仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット・デメリット

仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット・デメリット
転職を検討し始めた時、仕事を辞めてから転職するべきか、仕事を続けながら転職活動に取り組むべきか迷う人も多いのではないでしょうか。
仕事を辞めてから転職活動を始める場合、転職活動に専念できる一方で転職活動が長期化すると焦りや不安が生じてくる懸念もあります。
 
そこで今回は、仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット・デメリットを紹介します。

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仕事を辞めてから転職活動を始める人は少なくない

まずは転職活動者のうち、仕事を辞めてから転職活動に臨む人は全体の何割を占めるのか、データを用いて紹介します。
 
株式会社ビズヒッツが実施した『転職活動に関する意識調査』によると、働きながら転職活動に取り組んだ人と仕事を辞めてから転職活動を始めた人の割合はほぼ同率となりました。

グラフ, 円グラフ

自動的に生成された説明
引用:株式会社ビズヒッツ『転職活動に関する意識調査』
 
本調査より、多くの人が仕事を辞めてから転職活動を始めている様子が伺えます。
現職との兼ね合いやどのような転職活動にしていきたいかによって、「仕事を辞めてから転職するべきか」「仕事を続けながら転職活動に取り組むべきか」自身に合った方法を検討すべきと言えるでしょう。

仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット

ここでは、仕事を辞めてから転職活動を始めるメリットを紹介します。

転職活動に集中できる

辞めてから転職活動を始めるメリットとして、転職活動に集中できる点が挙げられます。
仕事を続けながら転職活動に取り組む場合、どうしても現職の仕事にも時間を割かねばならず、「思うように転職活動を進められない」といった声も多々聞かれます。
 
その点、辞めてから転職活動を始める場合、転職活動だけに時間や労力を避けるようになります。スケジュールの調整も比較的スムーズであり、企業・業界研究にもゆっくり時間を割けるでしょう。
 
また面接対策にも十分な時間を確保できるため、選考の際もしっかりと準備をした上で臨むことができるでしょう。

失業保険を利用できる

直近の勤め先で雇用保険に加入していた場合は、失業保険を受給できます
仕事を辞めてから転職活動に取り組むとなると、生活費など金銭的な不安は避けられません。
 
しかし失業保険を受給できるとなると、少し気持ちの余裕も生まれるでしょう。
転職のように雇用者側の都合で退職した場合、「自己都合による退職」として扱われます。
 
その場合の失業保険は、次の通り給付されます。

給付額 退職前6ヵ月間の賃金日額の50%~80% 
給付日数 90日~150日(雇用保険の被保険者期間によって異なる)
給付時期 7日間の待機期間と2ヵ月間の給付制限期間が経過した後
 
失業保険は辞めてから転職活動を始める人にとって心強い制度ですが、受給できる額は前職の給与額よりも少額になります。
また受給期間も限られているため、頼りにし過ぎないように注意しましょう。 

仕事に対する考えや気持ちを整理する時間を設けられる

仕事を辞めてから転職活動を始める場合、仕事に対する考えや気持ちを整理する時間を設けられます

この期間に仕事に求めることや自分らしい働き方を整理・模索することで、転職活動における軸が定まり、より自分らしい働き方ができる仕事が見つかるでしょう。

急募の求人に応募しやすくなる

新卒とは違い、中途採用は退職で席が空いた場合や新規の事業を展開する際に人員の募集が発生します。
時には、急な退職・経営方針の変更で人員を緊急募集するケースも珍しくありません。

この場合、企業は即時入社できるような人材を求める傾向があります。
既に仕事を辞めており、すぐに入社に向けて動き出せる人は、このような求人で優遇される可能性が高いでしょう。

しかしこのような案件はすぐに募集が締め切られることもあります。
そのため希望に沿う求人を見つけた場合は、まずエントリーしてみることをおすすめします。

仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリット

一方で、仕事を辞めてから転職活動を始める場合、デメリットに感じる側面もあります。
仕事を辞めてから転職活動を始めようと考えている人は、デメリット面もしっかり理解しておくことが肝要です。

次の転職先が決まるまで収入が途絶えてしまう

仕事を辞めてから転職活動を始めるとなると、一時的にではありますが収入が途絶えてしまいます。転職活動が短期間のうちに終われば良いですが、長期化してしまうと生活費など金銭面での余裕がなくなってしまうでしょう。
 
仕事を辞めてから転職活動を始めようと考えている人は、万が一転職活動期間が長引いた場合も念頭に置き、事前に少しでも貯金をしておくことをおすすめします。

転職活動が長引くと焦りが生まれ、妥協してしまう可能性がある

転職活動が長引くと仕事にもブランクが発生してしまいます。
また転職活動が長期化することで、選考にも影響が生じてしまう可能性も考えられるでしょう。
 
さらには転職活動にも焦りが生まれ、希望に沿わない企業の内定に承諾してしまったり、焦りや不安が選考の場に現れ本来のパフォーマンスを発揮できずに終わってしまうことも起こり得ます。

「転職しない」という選択肢が取れなくなる

仕事を辞めてしまうと、当然のことながら「転職しない」という選択肢が取れなくなります。
 
その点、仕事を続けながら転職活動に取り組む場合、もし転職活動が難航すれば一旦転職活動を中断することも可能です。
また頃合いやタイミングを見て転職活動を再開できるでしょう。
 
退職してしまうと、前の会社に後戻りできなくなってしまいます。
このことも充分に理解し、勢いだけで転職しないように留意しましょう。

仕事を辞めてから転職活動を始めるメリット・デメリット まとめ

仕事を辞めてから転職活動を始める人は珍しくなく、目標を掲げ計画的に転職活動に臨めば自分らしい働き方や想い描くキャリアを形成する企業と出会うことができるでしょう。
 
しかし一方で仕事を続けながら転職活動に取り組む場合よりも金銭的な不安が生じやすいのも事実。さらに「やっぱり転職を辞める」という選択を取れなくなることも頭に入れておかなければなりません。
 
仕事を辞めてから転職活動を始めようと考えている人は、本記事で紹介したデメリット面もきちんと理解した上で、納得できる転職活動になるよう取り組んでいきましょう。

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