おすすめドローンスクールまとめ|コース内容・料金・資格を比較(広島県)

ドローンを使ったサービスは年々増加しており、世界の市場規模は年間15兆円超えるともいわれています。そういった背景もあり、ドローンを使った仕事をしたいと考えている方も増えてきています。

ドローンを仕事として使うためには、正しい操縦技術や法律の知識をつけることが大切です。そこで注目したいのがドローンスクールです。

今回は広島県で通えるおすすめのドローンスクールを3校紹介します。ドローンの操縦技術や知識を身につけ、趣味だけでなく職業としても生かしていきましょう。

JUIDA広島ドローンスクール


JUIDA広島ドローンスクールは、広島県で初となるJUIDA認定のスクールとして誕生しました。経験豊富な講師が、ドローンに関する知識や操縦方法などを丁寧に指導しています。講習に合格するとJUIDAの証明書も交付されるので、スクールとしての信用度も高いのがポイントです。また、材開発支援助成金の制度も導入しているため、企業の講習費用に助成金が使えます。

子ども向けコースの有無 なし
スクール所在地 〒733-0032 広島県広島市西区東観音町2-15 
問い合わせ先 電話番号 082-554-5382
メール info@hbworks.co.jp

操縦技能コース

JUIDAが認定している資格のなかで、いちばん基本となるのが操縦技能コースです。16歳以上から受講が可能で、ドローン操縦の一般的な知識と技術が学べます。受講期間は3日間ありますが、実技をメインにカリキュラムが組まれているので、実践的な知識を身につけられます。

主な対象者 ドローン操縦の初心者〜中級者
費用(税込) 184,800円(税込)
期間 2日半
取得できる資格 無人航空機操縦技能
取得できる技術 無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能

安全運航管理者コース

18歳以上から受講できる安全運航管理者コース。無線航空機に関わる安全性と法律が学べるコースです。こちらは操縦技能証明書を持っている方が対象ですが1日で受講できるため、休日を利用して取得される方も多くいます。

主な対象者 操縦技能証明証保有者
費用(税込) 66,000円(税込)
期間 半日
取得できる資格 無人航空機安全運航管理者
取得できる技術 無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識と、飛行業務の安全の管理知識

ロイヤルドローンスクール広島


広島市の自動車学校として有名なロイヤルコーポレーションからドローンスクールが誕生。ロイヤルドローンスクール広島はJUIDA認定スクールということもあり、安心と信頼があります。講習は少人数制を導入しており、受講者に寄り添った講習も魅力的です。受講資格は18歳以上なので、未成年の方は年齢に注意して申し込んでください。

子ども向けコースの有無 なし
スクール所在地 〒736-0081 広島県広島市安芸区船越5丁目2-4
問い合わせ先 電話番号 0120-18-5115
メール https://royal-drone.com/form.php
※問い合わせフォーム

標準2日間コース

標準2日間コースでは、座学と実技をそれぞれ1日ずつ受講します。講習は知識や技術、モラルやマナーなどを学びます。法律違反に関するポイントも押さえているので安心。わかりやすい説明を心がけているスクールのため、初心者の方にもおすすめです。

主な対象者 ドローン操縦の初心者〜中級者
費用(税込) 176,000円(税込)
期間 2日
取得できる資格 無人航空機操縦技能
取得できる技術 無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能

安全運行管理者コース

JUIDAの操縦技能証明書を取得と、飛行業務を経験している方を対象としたコースです。ロイヤルドローンスクール広島では、半日で講習が終わるのもうれしいポイント。ただし、標準2日間コースを受講している方が対象なので注意してください。

主な対象者 標準2日間コース受講者
費用(税込) 66,000円(税込)
期間 半日
取得できる資格 無人航空機安全運航管理者
取得できる技術 無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識と、飛行業務の安全の管理知識

空撮プロ養成コース

空撮プロ養成コースは、空撮カメラマンのプロを目指す方に設立された特別講習です。将来プロカメラマンになりたい方や、仕事として技術を磨きたい方におすすめのコース。広島県ではプロ向けの講習を設けているスクールが少ないので、こちらも注目したいコースです。

主な対象者 標準2日間コース受講者および空撮カメラマンを目指したい方
費用(税込) 110,000円(税込)
期間 1日
取得できる資格
取得できる技術

HIroshimaドローンファーム


広島県北部にあるHIroshimaドローンファームは、広大な敷地を完備しているのがウリです。実技で使用する練習場は4万㎡もあり、県内でも有数の広さを誇っています。HIroshimaドローンファームの卒業生は、広島県内にあるキャベツ農場でドローン操縦の練習が可能です。そのほか、アフターフォローも万全の体制をとっています。

子ども向けコースの有無 なし
スクール所在地 〒729-5121 広島県庄原市東城町川東1371-9
問い合わせ先 電話番号 08477-2-4505
メール https://hiroshima-co-de.jp/page_20181126025141
※問い合わせフォーム

JUIDA認定操縦技能コース

JUIDA認定操縦技能コースは1泊2日の合宿スタイルで、ドローンの基本的な知識や操縦が学べます。個々に合わせた指導を行うため、初心者の方も安心して受講可能です。費用には、講習費のほかに宿泊費や食事代も含まれており、すべて合わせても低料金なのもおすすめポイントです。

主な対象者 ドローン操縦の初心者〜中級者
費用(税込) 130,000円(税込)
期間 2日(1泊2日)
取得できる資格 無人航空機操縦技能
取得できる技術 無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能

JUIDA認定安全運行管理者コース

座学と実技が4時間ずつ組まれているJUIDA認定安全運行管理者コース。こちらのコースでは法律の知識が学べるほか、無人航空機の安全と飛行業務の安全管理方法を習得できます。縦技能証明書を持っていることが受講の条件なので注意してください。

主な対象者 操縦技能証明証保有者
20歳以上
費用(税込) 70,000円(税込)
期間 1日
取得できる資格 無人航空機安全運航管理者
取得できる技術 無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識と、飛行業務の安全の管理知識

DAJドローンアカデミージャパン広島本校 


DAJドローンアカデミージャパン広島本校 は、テクノ自動車学校が運営するドローンスクールです。本スクールは、国土交通省航空局により、ドローン講習が所要の要件を満たすと確認されており、講習団体として認定されているため、安心して受講できます。

講習修了証を交付された方は、国土交通省認定の技能認証がつきます。 なお、講習不合格の場合は、後日1時間補講(11,000円/H)・再審査(7,000円/回)が必要となります。

子ども向けコースの有無
スクール所在地 広島県安芸郡熊野町5640-1 
問い合わせ先 電話番号 082-854-4000 
メール お問い合わせフォーム

ドローン講習

ドローンの安全運航に必要な知識、スキルが身につきます。講習修了証を交付された方は、国土交通省認定の技能認証がつきます。 なお、講習不合格の場合は、後日1時間補講(11,000円/H)・再審査(7,000円/回)が必要となります。


主な対象者 満18歳以上
※17歳で入校できますが、修了試験を受ける時点で満18歳以上である必要あり。
費用(税込) 165,000円 
期間 2日間
取得できる資格 国土交通省認定の技能認証 
取得できる技術 ドローンの安全運航に必要な知識、スキル 

ドローン教習所 ツシマエレクトリック校 


ドローン教習所 ツシマエレクトリック校は、広島県初の「ドローン教習所」です。 当ドローンスクールは、短期間でドローン操縦に必要な知識や技術を身につけることができます。

ドローン検定協会公認指導員(CRPI®)を取得した飛行実績豊富なスタッフが、安全かつ正確にドローンの操縦を行えるように指導します。基礎技能講習を受講修了後は、ドローン検定協会が認定する日本国内で有効なライセンスを取得できます。


子ども向けコースの有無
スクール所在地 広島県府中市府川町153-1
問い合わせ先 電話番号 050‐3540‐6240
メール お問い合わせフォーム

基礎技能講習 

ドローン検定をお持ちの方、お持ちでない方、どちらでも受講できます。本講座では、人又は家屋の密集する地域の上空における飛行、または人又は物件と30m以上の距離を保てない飛行に必要なスキルが身につきます。

ドローン検定をお持ちでない方は、ドローン検定3級の認定講習(座学)をまず受講いただきます。基礎技能講習を受講修了後は、ドローン検定協会が認定する日本国内で有効なライセンスを取得できます 。

主な対象者 ドローン検定をお持ちの方、お持ちでない方、どちらでも可能
費用(税込) 入校金     15,000円
基礎技能講習  64,500円
期間 2日間
取得できる資格 ドローン検定3級の認定講習 
取得できる技術 人又は家屋の密集する地域の上空における飛行、または人又は物件と30m以上の距離を保てない飛行に必要なスキル 

応用技能講習 

基礎技能講習で身に着けたスキルをさらにアップさせたい方向けのコースです。 受講した方ののメンバーサイト内には、「Advanced」の応用技能講習終了マークが記載され、受講したコースの証明書も発行が可能になります。さらに、実機訓練のある講習を受講した際には、受講時のフライト時間を公式ログ(飛行履歴)として残り、メンバーサイトの飛行履歴から確認する事ができます。 

主な対象者 基礎技能講習 受講者
費用(税込) 夜間飛行             23,100円   目視外飛行            29,700円   
物件投下             29,700円   
制限表面上空及び150m以上   12,100円   
催し上空飛行           12,100円   
危険物輸送            12,100円  
期間 内容や組み合わせにより異なる(1コースから受講可能)
取得できる資格 国土交通省無人航空機許可申請(DIPS)での申請時に申請の一部を、受講した対象の飛行形態で、省略できるようになる。
取得できる技術 目視外の離着陸、目視外の飛行など(コースにより内容は異なる)

まとめ

今回は広島県でおすすめのドローンスクールを3校を紹介しました。

ドローンスクールを選ぶときは、ドローンに関する資格を発行している民間発行団体が認定しているところが安心です。代表的なのはJUIDA、DPAの2つ。それぞれの認定スクールでは、講習後に合格すると認定証を発行してもらえるので、ドローンを仕事にしたい方にとっては強い味方になります。

ドローンスクールの費用や講習期間はスクールによって異なりますので、自分に合ったドローンスクールを選んでみてください。
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  • 質問 ドローンを操縦するには、資格が必要ですか?

    答え 2023年現在では、ドローンを飛行させるために取得が義務付けられている免許・資格はありません。ただし、レベル4飛行(有人地帯の上空を補助者なしで目視外飛行)の際は国家資格が必要となります。

    ドローンの大きさ、飛行禁止空域などの飛行場所によっては、飛行の際に許可承認が必要となります。資格取得に向けて勉強することにより、ドローンの飛行ルール、安全運航に必要な知識が体系的に身につき、安心して利用できるようになるでしょう。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

  • 質問 ドローンスクールに通うメリットは?

    答え ドローンスクールに通うと、ドローンの高い操縦技能や、安全運航に必要な実技の知識が身につきます。

    ドローンスクールのなかには、操縦技術を証明するための資格が取得できるものもあり、取得によって就職、転職やビジネスなどに活かせます。また、検定に向けて勉強することにより法律、気象学、力学、物理学、専門知識など、運航に必要な知識を習得できます。さらに飛行練習が10時間以上のスクールの場合、地方航空局長や空港事務所長に飛行許可を申請する際に手続きが簡略化され、飛行許可申請の一部が免除となるなどのメリットがあります。

  • 質問 ドローンを飛ばすには、どのような許可が必要ですか?

    答え ドローンの飛行許可は、100g以上の場合は航空法が適用されます。
    具体的には、空港周辺、人口集中地区、地上150m以上の空域で飛ばすには、特別な許可が必要となります。また、仮に許可のある場合でも、緊急用務空域での飛行は規制されています。

    さらに、(A)夜間飛行、(B)目視外飛行(操縦者がドローンを目視できない状況での飛行)、(C)30m未満の飛行、(D)イベント上空飛行、(E)危険物輸送、(F)物体投下を行うには、地方航空局長の承認を受ける必要があります。

  • 質問 ドローンの資格にはどのようなものがありますか?

    答え 民間によるドローンの認定資格では、ドローンや飛行に必要な法律、気象などに関する基礎知識、操縦技術、安全運航に必要な知識などを試験によって認定しています。

    ドローンの資格には、実技/座学に関するものがあり、実技では、中国のドローンメーカーによる認定資格DJI、日本全国にありもっとも古くから存在するJUIDA、JUIDAに次いで認定スクールの多いDPAの3つが主要資格です。座学では、ドローン検定がもっとも有名です。それぞれの資格を取得するためには特定のカリキュラムを修了するか、テキストを読み込んで知識を身につけ、認定試験に合格する必要があります。

  • 質問 100g未満のドローンなら、どこでも飛ばしてOKなのですか?

    答え 100g未満を含むドローンは、航空法により飛行禁止区域が定められています。100g未満のドローン飛行には、民法や道路交通法、公園条例、重要文化財保護法などの適用を受けるため、それらの法律に沿って飛行させる必要があり、どこでも飛ばすことはできません。

    ドローン飛行の際には、飛行してもよいエリアかどうか事前に確認しておく必要があります。もし、飛行禁止区域かわからない場合は、警察署へ事前に通報書を届け出ることでドローン飛行の可否が確認できますので、ぜひお試しください。

  • 質問 子どもが通えるドローンスクールはありますか?

    答え 近年では、子ども向けのドローンスクールも増えています。

    子ども向けのスクールでは、安全のために常にメガネを着用したり、ドローンの中でも小型で、ビギナーでも操縦しやすいトイドローンを利用したり、1回あたり1人のみが飛ばす(同時に何台も飛ばないようコントロールする)など、安全性への配慮が徹底されているため、安心して学ぶことができます。

    また、子ども向けのドローンスクールの中には、プログラミング授業と組み合わせて学べる「ドローンプログラミング教室」などのスクールもあります。