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本記事では、フリーランスのセキュリティエンジニアになるルートや必要なスキル・将来性についてまとめました。フリーランスのセキュリティエンジニアとして働く上で取得しておきたい資格も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
フリーランスになる前に!セキュリティエンジニアの年収・将来性
セキュリティエンジニアは、情報システムや情報ネットワークセキュリティの専門家です。フリーランスエンジニアとして働くことを検討する前に、セキュリティエンジニアの年収や将来性を確認しましょう。セキュリティエンジニアの年収
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「job tag」によると、セキュリティエンジニア(セキュリティエキスパート)の平均年収は534.6万円です。(※)国税庁が発表した同年の給与所得者の平均給与が458万円ですから、平均よりは高めといえます。ただしセキュリティエンジニアの年収は、スキルレベルによる違いが大きいのが実情です。
以下は、セキュリティエンジニアの年収を「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)ITスキル標準センター」が管理するITスキルレベル「ITSS(IT Skill Standard)」別に調査した数値です。
- ITSSレベル1~2(実務未経験者・新入社員レベル):420~700万円
- ITSSレベル3(要求された作業を独力で遂行できるレベル):450~700万円
- ITSSレベル4(独力で課題の発見と解決に至れるレベル):510~800万円
- ITSSレベル5(高度IT人材の中でも最上位に位置するレベル):667.5~1,086万円
同じセキュリティエンジニアでも、ITスキルレベルによって年収が倍以上違うケースがあると分かります。
※令和4年賃金構造基本統計調査の結果を加工して、job tagが作成
参考:セキュリティエキスパート(オペレーション) - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
参考:令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁
セキュリティエンジニアの将来性
以下は、NICTER(大規模サイバー攻撃観測網)が観測した、サイバー攻撃関連の通信数の変遷を示したグラフです。出典:総務省|令和5年版 情報通信白書|サイバーセキュリティ上の脅威の増大
2022年のサイバー攻撃関連通信数は、2015年と比較して約8.3倍に増加。サイバー攻撃は年々多様化・高度化しており、セキュリティエンジニアの重要性はますます高まっているといえます。
社会全体のDXが進む今、多くのシステムがWebやネットワークに依存しているのが現状です。運用・保守・インシデント対応を専門に行うセキュリティエンジニアの需要は、下がることがありません。
セキュリティエンジニアが仕事に困るとは考えにくく、スキルさえあればフリーランスとして働くことは十分に可能です。
参考:セキュリティエンジニアはやめとけ?
フリーランスのセキュリティエンジニアになるルート
セキュリティエンジニアでフリーランスになるには、どのようなルートがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。会社員エンジニアから独立するのが一般的
フリーランスとして活動するには、セキュリティエンジニアとしての実績が必須です。まずは会社員エンジニアとして働き、スキルや実績を付けてからフリーランスに転身するのが一般的な流れとなります。参考:エンジニア独立
未経験者はSEやプログラマーからスタート
未経験からセキュリティエンジニアに採用されるケースは非常にまれです。IT業界以外からセキュリティエンジニアへの転職を希望するなら、まずはSEやプログラマーに転職してスキルや実績を身に付けましょう。ただしフリーランスのセキュリティエンジニアとして働くには、ログの分析、セキュリティツールの操作などについて十分な知識・スキルが必要です。インシデントの分析や対処スキル、現状を正しく把握して説明できるスキルも求められ、誰でもなれるというわけではありません。
セキュリティエンジニアが一人前になるには、3年以上かかるといわれます。基礎知識ゼロの状態からセキュリティエンジニアを目指すのは、難易度が高いのが実情です。
参考;セキュリティエンジニアはやめとけ?
フリーランスのセキュリティエンジニアは少ない
厚生労働省の「job tag」のデータによると、セキュリティエンジニアの就業形態は正社員・契約社員、期間従業員・派遣社員が大部分です。フリーランスとして働く人の割合は7.1%に過ぎず、多いとはいえません。出典:セキュリティエキスパート(オペレーション) - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
セキュリティエンジニアの業務は、企業システムやネットワークの根幹に関係する仕事です。システムの保守・運用については自社のセキュリティ部門やセキュリティ専門会社に一任するケースがほとんどで、信頼性を担保できないフリーランスの利用を避ける企業が少なくありません。
フリーランスのセキュリティエンジニアとして安定的に働くには、一定レベル以上のスキルと実績が重要になります。
セキュリティエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント3選
ここでは、セキュリティエンジニアにおすすめのフリーランスエージェントをご紹介します。レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、ITフリーランスエンジニアの求人・案件に特化しているフリーランスエージェントです。取引社数は10,000社以上にものぼり、大手企業からの直請け案件を多く抱えるため、余分な手数料の発生しない高単価案件が実現します。
業界・案件のトレンドやスキルアップに必要な情報もリクエストに応じて提案してくれるので、初めてフリーランスのセキュリティエンジニアとして活動する人でも安心です。参画中も専任の担当者がフォローに付くので、安定した収入を継続できるでしょう。
※実務経験1年以上×週4~の方におすすめです。
※週3日以下の案件はハイスキルが求められます。
TechStock
TechStockは、月80万円以上の高単価案件や上流工程案件を多く抱えているハイクラスのフリーランスエージェントです。コンサルティング会社としての経験・実績を生かし、発注企業様との強い信頼関係に基づいた良質な案件を紹介してもらえます。月末締翌月15日払いの業界最速水準の支払いサイトやフリーランス向け福利厚生サービスなど、フリーランスエンジニアを支えるフォロー体制が整っているのも魅力。特に独立したばかりのセキュリティエンジニアでも、幅広いサポートを受けられるでしょう。
Midworks
Midworksは、エンド/SIer直案件などを数多く抱えているフリーランスエンジニア専門のエージェントサービスです。公開案件は10,000件以上、取り扱い言語も多数となっており、希望の条件にマッチした最適の案件を紹介してもらえます。非公開案件が全体案件数の80%を占めており、リモートや週3日稼働など、公開案件では確認できないような魅力的な条件の案件を見つけることもできるでしょう。
※副業案件はありません。
フリーランスのセキュリティエンジニアに必要なスキル
フリーランスのセキュリティエンジニアとして働くなら、以下のスキルは必須です。- ネットワーク・サーバーの知識
- セキュリティ関連全般の知識・スキル
- コミュニケーションスキル
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ネットワーク・サーバーの知識
セキュリティエンジニアはシステムやネットワークの脆弱性を見つけ、対策を取らなければなりません。対象となるネットワーク機器やサーバーの仕組み・オペレーションを理解しておくことは必須です。参考:ネットワークエンジニアはフリーランスになれる?
セキュリティ全般の知識・スキル
フリーランスのセキュリティエンジニアとして働くなら、セキュリティ全般の基礎知識は網羅しておきたいところ。具体的には、以下の項目について十分な知識が必要です。- 情報セキュリティマネジメント
- ネットワークインフラセキュリティ
- アプリケーション・セキュリティ
- OSセキュリティ
- ファイアウォール
- セキュリティプロトコル など
このほか、セキュリティツールの使い方を理解しておくことも基本です。
コミュニケーションスキル
フリーランスのセキュリティエンジニアとして働く場合、クライアントへのヒアリングや状況説明などは自分で行わなければなりません。相手の課題を正しく把握する・現状を分かりやすく伝える・相手に有益な提案を行うなどを行うためには、クライアントと適切にコミュニケーションを持てるスキルが必要です。
フリーランスのセキュリティエンジニアが取得したい資格
フリーランスのセキュリティエンジニアとして働くなら、スキルを証明できる資格があると有利です。フリーランスで働く人におすすめのセキュリティ関連資格をご紹介します。情報セキュリティマネジメント試験(SG)
情報セキュリティマネジメント試験(SG)は、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格試験です。試験で問われるのは、情報セキュリティの基礎や情報セキュリティマネジメントの基礎など。試験に合格することで、組織におけるセキュリティ確保・維持について基礎的な知識があることを証明できます。
情報セキュリティマネジメント試験(SG)のスキルレベルは、4段階のうちの「2」です。情報系の国家資格の中では、難易度はやや低めといえます。
参考:情報セキュリティマネジメント試験とは | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理安全確保支援士試験(SC)
情報処理安全確保支援士試験も、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格試験です。試験内容は、情報セキュリティやネットワーク・サーバー・DB等の知識や事例・対策、情報セキュリティ関連の法的要求事項などです。試験に合格すると、サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を所有していることを証明できます。
スキルレベルは最高の4に位置付けられており、難易度は高めです。国家資格であるため信頼性も高く、フリーランスとして案件を獲得する上で有利になります。
参考:情報処理安全確保支援士試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティエンジニアフリーランスまとめ
フリーランスのセキュリティエンジニアとして働くことは可能ですが、クライアントを納得させる実績とスキルは必須です。未経験からの転身は難易度が高いため、未経験者は会社員エンジニアを目指すのがおすすめ。現場で実績やスキルを積み上げれば、フリーランスとして独立しやすくなります。
またフリーランスのセキュリティエンジニアとして安定的に案件を獲得するなら、スキルや技術を証明できる資格の取得を目指すのも1つの方法です。例えば取得難易度の高い情報処理安全確保支援士試験(SC)があると、クライアントの信頼を得やすくなります。