実践的訓練サービスの比較4選。特徴や料金は?|コエテコドローンナビ
本記事では、ドローンの実践的訓練サービスでできることや予算の目安・選び方をまとめました。おすすめの実践的訓練サービスについても紹介しているので、ニーズにマッチするサービスを探してみてください。

地上レーザ・航空レーザ・水中音波計測などの3次元計測および解析を27年前から実施。 3次元計測器とVRS-RTK GPS(現在のGNSS測距儀)とを組み合わせたハイブリッド計測を考案し、主たるフィールドは静岡県内でおこない、国・県(静岡県土木部)などに技術提案手法で高精細河川管理手法や海岸浸食などの解析をおこないサンドバイパス工法などの生産性向上につなげた実績などを持つ。(関連論文多数発表)
15年ほど前よりカナダ製大型UAVを業務に導入し、おもに3次元計測成果の一部にUAVより取得したJPGデータなどを使用し始め、2016年よりDJI製回転翼機(マルチコプター)を業務に取入れ現在に至る。
【直近の実績】
PRISM(内閣府平成30年度創設・官民研究拡大プログラム)実証実験に関わり令和2年出来形管理要領において改善されたUAV写真計測時の大幅なGCP削減基準作成に寄与。
【役職・資格】
AUTCセンター長 / 技術士(建設部門)/一級土木施工管理技士 / DJIインストラクター/UAV農薬散布インストラクター / 第三級陸上特殊無線技士/赤外線建物診断技能師
実践的訓練サービスとは?
ドローンの実践的訓練サービスとは、現場で通用するレベルのドローンスキルを身に付けることを目的とする訓練サービスです。初心者を対象とした訓練よりも専門的だったり特定業界に特化していたりするものが多く、現場ニーズや働き方に合った訓練を選択できます。近年ドローンの性能は飛躍的に向上し、操縦の手間がほぼ不要な機体もあります。「飛行させるだけ」なら簡単ですが、現場業務をこなすには、より正確かつ柔軟な操縦スキルや現場に合わせた判断力が必要です。
現場のニーズ・特徴を踏まえた実践的な訓練を受けることが、ドローンの破損リスクや操作ミス・作業ミスの低減につながります。
ドローンが使われる現場はさまざまありますが、主に以下の分野で実践的訓練を受けることが可能です。
- 空撮
- 農薬散布
- 測量
- 外壁・屋根等の調査・点検 など
実践的訓練サービスでできること
ドローンの実践的訓練サービスを利用すると、各専門分野の業務に特化した実地型の訓練を受けられます。内容は訓練サービスによって異なりますが、以下のような講義・指導を受けることが可能です。
- 空撮:撮影の自由度を高めるための各種飛行テクニック、演出のコツなど
- 農薬散布:ムラ無く農薬を散布するためのプロポ操作技術、カット指示のタイミング、横移動など
- 測量:適正な飛行計画立案・起工測量・出来形測量・民間造成の実技など
- 外壁・屋根等の調査・点検:目的に応じた最適なセンサの選定方法・ドローンによる壁面・屋根の飛行・撮影テクニック、目視外飛行訓練
実践的訓練サービスの形態は、マンツーマンから少人数クラス制までさまざまです。ある程度の飛行スキルや空間認識・安全飛行スキルが身に付いている人は、クラス制でもスムーズに学べるでしょう。
一方、ドローン操作は初めてというレベルの人は、基礎スキルが必要です。基礎クラスから始めるか、マンツーマンで基礎から学ぶことをおすすめします。
実践的訓練サービスの予算の目安
実践的訓練サービスの費用は、訓練内容や訓練形態・訓練時間等によって異なります。一概にはいえませんが、1日7~10万円程度がボリュームゾーンです。訓練は2~4日かけておこなわれることが多いため、14~40万円程度は見積もっておきましょう。なお実践的訓練サービスの内容によっては、政府の「人材開発支援助成金制度」を利用できるものがあります。助成金の対象となれば、訓練の費用負担を半額程度まで減らすことが可能です。
実践的訓練サービスの選び方
実践的訓練サービスを選ぶときは、「訓練形態」「学べる内容」をチェックしましょう。実践的訓練サービスの訓練形態は、講師1人対複数人、講師数人対複数人、マンツーマンなどとさまざまです。マンツーマンは手取り足取り教えてもらえますが、訓練費用は高くなります。
複数人の訓練は費用が安価になる一方、1人ひとりのフォローは薄くなりがちです。訓練を受ける人のスキル・予算の上限を勘案し、バランスのよいサービスを選択してください。
また特定分野に特化した実践的訓練サービスでも、学べる内容・範囲には違いがあります。サービスを選択するときは、「自社の現場で求められるスキルが確実に身に付くか」を確認することが必須です。
おすすめの実践的訓練サービス
ドローンの普及に伴い、実践的訓練サービスを提供しているスクール・企業はさまざまあります。カリキュラムの内容・訓練費用は異なるため、自社のニーズ・予算にマッチしたサービスを選択しましょう。ここからは、社員に現場で通用するドローンスキルを身に付けさせたい企業におすすめの、実践的訓練サービスを4つご紹介します。
先端技術無人航空機トレーニングセンター(AUTC)

先端技術無人航空機トレーニングセンター(AUTC)は、ニーズに特化した実践的な訓練が受けられるトレーニングセンターです。全国11カ所に拠点を持っており、ライセンス取得のみならず、即戦力として活躍できる人材の育成を重視しています。
キャンパスにより異なりますが、国家資格の無人航空機操縦者技能証明(一等、二等)はもちろん、ニーズに特化したスキルの取得コースも選べます。現場で活用できる講座は、以下の通りです。
- 写真計測・レーザー計測基礎講座(オンライン講座)
- 映像撮影基礎講座
- 農薬散布基礎知識講座(オンライン講座)
- 無線資格取得講座
- 赤外線診断技術者訓練コース
- UAV プログラミング講座
現場パイロットから学ぶ実践型ドローンスクール(翔栄プロダクション)

福岡県飯塚市にある、ドローンパイロットを養成するためのスクールです。講師陣には撮影のプロ・点検業務のプロ・測量のプロがそろっており、現場で通用する実践的なスキルを身に付けられます。
受講できるコースは初心者向けの「フライト技術コース」、現場向けの「自動フライトコース」の2つです。自動フライトコースでは、日常的に土木測量やインフラ点検業務に携わっているプロから直接指導・訓練を受けます。
講習は2日間で、自動飛行の仕組みからフライトプランの構築方法までを学べる座学と、自動飛行実習・緊急時対応所作訓練などの飛行実習をおこなう実践訓練を組み合わせた構成です。実践訓練では屋内体育館・屋外フィールドが用意されており、雨天でも予定変更となる心配はありません。
コモレビドローンスクール

京都市にある、本格的な実地訓練をおこなえるドローンスクールです。ヘリコプターパイロット講師やドローン歴20年以上のプロパイロット講師により、現場に近いリアルな環境で訓練を受けられます。
受講できるコースは、初心者向けの国家資格取得支援講座から、経験者向けの一等無人航空機操縦士・農薬ドローンオペレーター認定講座までとさまざまです。
2日間にわたっておこなわれる農薬ドローンオペレーター認定講座では、実際に田んぼの上でドローンを飛行させ、実践的なスキルを学びます。
受講者には宿泊場所も確保されており、遠方から訓練を受けたい場合も安心です。
ドローン操縦講習会(株式会社ホバリング)

浜松市・静岡市に拠点を置く、ドローン撮影・ドローン導入支援をおこなう会社です。法人を対象にした実践的な講習会も開催しており、現場レベルのドローンの運用方法や飛行技術を学べます。
ドローン講習を担当するのは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定スクール講師証を取得したプロ講師です。コースは2日間の「レギュラーコース」、3日間の「アドバンストコース」があり、アドバンストコースは国土交通省認定講習として人材開発支援助成金の対象となります。
講習は全国出張に対応する上、企業ニーズに合わせたカスタマイズも可能です。カスタマイズを依頼すると、土木建設現場・各種空撮・ドローンを活用した建物検査などに特化した、実践的な講習を受けられます。
まとめ
ドローンの実践的訓練サービスとは、現場レベルのドローンスキル・ノウハウを身に付けられる訓練サービスです。ドローンスクールやドローンサービスを提供する会社が実施しており、現場業務に合わせた講習を選択できます。ドローン技術の進歩により、「飛ばすだけ」なら誰でも簡単にできるようになりました。しかし現場での運用となると一定レベル以上の飛行スキルが必要なほか、特定のツール・ソフトを扱う必要もあります。
ドローンを現場に投入したい企業は、実践的訓練サービスでスキルの高いプロパイロットを育成しましょう。
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