ドローンマスターズスクール(DMS)兵庫姫路校|広大な屋内練習場で物流ドローンも飛ばせる!アクセス◎のスクール

ドローンマスターズスクール DMS 兵庫姫路校 広大な屋内練習場を保有!特殊ドローンの操作も体験できる
兵庫県姫路市に位置するドローンマスターズスクール(DMS)兵庫姫路校は、2017年に株式会社モビリティテクノによって設立された実績あるドローンスクールです。

プラント事業や再生可能エネルギー事業の現場で培われた豊富な知識と技術を背景に、プロフェッショナルなドローンパイロットの育成を目指します。

同校では趣味の空撮から産業用途まで、様々な目的に合わせたカリキュラムが整えられており、一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)の民間資格のほか、国家ライセンス一等・二等も取得できます。

また、インストラクター陣は業務経験者であり、実践レベルのドローン操縦や業務で直面する具体的な課題への対応法をレクチャーします。ドローン販売やメンテナンスも手がけることから、業務へのドローン活用についてワンストップで相談できるのが魅力です。

この記事では同校の魅力について、株式会社モビリティテクノの河田 祐人さんに話を聞きました。

株式会社モビリティテクノ 河田 祐人さん

幅広いドローン業務の知見を活かし、即戦力スクールを開校

—まずは、貴校が開校された背景について教えてください。

当校は2017年に開校した比較的老舗のスクールです。運営母体となる株式会社モビリティテクノは主にプラント事業、再生可能エネルギー事業でのメンテナンス作業にドローンを活用してきました。そこで培った操縦技術や知識を、本格的に事業化したのがドローン事業部です。

今ではドローンまわりの業務も増え、空撮・農薬散布・インフラ点検、測量、点検、物資の輸送などのソリューションの提供、各種ドローン本体や周辺機器の販売・メンテナンスなど、幅広い業務を手掛けるようになりました。

これらの事業で蓄積した実績を生かし、受講生が実際の現場で活躍できるよう、ドローンのプロを育成するスクールとして開校したのがドローンマスターズスクール(DMS)というわけです。

—2017年からというと、ドローンスクールのなかでは老舗にあたりますね。

まさにそこが受講生から評価されているポイントです。数多くのスクールがあるなかで、長きにわたってパイロットを育成してきた実績はみなさんにも信頼いただけるのではないでしょうか。

また、実際にドローンを仕事に活用しているインストラクターが在籍していることも私たちの大きなアピールポイントです。なかには資格取得のみを支援するスクールもありますが、繰り返すとおり、我々はドローンに関わる事業を多数営んでいます。こうした具体的な経験と知識から、現場に即した注意点やアドバイスを提供できるのは大きな強みですね。

さらに言えば、普通のカメラドローンだけでなく、産業機や農業機、物流機などを幅広く取り扱っている点もご評価いただきたいと思います。

とくに産業用ドローンは、DJI社などのメーカーが直接サポートすることは少なく、多くの場合、購入した代理店が修理や点検を担います。そのため当校には、資格を持った整備士が在籍しております。「自分の持っているドローンを整備してほしい」「新しいドローンが欲しいので相談に乗ってもらいたい」など、機体まわりのサポートもぜひお任せください。

—それだけ早期からドローンの可能性に着目されてきたのは、どのような背景からでしょうか。

ご存知の通り、日本では人口減少が進んでおり、限られた労働力でより多くの作業を効率的にこなす必要があります。そしてドローンは、労働生産性の向上に対する有効な解決策として期待されています。

またドローンは、人命救助やレスキュー活動、野生動植物の監視・調査、防犯警備など、社会的な課題の解決にも役立ちます。弊社が2017年という比較的早期からドローンに着目してきたのは、このような期待があってのことでした。

—ドローンによる社会課題解決について、いくつか例を教えてください。

たとえば先日は、兵庫県による害獣対策に協力させていただきました。イノシシや鹿などの野生動物が引き起こす被害に対応するため、ドローンのスピーカーから大きな声を流して動物を追い込んだうえで、地域の猟友会さんに駆除してもらうという方法です。ドローンを活用することで、人手だけでは難しい広範囲をカバーできるのがメリットです。

また最新の例としては、DJI社の「Flycart30」という新型ドローンを使用し、山間部での物資輸送にも取り組んでいます。先日も実際に、山小屋への物資輸送の実証試験を行い、その性能と効率の良さを確認しました。このように最先端の機体に関する知見を有することも、ドローンマスターズスクール(DMS)の強みです。

DJI FlyCart 30 - Dynamic Aerial Delivery-DJI

A long-distance heavy lifter with powerful signal and intelligence, DJI FlyCart 30 supports Cargo mode and Winch mode and ascends beyond traditional logistical limits to deliver a safe, economical, and efficient air transport solution.

DJI FlyCart 30 - Dynamic Aerial Delivery-DJI

https://www.dji.com/jp/flycart-30 >

DPA資格/国家ライセンス対応!ニーズに応じたコース展開

—ではいよいよ、ドローンマスターズスクール(DMS)兵庫姫路校について詳しく教えてください。

私たち株式会社モビリティテクノは、西日本を中心に4校のスクールを展開しています。ビジネス向け産業利用から趣味の空撮まで、ドローンを操縦される方の目的に応じた技能と知識を習得できる、実践的なカリキュラムをご用意しています。

とりわけ兵庫姫路校では、国家ライセンスや一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)のライセンスに加え、農業向けのオリジナルコースから、DJI以外のメーカーの機体を使った講習まで、幅広いコースを提供しています。他の校舎に比べて、特にコース内容が豊富なのが特徴です。

また兵庫姫路校には、非常に広い屋内練習場があります。広いスペースを活かして多彩な機体を展示しており、時期によっては物流機などの特殊なドローンもご覧いただけます。他のスクールでは見る機会が少ない大型機体を間近で見たり、実際に操作したりできるのも兵庫姫路校の魅力です。

では、それぞれのコースについてご紹介しましょう。

<民間資格>ライセンス取得コース

このコースでは、ドローンの基礎から応用までを学びます。着陸・ホバリング・前後左右の移動等の初歩的な操縦に加え、GPSオフの状態からの円移動など、高度な操縦方法もしっかり練習します。

座学では機体の操作方法に加え、飛行ルールなど、ドローンを取り扱ううえで必要な知識が学べます。技能を取得することで、ドローン操縦士協会が発行する「ドローン操縦士回転翼3級」が取得できます。

<国家資格>二等 無人航空機操縦士(初学者向け)

このコースでは、国家ライセンスの取得を目標にドローンの操縦や知識を学びます。初学者向けの二等は、基本を学ぶコースと言えるでしょう。

座学はeラーニングで受講いただき、修了審査は屋内、もしくは屋外会場にて、状況に応じて判断・実施いたします。

<国家資格>一等 無人航空機操縦士(経験者向け)

国家ライセンスコースのうち、一等はより高度な技術を持つ経験者向けです。物資輸送など、特定の業務で必要になる高い技能を習得できます。

国家資格と民間資格、どちらのコースが適しているかは、将来どのようにドローンを活用したいかによります。

趣味で飛ばすだけの方であれば民間資格(DPA)でも充分ですが、ビジネス用途で長期的にドローンを活用する予定の方は一等の資格取得がおすすめです。自分にどのコースが適しているか判断できない場合は、お話を伺いながら決めていきますのでお気軽にご相談ください。

チャレンジコース

一度はドローンを飛ばしてみたいという、初心者向けの入門コースです。本格的なコースを受ける前にドローンを体験してみたい方に最適です。

ドローンの基本的な知識からシミュレーターを使った操縦体験まで、実際にスクールで使用するドローンを操縦することができます。まずは気軽にドローンの世界を楽しんでみましょう。

EA講習(ATCLオリジナル)

このコースでは、旭テクノロジー社が開発した農薬散布ドローン「EA16」の飛行技術を習得します。DPAライセンス保持者の場合は3日間、初心者の方は5日間で取得できるため、短期間で実用的なスキルを身につけたい方に最適です。

講習では、農薬散布の基本から応用まで、現場で活躍できる操縦スキルをしっかりと学べます。ドローンの飛行だけでなく、散布技術も合わせて習得できるので、農業現場で即戦力となることができます。

農業ドローンオペレーター認定講座

このコースは、農業ドローンでの農薬散布を行うための技能を習得するための認定講座です。農業用ドローンは非常に大きく、操作ミスが重大な事故につながる可能性があるため、メーカーごとに定められた講習内容でしっかりと学んでいただくことが必要です。
 
コース合格者はUTCが発行する「DJI農業ドローン技能認定証明書」を取得でき、農薬散布ドローン「Agras T10/T25」を購入することが可能になります。

現場実践コース

このコースは、プロの現場でドローンを操縦するスキルを目指す方のための実践的な飛行訓練コースです。太陽光発電所点検や外壁点検、農薬散布の練習から、本格的な空撮まで幅広く学べます。

コース内容

  • 太陽光発電所点検コース
    赤外線カメラを搭載したドローンで点検業務を体験
  • 外壁点検コース
    会社所有の建物を使って外壁の点検業務を体験
  • 空撮コース
    ドローンで魅力的な映像を撮影する技術を習得
  • 農薬散布練習コース
    農薬散布を実際の現場で練習

スキルコース

卒業したもののもっと練習したい、苦手な分野に集中して練習したい方向けのコースです。1時間マンツーマンでしっかり練習できるため、八の字飛行など、細かい技術を徹底的に学びたい方におすすめです。

自分のペースで無理なく練習できるので、確実に技術を向上させることができます。

女性・若手も大歓迎!「資格を取っただけ」で終わらせない

—ドローンマスターズスクール(DMS)に来られる受講生は、どんな方が多いですか?

ドローンマスターズスクール(DMS)には、様々な背景を持つ受講生がお越しになります。国家資格コースでは最年少で17歳、最高齢で75歳まで受講いただいていますが、ボリュームゾーンは40代〜50代の方ですね。

受講目的は、趣味目的の方もいれば、将来的な可能性を考えてという方もいます。ときには既にドローンを活用されており、更にスキルを付けて活用の幅を広げたい方など、成長意欲のある方が受講に来られることもあります。

かつてドローンは「事故を起こすかもしれない危険な機械」という印象を持たれることもありました。しかし今では「人の役に立つツール」という考え方が浸透してきたようで、意識の変化が受講生の増加にもつながっているのかなと思います。

ちなみに、最年少の受講生が女性だったのも注目すべきポイントです。ドローンによる業務は直接的な肉体労働を必要としないため、女性を含む多くの人々にとってアクセスしやすい仕事といえます。

—ドローンマスターズスクール(DMS)での指導において重視されているポイントは?

当校では、卒業(資格取得)は単なるスタート地点に過ぎないと捉えています。重要なのは実際のドローン活用ですので、講習期間中から受講生と深くコミュニケーションを取りながら、それぞれの受講生が実現したい目標・ビジョンを伺い、卒業後のアフターフォローに生かしています。

というのも私自身、10年前にドローンの資格を取得した際には明確なビジョンがなく、「資格は取ったもののどうすれば良いのだろう?」と途方に暮れてしまったことがあるんです。決して安くない受講料を支払ったにもかかわらず生かす機会がないのは、すごくもったいないことですよね。

そこで当校では、受講生のみなさんに実践経験を積んでいただくべく、可能な範囲でサポートを提供しています。冒頭でも触れたとおり、運営会社自体が幅広いドローン業務を手掛けている会社ですので、実務につなげるチャンスは比較的提供しやすいスクールかと思います。

ドローンの活躍機会は年々増加中!今こそ資格取得を

—最後に、読者に向けて応援のメッセージをお願いいたします。

弊社にはドローン事業における豊富な歴史と、インフラ点検や再生可能エネルギー事業で積み重ねてきた実績があります。

インタビュー中でも強調したとおり、スクールでの講習はあくまでもスタート地点です。当校ではアフターフォローを通じて受講生が業界で活躍できるよう全力を尽くしますので、ドローンを仕事にしたい方はぜひ当校へお越しください。ぜひ私たちと一緒にドローン業界全体を盛り上げていきましょう!心よりお待ちしています。
まるわかりガイドでドローンを知ろう はじめに読みたい#ドローンの基本#スクール選びのコツ#飛行規則#資格
まるわかりガイドを見る

RECOMMEND

この記事を読んだ方へおすすめ