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イベント演出サービスの比較4選。特徴や料金は?|コエテコドローンナビ
東京オリンピックの開会式では、1,824機ものドローンを使った演出が大きな話題となりました。ドローンによるイベント演出は、従来の照明や演出機材では実現できなかった臨場感・スケール感を提供できるとして注目を集めています。
本記事では、ドローンによるイベント演出サービスについて詳しくご紹介。イベント演出サービスで実現できることや依頼方法、サービス会社の選び方までまとめました。
ドローンを使ったイベント演出に興味のある主催者は、ぜひチェックしてみてください。
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(この記事の監修者)fly株式会社 代表取締役社長 CEO 船津宏樹氏 fly株式会社 代表取締役社長 CEO。株式会社ブイキューブに新卒入社後、大阪営業所長を経て、2015年ブイキューブ ロボティクス(現センシンロボティクス)取締役就任。2020年より独立し、2021年よりfly株式会社設立。
・Production /有名アーティストのドローン撮影やLive/CM/映画等 空撮を担当
・Education /1000人を超える受講実績STEAMドローン企画/運営
・Consulting /200社を超えるドローン事業コンサルティング実績
本記事では、ドローンによるイベント演出サービスについて詳しくご紹介。イベント演出サービスで実現できることや依頼方法、サービス会社の選び方までまとめました。
ドローンを使ったイベント演出に興味のある主催者は、ぜひチェックしてみてください。
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・Production /有名アーティストのドローン撮影やLive/CM/映画等 空撮を担当
・Education /1000人を超える受講実績STEAMドローン企画/運営
・Consulting /200社を超えるドローン事業コンサルティング実績
イベント演出サービスとは?
イベント演出サービスとは、イベント来場者の期待を高めたり、興味・関心をあおったりするための各種演出を提供するサービスです。演出にはイベントの目的やテーマが盛り込まれるのが一般的で、「どのようなイベント演出をおこなうか」がイベント全体のムードや盛り上がりに大きな影響を与えることがあります。さまざまあるイベント演出サービスの中でも、近年特に注目を集めているのがドローンを活用した演出サービスです。例えば2020年の東京オリンピック開会式では、ドローンによる「日本」を感じさせる演出が大きな話題を呼びました。
近年は音楽フェスや花火大会・スポーツイベントなどといったさまざまなシーンで、ドローンによるイベント演出が実行されています。
イベント演出サービスでできること
ドローンによるイベント演出では、LEDライトを搭載した小型ドローンを使用するのが一般的です。LEDライト搭載のドローンを利用することにより、以下のような演出を実現できます。- 空中にキャラクターやさまざまなオブジェクトを描く
- 空中にイベントロゴや文字を描く
- オブジェクトやロゴ・文字を立体的に描く
- 描いた図や文字を動かす など
このほか、ドローンにレーザーを搭載して照射させたり、プロジェクションマッピングと連動して動かしたりといった複雑な演出も可能です。
ただしドローンのバッテリーは限界が早く、長時間の演出はできません。ドローンを使ったイベント演出は、10分以内に収めるのが一般的です。
イベント演出サービスの利用方法
ドローンによるイベント演出サービスは、ドローンを専門に扱う事業者によって提供されます。イベント演出を依頼したい場合は、適切な事業者の選定が必須です。事業者と契約すると、イベント演出について丁寧なヒアリングがおこなわれます。主催者として、イベントの主旨や予想される客層・来場者数、会場の状況・広さなどの詳細を伝えてください。
またイベント演出の希望がある場合は、細かいイメージを伝えることも必要です。「どんな演出にしたらよいか分からない」という場合は、事業者に一任してもよいでしょう。
ヒアリングの実施後は、事業者が現地の調査・チェックをおこないます。現場の状況を元にイベント演出の企画・立案がおこなわれ、クライアントが納得すれば、ドローンを使ったイベント演出の動きが本格化する流れです。
ドローンの飛行に必要な各種申請やイベント演出のリハーサルは基本的には事業者が行いますが、ドローン以外の演出と合わせた運用が必要なため、クライアントと連携することが重要です。事業者にもよりますが、ヒアリングからイベント演出までに必要な期間は、約3カ月とするのが一般的です。
イベント演出サービスの選び方
イベント演出サービスを選ぶときは、「イメージどおりの演出を実現できるか」「予算の範囲内に収まるか」をチェックしましょう。ドローンによるイベント演出を手掛ける事業者はさまざまありますが、所有しているドローンの数・種類・操縦者のレベルはそれぞれ異なります。イベントの規模や期待する演出のレベルを勘案し、条件をクリアできる事業者を選ぶことが大切です。
事業者の演出スキルについては、公式HPで公開されている実績で確認できます。実績が確認できない場合は、口頭で問い合わせてみましょう。
またイベント演出にかかる費用も、事業者によって大きく異なる傾向です。事業者に見積もりを依頼するときは、予算の上限も伝えておく必要があります。複数の事業者から見積もりを取る場合は、全社に同じ予算を伝えましょう。提示された見積もりをチェックするとき、内容の比較検討が容易になります。
なおドローンによるイベント演出サービスの費用相場は、「ドローン100台で500万円から」とするのが一般的です。その他の演出に関しては、使用する機体のサイズや搭載する演出機材にもよりますので、各事業者へお問い合わせください。
見積もりを受け取ったら「演出の進行管理費」「事前調査費」「アニメーション制作費」「ドローンの現場運営費」「リハーサル費」「各種申請にかかる費用」「保険代」について、それぞれいくらかかっているのかチェックしてみてください。
おすすめのイベント演出サービス
ドローンによるイベント演出サービスは、実績豊富な事業者がおすすめです。ここからは、ドローンによるイベント演出を一任できる、ドローン専門の事業者をご紹介します。
ドローンを活用したイベント演出(fly株式会社)
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「fly株式会社」は、クリエイティブ、ドローンパイロット育成、教育、コンサルティングを幅広く手掛けるドローンのプロフェッショナル。「心×踊る×未来」を創造することをモットーに掲げ、テクノロジーを駆使したプロジェクトを推進しています。
2022年には、浄土宗の龍岸寺で行われた「超十夜祭2022」に全面協力し、史上初となる「ドローン来迎仏編隊飛行」を披露。他にもドローンを通じた新たな価値提供への取り組みを積極的に行っており、クリエイティブなイベントを演出しています。
ドローン演出(ドックス)
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/H1Mw7bfY2i_S4uVt64gstw.jpg)
「株式会社ドックス」は、テレビ番組や各種イベントの企画・演出を手掛ける制作会社です。ドローンを使った演出実績も多く、屋内外はもちろん、特殊な環境下でのイベント演出についても相談できます。
同社の強みは、さまざまな演出機材と掛け合わせた多彩なドローン演出が可能なこと。ドローンの保有台数が豊富な上、レーザーやスポットライトなどを搭載できる大型のドローンも運用できます。ドームイベントでのドローンを使った演出実績もあり、他社で断られた難しい演出にも対応してくれるかもしれません。
ドローンを活用したイベントの企画・運営(ドロサツ‼)
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/QuLerbDhKCTrI9ek21whfw.jpg)
「株式会社drone supply & control」による、ドローンイベント演出サービスです。ドローンを活用したイベント演出の企画から運営までを一気通貫でおこなっており、「リゾートホテルの季節イベント」「スキー場開き記念イベント」などを演出した実績があります。
ドローンは手の平サイズの小型なものから、大型の産業用ドローンまで幅広くラインナップ。イベント演出サービスを依頼した場合、事前調査・各種申請代行から、機材手配、事前リハーサル、当日の運営までを丸投げできます。
演出プランは予算や希望に合わせてカスタマイズしてもらえるため、まずは相談してみるのがおすすめです。
HIS アウトドアドローンショー(HIS)
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/sFj0z-xU3tCN-J3mlgSIAQ.jpg)
イベント演出に使用されるドローンは、ドローンショー専用の「Unika(ユニカ)」です。重量は従来機の約1/3と軽量で、スピーディかつ精度の高い動きが可能。LEDライトの発光量も多く、ドローンの存在感が際立つ演出を実現できます。
特殊効果や生演奏の組み込みなどにも対応しており、イベントイメージに合わせた質の高い提案を受けることが可能です。
まとめ
ドローンによるイベント演出サービスは、イベントの目的やテーマを強調したり、イベント参加者の満足度を向上させたりする上で有益です。近年は技術の向上に伴い、ドローンで対応できる演出の幅も広がってきました。イベントの認知度向上や集客力アップを目指す主催者は、ドローンによるイベント演出サービスの活用を検討しましょう。
ただしドローンの飛行には航空法や電波法による規制がある上、場所によっては特別な許可が必要なケースがあります。
イベント演出サービスを依頼する場合は、事業者の実績や対応可能な業務について詳細なチェックが必須です。費用についても事業者による違いが大きいため、まずは複数社で見積もりを取って、内訳を精査することをおすすめします。
更新日:2024.03.25
公開日:2023.12.10
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