おすすめドローンスクールまとめ|コース内容・料金・資格を比較(栃木県)

栃木県でドローンを飛ばしてみたい人のなかには、スクール選びで迷う人もいるでしょう。栃木県内には、JUIDAの資格を取得できるスクールや駅からアクセスが良いスクールなどがあります。料金やカリキュラムの内容などを比較したうえで、最適なスクールを選びたいですね。

この記事では、栃木県内でおすすめのドローンスクール3選を紹介します。スクールで用意されているカリキュラムについても、詳しく解説します。

Mighty Wings那須塩原ドローンスクール


学校向けのコースを用意していることで、教育分野からも注目を集めているのはMighty Wings那須塩原ドローンスクールです。産業用ドローンや空撮などを熟知する講師が在籍しており、きめ細やかな指導を行うことで定評があります。

講習に用いるのはDJI Phantom4やDJI Inspireなど、人気が高い機体です。そのため、本格的なドローンで操縦練習を行いたい人に向いています。

子ども向けコースの有無 有り
スクール所在地 栃木県那須塩原市塩原2193-2
問い合わせ先 電話番号 0287-32-2492
メール info@mightyw.com

無人航空機実用技能証明証発行コース(16歳以上)

1~3名の少人数制で丁寧な指導が行われるのは、無人航空機実用技能証明証発行コース(16歳以上)です。2日コースと3日コースがあり、1日あたり99,000円の受講料となっています。基本操作には、1時間のシュミレーター操作訓練が含まれます。

主な対象者 16歳以上で無人航空機実用技能証明証を取得したい方
費用(税込) 198,000~297,000円
期間 2~3日間
取得できる資格 無人航空機実用技能証明証
取得できる技術 無人航空機のルール/基本操作/応用操作/夜間飛行/目視外飛行/自動航行

学校向けドローン講習

小学生5年生から高校3年生までの学生が受講できるのは、学校向けドローン講習です。屋外コースで使用する機体はMavic2 Proで、講習時間は120分です。それに対し、屋内コースで使用する機体はTello eduで、座学とプログラミング飛行を120分間で学べます。

主な対象者 小学5年生から高校3年生まで
費用(税込) 3,300円
期間 1日
取得できる資格 無し
取得できる技術 航空法/ドローンの基本操作/プログラミング飛行

とちぎドローンスクール


少人数制のアットホームな指導を行っているのは、とちぎドローンスクールです。講習後も手厚くサポートしてもらえるため、ドローンのスキルを向上させたい人に向いているスクールだといえるでしょう。ドローン初心者の人向けに、無料説明会・体験も行っています。

趣味でドローンを楽しみたい人や農業・測量でドローンを活用したい人なども通いやすいスクールとして、人気を集めています。

子ども向けコースの有無 無し
スクール所在地 栃木県下都賀郡壬生町安塚1210
問い合わせ先 電話番号 0282-86-3115
メール 無し

JUIDA操縦技能証明証・安全運航管理者証明証取得コース

JUIDAの資格を2種類取得できるのは、JUIDA操縦技能証明証・安全運航管理者証明証取得コースです。受講中は無償でPhantom4をレンタルでき、機体を購入する際には割引制度を利用できるなど、嬉しいサービスがあります。受講料には、テキスト代や試験料、ドローンレンタル代なども含まれています。

主な対象者 ドローンビジネス担当者及びドローンパイロットを目指す入門者
費用(税込) 264,000円
期間 4日間
取得できる資格 JUIDA「操縦技能証明証」とJUIDA「安全運航管理者証明証」
取得できる技術 日常点検方法/整備/飛行確認/垂直離着陸 低高度/ホバリング/水平移動/垂直離着陸/可視範囲での遠方飛行/緊急時の操作/自動航行の設定方法/自動航行による飛行/トラブル発生時の操作介入

DJI CAMPスペシャリストコース

DJI CAMPインストラクターの指導を受けられるコースです。DJIのマルチコプターの正しい知識を身に付けたい人や、飛行モラルを習得したい人が受講する傾向があります。最終テストに合格すれば、写真入りのライセンスカードが発行されます。

主な対象者 ドローンの飛行経験が10時間以上ある方・DJIドローンの機体知識がある方
費用(税込) 受講費用:77,000円/テキスト代:3,300円
期間 要相談
取得できる資格 技能資格認定書
取得できる技術 機体コンディションチェック/離陸/ホバリング/8の字旋回/ノーズインサークル/離着陸

小山ドローンスクール


栃木県内でJUIDAの資格を取得するなら、JUIDA認定校である小山ドローンスクールがおすすめです。無人航空機操縦技能コースと安全運航管理者コースが用意されており、取得したい資格に合わせてコースを選べます。

幅広い年代の受講生が在籍しており、受講生のやる気を引き出す指導を行うことで定評があります。

子ども向けコースの有無 無し
スクール所在地 栃木県小山氏大行寺978
問い合わせ先 電話番号 0285-25-1234
メール 無し

無人航空機操縦技能コース

6時間以上の学科教習、10時間以上のドローン操縦を行うのは、無人航空機操縦技能コースです。費用や期間は公式サイトに記載がないため、入校を検討している場合には、直接問い合わせてみましょう。

主な対象者 無人航空機操縦技能証明証を取得したい方
費用(税込) 要相談
期間 要相談
取得できる資格 無人航空機操縦技能証明証
取得できる技術 上昇降下/ホバリング/前進後退/左右移動/機首回転/移動操作応用/上空飛行/四角移動/S形飛行/キューブ/目視外飛行/夜間飛行

安全運航管理者コース

3時間以上の学科講習が設けられているのは、安全運航管理者コースです。ドローンを安全に飛行させるためのノウハウやリスクマネジメントについて、詳しく学べることが特徴です。

主な対象者 安全運航管理者証明証を取得したい方
費用(税込) 要相談
期間 要相談
取得できる資格 安全運航管理者証明証
取得できる技術 上昇降下/ホバリング/前進後退/左右移動/機首回転/移動操作応用/上空飛行/四角移動/S形飛行/キューブ/目視外飛行/夜間飛行

まとめ

栃木県内には、初心者が安心して通えるドローンスクールが豊富にあります。学生向けのコースを設けているコースもあるため、お子様がドローンに興味がある場合には入校を検討しても良いですね。

JUIDAの資格を取得できるコースを受講するためには、まとまった費用が必要になります。納得のいくスクール選びができるよう、無料体験などは上手に利用しましょう。年齢や飛行時間などの条件を設けているコースもあるため、あらかじめ確認しておきたいですね。
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  • 質問 ドローンを操縦するには、資格が必要ですか?

    答え 2023年現在では、ドローンを飛行させるために取得が義務付けられている免許・資格はありません。ただし、レベル4飛行(有人地帯の上空を補助者なしで目視外飛行)の際は国家資格が必要となります。

    ドローンの大きさ、飛行禁止空域などの飛行場所によっては、飛行の際に許可承認が必要となります。資格取得に向けて勉強することにより、ドローンの飛行ルール、安全運航に必要な知識が体系的に身につき、安心して利用できるようになるでしょう。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

  • 質問 ドローンスクールに通うメリットは?

    答え ドローンスクールに通うと、ドローンの高い操縦技能や、安全運航に必要な実技の知識が身につきます。

    ドローンスクールのなかには、操縦技術を証明するための資格が取得できるものもあり、取得によって就職、転職やビジネスなどに活かせます。また、検定に向けて勉強することにより法律、気象学、力学、物理学、専門知識など、運航に必要な知識を習得できます。さらに飛行練習が10時間以上のスクールの場合、地方航空局長や空港事務所長に飛行許可を申請する際に手続きが簡略化され、飛行許可申請の一部が免除となるなどのメリットがあります。

  • 質問 ドローンを飛ばすには、どのような許可が必要ですか?

    答え ドローンの飛行許可は、100g以上の場合は航空法が適用されます。
    具体的には、空港周辺、人口集中地区、地上150m以上の空域で飛ばすには、特別な許可が必要となります。また、仮に許可のある場合でも、緊急用務空域での飛行は規制されています。

    さらに、(A)夜間飛行、(B)目視外飛行(操縦者がドローンを目視できない状況での飛行)、(C)30m未満の飛行、(D)イベント上空飛行、(E)危険物輸送、(F)物体投下を行うには、地方航空局長の承認を受ける必要があります。

  • 質問 ドローンの資格にはどのようなものがありますか?

    答え 民間によるドローンの認定資格では、ドローンや飛行に必要な法律、気象などに関する基礎知識、操縦技術、安全運航に必要な知識などを試験によって認定しています。

    ドローンの資格には、実技/座学に関するものがあり、実技では、中国のドローンメーカーによる認定資格DJI、日本全国にありもっとも古くから存在するJUIDA、JUIDAに次いで認定スクールの多いDPAの3つが主要資格です。座学では、ドローン検定がもっとも有名です。それぞれの資格を取得するためには特定のカリキュラムを修了するか、テキストを読み込んで知識を身につけ、認定試験に合格する必要があります。

  • 質問 200g未満のドローンなら、どこでも飛ばしてOKなのですか?

    答え 200g未満を含むドローンは、航空法により飛行禁止区域が定められています。200g未満のドローン飛行には、民法や道路交通法、公園条例、重要文化財保護法などの適用を受けるため、それらの法律に沿って飛行させる必要があり、どこでも飛ばすことはできません。

    ドローン飛行の際には、飛行してもよいエリアかどうか事前に確認しておく必要があります。もし、飛行禁止区域かわからない場合は、警察署へ事前に通報書を届け出ることでドローン飛行の可否が確認できますので、ぜひお試しください。

  • 質問 子どもが通えるドローンスクールはありますか?

    答え 近年では、子ども向けのドローンスクールも増えています。

    子ども向けのスクールでは、安全のために常にメガネを着用したり、ドローンの中でも小型で、ビギナーでも操縦しやすいトイドローンを利用したり、1回あたり1人のみが飛ばす(同時に何台も飛ばないようコントロールする)など、安全性への配慮が徹底されているため、安心して学ぶことができます。

    また、子ども向けのドローンスクールの中には、プログラミング授業と組み合わせて学べる「ドローンプログラミング教室」などのスクールもあります。