ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース 【リモロボ】について
目次:
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】とは?

2009年にスタートし現在では国内47都道府県に1,500教室を展開、26,000人が在籍するヒューマンアカデミージュニアロボット教室のカリキュラムを、すべて自宅で受講できます。
講座は、
スタートアップ講座(1ヶ月)
プライマリーコース(12ヶ月)
ベーシックコース(24ヶ月)
があり、修了後には上級の通学教室に切り替えるのも可能です。
使用機材は、東京大学先端科学技術研究センター特任准教授などを歴任したロボットクリエーター高橋智隆氏が監修・アドバイスしたオリジナルロボットを使用します。
日本有数の生徒数を誇り、カリキュラムにも定評あるヒューマンアカデミージュニアロボット教室だけに、大きな注目を集めるオンライン教室です。
教室との違いはどこにある?とか、自宅のパソコンで教室と同じ知識が得られるか?とか興味と不安がある方も多いはず。コエテコならではの視点で、きびしくチェックしますね。
発表の舞台は?
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】は2021年7月に新規開講したばかりのスクールです。現時点、受賞歴や発表会に関する情報はオフィシャルホームページ上にないようです。
母体のヒューマンアカデミージュニアロボット教室では毎年1回「ロボット教室全国大会」を開催しています。
2019年は、全国6ヶ所(仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)で地区大会を行い、予選を通過した33名と中国代表2名、ベトナム代表1名の36名がコンテストに挑みました。
全国大会は東京大学安田講堂で開かれ、感動のフィナーレを迎えたそうです。
リモロボでもジュニアロボット教室と一貫した内容のスクールなので、希望する生徒はなんらかの形での発表機会が与えられると思われます。
創意工夫して一生懸命つくったロボットが評価されるのは一生のいい思い出になりますよね。

教室はどこにある?

新規講座のリモロボは、すべてオンラインのみで授業やカウンセリングが行われるので、インターネット接続が可能なら場所を選ばず受講できます。
このために、近所に教室がない、習いごとの掛け持ちで時間が合わない、保護者が多忙で送り迎えむずかしいなどの悩みがあっても、無理なく通えると好評です。
大丈夫だと思っても、意外と保護者の負担になるのが送り迎え、近くに教室がない場合などには、自宅ですべて完了するオンライン教室は魅力的ですよね。
料金体系(費用・月謝・授業料)は?
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】は、すべてのコースで共通料金となっています。スタートアップ講座・プライマリーコース・ベーシックコース共通料金
初期費用 | 入会金 | 11,000円(税込) |
ロボットキット代 | 33,000円(税込) | |
月額費用 | 授業料 | 7,920円(税込) |
テキスト代 | 550円(税込) |
*2ヵ月目よりクレジットカード決済、Web口座振替をご利用いただけます。
*ご入会時のお支払いは振込のみとなります。
*金額は全て税込価格です。
*退会のご連絡は退会月の2か月前の25日までに専用アプリのチャットサポートよりお申し出ください。
*料金は予告なく変更になる場合があります。必ずオフィシャルホームページでご確認ください。
月額7,920円で実績あるヒューマンアカデミーのカリキュラムを学べるのは、ちょっとうれしい料金設定です。
教材は?
世界が注目するロボットクリエイターが監修・アドバイスするオリジナル教材

リモロボでは、ヒューマンアカデミージュニアロボット教室同様に、世界が注目するロボットクリエイター高橋智隆氏が監修・アドバイザーとして加わって開発された独自教材を使用します。
ロボットクリエイターとして、数々の成功事例と今後に向けての研究開発を進めながら、高橋氏が子どもたちのための将来のために開校当初から力を入れて監修している教材です。

高橋智隆氏プロフィール
ロボットクリエイター / 株式会社ロボ・ガレージ 代表取締役
東京大学先端科学技術研究センター特任准教授 / 福山大学 / 大阪電気通信大学客員教授 等を歴任
2003年京都大学工学部物理工学科卒業。卒業と同時にロボ・ガレージ創業。
ロボットの世界大会「ロボカップ」で史上初の5年連続優勝を達成。ロボットクリエイターとして、ロボットの研究、設計、デザイン、製作を手がけている。代表作に、乾電池CM「エボルタ」、組み立てロボットキット「週刊 ロビ」、ロボット電話「ロボホン」、ロボット宇宙飛行士「キロボ」 など。
ヒューマンアカデミーの推奨するSTEAM教育の方向性に沿って開発されたロボットキットなので、余分なパーツや無駄な機能なく、学習の目的にそった使い方ができそうですね。
どんな力が身につく?
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】では、時代に合わせて求められる能力が変化するなかで、子どもの思考力を養っていくのを大きな目的としています。経済産業省が推進する「未来の教室」では、これから求められていく能力は創造的な課題発見・解決力であるとしています。
また、1人1人パソコン環境を整えるGIGAスクール構想のなかで、学びのSTEAM化・自立化・個別最適化が進行すると考えられます。
引用出典:経済産業省「未来の教室」
これにもとづいて、リモロボでは基本製作→応用実践のサイクルにより、子どもたちの思考力を養っていきます。
基本製作
テキストを見て、新しいロボットを製作し、基本的な構造を学びます。楽しんでロボットを組み立てながら、論理的思考・課題解決能力・プログラミング思考を育てます。
応用実践
ロボットのパーツを付け替えたり、パーツを増やしたり減らしたりしながら、自分だけのオリジナルロボットにしていきます。失敗したり迷ったりの試行錯誤を通して、課題解決能力・発想力・創造力がさらに鍛えらていきます。
テキスト通りのモノづくりでなく、自分なりのアイデアで試して失敗して悩んでやりとげるサイクルが大事というわけですね。
カリキュラム・授業内容は?
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】では、オンライン学習で迷ったり挫折したりすることがないよう、かならず最初にスタートアップ講座を受講し、プライマリーコース、ベーシックコースと進んでいきます。主な内容は以下の通りです。
スタートアップ講座
学習期間:1ヶ月基礎力を身につける期間です。
ブロックやギアなどのパーツの名前や役割を確認しながら、ロボット製作の基礎を学んできます。

プライマリーコース
学習期間:12ヶ月仕組みを知り、興味を広げる期間です。
原寸の写真でわかりやすくパーツが表示されたテキストを見ながら、ロボット製作を進めていきます。
さまざまな仕組みを理解し、自分自身で製作する作業に慣れていきます。

ベーシックコース
学習期間:24ヶ月試行錯誤でロボット全体に関する深い知識を獲得します。
テキストを見ながら、正確にロボットを完成させ、さらに自分なりのアイデアを付け加えるなかで動きの仕組みや構造を理解できます。

授業の流れは?
どのコースでも、授業は製作→提出→フィードバックの繰り返しにより行われます。
疑問があったら、オンラインで質問できる

ロボット製作を進めるなかで、わからないことが出てきたら、写真や動画を添付して質問できます。
お子さんから講師へ、また保護者から事務局へ。どちらもOK。
疑問点を残さず先に進めるだけでなく、疑問点を文章で書いて伝える経験はコミュニケーション力を鍛える練習にもなります。
完成したロボットへのフィードバックが届く

製作したロボット、自分なりの工夫で改造したロボットは写真や動画を提出すると担当講師からフィードバックをもらえます。
努力した点をほめてもらい改善点を理解することで、やる気アップにもつながります。
メッセージ例(オフィシャルホームページより)
毎月1回、全国の仲間とライブホームルーム
毎月1回、オンラインコミュニケーションアプリにより、全国のリモロボ生が集まるライブホームルームが開催されます。つぎに製作するロボットの紹介や、改造ロボットの発表などをとおして、同じ目標にいどむ仲間たちと交流できるアクティブ・ラーニングのいい機会です。
ホームルームに参加できないときは録画視聴も可能です。

オンライン教室だと孤独になったり学習がつらくて挫折したりするのが心配です。その点、リモロボでは継続するための工夫がいろいろとできているのがわかります。
教室のメリット/デメリット
メリットは?
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】を受講するメリットは、楽しみながら自然と創造性や達成感を得られる点にありそうです。1.手を動かす

楽しみながら学びを深める教科横断的なSTEAM教育の場となります。
2.考える・答える

単にロボットを製作するただけでなく構造や仕組みの理解を深めて行くなかで、理系分野の出発点ともいえる好奇心を獲得できます。
教材となる映像授業では、先生が登場してロボットの仕組みや構造・改造のコツを解説しアニメーションのおもしろ動画なども使用するので常に興味を失わず学習を進められます。
3.参加する
全国のリモロボ生と行うライブホームルームで、他の生徒や講師との学びや交流を深められます。通学方式のヒューマンアカデミージュニアロボット教室のカリキュラムを受け継ぎながら、オンライン教室独自の仕組みを付け加えることで継続しやすく学習効果も高まるように工夫されているのが、大きなメリットといえそうです。
ライブホームルームって、どんなんだろう?なんかかワクワクしてきますね。ぜひ、一度コエテコでも取り上げてみたいです。
デメリットは?
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】の教材の特徴の一つは、子どもたちがマイペースで進められる点にあります。映像授業を見ながら、むずかしいところは一時停止して考えてから進めていけます。
だけどこれ、保護者から見ると「だらだらしている」「きりがない」と感じてしまうかもしれません。
家庭のなかで話し合いをして「リモロボの時間は5時から6時、夕食後は宿題をすること」という風に決めていくと、このようなデメリットも解消できるかもしれませんね。
自宅で学ぶオンライン学習。嫌がって進まないのは困ったものですが、楽しみすぎてエンドレスになってもよろしくない。保護者にとっては痛し痒しかもしれませんね。
良い口コミ/悪い口コミを検証
ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】は2021年7月に新規開講したばかりのスクールです。このため、まだコエテコに到着している口コミはないようです。
届き次第公開していきますので、引きつづきご注目ください。
運営会社はどこ?怪しい会社じゃない?

同社を中核としたヒューマングループは1985年創業。
教育事業を中核として、人材、介護、保育、美容、スポーツ、IT と多岐にわたる事業を展開してきました。
「為世為人(いせいいじん)」を経営理念に掲げ、教育を 中心とする各事業を通じて、教育格差、労働力不足、高齢化社会、待機児童問題など、時代とともに変化するさまざまな社会課題の解決に取り組んできました。
ヒューマングループは、いま世界全体で達成すべき目標として掲げられた SDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでいます。
現在は800以上の講座・カレッジ、142万名以上の修了生・卒業生、20万名以上の資格検定合格者など、いずれをとっても圧倒的な日本有数の教育企業といえます。
子どものための習いごとから、社会人のための資格取得、就職対策など、ヒューマングループの枠内だけで学校で習う以外のすべての教育機会を用意している巨大グループですね。
無料体験授業はこちら!
小学校でのプログラミング学習必修化もはじまり、将来に向けて理系アタマづくりのためにロボット教室を考えている保護者の方も多いでしょう。でも、受講料はけっして安くないし、オンラインでちゃんと身につくのだろうかと保護者の悩みもつきません。
そんな保護者と子どもたちが不安なく学習をはじめるために用意されているのが無料体験授業です。
オフィシャルホームページから申し込みができ、オンライン完結で授業を体験できるので、まずは体験してみてはいかがでしょうか?
もちろん、保護者からの質問タイムも用意されています。
いまならロボットキットが送料無料で届くメリットもあるようですよ。
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全国1500教室以上を展開するヒューマンアカデミージュニアロボット教室が、そのカリキュラムをオンラインで学べるコースを開始しました。
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ここでは、ヒューマンアカデミージュニア リモートロボットコース【リモロボ】についてまとめます。
記事のいちばん下には直接!スクールに伺ったコエテコ独自の取材記事もありますので、あわせてどうぞ!