フリーランスにおすすめ保険3選を紹介!初心者向けも解説

フリーランスにおすすめ保険3選を紹介!初心者向けも解説
フリーランス初心者のなかには、「保険は何を選べば良いの?」「国民健康保険のほかにも種類があるの?」と、保険について心配する人もいるでしょう。フリーランスは、保険を自身で選んで加入する必要があります。さまざまな種類の保険があるため、自分の業種や必要性に合わせて保険を選びたいですね。

この記事では、フリーランスが利用できる保険の種類やおすすめの保険を紹介します。

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フリーランス保険とは?

フリーランスである以前に、日本国民は74歳まではいずれかの公的医療保険に加入する必要があります。まず、フリーランスが加入できる保険には4つの種類があることを抑えておきましょう。
  • 国民健康保険
  • 国民健康保険組合
  • 社会保険を継続
  • 家族の健康保険の被扶養者になる

国民健康保険

国民健康保険は、日本国内に居住するすべての人々が加入できる保険制度です。もちろん、フリーランスの方々もこの保険に加入することができます。

支払う保険料は、会社員時代の社会保険より増えるケースが少なくありません。主な生計維持者の前年度の所得金額に基づいて算出されるため、退職直後で収入が減った最初の年は、特に負担が大きく感じられるでしょう。

「出産手当金」や「傷病手当金」といった各種手当金制度こそないものの、医療費の負担軽減や高額療養費制度といった基本的な保障内容は社会保険と同じです。

引用:厚生労働省|国民健康保険制度

国民健康保険組合

国民健康保険組合(国保組合)は、特定の業種や地域に所属する自営業者やフリーランスの方々を対象とした保険制度です。

保険の機能としては国民健康保険と何ら変わりありませんが、保険料算出の面で違いがあります。国民健康保険が所得金額を参照しているのに対し、国保組合は基本的に定額制。一般的には月額2万円程度の負担とされています。ある程度事業が軌道に乗って収入が増えてきたフリーランスは、国保組合に移った方が保険料を抑えられるケースもあるでしょう。

一方で、管轄する組合の組合員であることが前提だったり、業種・居住地に制限が設けられていたりと、やや加入しづらいのが難点です。一口に国保組合といっても多数の団体が存在していますので、気になった人はまず自分の業種に合いそうなものがあるか調べてみることから始めてみてください。

引用:一般社団法人 全国国民健康保険組合協会

社会保険を継続

フリーランスになる前に社会保険に加入していた方は、一定の条件を満たすと「健康保険任意継続制度」を利用することが可能です。具体的な要件は以下の通り。

  • 2カ月以上の被保険者期間があること
  • 資格喪失日から20日以内に手続きすること

この制度により、フリーランスとなった後でも雇用者と同等の医療サービスを受けることができます。「国民健康保険では保障内容がちょっと不安…」という人は活用して損はないでしょう。ただし継続可能期間は原則として最大2年間となっているほか、保険料は会社と折半ではなく全額自己負担となる点については十分ご留意ください。

家族の健康保険の被扶養者になる

家族が健康保険に加入している場合「年収が一定額以下であること」「同居していること」といった一定の条件下でなら、被扶養者としてその保険に加入することができます。

受けられる保障内容は「健康保険」ではなく「国民健康保険」に準じる形にはなるものの、被扶養者には保険料の支払が発生しない点が大きなメリットです。会社を辞めてフリーランスになったものの「収入が安定せず保険料の支払いが苦しい…」と悩む最初の頃におすすめの選択肢と言えるでしょう。

フリーランスにおすすめの保険3選

ここでは、コエテコがおすすめする保険3選を説明します。

フリーナンス(FREENANCE by GMO)


フリーナンスは、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が提供するフリーランス向けの保険です。フリーランスだけではなく、会社員も利用できることがフリーナンスの特徴。入会する際にフリーナンス口座を開設することで、企業に信頼感を与えられることや即日払いなどのサービスを受けられることがメリット。

フリーナンスでは、以下のようなサービスを提供しています。

サービス名 補償額・手数料など 内容
あんしん補償 補償額:最高5,000万円 仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故、情報漏洩や著作権侵害などの補償
即日払い 手数料:請求書額面の3~10% 請求書を買い取り、代金を即日払いで振り込む
あんしん補償プラス 補償額:自身で設定 ケガや病気などで働けなくなったときに設定しておいた「受け取りたい月額」を1年間受け取れる
所得補償保険 利用料:1カ月あたり500円
給付額:1~10万円
ケガや病気で入院が継続した際に、契約の金額を給付金として受け取れる
コロナminiサポほけん(特定感染症保険) 給付額:10万円 新型コロナウイルスを含む特定感染症と診断された場合、特定感染症一時金として給付額を受け取れる

上記のような手厚い幅広いサービスを、なんと会費無料で利用できることが嬉しいポイントです。即日払いを希望する場合のみ、手数料が3~10%発生します。
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文芸美術国民健康保険組合

文芸美術国民健康保険組合は、市区町村の国民健康保険に加入するよりも費用を抑えられるケースが多いことがメリット。対象者は、デザイナーやライター、フォトグラファーなどクリエイティブな職業に従事している人です。

なお、アフィリエイト広告が収入源である個人事業主の場合は「広告業」とみなされるため、文芸美術国民健康保険組合には加入できないため注意しましょう。

文芸美術国民健康保険組合への加入条件

なお、加入条件は以下の通りです。
  • 日本国内に住所を有していること
  • 文芸、美術及び著作活動に従事し、かつ、組合加盟の各団体の会員であること
  • 個人事業主であること
  • 後期高齢者(75歳以上)ではないこと
組合加盟の団体の種類は、生け花や書道、工芸美術やアニメーションなど、多岐に渡ります。団体の会員となるためには、団体が定めている加入条件を満たすことが必要です。例えば、「2年以上の活動実績がある」「2年以上の会員歴がある会員からの推薦が必要」などの条件が設けられているケースもあります。

文芸美術国民健康保険組合の保険料

文芸美術国民健康保険組合の令和2年度の保険料は、以下の通りです。
  • 組合員1人月額(医療保険 後期高齢者支援金分含む):19,900円
  • 家族1人月額(医療保険 後期高齢者支援金分含む):10,600円
  • 1人月額 介護保険分:4,300円
市区町村の保険と異なるポイントは、保険料が定額であるという点です。そのため、収入が多いフリーランスほど、文芸美術国民健康保険組合に加入するメリットは大きいといえるでしょう。

東京美容国民健康保険組合

東京美容国民健康保険組合は、美容の業務に従事する人が加入できます。対象地域は、東京都(島を除く)、 神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、山梨県の区域に居住する人となっています。美容師の免許を有していないインターンや見習い、事務や会計に従事する人は、従業員組合員として加入することも可能です。

フリーランスが届け出する際に必要な書類は、以下の通りです。
  • 被保険者資格取得届
  • 家族の健康保険加入状況確認書
  • 保健所発行の開設届済確認書のコピー
  • 前年度の確定申告書のコピー
  • 世帯全員の住民票(マイナンバーの記載があるもの)
  • 被保険者証のコピーまたは資格喪失証明書のコピー
従業員組合員1人当たりの保険料は、1カ月あたり13,500円となっています。社会保険が用意されていない美容室で働いている場合には、東京美容国民健康保険組合への加入を検討したいですね。

フリーランスの保険に関するよくある質問

ここでは、フリーランスの保険に関するよくある質問について、Q&A形式で解説していきます。不安や悩みがある状態で加入すると後悔してしまう可能性も大いにあるので、疑問点はここで解消しておきましょう。

  • フリーランスの医療費は自己負担ですか?
  • 個人事業主は社会保険に入れる?
  • 自営業者の国保は経費になる?

フリーランスの医療費は自己負担ですか?

会社を辞めてフリーランスになっても、何らかの公的医療保険制度に加入することは可能です。国民健康保険にせよ国保組合にせよ、医療費の負担額は会社員と同じ「3割」ですので安心してください。

ただし、フリーランスは保険料の面で会社員とは異なります。会社員の場合保険料は会社と折半のため半額を支払えばOKでしたが、フリーランスの場合は全額自己負担。保険料の支払い額が増えてしまうことは、あらかじめ留意しておいた方がいいでしょう。

個人事業主は社会保険に入れる?

社会保険(健康保険)は、会社員や一部の短時間労働者(アルバイト・パート)に用意されたものであるため、基本的にフリーランスが加入することはできません。ただし、フリーランスになる以前に会社員だった人は「健康保険任意継続制度」によって2年間限定で社会保険を継続することが可能です。

保険料の折半はなくなってしまいますが、国民健康保険にはない各種手当金制度が利用できるため、条件を満たす人は利用を検討してみてもいいですね。

自営業者の国保は経費になる?

結論から言うと、自営業者(フリーランス)が支払う国民健康保険料は経費にはなりません。そもそも経費とは「事業を行ううえで欠かせない出費」のことを指します。国民健康保険があることによって助かるケースは大いにあるかと思いますが、それが事業に必須かと言われたら、ほとんどの場合そうではないはずです。

ただし支払った国民健康保険料は、全額「社会保険料控除」として所得から控除できることになっています。経費にはならないものの、結果として節税には一役買っているのです。確定申告の際には、社会保険料控除の項目に忘れずに記載するようにしましょう。

フリーランスにおすすめ保険まとめ

会社員のように社会保険を利用できないフリーランスにとって、保険について考え選択するのは重要なポイントだといえます。国民健康保険への加入を検討する前に、どのような種類の保険があるのかをチェックしておきたいですね。

自身の業種に最適な保険を選ぶことで、保険料を抑えることにもつながります。保険によっては、独自のサービスを豊富に展開しているものもあるでしょう。サービス内容や保険料などを比較したうえで、フリーランスの活動を後押ししてくれる保険を選んでみましょう。

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