※ 本コンテンツにはプロモーション(PR)が含まれています。また、詳しい最新情報については公式サイトをご確認ください。
※ 「コエテコキャリア byGMO」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-316281)の許可を受けたGMOメディア株式会社が運営する、就職・転職情報サイトおよびフリーランス情報比較サイトです。
この記事では「Webコーダーとは?」というそもそもの部分を解説したうえで、巷でWebコーダーが「きつい」と言われている具体的な理由や、活躍するためにはどうしたらいいのかといった内容についてまで、徹底解説していきます。
そもそもWebコーダーとは?
Webコーダーとは、Webデザイナーが作成したデザインをもとに、実際にWeb上で表示できるようコーディングをしていく仕事のこと。「HTMLコーダー」や「マークアップエンジニア」と呼ばれることもあり、細かな違いはあれど大枠は同じです。IT職種ではあるものの、基本的に用いるのはプログラミング言語よりマークアップ言語中心。HTMLやCSS、JavaScript等で、クライアントの要望に応じたWebサイトやWebアプリを作り上げます。よく「Webデザイナー」と混同されることがありますが、こちらは全くの別物です。デザイナーはWeb制作における企画・設計から一貫して対応するのに対し、コーダーは数ある工程のうちのコーディングのみを担当します。
Webデザイナー | Webコーダー | |
---|---|---|
業務内容 | Web制作業務全般 (クライアントへのヒアリング~納品まで) |
Webデザイン業務における コーディング作業のみを担当 |
このように、コーダーは業務範囲が明確化していることに加え求められる能力が限定的であるため、IT業界の入門的存在です。今後IT・Webに関する仕事をしていきたいと思っている人が、最初のキャリアとしてWebコーダーから参入していくのは悪くない選択と言えるでしょう。
Webコーダーがきついと言われる4つの理由
ここでは、Webコーダーに対して「きつい」「やめとけ」といったネガティブな意見が飛び交っている具体的な理由について見ていきます。- IT系職種の中でも年収が低い
- 下流工程にあたるためストレスを感じやすい
- 参入障壁が比較的低くライバルが多い
- AI・その他ツールの進歩で必要性が懸念されている
IT系職種の中でも年収が低い
IT系職種というと高年収が期待できるイメージがあるかもしれませんが、その中でもWebコーダーの年収はやや低め。フリーランスの場合の数字にはなってしまうものの、ITエンジニア向け案件サイト「フリーランススタート」によれば、Webコーダーの平均月額単価は38.1万円、年収にして約460万円となっていました。これは日本の会社員の平均年収と比べてもほとんど差がありません。
参考までに、IT職の中でも特に需要の高いJavaエンジニアの情報を見てみると、月額平均単価は65万円で、年収はおよそ800万円。これはJavaが特別高いわけではなく、多くのエンジニア職が年収700〜800万、さらには1,000万円と稼げるポテンシャルを秘めています。フリーランスともなればなおさらです。

需要の高いIT・Web系職種であるにも関わらずあまり大きく稼ぎにくいという点は、Webコーダーが「きつい」「やめとけ」と言われる特に大きな要因でしょう。
下流工程にあたるためストレスを感じやすい
Webコーダーが担当するコーディングは、Webデザインにおける工程の中でもひと際下流にあたる業務です。上流には、クライアントからの依頼を元に企画を立案するディレクターや、開発するサービスやアプリを設計書に起こすデザイナーがいます。前工程で発生したトラブルのしわ寄せは下流工程のコーダーに来ることになるため、理不尽な要望にも最大限応えなければいけないのは特につらいところです。「デザイナーから設計書が出てくるのが遅れ、コーディングにかけられる時間がわずかしかない」「順調に進んでいたのに、突然ディレクターから方針変更の連絡が来て作り直しになった」なんて事態も、Webコーダーとして働くうえでは起きてしまいかねません。
参入障壁が比較的低くライバルが多い
複雑なプログラミング言語を駆使して開発を行うエンジニアとは違い、Webコーダーは基本的にHTML・CSS、JavaScriptといったWebサービス・アプリ制作に特化した言語で作業にあたることになります。特にHTMLやCSSといったマークアップ言語は、プログラミング言語よりも平易な構文で構成されているため、初心者でも習得が比較的容易。そのため、特に初心者層はライバルが多く、仕事の取り合いになってしまいがちです。参入障壁が低いというのはメリットでもある一方で、そこでスキルが停滞してしまうと新しく入ってきた人に仕事が取られてしまうというデメリットでもあります。
AI・その他ツールの進歩で必要性が懸念されている
ITの発展著しい昨今、業務効率化につながるさまざまなツールが登場してきています。例えば「ローコード」や「ノーコード」といったツール。これらによって、これまで必要だったコーディング作業をほとんど、もしくは完全にすることなく、誰でも簡単にWebサービスを開発することができる時代になっています。50万人以上が利用するノーコードWeb制作プラットフォーム「STUDIO」や、世界的シェアを誇るCMS「WordPress」等が代表的。そのほかにも、近年は高性能なAIもどんどん開発されてきています。ChatGPTに依頼すればHTML・CSSのコードを提示してくれますし、デザインデータからHTMLに自動生成してくれるという画期的なツールも存在している状況。この潮流は、Webコーダーにとって間違いなくきついところでしょう。
Webコーダーとして活躍していくために意識したい心構え
「きつい」という辛辣な意見が散見されるWebコーダーですが、今後需要がすぐに途絶えてしまうという事態は考えづらいでしょう。先述したデメリットとなる部分を十分に理解したうえで、以下のような心構えをもって活動していけば、まだまだ活躍していけるチャンスはあるはず。- 技術やトレンドの変化に置いていかれないよう勉強に励む
- +αのスキルを身につけてキャリアアップを目指す
- 転職や独立も視野に入れて行動する etc...
とにかく重要なのは「知識のアップデート」。IT・Web業界は技術・トレンドの変化が早く、うかうかしているとすぐに置いて行かれ、仕事が取れなくなってしまいます。日々忙しい中でも業界に関する情報に触れる時間を作ったり、机に向かってさらなるスキル習得に励んだりする姿勢を大切にしたいところ。
ローコード・ノーコードツールやAIがどんどん進歩している今、コーディングだけを黙々と続けているコーダーでは、やや将来が不安だと言えます。JavaやPHPといったプログラミング言語を習得してフロントエンドエンジニアを目指す等、キャリアアップの計画を立てて行動するのもおすすめです。
まとめ
当記事では「Webコーダーになりたいけど、きついって本当かな…」と不安を感じている人に向けて、Webコーダーがきついと言われている具体的な理由をはじめ、どうすれば今後活躍していけるのかといった内容についてまで、詳細に解説してきました。WebコーダーはIT職種の中でも年収が低めで、ノーコードツールやAIによってその立ち位置を脅かされているという理由から、確かにきつい仕事であることは否めないでしょう。一方で、マークアップ言語+αさえ習得出来れば、高需要として定評のあるIT業界に参入できる可能性があると考えると、一概に「やめとけ」とは言えないでしょう。Webコーダーを足掛かりにして、IT業界での経験を積んでいくというキャリアプランも悪くないのではないでしょうか。
なお、コーディング一本で稼ぎ続けられるWebコーダーは、今後どんどん減っていくことが予想されます。プログラミングに手を出してキャリアアップを図る、ライバルとの差別化を図れる新たなスキル習得に励む等、戦略的に行動して行く必要がありそうです。