ドローンスクール水戸校|国家ライセンスコース卒業後にドローン事業立ち上げ!卒業生インタビュー

ドローンの資格を取ってみたい」という興味はあっても、スクール選びなどに迷ってしまい、なかなか一歩が踏み出せない方もいるのではないでしょうか。資格取得やスクールを決めるにあたって、実際にドローンスクールで国家ライセンスを取得した卒業生の感想や意見は気になるところですよね。

今回取材したのは、SkyLancer株式会社富岡基浩代表。茨城県のドローンスクール水戸校(運営:一般社団法人スカイガード)で、民間資格と国家ライセンスを取得しました。現在はドローン空撮などの事業を展開しているほか、同校で講師も務めています

会社名の「SkyLancer」(空の槍騎兵)は、「スカイガード」(空の番人)と対になり空の分野で協業することを意識して名付けたそう。スカイガードの代表取締役 渡辺秀徳氏も、「動作が細かくて正確なので、安心感があります。スクール運営にとって富岡さんは欠かせない存在です」と信頼を寄せています。

そんな富岡さんに、ドローンスクール受講の感想や、現在どのようにドローンを活用しているかなどをお聞きしました。

SkyLancer株式会社 富岡基浩代表

経歴やドローン操縦資格取得の経緯

ーーこれまでのご経歴を教えていただけますか。

以前は太陽光発電販売業に勤めていました。そこでドローンスクール水戸校を運営する一般社団法人スカイガードの渡辺秀徳社長と知り合い、「太陽光発電とドローンは相性が良い」と勧められたのがドローンとの出会いです。

その後、独立したい気持ちが強くなり、勤めていた会社の社長とスカイガードの渡辺社長と話し合って1年後に独立することを決めました。その1年間は太陽光の仕事を継続しながらドローンスクールにもお世話になり、両社に務めるような形でした。

独立後は、個人事業主として太陽光発電の販売事業を営むのと並行して、法人でドローンの会社を立ち上げました。ドローンの仕事では、建設現場の空撮や上棟式の動画撮影、さらにドローンスクール水戸校のインストラクターも行っています。


ーードローンの操縦資格を取得した理由や経緯を教えてください。

以前は、太陽光発電を点検する際に、7メートルほど伸びる棒の先端にカメラを付けて遠隔で撮影していたんです。しかし、渡辺社長に「これからはドローンの時代だ」と言われたことをきっかけに、2018年にドローンスクール水戸校で民間資格を取得しました

その後に国家ライセンス制度が始まり、2023年には国家ライセンスを取得しました。現在はドローンスクールで講師をしていることもあり、国家資格を取得する必要性を感じたためです。また、今後は民間資格よりも国家資格が重視されるだろうと思い、早めに取得しようと考えました。

ドローンスクール水戸校を受講した感想

ーー資格取得にあたり、ドローンスクール水戸校を受講して良かった点をお聞かせください。

スカイガードの親会社が建設関係だったため、特に建設分野に強いドローンスクールという印象がありました。太陽光の仕事に活かしやすいのではないかと考え、悩まず決めましたね。

ドローンといえばメカニックなどの専門技術的なイメージが強かったのですが、スクールではフランクに対応していただき「これからどのようにドローンを活用していくか」という観点で学べたため、マニアックな資格というイメージも払拭されました。

ーードローンの操縦技術を学ぶ上で、どのような点が大変でしたか。

ドローンの操縦で前進や後退、旋回などさまざまな動きを考える時に、初心者のうちは「何を強くして何を弱くしなければならないか」と頭がこんがらがってしまいました。民間資格を取得する際には、ネットにぶつかりそうになったこともありました。特に旋回がとても苦手だったのですが、考えすぎずに感覚で操作を覚えるように努力した覚えがあります。

講師の方からも、「1つの動作をしようとするともう1つの動作を忘れてしまうので、両方を意識してみましょう」と助言してもらいました。親身になって指導してくれたことが印象に残っています。


ーー座学の面では苦労したことはありましたか。

元々理科が苦手なのに加えて、電波関係や航空法など、それまで太陽光の仕事では携わってこなかった分野の知識を学ぶ必要があったことですね。ジャンルが異なるものを最初から覚えていくのはやはり難しかったです。

現在は反復して話しているうちに知識として身に付きましたが、当時は1回聞いただけではなかなか頭に入らず、講師の方に繰り返し教えてもらいながらなんとか勉強しました。わからないことがあるたびに連絡し、講師の方も逐一調べて教えてくれたのでとてもありがたかったですね。

ーー特に印象に残った授業やトレーニングはありますか。

ドローンを旋回させながら8の字を描く「8の字旋回」が印象に残っています。民間資格取得の際にはいくらやっても上手く描けず、4日間の講習の終盤にようやく形になって合格をもらえました。夜までイメージトレーニングして、なんとか上達しましたね。

ーー練習場の設備等はいかがでしたか。実際に利用してみた感想を教えてください。

ドローンを練習する環境が本当に整っているなと感じました。スクールによっては体育館を借りて講習を行っているという話も聞きます。現在では自社で3か所の練習場を持っていて、条件に応じて適したコートを選べる点はドローンスクール水戸校の強みだと思います。


資格取得後の取り組みと今後の抱負

ーー現在の業務にはどのようにドローンを活用していますか。

資格を取得したことで、太陽光発電の建設現場で点検にドローンを活用したり、ドローンスクールの講師として業務委託を受けられるようになったりと、ライセンスとドローンを活かして仕事の幅が広がりました。

太陽光の仕事では、販売した太陽光発電の点検にドローンを使っています。赤外線カメラのドローンを使うことでパネルの不具合を確認するなど、アフターサービスの一環として提供する形です。作業も安全ですし、お客さまにすぐにデータを見せられるので喜ばれていますね。

また、「これからはドローンの時代が来る」と考えているので、ドローンと相性が良さそうな人には積極的にドローンを勧めています。私自身が資格を取って実際に仕事に活用している立場なので説得力がありますし、ドローンスクールに紹介することで営業にもつながっていますね。業界でドローンに力を入れて取り組んでいる人はまだまだ少ないので、認知してもらいやすくなった点もメリットだと感じています。


ーースクールでの学びや経験が役に立っていると感じる場面はありますか。

ドローンスクールでの講習が終わった後は、基本的に1人でドローンを扱わなければなりません。しかし、卒業後もスクールとつながりを持ち続けることで、何か困ったときには相談する窓口になってもらえます。以前に私自身も、空港の近くで撮影する際に現場レベルの見解を相談するなど助けてもらいました。

卒業後もつながって親身になってくれるかどうかも、スクール選びにおいて大切なポイントだと思います。

ーー目標ややりたいことなど、今後の展望を教えてください。

ドローンスクールでも仕事をしている立場として、建設業をはじめとするさまざまな方にドローンを仕事に活かしてほしいなと思っています。ただ、副業でドローンをやってみたい、独立したいという方は増えているかもしれませんが、安易に「資格を取れば良い」という話ではありません。現場レベルで自分の仕事にドローンをどのように落とし込むかというところまで考える必要があります。自分の経験や考えをお伝えすることで、少しでも参考になればうれしいです。

ーードローンに興味を持ち、スクールを検討している読者に対するメッセージをお願いいたします。

何事にもチャレンジは必要だと思うので、ドローンの資格を取得することは大きな一歩になると思います。ただ、その先で何をしたいかを具体的に想像しておくことで、進む速度も違ってくるはずです。「何がしたいのか」「どのように活かしたいのか」を少しでも明確にしてからドローンスクールを受講することをおすすめします

ドローンには少しお堅いイメージがあるかもしれませんが、ドローンスクール水戸校ではフランクに親身になって対応しますので、気軽に来てください。
ドローンスクール水戸校はこちら!


まるわかりガイドでドローンを知ろう
まるわかりガイドを見る

RECOMMEND

この記事を読んだ方へおすすめ