効率よく学べるでしょう。
キャリアアドバイザーが一人ひとりに寄り添って合格までサポートしてくれるため、どのように進めればいいのか分からない方でも心配無用です。
建築転職

建築転職は、建設・建築業界に特化した転職エージェントです。
建築施工管理、電気施工管理・設備施工管理など、さまざまな分野の施工管理求人にリーチできます。2024年10月時点の施工管理求人数は、4,937件です。
施工管理職を目指す求職者は、施工管理業務を熟知したキャリアアドバイザーからの転職サポートを受けられます。
サポート内容はキャリア面談から求人紹介・書類添削・面接対策までと幅広く、転職ノウハウのない人も内定獲得までがスムーズです。
なお「建築転職」を運営する株式会社トップリフォームは、施工請負事業をメインに展開する事業会社。
全国の企業との間に強力なネットワークを保有しており、独占優良求人紹介や詳細な企業情報提供が行われるのもうれしいポイントです。
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建設転職 |
RSG建設転職

建設業界専門の転職エージェントとして、特におすすめしたいのが「RSG建設転職」です。
日本マーケティングリサーチ機構をはじめとするさまざまな機関の調査において、数々の賞を受賞しています。
「建設・不動産業界関係者が選ぶ転職エージェント」部門では3冠を獲得するほど。
2,000社以上の企業と取引していることもあり、求人数も業界トップクラスを誇ります。
収入UP率99.4%の実績もあるため、品質も申し分ありません。
オリジナルの面接対策を提供する等サポート面も充実しているので、施工管理の転職ならぜひRSG転職を利用してみてください。
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RSG建設転職 |
マイナビAGENT

マイナビAGENTは、人材サービス大手「株式会社マイナビ」が運営する総合型転職エージェントです。
保有求人数が多い分、施工管理の求人も豊富にそろっています。2024年10月時点の施工管理求人数は、公開求人2,781件、非公開求人291件です。
マイナビAGENTの特徴は、業界ごとの専任制で求職者の転職をサポートしていること。
求職者を直接サポートするキャリアアドバイザーと企業担当のリクルーティングアドバイザーが在籍しており、求人紹介から企業研究まで幅広くサポートを受けられます。
求人検索で興味のある企業が見つかったら、必要な情報を登録してアカウントを作成しましょう。
キャリアアドバイザーとのキャリア面談後、希望求人の紹介・書類添削・面接対策などが実施される流れとなります。
参考:マイナビエージェントの口コミ
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正社員 |
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マイナビAGENT |
※ 下記口コミは「コエテコキャリア byGMO」で収集した内容を使用しています。
- 20代男性
- IT・メディア
- 実務経験:1~3年
安心して転職活動を行うことができた
満足度としてはかなり良かったという評価です。求人だったり他にもたくさんのことを手伝ってくださったりしてくれて安心して転職活動を行うことができたのでこの評価です。
- 30代男性
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- 実務経験:1~3年
マイナビを利用したら人生が変わった件
スタッフの応対が良く、内容も高案件ばかりだったので、利用して損はないキャリアサービスだと感じた。
建設キャリアプラス
日本最大級の建設業マッチングサイト「ツクリンク」を手掛けるツクリンク株式会社のサービスが「建設キャリアプラス」です。
電気領域に強みを持っており、電気工事の施工管理を担当したいと考えている人にはうってつけでしょう。
高待遇の期待できる非公開求人を中心に紹介してもらえるのも嬉しいところ。
対象となる年代が20代〜40代と幅広く、多くの人が活用しやすいサービスとなっているのも特徴。
未経験歓迎の求人も多いので、初めて施工管理に挑戦する人もきっと納得の企業と巡り合えるはずです。
もちろん高収入求人も豊富で、キャリアアップ・年収アップを図りたい経験者にもぴったり。利用も簡単で、6つの質問に答えるだけで気軽に求人検索を始められますよ。
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セコカンNEXT
「セコカンNEXT」は、未経験者やブランクがある人にも使いやすい、施工管理に特化した転職・求人サイトです。
経験年数や年齢は不問なので「施工管理に挑戦してみたい」という意欲がある人であればしっかりとサポートしてもらえます。
初回の面談も、オンライン・電話・出張等、融通が利きやすいのも◎。
経験者であれば待遇面を考慮してもらうことも可能です。前職での給与や希望報酬額を伝えておけば、満足度の高い転職を実現できることでしょう。
建築士・電気工事施工管理技士といった資格の取得補助も充実していることから、スキルアップを図りたい人もぜひ活用してみてください。
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建設・設備求人データベース
自分でじっくりと求人を吟味したい人には、転職サイト型サービスの「建設・設備求人データベース」がおすすめです。
非公開求人を含む掲載求人が多いことはもちろん、特化型ならではの情報量の豊富さも魅力。
待遇の詳細や経営状況、その他社風といった、ほかのサービスでは手に入らないような貴重なデータを提供してもらえます。
エージェント機能は備えていないものの、書類の添削や面接対策といったサポートはしっかり用意。
本面接時にもし自分で上手く伝えられないことがあっても、アドバイザーの方から代わりにアピールしてもらうことも可能です。
一般的な転職サイトよりも一段上の使い勝手を求めるなら、建設・設備求人データベースを使って損はないでしょう。
| 求人数 | 約20,000件 |
| 対応エリア | 全国 |
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正社員 |
職人から施工管理エージェント
職人から施工管理エージェントは、職人・現場作業員から施工管理職を目指す人を対象とした転職エージェントです。
建設・不動産の人材紹介に強い「株式会社RSG」が運営しており、サイトには全国2,000社以上・約5,000件の施工管理求人が掲載されています。
建設業界に特化した転職エージェントであるため、業界や施工管理の仕事内容を熟知したキャリアアドバイザーが在籍しているのが大きな魅力。
求人紹介の精度は高く、職人・現場作業員も経験やスキルを最大化した上で転職活動を展開できます。
求人企業は、大手ゼネコンから地域密着の工務店までさまざまです。
働き方の選択肢も豊富にあるため、個々のニーズやスキルにマッチした施工管理転職を実現できます。
| 求人数 | 取引企業数2,000社以上 ※詳細は公式サイトでご確認ください |
| 対応エリア | 全国 |
| 対応雇用形態 |
正社員 |
建設転職ナビ
建設転職ナビは、業界最大級の求人を保有する建設業界特化型の転職エージェントです。
施工管理関連の求人はさまざまあり、建築施工管理・土木施工管理・管工事施工管理・造園施工管理などの求人が見つかります。
2024年10月時点の施工管理求人数は、13,069件です。
キャリアアドバイザーによる転職支援を受けたい場合は、「無料転職支援サービス」への登録が必要となります。
登録後はキャリア面談がセッティングされ、内定獲得までキャリアアドバイザーが伴走してくれる仕組みです。
建設転職ナビのキャリアアドバイザーはそれぞれ得意領域を持っており、求職者のアピールポイントの発見や求人紹介の精度が高いのが魅力。
転職活動の悩みや不安だけではなく将来的なキャリアについても相談できるので、キャリアパスの設計に迷っている人にもおすすめです。
| 求人数 | 約16,800件 |
| 対応エリア | 全国 |
| 対応雇用形態 |
正社員、契約社員 |
施工管理求人ナビ
施工管理求人ナビは、施工管理技士・現場監督の転職に特化した転職支援サービスです。
国内最大級の求人を保有しており、スーパーゼネコン、大手ゼネコンをはじめとするさまざまな企業の施工管理求人が見つかります。
施工管理求人ナビの転職サポートは、マッチング担当・サポート担当が支援する2部門制です。
マッチング担当は求職者のスキルや実績を正しく評価した上で、強みを最大化できる求人を紹介してくれます。
一方サポート担当は、転職者の定着サポートや現地での情報収集を担当。
求職者は就業前・就業中・就業後まで一気通貫のサポートを受けられるため、転職活動はもちろん転職後の定着もスムーズです。
| 求人数 | 約30,000件 |
| 対応エリア | 全国 |
| 対応雇用形態 |
正社員、派遣社員 |
施工管理転職サイト・エージェントのおすすめの選び方

ここでは、施工管理職への転職を成功させるために意識したい、適切な転職サイト・エージェントを選ぶポイントを5つ紹介します。
- 施工管理関連の求人は豊富か
- 施工管理転職の実績は豊富か
- 利用者の口コミや評判は良いか
- 手厚い転職支援を提供しているか
- 自分の居住エリアに対応しているか
施工管理関連の求人は豊富か
施工管理への転職を目指す際は、施工管理関連の求人数をチェックしておきましょう。どんなに求人数が多くても、目的とする施工管理関連の求人が少なければ、選択肢も狭まってしまいます。
転職サイト・エージェントは大きく「建設業界特化型」と「総合型」に分けられます。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、特徴を理解して自分にあったサービスを活用しましょう。
| 種類 | メリット | デメリット |
| 建設業界特化型 | ・業界に精通したアドバイザーがサポート ・施工管理職に特化した求人が豊富 ・専門的なアドバイスが受けられる |
・求人数が限定的 ・他業界への転職には不向き |
| 総合型 | ・求人数が圧倒的に多い ・大手企業の求人が豊富 ・他業界との比較検討が可能 |
・専門性に欠ける場合がある ・建設業界の知識が浅い担当者もいる |
施工管理転職の実績は豊富か
転職エージェントを選ぶ際は、施工管理分野における豊富な実績を持っているかもチェックしておきましょう。豊富な転職実績を持つ転職エージェントであれば、施工管理転職に必要なノウハウを保有していたり、企業の転職事情に精通したキャリアアドバイザーが在籍していたりする可能性が期待できます。
また、表に出ていない非公開求人を多数保有しているとも考えられます。
公式ホームページなどに記載されている転職成功事例や利用者の口コミなどを参考に、各転職支援サービスを比較・検討してみましょう。
利用者の口コミや評判は良いか
転職エージェントの質の高さを判断する上で、実際にサービスを利用した人々の口コミや評判を参考にすることは有効な手段です。エージェントの公式サイトに記載されている情報だけでは、キャリアアドバイザーからの具体的なサポートや、求人の質を把握することはできません。
しかし、実際に利用した人の評判を確認することで、「面接対策が非常に丁寧だった」「業界の深い知識を持っていた」「強引な応募を促されなかった」など、担当者の対応やサービスのきめ細かさに関するリアルな情報を得ることができます。
例えば、「〇〇エージェントのAさんは、面接で聞かれる残業や給与交渉に強く、希望通りの条件を引き出してくれた」といった具体例は、サービス品質を測る上で参考になるでしょう。
もちろん、個人の感じ方による偏りもありますが、複数の情報源で共通して「対応が遅い」「希望を聞いてくれない」といった悪い評価が目立つ場合は、利用を避けるべきです。
成功の確度を高めるためにも、実際にサービスを利用したユーザーの生の声や評価をしっかりリサーチしておくことをおすすめします。
手厚い転職支援を提供しているか
転職エージェントのサポート内容も転職活動の成否を大きく左右するため、重視しておきたいポイントの一つ。特に施工管理職への転職では、業界特有の知識や経験が求められるため、専門的なサポートが受けられるかが重要なポイントです。
施工管理職に精通したアドバイザーが在籍し、業界特有の面接対策や書類作成支援を提供している転職エージェントを選ぶことが転職成功の鍵となります。
確認すべきサポート内容は以下の通りです。
| サポート項目 | 内容 |
| キャリアカウンセリング | 経験や希望を踏まえたキャリアプランの提案 |
| 求人紹介 | 希望条件に合った求人の紹介・推薦 |
| 応募書類添削 | 履歴書・職務経歴書の作成・添削サポート |
| 面接対策 | 模擬面接や面接でのポイントアドバイス |
| 条件交渉 | 給与や入社日などの条件交渉代行 |
自分の居住エリアに対応しているか
転職エージェントや転職サイトを選ぶ際は、自分の居住エリアに対応しているかも確認しておきましょう。施工管理は、現場に出勤する労働スタイルが基本です。
そのため、住まいの地域を取り扱うサービスでないと、選択肢が狭まる懸念があります。
特に地方での転職を希望する場合は、その地域に強いネットワークを持つ転職サイト・エージェントを選ぶことで、より多くの選択肢から転職先を検討できるようになるでしょう。
施工管理転職で転職サイトを最大限活用するポイント4選

ここでは、施工管理転職で転職エージェント・転職サイトを最大限活用する次の4つのポイントを解説します。
- 複数の転職エージェント・転職サイトを併用する
- 転職サポートや機能を積極的に活用する
- キャリアアドバイザーと相性が合わない場合は、交代を依頼する
- スキルや経歴は正直に伝える
【ポイント1】複数の転職エージェント・転職サイトを併用する
特化型転職エージェントと総合型転職エージェントを組み合わせて利用すれば、転職成功率を大幅に向上させられます。建設業界特化型のサービスでは業界に精通したアドバイザーからの専門的なサポートを受けられる一方で、総合型では豊富な求人数から選択肢を広げることが可能です。
効果的な併用方法として、まず建設業界特化型で業界動向や職種の詳細を把握し、その後総合型で求人の幅を広げるアプローチがおすすめです。
また、転職サイトも並行して活用すれば、非公開求人だけでなく公開求人からも条件に合った案件を見つけやすくなるでしょう。
【ポイント2】転職サポートや機能を積極的に活用する
転職活動を効率的かつ有利に進めるには、転職エージェントや転職サイトが提供する各種サポートや機能を最大限に活用することが不可欠です。なぜなら、エージェントやサイトが提供する各種サポートや機能を活用することで、転職活動の効率化を図れたり、内定獲得の可能性を高められたりするからです。
例えば、転職エージェントの提供する応募書類の添削や面接対策は、過去の採用データを基にしており、企業が施工管理者に求める具体的なポイントを押さえた指導を受けられます。
特に、建設業界特有の面接での質問への的確なフィードバックは、一人で準備するよりも格段に精度を高められるでしょう。
また、転職サイトのスカウト機能や企業からのオファー機能は、経歴を登録しておくだけで、自身のスキルに興味を持った企業から直接連絡が届きます。
そのため、通常では出会えない非公開求人や、自分では想像していなかった優良企業を知る機会を得られることもあります。
サービスに登録しただけで満足せず、提供される全てのサポートをフル活用することが、転職成功のカギとなります。
【ポイント3】キャリアアドバイザーと相性が合わない場合は、交代を依頼する
アドバイザーとの相性の悪さが、求人のミスマッチやモチベーションの低下に直結するため、もし相性に疑問を感じた場合は、我慢せずに交代を依頼しましょう。転職活動をスムーズに進め、成功させるためには、担当のキャリアアドバイザーと信頼関係を築けるかどうかも極めて重要です。
しかし、人間である以上、アドバイザーとの相性が合わないと感じるケースは少なくありません。
例えば、「希望とは違う求人ばかりを強く勧められる」「レスポンスが遅い、または連絡がこない」「業界の専門知識が不足している」といった問題が生じた場合、望まない結果につながる可能性があります。
自分の将来を決める重要な活動だからこそ、遠慮せず、最高のパートナーを選ぶ権利を行使することが、納得のいく転職を実現するための賢明な選択と言えます。
【ポイント4】スキルや経歴は正直に伝える
転職エージェントやサイトを利用する際は、自身のスキルや職務経歴に関する情報を正直に伝えましょう。なぜなら、正確な情報をキャリアアドバイザーに伝えなかった場合、最適な求人を紹介できず、結果的に内定後のミスマッチを引き起こすリスクが高まるからです。
例えば、保有している資格や経験した工法、担当した現場の規模などを盛って伝えたり、ブランク期間をごまかしたりした場合、書類選考は通過できても、面接での深掘りや入社後の実務でバレてしまうでしょう。
短期間での退職や経験が浅いなど、たとえネガティブに感じられる情報であっても、正直に伝えることで、アドバイザーはそれをカバーする戦略を立ててくれたり、理解を示してくれる企業を探したりといった建設的なサポートが可能になります。
最終的に企業との信頼関係を築き、長く活躍できる職場に出会うためにも、キャリアの過去と現在についてはオープンに伝える姿勢を貫きましょう。
【必見!】未経験からの施工管理の転職を成功させるコツ2選

本章では、未経験からの施工管理転職を目指すにあたって意識したい次の2つの成功のコツを紹介します。
- 職種・業界研究を徹底する
- 未経験歓迎や育成制度が整った求人に応募する
職種・業界研究を徹底する
転職を成功させるには、希望する分野の業界動向や職種の詳細を徹底的に研究する必要があります。なぜならば、施工管理職といっても、建築、土木、電気、設備などさまざまな分野があり、それぞれ求められるスキルや知識が異なるからです。
業界研究を行う際は、国土交通省の建設業関連統計データや業界団体が発表する資料を活用すると、正確な情報を得られるためおすすめです。
また、実際に働いている人の声を聞くため、業界イベントやセミナーへの参加も有効です。
具体的には、以下の点について詳しく調べることをおすすめします。
未経験歓迎や育成制度が整った求人に応募する
未経験から施工管理職への転職を目指すなら、「未経験歓迎」や「育成制度あり」を明記している求人に絞って応募することを意識しましょう。未経験者を歓迎したり、育成の文化が根づいていたりする企業では、現在のスキルよりもポテンシャルや意欲を重視する傾向があり、未経験であっても内定獲得率を高められる可能性が期待できるからです。
未経験の方はリクルートエージェントやマイナビAGENTを利用することがおすすめです。
施工管理の仕事は専門性が高いため、経験者採用が主流ではありますが、人手不足の現状から、意欲的な未経験者を長期的に育成しようとする企業が増えています。
例えば、大手ゼネコンや中堅の優良企業の中には、「入社後6ヶ月間の外部研修プログラム」「専属のOJT担当者配置」といった体系的な育成制度を用意しているところがあります。
このような企業は、現場で一から知識や技術を習得し、資格を取得するまでの道筋を具体的に描いてくれるでしょう。
反対に、未経験者に対する具体的な育成計画がない企業に応募してしまうと、入社後に放置されてしまい、早期離職につながるリスクが高まります。
したがって、闇雲に応募するのではなく、従業員の成長を支援してくれる体制が整った企業を選ぶことが、未経験から施工管理として確かなキャリアを築くための第一歩となります。
施工管理転職の際に知っておきたい基礎知識

ここでは、施工管理転職の際に知っておきたい基礎知識を次の3つの観点から解説します。
- 施工管理の種類
- 施工管理の仕事内容
- 施工管理の平均年収
施工管理の種類
施工管理の種類は、施工管理技士の資格制度に基づき、以下の7つの種類に分けられます。施工管理への転職を目指す際は、自分がどの分野でキャリアを積みたいのか明確にしておきましょう。
| 種類 | 主な対象とする工事の種類 | 仕事内容の概要 | 活躍の場 |
|---|---|---|---|
| 建築施工管理 | 建築一式工事 (住宅、オフィスビル、商業施設、学校など) |
建築現場全体の工程、品質、安全、原価の管理を担う。 | ・ゼネコン ・ハウスメーカー ・建設会社 |
| 土木施工管理 | 土木一式工事 (道路、橋梁、トンネル、ダム、河川、上下水道など) |
公共性の高いインフラ工事において、計画通りに工事が進むよう管理・監督を行う。 | ・ゼネコン ・土木専門工事業者 ・官公庁関連の工事 |
| 電気工事施工管理 | 電気設備工事 (送配電設備、照明、コンセント、発電設備など) |
建築物や施設に必要な電気設備に関する工事の施工計画、安全管理、技術指導を行う。 | ・電気設備工事会社 ・ゼネコン(設備部門) |
| 管工事施工管理 | 管設備工事 (空調設備、給排水・衛生設備、ガス管、消火設備など) |
建物内のライフラインとなる「管」に関わる設備の設置・メンテナンス工事の管理を行う。 | ・設備工事会社(空調・衛生) ・プラント建設会社 |
| 電気通信工事施工管理 | 電気通信設備工事 (インターネット、電話、放送、ネットワーク、防犯カメラなど) |
通信インフラやネットワークシステムの構築・設置工事の管理を行う。 | ・通信工事会社 ・ITインフラ関連企業 |
| 造園施工管理 | 造園工事 (公園、庭園、緑地、街路樹、屋上緑化など) |
公共および民間の緑化工事や公園整備などにおいて、植栽や造形物の施工を管理する。 | ・造園会社 ・環境開発コンサルタント |
| 建設機械施工管理 | 建設機械を用いる施工技術を要する工事 (土木工事における掘削、運搬、締固めなど) |
大型の建設機械(ブルドーザー、油圧ショベルなど)を使用する工事の技術上の管理やオペレーターの指導を行う。 | ・土木工事業者 ・建設機械リース会社 ・ゼネコン |
施工管理の仕事内容
施工管理は、建設現場全体の指揮監督としての役割を担い、工事が計画通りに進むように管理するポジションであり、建設プロジェクトが円滑かつ安全に、そして決められた予算と品質基準で行われるように、現場全体をまとめ上げる責任を負います。主な仕事内容は、以下の「4大管理」と呼ばれる要素で構成されています。
| 仕事内容 | 業務の詳細 |
|---|---|
| 工程管理 | ・工期までに工事を完成させるためのスケジュールを管理する。 ・建設現場では、天候や突発的なトラブルでスケジュール変更が頻繁に発生するため、迅速に対応し、遅延を防ぐ能力が求められる。 |
| 品質管理 | ・施工業者の作業内容を確認し、設計図や仕様書の品質を満たしているかをチェックする。 ・品質管理の業務は、完成した建物の信頼性や安全性に直結する非常に重要な業務の一つ。 |
| 安全管理 | ・現場作業員が安全に作業できる環境を確保し、事故や怪我を防ぐ。 ・具体的には、危険箇所の確認や巡回、作業手順の指導、安全教育などを行う。 ・万が一事故が発生した際には、迅速な対応と関係各所への報告・再発防止策の策定が求められる。 |
| 原価管理 |
・工事にかかる人件費、材料費、機材費などのコストを適切に管理する。 ・予算を管理しつつも、品質を保つためのバランスを取る高度な調整能力が必要。 |
施工管理の平均年収
厚生労働省「職業情報提供サイト(job tag)」によると、建築施工管理技術者の平均年収は641.6万円です。| 建築施工管理技術者の年齢別平均年収 | |
|---|---|
| ~19歳 | 約280万円 |
| 20~24歳 | 約380万円 |
| 25~29歳 | 約520万円 |
| 30~34歳 | 約600万円 |
| 35~39歳 | 約670万円 |
| 40~44歳 | 約700万円 |
| 45~49歳 | 約720万円 |
| 50~54歳 | 約750万円 |
| 55~59歳 | 約800万円 |
| 60~64歳 | 約720万円 |
建築施工管理技術者の平均年収は、年齢とともに着実に上昇し、50代後半でピークを迎える傾向にあります。
10代(~19歳)で約280万円からスタートし、20代後半(25~29歳)には約520万円と大きく増加します。
その後も経験を積むことで昇給し続け、50代前半(50~54歳)で約750万円に達します。
年収のピークは55~59歳の階層で800.39万円と最も高くなっており、長年の現場経験と一級施工管理技士などの高度な資格を持つベテランが、管理職やプロジェクトマネージャーとして重要な役割を担う時期であるためと考えられます。
定年を迎える60歳以降は緩やかに下降し、60代前半(60~64歳)で約720万円、70歳以降は約380万円となります。
年収水準の低下は、再雇用や嘱託社員としての働き方に移行する人が増えるからだと推測されます。
参考:「職業情報提供サイト(job tag)-建築施工管理技術者」
転職におすすめな優良施工管理会社の特徴

ここでは、優良な施工管理会社に該当する次の3つの特徴について解説します。
- 経営事項審査の点数が高い
- 積極的に働き方改革が導入されている
- 建設DXやITツールによる業務効率化が進んでいる
経営事項審査の点数が高い
優良な施工管理会社を見極める際の重要な客観的指標の一つとして、「経営事項審査(経審)」の点数が高いことが挙げられます。経営事項審査の点数は、企業の経営状況、技術力、財務体質、そして社会的な信頼性を数値化したものであり、その企業の安定性や健全性をダイレクトに反映しています。
建設業の企業は公共工事を受注するためにこの審査を受ける必要があり、点数が高いほど、「倒産しにくい安定した経営基盤」「高い技術力や豊富な実績」を持っていると判断されます。
高い点数を取るには、自己資本比率の高さ、技術者や一級施工管理技士の人数、そして完成工事高の大きさなどが求められます。
転職先を検討する際は、経審の点数をチェックしてみましょう。
積極的に働き方改革が導入されている
優良な施工管理会社を見極める際は、積極的に働き方改革が導入されているかも確認しておきたいポイント。積極的に「働き方改革」を導入し、実践している企業は、建設業界の長年の課題である長時間労働の是正に真剣に向き合い、社員を大切にする企業文化が浸透していると考えられます。
従来の施工管理職は、現場の事情や工期に追われ、過度な残業や休日出勤が常態化しているケースが少なくありませんでした。
しかし、優良企業では、「ノー残業デーの厳守」や「4週8休以上の徹底」といった具体的な施策を導入し、本社が厳しく労働時間を管理しています。
こうした取り組みは、社員のワークライフバランスを改善し、結果的に離職率の低下と社員のモチベーションや生産性の向上につながります。
転職エージェントを利用する際は、キャリアアドバイザーから企業の働き方改革への取り組みの様子を聞いてみるのも良いでしょう。
建設DXやITツールによる業務効率化が進んでいる
優良な施工管理会社は、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)やITツールの導入による業務効率化に積極的に投資している傾向があります。なぜなら、デジタル技術を活用することなく、現代の厳しい工期や労働時間規制に対応しながら生産性を維持・向上させることは極めて困難であり、業務効率化が将来的な会社の競争力を左右するからです。
具体的には、従来の紙の図面や書類管理を廃止し、BIM/CIM(建設情報のデジタルモデル)やクラウド型情報共有システムを導入し、現場と本社間、あるいは協力会社との間でリアルタイムな情報共有を実現している。
また、ドローンやAIを活用した現場の進捗管理や検査を行うことで、検査工程や測量にかかる時間の短縮に努めている、などの例が挙げられます。
こうしたIT化は、単に最先端の技術を使っているだけでなく、現場管理者の事務作業や移動時間を削減し、コア業務である品質・安全管理に集中できる環境を整えていることを意味します。
そのため、転職を考える際は、企業がどの程度デジタル化を進めているか、そしてそのツールが現場の「ムダな作業」を減らしているかという視点で確認することを意識しましょう。
【Q&A】転職エージェント・サイトを利用した施工管理転職でよくある質問

ここでは、転職エージェント・サイトを利用した施工管理転職でよくある質問を紹介します。
施工管理の転職の際に取得をおすすめする資格は?
施工管理の転職の際に取得をおすすめする資格として、「施工管理技士」が挙げられます。施工管理技士とは、建設工事の現場で施工計画を作成し、工程、品質、安全、原価(コスト)の四大管理を担う専門技術者のことを指します。
施工管理技士は、日本の国家資格であり、本資格を持つ人が主任技術者または監理技術者として現場に配置されることが建設業法によって義務付けられています。
なお、資格は、取り扱う工事の種類によって7つの分野に分かれており、それぞれ1級と2級があります。
施工管理技士資格を取得するメリットは以下の通りです。
ただし、施工管理技士は取得までに数百時間の学習が必要であり、かつ受験資格として実務経験(1年~5年)が求められます。
まずは未経験から実務経験を積み、その後資格取得を目指すのが現実的なルートです。
転職エージェントと転職サイトの違いは?
転職エージェントと転職サイトの最も大きな違いは、「個別のサポートの有無」と「求人の種類」です。転職エージェントは、転職のプロであるキャリアアドバイザーが担当につき、マンツーマンで転職活動をサポートしてくれます。
一方で、転職サイトは求人情報が集約して掲載されているプラットフォームのことを指し、原則すべての転職活動を自身で進めるサービスです。
転職活動の際は、自分に合ったサービスを選ぶことも大切です。
| 転職サイト | 転職エージェント | |
| サポート | 基本的にない (ノウハウ記事の提供が中心) |
手厚い (キャリア相談、求人紹介、書類添削、面接対策、日程調整、条件交渉などを代行) |
| 求人 | 公開求人が多い | 非公開求人が多い |
| 活動の主体 | 自分自身で進める (すべて自己責任) |
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