「今のままでいいのかな……」
そんな風に自分の仕事、キャリアに対して「疑問・不安・不満」が芽生えることってありますよね。キャリアコーチングを体験することに!
キャリアコーチングを自分が受けることでモヤモヤが本当に解消するのか、自ら体験してみたい。
今後、教育サービスを広げる立場としても、まず自分のキャリアをしっかり見つめ直してみたいんです。
というわけで今回は、数あるコーチングの中から、『徹底的な自己理解』を掲げるポジウィルキャリアのコーチングを受けることにしました!
キャリアコーチングとはいったいどんな感じで進むのか?不安や悩みが解消され、未来設計まで至るのか?コエテコキャリア編集部の中庭のリアルな声をお届けします。
キャリアコーチング「事前シート」からすでに悩む!?
現在はGMOメディア事業開発本部教育サービス事業部マネージャー。
正直、言語化が不得意な私ですが、皆さんに伝わるよう一生懸命レポートします!(ちょっぴり不安……)
ワークシートでは、主に以下の3つを記入するのですが……。
- 現状(自分が現状止まっている、悩んでいること)
- 理想の状態(自身で思い浮かべる理想の状態)
- 悩みの原因(自分が思う悩みに関する原因について)
自分の不安を言語化しようにも、「なんとなく」としか言いづらいんです。
今の業務にはそつなく対応しているつもりだけど、もっと勉強してスキルアップしなきゃ、という焦りがあるような……。でも、その正体が何なのか?を書き表すのは難しくて。
いざ、悩んでいることは?と問われると、ハッキリしないんです。
初回面談ではオリエンテーションと、宿題ワークの内容を元に課題把握をし、ポジウィルキャリアのトレーニングで目指すゴール設定を行います。ちなみに、すべてのカリキュラム・進行は、担当トレーナーさんがひとりひとりに合わせてカスタマイズしてくれるそうです。
うんうん唸りながら記入したシートを提出し、初回コーチングを迎えました。
初回のキャリアコーチングがスタート!
累計500名以上の社会人対象に1,000時間以上の個人セッションを提供。(有償無償含む)
心理学やキャリア論をベースに、生き方、思考の枠組み、行動変容、キャリア選択まで様々な切り口から個人の自己実現を伴走。
「自分の可能性を自覚し、人生を自らの意志で選択と行動をしていける人」を増やし続けることを使命としている。
国家資格キャリアコンサルタント保持。
キャリアトレーニングの1on1トレーニングは、オンラインで行います。簡単な挨拶のあと、担当してくださるトレーナーの藤田さんはにこやかに話し出しました。
ポジウィルキャリアの藤田です。
ポジウィルキャリアは、こちらから答えを与えるのではなく、中庭さんの中に本来あるものを一緒に見ていく、対話を深めていく形で進めていきます。緊張していますか?
こういうのを受けるのは初めてなので、若干緊張しています。
話すのが苦手でも問題なし!専門のトレーナーがすべてリードしてくれる
対話は、私の過去をさかのぼりながら進みます。「キャリアコーチングは受けてみたいけど、話すのは苦手」「上手く悩みを伝えられるか心配」という人は、安心してください!
私自身、緊張しがちな性格で、あまりこういう会話は得意ではありません。質問されると、「えーと、うーんと、そうですね……」と語尾が尻すぼみになってしまいます。でも、藤田さんは、私のわかりにくい言葉を見事に要約し、簡潔に言い換えてくれます。
たとえば、こんな感じです。
藤田:なるほど、転職した当初は勉強の意欲がすごくあった。なぜ、熱意があったのでしょう?
中庭:勉強してみて、いろいろ分かるのが面白いな、と感じていたような気がします。ええと、なんだろうな。うん。普段の私生活の楽しさとはまた違った感じというか、うーん、たぶん面白さとかがあったかもしれないですね、でもどうなんだろう。
藤田:勉強してみて、面白い。普段の生活とは違う面白さを感じていた。うんうん、なるほど。では、どんなところが面白かったのでしょう?
文字にすると、脈絡のない自分の話し方がよくわかる。情けない……。
でも、そんな私の言葉をしっかり捉えて、自然と会話をリードしてくれる藤田さん。さすがです。安心です!
では、「真面目である」ことをやめたとします。『仕事も気が向かないのでやりません』と自分が言う場面を想像したら、どんなことが浮かんできますか?
「えーとですね」「うーん」「なんだろう」この3ワードを繰り返しつつ、なんとか会話が進んでいきます。
藤田さんは、言いかけては語尾が消えてしまう私の発言をしっかり受け止め、足りないところをさりげなく補足してくれました。そうして対話を続けていくと、次第に、素直な気持ちで思ったことを話せるようになっていました。
一見すると突拍子もない質問が、実は私の本質を丁寧に解きほぐしていくカギになっていたのかもしれません。
うまく表現できないのですが……。
はじめは、薄いカーテンを1枚はさんでいるように、向こう側にいる「ぼんやりとした自分のシルエット」しか見えていませんでした。
そこで藤田さんに手伝ってもらい、少しずつカーテンを自らの手で開いていくと、自分の姿がだんだんハッキリと見えてきた……そんな感じでした。
2回目のキャリアコーチング
2回目のセッションは、初回から1週間後。
結論から言うと、この回のキャリアについて深掘りしていくコーチングは、しっかりと「自分のためになった」と感じられました。
前回のコーチングとは少し違い、今回は具体的な状況や仕事への思い、不安の正体を徹底的に掘り下げていくスタイル。
「とことん想像して、思い浮かぶことを全部言い尽くす」トークは今回も行われたのですが、イメージからの言語化を四苦八苦しながらも行っているうちに、今までモヤモヤしていた自分の気持ちが、少しずつ腹に落ちていく感覚がありました。出し尽くすまで回答することが大事なんですね。
少し長くなりますが、こんな対話がありました。
中庭:最近、勉強への意欲が少し薄れてきているような気がします。
藤田:それは、どういう点でそう感じますか?
中庭:転職した当初は、マーケティングを必死に学んでいました。新しい考え方や知識を実際に業務で使えている実感もあり、充実していたように思います。でも今は、日々の業務に追われて、学ぶことへの実感や面白さが薄れてきているというか……。
藤田:なるほど。以前は知識の領域が広がっていく感覚と、学んだことを実践できる喜びがあったのに、今はその両方が希薄になっているということですね。
中庭:そうです。特に、学んだことの実践効果や実感が当時と比べて少なくなっています。最初は、学んだことを即座に仕事で活かせる喜びがありましたが、今は慣れてしまって、その感覚が薄れています。
藤田:興味深いポイントですね。キャリアの成長段階によって、学びと実践の感覚は変化します。今は、以前のように新しいことを必死に吸収する段階ではなく、むしろ次の目標やビジョンを見出す時期かもしれません。
次の目標やビジョンという言葉に、とっさに反応できませんでした。会社のビジョンならわかりますが、自分のビジョン?意識したこともありません。
たった2回のセッションでも明確になった自分のビジョン
転職当初の私の熱意。新しいマーケティングの世界に飛び込んだ時の好奇心と、とにかく結果を出したいという情熱。学んだことを即座に実践し、成長を実感できていた日々。藤田さんとの会話を通じて、それらを思い出すことで、現在の自分との違いが浮き彫りになってきたように感じてきました。中庭さんは、現在、自分がやりたいことを実践できている状態にあります。
この状況を無視するのではなく、これを今後の展開の出発点として捉えることが重要です。
中庭さんがなぜ教育に関心を持っているのか、そしてマーケティング業務についてさらに深く考察することで、中庭さんが本当に望んでいることがより明確になるでしょう。
中庭さんの長期的な視点から、「こんな社会になればいい」という大きなビジョンや、追求するゴールを言葉にしていくことが、現時点で中庭さんに最も必要なアプローチではないかと思います。
勉強したいのにできていない「周りを気にしていない人へのイライラ」から、こんな会話に進みました。
↓
知識を得るのが好き、だから知識を得られていないと感じている現状にモヤモヤしている
↓
知識は大事だと小さい頃から思っている。知識を知らないと損をする、知っていると得をする、選択肢も広がる。
↓
教えてもらうことも好き、それで成長実感を得られると充実する
↓
成長したことを周囲の人に認めてもらいたい、一種の承認欲求もある
↓
自分は周囲の人を気にしている
↓
周りを気にしていない人がいると少しイラッとする
礼儀とかマナーを知らない人も気になりますね。
具体的にどんな人でしょう?どんなことをしている人?
難しいな……えーと、電車の中で咳をしているのにマスクをしていない人とか?
もし、そういう人が周りのことを考えて行動するようになったら、世の中はどうなると思いますか?
きっと、みんながもっと快適に過ごせるようになるし、嫌な気持ちになる人が減ると思います。
最後に出てきた風景が、中庭さんがこれからも見ていきたい景色、つまりビジョンなのですね。
その起点となるのが、知識を深め、教えること、教わること、そして教え合うこと。それによって、みんなが良い意味で影響しあって笑顔になる人が増えていく光景が、中庭さんが求めている願望かもしれません。
「たとえばファンマーケティングも、ひとつの試みになるかもしれませんね」と語る藤田さんから与えられたヒントは、悩みの解決を越えた次にあるステップまで示唆しているものです。
これまで漠然と感じていた「こうありたい」という気持ちが、具体的なビジョンとして形になったんですよ。スッキリ、とか、ビックリ、というよりも「そうか、そうだったんだ」という気持ちになりました。井戸の底にたどりついた。根底にあるものを見つけ出した。そんな感じです。
キャリアコーチングの結果は……
「価値観」という言葉はよく使われるワードですが、いざ自分の価値観をしっかり把握しようと思うと、意外と難しいもの。
ところが、藤田さんとのやり取りを続けるうちに、自分が重視しているのは「知識を得ること」や「周囲の人々への配慮」だと気づき、多くの人を幸せにしたいという願望が浮かび上がってきました。
特に、直接関われる範囲を超えた、多くの人々の幸せを考えたいという思いは、自分でも気づいていなかった本質に触れた気がして、『なんか掴んだ!』と手応えがありました。
私には新しいことに挑戦するのをためらう、恐れる一面があります。でも、願っている社会像、ビジョンが見えてくると、新しい領域にも挑戦しやすい、つまり次の一歩に踏み出せるような前向きな力を得たかもしれない、と感じました。
結論キャリアコーチングを受けたから、すべての悩みや課題が解消したわけではありません。でも、そもそもよくわからなかった「わからないこと」がハッキリしたことで、モヤモヤした感情がさっぱりとした感じです。
- 自分の目の前の人々、さらには見えない多くの人々を幸せにしたいという潜在的な志
- 社会への貢献という大きなビジョンが、新しい挑戦への原動力となる可能性
- キャリアビジョンは固定的ではなく、常に肉付けされ、再定義されるもの
- 経験のない領域への挑戦は不安を伴うが、楽しみや好奇心が上回る可能性がある
- 自分の内なる願望に基づいて、気持ちよく前に進むことの重要性
「勉強時間が減ってしまっている、あまり身が入らなくなってきている、集中力が切れている」
特に、上記が起こっている原因や対策についてはクリアになった気がします。自分が「なぜ教育に興味があるのか」に対しても、知識を大事にしてきたという話と繋がりが感じられ、言語化までたどり着けました。
キャリアコーチングを続けていき、今までの自分の固定観念を否定するのではなく、新しい考えを自分に落とし込んでいけば、時間はかかると思いますが変化はしそうだなと感じました。
※キャリアコーチングの内容はキャリアコーチと本人以外に共有されることはありません。今回は特別に「体験談」として公開しています。
ポジウィルキャリアとは?
ポジウィルキャリアは、将来の年収向上をめざし、人生とキャリアの判断軸をトレーナーと共に築いていくキャリアコーチングです。その特徴は以下の3点です。
- 自己理解と分析を通じて、個人の可能性を最大限に引き出すアプローチ
- 理想の未来を起点に、具体的な人生設計を描くプロセス
- 行動に重点を置き、顧客の成長を徹底的にサポート
単なる転職支援にとどまらず、キャリアの成功後も継続的に高みをめざす人々をサポートし、市場価値の高い人材への成長を支援。徹底的な自己分析で可能性を最大にし、キャリアと共に人生そのものを豊かにするための「思考」と「行動力」を得るためのトレーニングです。
トレーニングの基本的な流れ
ポジウィルキャリアでは、宿題と面談を1週間定期で行います。
- キャリア診断
- 1on1面談
- オリジナルワーク
- 講義動画
- 転職基礎トレーニング
- チャットサポート
上記のような充実したカリキュラムとサポートで、専属のトレーナーが受講者に寄り添いながらゴールをめざします。
ポジウィルキャリアに無料相談してみよう!
コエテコ・中庭の体験、いかがでしたか?漠然とした迷いや悩みを自分で把握し、解決策を見出すのは難しい。どう生きたいか?からキャリアを決めるのは、もっと難しい。
だから、キャリアコーチングが人気なのかも、ですね!
※今回は2回のキャリアコーチングでしたが、実際の有料トレーニングは8回以上(2ヶ月間以上)となっています。
実はわたしも、このところずっとモヤモヤっとした感情を抱えているんです。
仕事は一応順調だし、何か大きな不満があるわけでもない。でも、どこか不安がある……。