転職活動時に貯金はいくら必要?転職活動に向けた資金準備の基本

転職活動時に貯金はいくら必要?転職活動に向けた資金準備の基本
転職活動に臨む際、すぐに次の転職先が決まれば良いですが、なかなか内定が得られず転職活動が長期化してしまうことも珍しくありません。
先に仕事を辞めてしまった場合、無収入期間が長引いてしまい貯金を切り崩す必要が出てくることもあるでしょう。
また転職活動にはスーツ代や遠征費など、何かとお金がかかるもの。
 
そこで今回は、転職活動にかかる費用や転職活動に向けて備えておきたい貯金額についてお伝えします。

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転職活動にかかるお金

まずは、転職活動そのものにどれくらいのお金がかかるのかデータを用いて紹介します。
株式会社リクナビが運営するリクナビNEXが行った『転職に関するアンケート』によると、転職活動にかかる費用の合計金額の割合は次の通りです。
 
転職活動にかかる費用の合計金額のグラフ
引用:リクナビNEXT『転職に関するアンケート』
 
70%程度の人が10万円未満に抑えられた一方で、10万円以上かかった人は約20%にも上りました。
 
またエン・ジャパン株式会社が行った『転職活動中の消費についての調査』では、転職活動中に出費した人が多かったモノやサービスとして「衣類の買い替え(69%)」、「ビジネスグッズの購入(43%)」、「資格取得や勉強、習い事(38%)」が上位に位置しました。
 
タイムライン

中程度の精度で自動的に生成された説明
引用:エン・ジャパン株式会社『転職活動中の消費についての調査』
 
スーツやシューズだけの購入であれば、3~4万円程度で済みます。しかし資格の勉強に取り組んだり引っ越しが必要になる場合は、大きな出費が伴います。
 
転職活動に臨む際は、想定される出費を試算し、事前に資金準備をしておく必要があるでしょう。

転職活動向けて備えておきたい貯金額

ここでは、転職活動に向けて備えておきたい貯金額を解説します。
事前に準備をしておきたい貯金額は、仕事を続けながら転職活動に取り組むか、仕事を辞めてから転職活動に取り組むかによって異なります。

仕事を続けながら転職活動に取り組む場合の貯金額

仕事を続けながら転職活動に取り組む場合は安定した収入が続くため、転職に向けて無理に貯金を増やす必要はないでしょう
 
しかし先述の通り、転職活動には一定の費用がかかります。
面接準備などに備え、10万円ほど資金の準備をしておくと安心です。
また転職に向けてスキルや知識を習得しておきたいと考えているのであれば、スクール代や資格取得に必要な参考書・受験費用などの費用も加味した貯金額を用意しておきましょう。
 
エン・ジャパン株式会社の『転職活動中の消費についての調査』では、実際に使った額は、当初用意していた転職のための予算と比べて十分か否かを問う設問では、半数以上の人が想定より消費額が上回ったとのことでした。
 
引用:エン・ジャパン株式会社『転職活動中の消費についての調査』
 
実際に転職活動に取り組んだ人の多くが予想以上に多額の出費になったと感じています。
仕事を続けながら転職活動に取り組む場合でも、試算した金額よりも少し多めに貯金を用意しておくことをおすすめします。

仕事を辞めてから転職活動に取り組む場合の貯金額

仕事を辞めてから転職活動に取り組む場合は、次の支出を加味した額の資金を備える必要があります。
 
  • 生活費
  • 国民年金保険料
  • 国民保険料
  • 介護保険料(40歳以降)
  • 配偶者の保険料(60歳以下の配偶者がいる場合)
  • 住民税
 
保険料・生活費・税金は年齢や前職の収入などによって変動します。
まずは自分が1ヶ月あたりどれぐらい支出をしているのか計上してみましょう。
 
参考までに下記資料は、世帯主の年代別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出データです。
20代の1ヶ月あたりの支出合計額は、24.16万円。また30代の場合は、27.41万円です。
世帯主年齢別生活費
引用:公益財団法人 生命保険文化センター
 
なお転職活動にかかる期間はおおよそ3ヶ月と言われています。
そのため、仕事を辞めてから転職活動に取り組む場合、『1ヶ月あたりの支出×3ヶ月分』の金額を貯金しておく必要があるでしょう。
 
退職していることもあり、多少の娯楽・付き合いによる出費は減るかもしれません。しかし予期せぬ事故やケガに見舞われることもあります。
もちろん転職活動の期間が長引くほど、より多くの貯金を削ることにもなるでしょう。
 
可能であれば、余裕を持った貯金額を準備しておくことをおすすめします。

貯金がなくても転職活動を開始する方法

「貯金はないけれど、今すぐ転職したい」そんな人も多いのではないでしょうか。
本項目では、貯金がなくても転職活動を開始する方法を紹介します。

在職中に転職活動に取り組む

先述の通り、在職中に転職活動に取り組む場合、最低限の収入が保障されています。

現職が忙しい人の場合、なかなか転職活動が進まないこともあるかもしれません。しかしお金の心配をするような事態は避けられるでしょう。
最低限必要な資金さえ準備できれば、転職活動を開始できます。
参考:働きながら転職活動

ボーナス・退職金を受け取ってから退職する

ボーナスや退職金の支給が見込める場合は、退職金・ボーナスを受け取ってから退職するのも1つです。
 
実際に“ボーナス後転職”という言葉があるぐらい、ボーナスを受け取った後に退職する人は多くいます。ただしボーナスを受け取った後に退職を考えている場合は、辞表を出すタイミングには留意しましょう。辞表を出すタイミングによっては、ボーナス査定の対象外になってしまうこともあります。
 
また想定よりも退職金が少ない場合、生活費の切り詰めを余儀なくされたり、転職活動にも焦りが生じてしまいます。退職金をアテにしている人は、「思った以上に退職金が少ない」とならないよう、注意が必要です。

副業・短期バイトに取り組む

転職活動の支障にならない程度に、副業や短期バイトで一時的な収入を得る方法もあります
 
ただし、収入額や労働時間によっては、失業保険の給付が停止もしくは減額になってしまうことも。
さらに転職活動に費やせる時間も少なくなってしまいます。
 
副業や短期バイトに取り組む場合は、転職活動と手元資金とのバランスを鑑みることが大切です。

おすすめの転職エージェント

ここでは、おすすめの転職エージェントを紹介します。

マイナビAGENT


マイナビAGENTは、業界大手株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
数ある転職エージェントの中でも手厚い支援に定評があり、オリコン顧客満足度調査では、2年連続で満足度総合NO,1に選ばれた実績を誇ります。
また、取り扱い案件は、非公開求人を含め約8万件と豊富な数を誇ります。そのため、希望にマッチする案件がきっとみつかるでしょう。

他にもマイナビAGENTには、グループサービスに業界・職種に特化したエージェントサービスも展開しています。
グループサービスでは、各業界・職種に精通した専任のキャリアアドバイザーが転職を支援してくれるため、業界や職種を絞っている人はグループサービスの利用を検討してみるのも良いでしょう。
マイナビAGENTはこちら

doda


dodaは、さまざまな人材サービスを手掛けるパーソルキャリア株式会社が提供する転職エージェントです。
業界の中でもトップクラスの求人数を誇るだけではなく、非公開求人も豊富。そのため、豊富な選択肢の中から希望にマッチする求人を選べるでしょう。

また、dodaは、転職エージェントと同一アカウントで転職サイトとして利用することも可能です。
さらにスカウトを受け取れるように設定しておくと、企業の担当者からスカウトを受け取ることもできます

大手サービスだからこその充実した機能が魅力であるため、転職が初めての人はまず登録しておきたいサービスと言えるでしょう。
dodaはこちら

Re就活エージェント


Re就活エージェントは、既卒や第二新卒、フリーターなど、20代の転職支援に特化した転職エージェントです。

運営会社は、学生の就活支援を提供する株式会社学情です。人材サービスの中でも若年層の就職・転職支援に特化しているため、若手の転職支援に関するノウハウは業界随一
もちろん、未経験業界や職種への転職支援にも精通しているため、未経験の領域に挑戦したい人やキャリアチェンジを希望する人にもおすすめです。

なお、在籍するキャリアアドバイザーは、8割ほどが既卒就職した人や第二新卒転職経験者。20代であれば、同じ視点に立った手厚いサポートも期待できるでしょう。
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転職活動に必要な貯金額 まとめ

転職活動に必要な貯金額は、仕事を続けながら転職活動に取り組むか、仕事を辞めてから転職活動に取り組むかで異なります。
 
仕事を続けながら転職活動に取り組む場合は、転職準備に必要な金額を試算しましょう。
資格取得を目指す場合やスキルアップのためにスクールに通う場合は、必要資金が高額になりがちです。予め必要資金を試算した上で、計画的に資金準備を行いましょう。
 
仕事を辞めてから転職活動に取り組む場合は、最低でも生活費3ヶ月分の貯金が必要です。さらに面接準備のための資金や万が一のケガや事故への備えなども加味した上で貯金額を決めましょう。
 
余裕のある転職活動にするためにも、十分な額の貯金は必須と言えます。
資金不足により焦りが生じ、“思い描く転職を実現できなかった”となってしまっては本末転倒です。
 
納得できる転職活動にするためにも、計画的に貯金・資金準備をした上で転職活動に臨みましょう。

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