エンジニアとして独立は可能?失敗しないための対策も解説

フリーランスエンジニアの不安を解消!
テクノロジーが飛躍的に進化を続ける現代社会において、エンジニアは社会基盤を支える重要な職種です。このようなエンジニア職の将来性は高く、スキルアップや学びなおしのために転職を考える人も増えています。

一方、現在エンジニアとして働く人のなかには、

「このまま会社員として働き続けていいのか・・・」
「将来的に独立してフリーランスエンジニアになりたい」
「でもフリーランスってなんか不安・・・」

と考えている人もいることでしょう。

この記事では、会社員エンジニアがフリーランスで独立する際の具体的な不安を例に挙げ、どのような心構えや準備が必要かを詳しくご紹介します。

会社員、フリーランスエンジニアどちらにもメリット・デメリットがありますが、自分にはどちらが向いているか、将来的なキャリアを見据えたうえで検討してみましょう。

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エンジニアとして独立は可能?フリーランス人口の推移

フリーランスという働き方に、あまり良くないイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、アメリカでは2027年にはフリーランス人口の割合が全労働人口の半分を上回ると予測されており、フリーランスは未来の標準的な働き方になることでしょう。

このような世界的な流れを受け、日本においてもフリーランス人口は年々増加しています。

クラウドソーシングサービスを運営するランサーズ株式会社の実施した調査によると、2021年のフリーランス人口は1,577万人でした。2015年の調査開始と比較すると68.3%も増加しており、とくにコロナ禍に入ってからは顕著に拡大しています。
参考:新・フリーランス実態調査 2021-2022年版|ランサーズ

人口減少や人材不足を背景に、今後もフリーランス人口は増加していくことでしょう。

2023年4月には「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案」(フリーランス新法)が成立しました。多様な働き方の広がりを受け、フリーランスをとりまく就業環境の整備も進んでいます。
参考:特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律案(フリーランス・事業者間取引適正化等法案)の概要|内閣官房

フリーランスで独立したいエンジニアの不安を徹底的に解消!

会社員エンジニアがフリーランスとして独立しようと考えた場合、金銭面や将来性、継続性など、さまざまな不安が頭をよぎるのではないでしょうか。

ここでは、フリーランスエンジニアを志望する人が感じるであろう7つの不安を具体例として挙げ、実際にはどうなのか、どのように乗り越えて行けばいいのかをご紹介します。

不安①「収入が減ってしまうのでは?」

会社員エンジニア
会社員エンジニア

今の給料よりも収入が減ってしまうのではないかと不安です。

一般的に、エンジニアの収入は他業種と比較すると高い傾向にあります。しかし、フリーランスになって収入が増えるか減るかは、 エンジニアの持つスキルや経験・実績によって大きく左右されます。

需要の高いスキルや大規模開発の経験、話題性の高いシステムやアプリの開発実績などを持っているエンジニアであれば、会社員よりも高い収入が見込めるでしょう。しかし、ITエンジニアとしてのスキルが低ければ、給料は今より下がってしまう可能性があるのです。

フリーランスとして高い収入を得たいなら、需要の高いスキルを磨き、さまざまな経験や実績を積むことが大切です。

下記は、フリーランスエンジニア向けエージェントサービス『Relance』が公表した「フリーランスエンジニア白書」に記載されている、フリーランスエンジニアの年商データです。
引用:Relance『フリーランスエンジニア白書』 

レッドゾーンは500万円~800万円であり、1000万円以上の年商を実現している人も少なくありません。
日本の平均年収が400万円であることから、フリーランスに転身したほうが会社員よりも収入を増やせると期待できるでしょう。

不安②「営業の経験がないけど、仕事を取れる?」

会社員エンジニア
会社員エンジニア

営業の経験がないので、自分で仕事を取れるか不安です。

会社員の場合、会社の営業担当がスキルに応じた仕事を割り振ってくれますが、フリーランスエンジニアはすべてを自分の手で行わなければなりません。営業力や提案力、コミュニケーション能力が必要になるため、営業経験のないエンジニアは不安に感じることでしょう。

案件の獲得方法には、大きく分けて以下のようなものがあります。

  • 昔の仕事仲間や関係先の繋がり、人脈から直接営業する
  • 勉強会や交流会、SNSの交流などで案件を紹介してもらう
  • 求人サイトの案件に応募する
  • クラウドソーシングサービスの案件に応募する
  • フリーランスエージェントサービスを利用する

フリーランスエンジニア向け案件は多いので、分で営業をしなくても案件を獲得することは可能です。必要に応じて外部サービスなども利用し、好条件の案件を獲得しましょう。

フリーランスエージェントおすすめ一覧【2024年最新版比較】

この記事では、おすすめのフリーランスエージェントを分かりやすく一覧で比較しています。週3日〜稼働、リモートワークなど、自由な働き方を実現。利用者別のおすすめやフリーランスエージェントを使うメリット・デメリット、よくある質問もまとめました。

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不安③「フリーランスとして長く続けていける?」

会社員エンジニア
会社員エンジニア

フリーランスエンジニアとして長く働き続けられるのか不安です。

フリーランスエンジニアとして長く働き続けるためには、以下のような条件が必要です。

  • 案件が安定して継続している
  • 体調やメンタルヘルスが安定している
  • モチベーションを維持できている

継続した案件の確保は特に重要で、仕事が途切れないよう定期的に営業活動を行う、取引先を分散させるなどの対策が必要です。

また体調面やメンタルの管理、モチベーションは、働く環境や仕事の忙しさ、家族の理解などが影響することもあり、いかにQOL(=Quality of life「生活の質」)を上げられるかが大きなカギとなるでしょう。

不安④「病気になったらどうしよう?」

会社員エンジニア
会社員エンジニア

病気になって入院でもしたらと思うと不安です。

会社員とフリーランスの大きな違いの一つが、福利厚生の有無です。フリーランスには福利厚生がないので、これまで会社から受けていたさまざまな保険や保障(たとえば健康保険や厚生年金、失業保険、労災保険、通勤手当や住宅手当など)を受けられなくなります。

ただ、フリーランスにはフリーランス向けの福利厚生サービスがあり、加入することで会社員の時と同じような福利厚生を受けられます。今はさまざまなサービスがあるので、自分に合ったものを探すとよいでしょう。経費として計上できるので、節税対策としても効果的です。

不安⑤「確定申告がよくわからない」

会社員エンジニア
会社員エンジニア

税金関連の知識がないので、確定申告がちゃんとできるか不安です。

フリーランスには避けて通れないのが確定申告です。確定申告とは、1年間の所得(収入から経費などを差し引いた金額)から納税額を算出し、精算する一連の手続きを言います。

確定申告と聞くととても難しいものに感じますが、実際にはそれほど身構えるほどのものでもありません。確定申告の時期には税務署で無料説明会(要予約)が実施されているので、不安なら参加するとよいでしょう。また会計サービスを利用すれば、ナビゲーションに沿って入力するだけで書類を作成できるものもあります。

税理士サポートが利用できるフリーランスエージェントもあります。

不安⑥「最近よく聞くインボイスって必要?」

正社員エンジニア
正社員エンジニア

最近よく聞くインボイスには、何か手続きが必要でしょうか?

インボイス制度とは、登録番号および適用税率や消費税額等を正確に記載した「適格請求書(インボイス)」を発行する仕組みです。2023年10月から開始されます。
参考:インボイス制度の概要|国税庁

インボイスを発行するためには、国税庁へ申請を行って登録番号を取得しなければなりません。登録自体は任意ですが、取引先が売上高1000万円を超える課税事業者の場合には、インボイス事業者になるよう促される可能性があります。

制度開始から2029年までは経過措置が設けられているので、登録するかどうかを期間内に検討するとよいでしょう。

不安⑦「ローンが組めなくなるって本当?」

会社員エンジニア
会社員エンジニア

独立すると、住宅ローンが組めない、クレジットカードが作れないと聞いて不安になりました。

フリーランスと正社員の大きな違いの一つと言われるのが、社会的信用です。会社という後ろ盾を持っている正社員は社会的に信用されるが、いつ、どのくらい働いているかよくわからないフリーランスの信用度は低いというわけです。

社会的信用が低いため、フリーランスエンジニアになることで、住宅ローンやクレジットカード作成と言った「信用」が重要な場面では不利になることがあります。

一方、フリーランスであっても一定の条件下で住宅ローンを組めたり、カードを作れるところも増えています。

エンジニアが独立しやすいと言われている理由は?

ここでは、エンジニアが独立しやすいと言われている理由を解説します。

リモートワークが普及して時間や場所に囚われない働き方ができる

エンジニアには、インターネット環境さえあればリモートで業務に携われる職種も多々あります。
新型コロナウイルスの蔓延や働き方改革の推進を機にリモートワークが普及し、時間や場所に囚われない自由な働き方が注目されるようになりました。

その結果、世情的にもリモートワークしやすい環境になり、多くのエンジニアが自由な働き方を求め独立を目指すようになりました。

フリーランスエンジニアに仕事を依頼する企業が多くなっている

ITエンジニア求人サイト『ミッドワークス』が行った自社の案件分析によると、フリーランスエンジニアの案件数は2022年10月から2023年4月の半年間で465%も増加したとのこと。

思うようにエンジニアを採用できない、雇用コストを軽減したい、などの理由からフリーランスエンジニアに仕事を依頼する企業が増えている様子が伺えます。
引用:ミッドワークス

多くの企業がフリーランスエンジニア雇用対して好意的な反応を示していることも、エンジニアが独立しやすいと言われる要因と言えそうです。

ITエンジニア不足が懸念視されていることもあり、今後もフリーランスエンジニアへの発注は増大していくことでしょう。
それに伴い、独立するエンジニアも増えていくと想定されます。

独立したいエンジニアにおすすめのフリーランスエージェント

ここでは、独立したいエンジニアにおすすめのフリーランスエージェントを紹介します。

レバテックフリーランス


レバテックフリーランスは、フリーランスITンジニアに特化したエージェントサービスです。
15年の実績を誇るだけあり、直請案件が多いため、高単価な企業案件が豊富な点が強み。また案件保有数も多いため、目指すキャリアや自身の強みにマッチした案件が見つかるでしょう。
実際にレバテックフリーランスユーザーの平均年収は、862万円と日本の平均年収を大きく上回ります。本サービスを利用することで高収入の実現も十分可能な範囲となるでしょう。

しかし一方で「経験が浅いと、受注できない」といった口コミも見られます。
同サービスを利用する際は、経験が浅くても実務経験が必須になることを理解しておきましょう。

※週3日以下の案件はハイスキルが求められます。

年代:40代 職業:個人事業主・フリーランス 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー

口コミサービス利用証明済のアイコンサービス利用証明済み
3.5
  • 未経験におすすめの口コミタグ 未経験におすすめ
  • 経験者におすすめの口コミタグ 経験者(実務経験あり)におすすめ

他社同業企業様と変わらない部分もあるので今後はその辺りの改善も考慮していただけると尚利用者も増えるのではと思われます。 ...続きを読む

口コミの良かった点のアイコン 良かった点:

フリーランスを始める方、または余り営業力が無いフリーランスの方々は企業様とのネットワークがないためご支援頂けると大変助かります。

投稿日:2023/11/30(木) 14:56

\\実務経験1年以上×週4〜稼働可能な方におすすめ//
レバテックフリーランスはこちら

TECH STOCK

TECH STOCKでは、フリーランスには難しいキャリアアップに対応しているエージェントサービスです。報酬やスキルアップのためのキャリアカウンセリングが行われており、エンジニアからコンサル案件へ緒戦することもできます。

フリーランス向けの高単価な案件が多数紹介されているため、高単価案件で報酬を増やしたい方にもおすすめ。月80万円を超える案件が多く用意されており、平均単価が高く魅力的な条件の案件がきっと見つかるでしょう。案件の種類は、上流から開発工程まで、豊富な案件の中から選ぶことが可能。AIやRPAなどのトレンド案件も選択できます。

報酬が翌月15日支払いなのも嬉しいポイント。稼働から支払いまでが短いため、収入の不安を解消しやすくなります。福利厚生が気になる方は、会員限定で利用できるフリーランス向けの福利厚生サービス「fukurint(フクリント)」を活用するといいでしょう。

年代:50代男性 職業:経営者・役員 業界:IT・メディア 職種:エンジニア・プログラマー

口コミサービス利用証明済のアイコンサービス利用証明済み
3.5
  • 経験者におすすめの口コミタグ 経験者(実務経験あり)におすすめ

自分から担当者へ正確な情報を伝えなければ良い結果を得ることはできない。当方は50代で紹介頂ける案件も少ないなか期待に応えてくれるのはありがたい。 ...続きを読む

口コミの良かった点のアイコン 良かった点:

自分を売り込む営業を代行してもらえること。技術者の業務経歴はあるものの営業は経験が無いため補ってもらえるところが良い。

投稿日:2023/12/01(金) 17:30



※ITエンジニア経験3~5年以上&週4以上稼働可能な方が主な対象となります
TECH STOCKはこちら

Midworks


Midworksは、ITフリーランスエンジニアに特化したエージェントサービスです。

豊富な求人数と案件探しに向けた手厚いバックアップ体制、さらには正社員並みの保障など、フリーランスが働きやすい環境が整っている点が魅力。実際に「1日で案件参画決定した」「案件参画後も手厚いサポートを提供してくれる」とユーザーからも高い評価を得ています。
また、問い合わせに対するレスポンスが早く、親身なフォローにも定評があります
さらにリモートワーク・高単価案件も多いため、理想とする働き方に近づくことができるでしょう。

特に福利厚生が充実しているため、会社員からフリーランスに転身したばかりのエンジニアから人気を集めているようです。
しかし週5・フル稼働案件がメインとなるため、他の案件と掛け持ちしたり副業の獲得には向きません。

週4・週5で安定的な収入を望む人にピッタリのサービスと言えるでしょう。
参考:Midworksの評判・口コミ

※週3~週5、フル稼働可能(1日8時間以上)な案件がメインとなっており、実務経験3年以上の方が主な対象となります。
※副業案件はありません。
Midworksはこちら

フューチャリズム


フューチャリズムは、人材採用、販促における成約支援事業を展開するポート株式会社が運営するフリーランス向け案件紹介サービスです。

本サービスの魅力は、現役エンジニアによる無料キャリア相談を受けられる点。フリーランスになるとキャリアに悩む人も多いですが、フリーエンジニアとしてどのようなキャリアを描いていくのか、豊富な経験を持つ現役エンジニアが一緒に考えてくれます。
また大手からベンチャー企業まで、幅広い規模・業界の案件を豊富に取り扱っている点も強みの1つ。
双方の魅力・強みを評価する「キャリア相談で導き出した働き方を叶えられる案件を紹介してもらえる」といった口コミも見かけます。

「フリーランスであっても仕事を通じてスキルアップしていきたい」「確実に年収を高めていきたい」という人におすすめのサービスです。
参考:フューチャリズムの評判

※週4日以上(基本週5日)の案件が多数となっております。
フューチャリズムはこちら

エンジニア独立するメリット

ここでは、エンジニア独立するメリットを紹介します。

時間や場所に縛られず働ける

エンジニアとして独立すると、企業勤めではなくなります。
就業規則に記載された時間・場所に則り働く必要が無くなるため、時間や場所に囚われない自由な働き方を実現できるでしょう。

しかし中には、作業時間・場所が指定されるような案件もあります。
時間・場所共に自身の裁量で仕事に取り組みたいと考える人は、時間や場所を問わない案件を選ぶようにしましょう。

年収アップが目指せる

会社員の場合、どれだけ高度なスキルを身に付けたとしても、所属する組織の規則に則った賃金が支払われることになります。「スキルや労働に対し、給与が見合っていない」と、不満を抱く会社員エンジニアも多いのではないでしょうか。

その点、独立すれば、営業利益は全て自分の報酬にできます。そのため、独立することで年収アップが叶うこともあるでしょう。
しかし一方で、案件が途切れてしまえば、当然収入も途絶えてしまいます。

青天井で高収入を目指せる一方で、ケガや契約打ち切りで収入が激減してしまうリスクがあることも理解しておきましょう。
参考:フリーランスエンジニア年収

自分がやりたい案件に関われる

独立すると、案件の取捨選択の裁量も全て自分に委ねられます。
引き受ける案件を得意な案件や極めたい技術を使う案件だけに限定することもできます。

自分がやりたいと思える仕事だけに熱中できる環境を作ることができると、より自身のスキルを高めるモチベーションや仕事へのやる気も高まるでしょう。
参考:フリーランス案件サイト

エンジニア独立しやすいタイミング

続いて、エンジニア独立しやすいタイミングを紹介します。
ただ闇雲に思い立った時に独立するのではなく、適切なタイミングを見定めることも大切です。

どの工程も経験したタイミング

エンジニアとして関わる工程を一通り経験したタイミングは、独立に適している頃合いと言えるでしょう。

どの工程に携わったとしても全体のフローが把握できているため、次のフローに向けてどのように取り組むべきか、どのような配慮が必要か、など無駄なく全体観を持ちながら仕事に取り組めます。
また参画できる案件も限定されないため、スキル不足・経験不足で参画を断られるようなこともないでしょう。

安定的な案件獲得も期待できるため、独立後も安定した事業運営が叶うでしょう。

紹介などで個人として案件をもらえるタイミング

独立は、案件を獲得できる見込みが作れたタイミングがベスト

せっかく独立したとしても思うように案件を獲得できなければ、収入を得ることはできません。
場合によっては、再び会社員に戻ることも考えなければならないでしょう。

中長期的に安定した収入が得られるほどの紹介を見込めるのであれば、独立に踏み切っても不安なく事業運営できるでしょう。

エンジニア独立に向けて今からやるべきこと

会社員エンジニアがフリーランスになる場合、独立に向けて計画的に準備を進めることが大切です。ここでは、独立に向けて今からやるべきことを3つご紹介しましょう。

プログラミングスキルなどの技術力を磨く

フリーランスエンジニアとして働き続けるためには、何よりもまず高いスキルが必要です。現在の職場やプロジェクトで技術力を磨き、フリーランスエンジニアとしてアピールできる実績を積み重ねていきましょう。

プログラミングスキルが足りないと感じるなら、プログラミングスクールを利用して短期間でスキル習得を目指すのがおすすめです。

マネジメントなどの上流工程の実績を作る

システム開発の現場では、プロジェクトマネージャーやテックリードなど、マネジメントスキルを持った人材が不足している傾向があります。そのためマネジメント経験を持っていれば、フリーランスエンジニアとして比較的安定して案件を獲得できるでしょう。

要件定義や概要設計など、いわゆる上流工程の開発実績を持つ人も、即戦力として評価されやすくなります。

勉強会やコミュニティに参加してフリーランス仲間を作る

フリーランスエンジニアは仕事柄、孤独になりやすい傾向があります。そのため、勉強会やコミュニティに参加してフリーランス仲間を作っておくのがおすすめです。

コミュニケーションを通じて、これまで出会えなかったような知見を得られたり、悩みを解決する糸口をつかめることがあります。

エンジニアとして独立するデメリットはある?

ここでは、エンジニアとして独立するデメリットを紹介します。

収入が安定しない

フリーランスや個人事業主の場合、会社員と違い給与の保障がなくなります。

成果に対して報酬が支払われるため、成果が少なければ当然収入も落ち込んでしまうでしょう。
また万が一、ケガや病気などで働けなくなってしまった場合、無収入になってしまうことも十分に考えられます。

会社員とは異なり青天井で高収入を目指せる一方で、収入が不安定になるリスクも理解しておきましょう。

人との関わりが少なくなる

独立したエンジニアは、基本自分1人で仕事を獲得していきます。そのため、会社員と比較して人との関わりが減ってしまうことも少なくありません。
中には孤独を感じたり、刺激がなくなることで向上心やモチベーションが低下してしまう人もいます。

「人との関わりを持ち続けたい」「仲間と切磋琢磨できる環境が欲しい」という人は、コミュニティなどに参加しフリーランス仲間を作ってみるのも良いでしょう。
互いに良い刺激を受けられたり、孤独を感じることも減るのではないでしょうか。

不安を解消し、エンジニア独立に向けて着実に準備を進めよう

フリーランス独立に不安を感じているエンジニアに向けて、どのように乗り越えて行けばいいかを具体例も交えてご紹介しました。

フリーランスエンジニアの持つ技術力やスキルは、先行き不透明な時代を自らの力で乗り越えていける確かな力です。会社という後ろ盾がなくても個人として評価される高いスキルを身に付け、独立に向けて一歩踏み出してみてください。不安な方はフリーランスエージェントの利用も検討してみるといいでしょう。

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よくある質問

  • Q フリーランスエージェントとは何ですか?
    A フリーランスエージェントは企業への営業から契約締結までの業務を代行してくれるエージェントや企業のことです。経験年数2-3年以上のプログラマーやWebデザイナーの案件が多く、エージェントを通して案件の紹介や面接調整はもちろん、職務経歴書やポートフォリオの添削、プロジェクト参画後のフォロー、正社員並みの福利厚生を整えている企業もあります。なかには新規案件が獲得できない場合の収入保証を条件付きで用意しているフリーランス向けエージェントもあるため、フリーランス特有の不安定さを感じることなく仕事に集中できるメリットがあります。詳しくはこちら
  • Q フリーランスが案件を探すにはどうすればいい?
    A フリーランスが仕事を受注する際に最も利用している方法は「知人、同業者からの紹介」「自らの営業」が多いと言われています。案件を自ら探すとなるとフリーランスエージェントやクラウドソーシングサイト、インターネットの求人サイトへの登録がよいでしょう。フリーランスになって間もない方は、人脈や実績がなく、「知人、同業者からの紹介」「自らの営業」がうまくいかないパターンもあるため、サイト登録も並行して利用するのがおすすめです。
  • Q フリーランスエージェントは無料で利用できますか?
    A 利用料金はフリーランスエージェントによって異なります。一部のフリーランスエージェントは無料で登録や基本的な利用ができる一方で、特定の機能やサービスを利用する際には有料となることがあります。利用料金に関する具体的な情報は、各プラットフォームのウェブサイトや利用規約を確認するか、サポートにお問い合わせください。
  • Q フリーランスと個人事業主は同じ意味ですか?
    A フリーランスは特定の会社や団体などに所属せず、案件ごとに契約して仕事をする働き方をしている人の「呼称」で、個人事業主は株式会社や合同会社などの会社を設立せずに税務署に開業届を出している人の「税務上の区分」です。一般的に、フリーランスを名乗っている人は開業届を出している人または出す予定のある人が大半です。フリーランスとして一定額の収入を得ると確定申告が必要になり、確定申告には青色申告と白色申告があります。それぞれ所得税の控除額や提出書類などが異なり、青色申告は白色申告と比べて帳簿付けなどの手間がかかる分、きちんと確定申告をすれば節税メリットが受けられます。
  • Q フリーランスは増えすぎ?
    A クラウドソーシングサービス「ランサーズ」が発表したフリーランス実態調査2021によると、フリーランス人口2017年をピークには減少傾向になったものの、2020年と2021年を比較して約57%増の1670万人、1年以内にフリーランスになった人は517万人と、フリーランス人口は過去最大になったと言われています。また、経済規模も28兆円と過去最高を記録しています。その理由の1つとして、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅ワークなどより柔軟な働き方が求められるようになったことがあげられます。
  • Q そもそも、フリーランスとは?
    A 特定の会社や団体などに所属せず、案件ごとに契約して仕事をする働き方をしている人の呼称です。フリーランスに多い職種はライターやカメラマン、デザイナー、プログラマーなどがあげられます。フリーランスは雇用されているわけではないため労働基準法は適用されず、最低賃金や労働時間、休日、有給休暇、労働災害での補償などは適応外です。その代わり、下請代金支払遅延等防止法の対象とされており、さまざまな法的義務を依頼主に課されています。
  • Q どんな人がフリーランスに向いていますか?
    A フリーランスに向いている人の特徴は①自己管理ができる②安定性よりも変化を求める③フットワークが軽いなどがあげられます。フリーランスは自分の裁量で仕事内容を選べる自由さがある分、自己管理が徹底できないと仕事量やスケジュールがうまく調整できずに納期を破り信用を落として結果的にトラブルや契約が無くなる可能性もあります。会社に所属していれば先輩や上司など周りが助けてくれていたことも全て自分一人で解決できる自己管理能力が求められます。また、安定性よりも変化を求めて常に向上心を持てる方、新しいことにもどんどん挑戦していくフットワークの軽さもフリーランスに向いていると言えます。
  • Q フリーランスになるデメリット(リスク)は?
    A フリーランスは自分の裁量で働き方を決められる自由があるものの、全て自己責任・不安定というデメリットがあります。フリーランスのデメリットの1つとして「収入が不安定になる」ことがあげられます。会社員であれば毎月決まった日にお給料を得られますが、フリーランスは仕事がないイコール無収入になります。常に仕事が受注できればよいのですが営業活動がうまくいかず焦って低報酬の仕事を受注して労働時間に対して報酬が少なくなり結果として過労になってしまうことも。また、労働基準法の対象外のため仕事上のトラブルはもちろん、病気や事故で働けなくなった場合の保証は自分で個別に協会や民間保険の加入する必要があります。