副業には、収入アップやスキルアップなど、さまざまなメリットがありますが、注意すべき点もあります。
この記事では、サラリーマンにおすすめの副業と注意点を紹介します。
サラリーマンにおすすめの副業7選
在宅でできるものからスキルを活かすものまで、サラリーマンにおすすめの副業を7つ紹介します。・プログラミング
・動画編集
・Webライティング
・講師・翻訳
・スキルの販売
・単発バイト
・投資
プログラミング
プログラミングのスキルを身につけている人は、副業にするのがおすすめです。ITが進む現代社会において、プログラミングスキルは需要が高くなっています。- Web制作
- アプリ制作
- システム制作 など
在宅で高収入が期待できるほか、起業できる可能性があるところも魅力です。
参考:プログラミング副業
動画編集
動画編集も需要が高い副業のひとつです。YouTubeが有名ですが、映画やCM、アニメの編集などでも動画編集者は欠かせません。- 映像のカット/つなぎ合わせ
- テロップ(字幕)をつける
- 効果音を入れる など
動画編集の専用ソフトが必要になるため、初期費用はかかりがちですが、将来独立も目指せる副業といえます。
参考:動画編集副業
Webライティング
文章を書くのが好きな人は、Webライティングとの相性がよいかもしれません。ライティングといっても、業務内容はさまざまです。- 記事執筆
- 文字起こし
- データ入力
- 取材/インタビュー など
クラウドソーシングサイト上で案件が豊富にあることや、パソコンがあればできる手軽さから、幅広い人に選ばれています。
参考:Webライティングスクール
講師・翻訳
専門的な知識がある人は、知識を活かした副業をすると活躍できるでしょう。たとえば、講師や翻訳などが挙げられます。- 日本語講師
- 英会話講師
- セミナー講師
- 翻訳
語学に限らず、プログラミングの知識をレクチャーする方法もあります。オンライン型のものも増えてきており、手軽にできるところもメリットです。
スキルの販売
得意なことがある人は、そのスキルを活かした副業が可能です。たとえば、「絵を描くのが得意だから、似顔絵を描いて販売する」といった具合です。- 楽器の個人レッスンをする
- イラストやアイコンを描く
- 名刺をつくる
- 写真を販売する など
好きなことは続けやすいため、楽しみながら続けられるでしょう。スキルを売りたい人と、サービスを受けたい人が売り買いできるサイトもあるため、利用してみてはいかがでしょうか。
単発バイト
「土日だけ」「短期間だけ」と、単発バイトをする方法もあります。単発バイトは、自分の都合のよい時間で働けるため、すきま時間や空いた時間を有効に使えるでしょう。- 試験監督
- イベントスタッフ
- 軽作業スタッフ など
また単発バイトは、未経験者や初心者でも始めやすい特徴があります。「やってみたい」業務にチャレンジするのもよいかもしれません。
投資
近年は、自分で資産を作っていく投資も注目されています。投資は、労働に対する対価ではなく、自ら運用して増やしていくスタイルのため、「副業ではなく資産運用にあたる → 就業規則違反にならない」企業もあります。投資である以上リスクはありますが、運用次第では資産が大きく増える可能性があるところが魅力です。
- 株式や投資信託
- 暗号資産(仮想通貨)
- NISAやiDeCo など
くわえて、NISAやiDeCoは「運用で得た利益に税金がかからない」など、税制上で優遇が受けられるメリットもあります。
参考:株式投資副業
参考:仮想通貨取引所おすすめ
迷ったときの副業の選び方
「どの副業がいいのかな…」と迷っている場合は、自分の好きなことや得意なことから始めてみるのがおすすめです。参考:在宅副業
好きなことから選ぶ
「自分の好きなこと」を思い浮かべてみましょう。自分の苦手なジャンルや、難しそうなジャンルにいきなりチャレンジする必要はありません。副業は本業と両立していくため、好きな気持ちや楽しい気持ちがなければモチベーションが保てず、挫折しかねないからです。
「やっていて楽しい」気持ちがあると継続でき、続けることで経験値も高められます。まずは、好きなことのなかから探してみましょう。
得意なことから選ぶ
「得意なこと」を選ぶのもおすすめです。「好き = 得意」とは限りません。たとえば、歌うことが好きだけど、得意とはいえない人もいるでしょう。反対に、自分は無意識にしているもので、まわりの人から「すごいね」と褒められた経験のあるものは、実は得意な可能性があります。
得意なことが浮かばない場合は、家族や友人に聞いてみると、新たな自分の得意が発見できるかもしれません。
需要や収益性があるものから選ぶ
自分の好きなことや得意なことは、需要があるかも考えてみましょう。需要や収益性があるものでないと、副業として成立しないからです。たとえば、いくらスマホゲームが好きでも、スマホゲームをしているだけで収入を得るのは難しいものです。利益を得るには、ブログに攻略を載せたり、動画で配信したりと、なんらかの戦略が必要になります。
「好きだけど需要はない」といったものの場合は、趣味として楽しむとよいでしょう。
参考:副業スキルが身につくおすすめスクール
サラリーマンが副業をするうえでの注意点
副業をする際の注意点を紹介します。- 勤務先の就業規則を確認する
- 本業と副業のバランスを考慮する
- 所得が20万円を超える場合は確定申告をする
勤務先の就業規則を確認する
サラリーマンで副業をする際は、勤務先の就業規則を確認しましょう。仮に、副業を禁止する旨の記載があった場合、やらない選択が賢明です。「バレなければいい」と思うかもしれませんが、副業で収入を得ると当然、所得も上がります。住民税は所得をもとに算出されるため、住民税が上がることで、勤務先にバレる可能性があります。
本業と副業のバランスを考慮する
本業に支障をきたさないようにしましょう。副業に夢中で寝不足になり、日中眠たくなってしまっては、本業のパフォーマンスが落ちてしまいます。本業に対するモチベーションやパフォーマンスが下がってしまっては、会社からの評価にも影響しかねません。
なにかに夢中になれることは素敵なことですが、本業が疎かにならないよう、本業と副業のバランスを考慮しながら取り組みましょう。
所得が20万円を超える場合は確定申告をする
サラリーマンの場合、年末調整があるため基本的に確定申告は必要ありません。しかし、副業で得た所得(収入-経費)の合計額が20万円を超える場合は、確定申告が必要になります。経費には、パソコンや機材などの購入費、インターネットの利用料などが含まれます。経費に認められると節税対策にもなるため、うまく活用しましょう。
計上する際は、「副業をするために必要なもの」だと証明できるよう、領収書などをしっかり保管しておくことをおすすめします。
まとめ
副業は、在宅でできるものや手軽なもの、スキルを活かせるものなど、さまざまな種類があります。どのような副業が自分に合いそうかを考え、選んでみましょう。また、副業は可能なのか、勤務先の就業規則を確認することも大切です。トラブルに発展しないよう、事前に確認しておきましょう。