おすすめドローンスクールまとめ|コース内容・料金・資格を比較(静岡県)

静岡県でドローンを始めてみたい人のなかには、スクール選びに迷う人もいるでしょう。スクールによっては、取得できる資格も異なります。 決して安くはない受講料だから、自分のスキルや目的に合ったスクールを見つけたいですね。

この記事では、静岡県内でおすすめのドローンスクール3選を紹介します。初心者向けから産業分野に活用したい人向けまで紹介するので、それぞれのスクールの特徴を抑えましょう。

おすすめのドローンスクール

ドローンスクール静岡校


静岡県内のドローンスクールのなかでも、4つのコースのなかから目的に合わせたコースを選びやすいのがドローンスクール静岡校です。危険物輸送や高高度飛行など、プロフェッショナル向けのカリキュラムも充実していることが特徴。

空撮サービスや測量・点検サービスなども幅広く行っており、ドローンのプロがサービスを提供することで高い評価を得ています。

子ども向けコースの有無 無し
スクール所在地 静岡県静岡市清水区横砂南町8-11
問い合わせ先 電話番号 054-365-5505
メール 無し

DPA 回転翼3級コース

指導員1人あたり3人の生徒を教える少人数制で、丁寧に基礎から指導してもらえるコースです。ドローンを無料で貸し出してもらえるため、初心者も受講しやすいでしょう。ドローンの法改正に関する最新情報を取り入れているため、正しい知識を得られることでも定評があります。

主な対象者 資格取得を目指し、趣味や業務でドローンを飛ばしたい方
費用(税込) 308,000円
期間 4日間
取得できる資格 無し
取得できる技術 8の字旋回やGPSに頼らない操縦など、20種類もの技能を習得可能

30分体験コース

「まずはドローンを操縦してみたい」と考えている人におすすめなのが、30分体験コース。低価格でドローンに触れられることが魅力です。入会前にレッスンを体験しておきたい人からも、人気を得ているコースです。

主な対象者 ドローンの操縦を体験してみたい方・レッスン風景を見たい方
費用(税込) 3,300円
期間 1日
取得できる資格 無し
取得できる技術 ドローンの基本操作

ドローンビギナーズコース

ドローンの法規制や操縦方法の基礎をしっかりと学びたい方は、ドローンビギナーズコースを受講すると良いでしょう。

主な対象者 ドローンの安全な操縦を身に付けたい方
費用(税込) 88,000円
期間 1日
取得できる資格 無し
取得できる技術 ドローンの操縦方法

経験者回転翼3級コース

回転翼3級の資格を取得したい場合には、経験者回転翼3級コースを受講しましょう。ドローンビギナーズコースを受講している場合には、受講料が220,000円(税込)になります。なお、受講する際には、インストラクターによる技能チェックを受ける必要があります。

主な対象者 ドローンの操縦経験のある方
費用(税込) 264,000円
期間 3日間
取得できる資格 回転翼3級
取得できる技術 ドローン操縦の基礎技術
ドローンスクール静岡校のスクールページを見る
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JUIDA認定ドローンスクール静岡


受講期間中に実技訓練用フライトシュミレーターを無料でレンタルできるのは、JUIDA認定ドローンスクール静岡です。JUIDA認定のスクールであるため、JUIDAのドローン資格を取得したい人に向いています。産業分野において、本格的にドローンを活用したい人が多く受講している傾向があります。

子ども向けコースの有無 無し
スクール所在地 静岡県静岡市駿河区八幡1-5-38
問い合わせ先 電話番号 054-285-0252
メール 無し

体験コース

入校する前に、スクールの雰囲気を掴みたい人やドローンを操縦したい人に向いているのは、低価格の体験コースです。体験内でさまざまなドローンを飛ばして比較できることもメリット。開催時間は、受講生に合わせて調整してもらえます。

主な対象者 入校を検討している方
費用(税込) 3,300円
期間 1~1.5時間
取得できる資格 無し
取得できる技術 ドローンの基本操作

(JUIDA認定)操縦技能 初級コース

JUIDA認定講師からドローンの基本・応用操作を指導してもらえるのが、(JUIDA認定)操縦技能 初級コースです。受講料には、テキスト代やドローンレンタル代、昼食代なども含まれています。飛行時間10時間を満たすカリキュラムであり、国土交通省飛行許可申請条件を満たすことが可能です。

主な対象者 操縦技能証明証を取得したい方
費用(税込) 234,300円
期間 3日間
取得できる資格 操縦技能証明証
取得できる技術 点検整備/基本操縦操作/垂直離発着/ホバリング/水平移動(GPS解除)/高高度飛行/遠距離飛行/緊急対応/8の字飛行/目視外飛行/自動航行

(JUIDA認定)安全運航管理者コース

ドローン操縦技能コースを修了した方が受講できるのが、(JUIDA認定)安全運航管理者コースです。ドローンの運航管理の基礎知識からリスクアセスメントまで、幅広く学べるカリキュラムとなっています。なお、実技試験は2日間に渡ることが特徴です。

主な対象者 安全運航管理者証明証を取得したい方
費用(税込) 66,000円
期間 3.5時間
取得できる資格 安全運航管理者証明証
取得できる技術 緊急対応/基本パターン/遠距離・高高度飛行/8の字飛行/遠距離(目視外)飛行/自動航行
JUIDA認定ドローンスクール静岡のスクールページを見る
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静岡沼津ドローンスクール


2泊3日の合宿制で集中的にドローンの技術を学べるのは、静岡沼津ドローンスクールです。短期間でJUIDAの操縦技能証明証と安全運航管理者証明証を取得できることで、人気を集めています。講習を修了した後も、毎月定期的に練習会に参加することが可能です。

JUIDAの操縦技能証明証を取得している人は、更なるスキルアップを目指してマンツーマンのステップアップレッスンを受講できます。

子ども向けコースの有無 無し
スクール所在地 静岡県沼津市寿町17-1
問い合わせ先 電話番号 055-921-7788
メール dorone@tou-bu.co.jp

カリキュラム

JUIDAの資格が取得できるカリキュラムは、1コースとなっています。実技・宿泊施設は中伊豆ワイナリーヒルズで、旅行気分を味わいながらドローンの技術を習得できることが魅力です。実技・学科は70点以上が合格となり、不合格の場合は別日に再試験を行います。

主な対象者 JUIDAの操縦技能証明証と安全運航管理者証明証を取得したい方
費用(税込) 297,000円
期間 3日間
取得できる資格 JUIDA「操縦技能証明証」とJUIDA「安全運航管理者証明証」
取得できる技術 リターントゥホーム/上空飛行/空撮操作/ATTIモードでのホバリング/夜間飛行/目視外飛行

撮影講座

空撮のスキルを磨きたい人に向いているのは、撮影講座です。プロのカメラマンが、写真撮影の基礎について丁寧にレクチャーします。デジタルカメラやスマートフォンなどの撮影機材を所有していない人でも、気軽に受講できることが特徴です。

主な対象者 ドローン空撮の基礎を学びたい方
費用(税込) 2,200円
期間 1日
取得できる資格 無し
取得できる技術 デジタルカメラの仕組みと種類/露出の三要素/露出補正/ヒストグラム/被写界深度/ホワイトバランス/RAW現像/ワンポイント

オーダーレッスン

受講生が学びたい内容を受講できるのは、オーダーレッスンです。ドローンの基本操作や8の字飛行、ノーズインサークルなど、自身が苦手な操作方法だけを集中的に学べることがメリットです。なお、オーダーレッスンを受講するためには、卒業生のみとなるため注意しましょう。

主な対象者 マンツーマンレッスンを希望する方
費用(税込) 室内講習:1時間あたり6,600円/野外講習:1時間あたり8,800円(野外講習は2時間から)
期間 1~2時間
取得できる資格 無し
取得できる技術 要相談
静岡沼津ドローンスクールのスクールページを見る
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まとめ

静岡県のドローンスクールは、豊かな自然を活かした練習場でドローンを飛行できるスクールが数多くあります。集中的にドローンの技術を習得したいなら、合宿制のスクールを利用すると良いでしょう。確かな技術を身に付けたい人は、講師の質にも注目したいですね。

多くのドローンスクールでは、説明会や体験コースなど設けています。スクールの雰囲気を掴みたい人は、まずは公式サイトから説明会や体験コースなどに申し込んでみましょう。
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  • 質問 ドローンを操縦するには、資格が必要ですか?

    答え 2023年現在では、ドローンを飛行させるために取得が義務付けられている免許・資格はありません。ただし、レベル4飛行(有人地帯の上空を補助者なしで目視外飛行)の際は国家資格が必要となります。

    ドローンの大きさ、飛行禁止空域などの飛行場所によっては、飛行の際に許可承認が必要となります。資格取得に向けて勉強することにより、ドローンの飛行ルール、安全運航に必要な知識が体系的に身につき、安心して利用できるようになるでしょう。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

  • 質問 ドローンスクールに通うメリットは?

    答え ドローンスクールに通うと、ドローンの高い操縦技能や、安全運航に必要な実技の知識が身につきます。

    ドローンスクールのなかには、操縦技術を証明するための資格が取得できるものもあり、取得によって就職、転職やビジネスなどに活かせます。また、検定に向けて勉強することにより法律、気象学、力学、物理学、専門知識など、運航に必要な知識を習得できます。さらに飛行練習が10時間以上のスクールの場合、地方航空局長や空港事務所長に飛行許可を申請する際に手続きが簡略化され、飛行許可申請の一部が免除となるなどのメリットがあります。

  • 質問 ドローンを飛ばすには、どのような許可が必要ですか?

    答え ドローンの飛行許可は、100g以上の場合は航空法が適用されます。
    具体的には、空港周辺、人口集中地区、地上150m以上の空域で飛ばすには、特別な許可が必要となります。また、仮に許可のある場合でも、緊急用務空域での飛行は規制されています。

    さらに、(A)夜間飛行、(B)目視外飛行(操縦者がドローンを目視できない状況での飛行)、(C)30m未満の飛行、(D)イベント上空飛行、(E)危険物輸送、(F)物体投下を行うには、地方航空局長の承認を受ける必要があります。

  • 質問 ドローンの資格にはどのようなものがありますか?

    答え 民間によるドローンの認定資格では、ドローンや飛行に必要な法律、気象などに関する基礎知識、操縦技術、安全運航に必要な知識などを試験によって認定しています。

    ドローンの資格には、実技/座学に関するものがあり、実技では、中国のドローンメーカーによる認定資格DJI、日本全国にありもっとも古くから存在するJUIDA、JUIDAに次いで認定スクールの多いDPAの3つが主要資格です。座学では、ドローン検定がもっとも有名です。それぞれの資格を取得するためには特定のカリキュラムを修了するか、テキストを読み込んで知識を身につけ、認定試験に合格する必要があります。

  • 質問 200g未満のドローンなら、どこでも飛ばしてOKなのですか?

    答え 200g未満を含むドローンは、航空法により飛行禁止区域が定められています。200g未満のドローン飛行には、民法や道路交通法、公園条例、重要文化財保護法などの適用を受けるため、それらの法律に沿って飛行させる必要があり、どこでも飛ばすことはできません。

    ドローン飛行の際には、飛行してもよいエリアかどうか事前に確認しておく必要があります。もし、飛行禁止区域かわからない場合は、警察署へ事前に通報書を届け出ることでドローン飛行の可否が確認できますので、ぜひお試しください。

  • 質問 子どもが通えるドローンスクールはありますか?

    答え 近年では、子ども向けのドローンスクールも増えています。

    子ども向けのスクールでは、安全のために常にメガネを着用したり、ドローンの中でも小型で、ビギナーでも操縦しやすいトイドローンを利用したり、1回あたり1人のみが飛ばす(同時に何台も飛ばないようコントロールする)など、安全性への配慮が徹底されているため、安心して学ぶことができます。

    また、子ども向けのドローンスクールの中には、プログラミング授業と組み合わせて学べる「ドローンプログラミング教室」などのスクールもあります。