(取材)ドローンビジネススクール神奈川校|卒業後コミュニティや高校との業務提携について、所属インストラクターにお聞きしました

ドローンビジネススクール 神奈川校 インストラクターインタビュー 完全マンツーマン 国家ライセンス対応 高校とも提携!幅広い年代に対応
神奈川県厚木市にスクールを構えるドローンビジネススクール神奈川校(DBS神奈川校)は、ドローン国家ライセンス一等・二等やDPAライセンスを取得できる完全マンツーマン体制のドローンスクールです。

神奈川県内最大級の完全屋内型講習施設を所有しているほか、所属インストラクターはすべて厳しいテストをクリアした現役のプロ操縦士なので、質の高い実践的なスキルや知識、ノウハウを習得できます。

同校は若手パイロット育成にも力を入れており、2023年6月には地元の高等学校と業務提携を結び、在学中に国家資格をワンストップで取得できるという取り組みも行っています。
参考:全国初!学校法人大谷学園✕スタードローン業務提携|スタードローン株式会社

今回は、ドローンビジネススクール神奈川校に所属するインストラクターの福島朋美さん、平川つばささんに、指導の際に心がけていることや卒業後に展開されているコミュニティ活動、高等学校との業務提携などについてお話を伺いました。

ドローンビジネススクール神奈川校についての基本情報(料金、コース、資格)

スクール名 ドローンビジネススクール神奈川校
取得可能な資格
  • 国家資格 一等無人航空機操縦士技能証明
  • 国家資格 二等無人航空機操縦士技能証明
  • DPA ドローン操縦士回転翼3級
開講中のコース
  • 二等無人航空機操縦士(初学者/経験者)
  • 一等無人航空機操縦士(初学者/経験者)
  • DPAライセンス(回転翼3級)コース 
初期費用
(入会金やドローンの購入費用等)
要お問い合わせ
受講料 二等無人航空機操縦士 要お問い合わせ
一等無人航空機操縦士
要お問い合わせ
DPAライセンス(回転翼3級)コース  要お問い合わせ
運営会社 スタードローン株式会社

ドローンビジネススクール神奈川校の魅力は?

―インストラクターであるお二人は、どのようなきっかけでドローンを始められたのでしょうか?

福島:
知人がドローンの資格を取得したと聞き、興味を持ったのがきっかけです。そこからドローン操縦に関する資格があることを知り、もっと知りたいという好奇心から資格取得に至りました。現時点では、DPAのインストラクター資格、第三級陸上特殊無線、それから赤外線建物診断技師の資格を保有しています。

お仕事のメインはスクール講師ですが、ときには点検業務や赤外線調査、空撮などの現場にも出ています。とくに多いのは、家やマンションの点検業務ですね。

平川:
私がドローンに触れ始めたのは、子どもがドローンビジネススクール神奈川校に通っていたことがきっかけでした。子どもは測量士を目指していて、今も専門学校に通っています。測量士のキャリアを考えるなかで、「これからはドローンの時代じゃない?」「資格を持っていれば仕事にも生かせるし、今のうちに取っておいたほうが良いよね」などと話し、スクールに通い始めたんです。

その付き添いでスクールに来るうちに、自分自身も興味を持つようになり、資格を取得しました。その後、学校からお声がけをいただき、インストラクターとして働くようになりました。

―スクールには、どのような目的を持った受講生が多く通われていますか?

平川:
多いのは「これからドローンを仕事にしたい」という方ですね。そのほか、会社の業務のために資格を取得する方もいれば、趣味でドローンを始めたい方、定年退職後のセカンドキャリアを模索するなかでドローンに辿り着いたという方もいます。

ご年齢に関して言えば、多少、年配の方が多いのかなという印象です。しかし全体を通して見ると、下は学生から上は75歳まで、幅広い受講生が集います。どのような年代の方が来られても、それに応じた指導ができるように心がけています。

福島:
当校には明確な目標がある方ばかりではなく、「趣味を見つけたいな」と気軽に来られる方もいます。どのような目的であってもサポートしますので、ぜひご自身のニーズをインストラクターにお伝えください。

―多様な受講生様が集まっている御校ですが、ズバリその魅力は?

福島:
屋内に練習場があるため、天候に左右されないのは大きなメリットです。この練習場は受講生と卒業生に無料で開放しているので、好きなだけ操縦練習をすることができます。

平川:
練習場の貸し出しのほか、機体のレンタルもしています。ご自身の機体を持っていない方でも、試験に備えてたっぷり練習していただけますよ。

私たちはインストラクターですから、受講中は精一杯いろいろなことを指導します。しかし、スキルを身につけるためには、結局のところご自身で練習していただくしかありません。それにあたってハードルになるのが練習場探しや機体の購入ですので、可能な限り練習環境を提供しているわけです。

指導に関して言えば、マンツーマン指導であることも魅力のひとつです。一人の受講生に対してインストラクターがしっかり向き合いますので、困っていることはなんでも相談してくださいね。

指導の際に心がけていることは?

―指導の際にはどのようなことを心がけていますか。

福島:
ドローンの操縦技術や基礎知識だけでなく、安全に、効果的にドローンを活用できるスキルを伝えるように留意しています。

平川:
資格取得はゴールではなく、むしろ卒業してからがスタートです。「資格を取れば、ドローンの仕事ができる」わけではないことは、私たち自身がよく分かっています。仕事を得るには飛行実績や経験が欠かせません。そのため授業では、まず実績を手に入れ、次の仕事につなげるためのアドバイスをお伝えしています。

実践的な知識の一例として、お仕事でドローンを飛ばす際には、必ず事前に警察へ連絡することが大切だとお伝えしています。

たとえばマンションの点検作業を行う場合、管理者を通して住人の方にお知らせした上で、飛行の経路上の建物や音が届く可能性がある範囲の方々にはチラシを配ったり、訪問させていただいたりします。これによって、「何月何日に飛ばしますよ」としっかり周知するんですね。

それでも、なかにはドローンが飛んでいることに不安を感じ、通報される方がいらっしゃいます。そんなときでも、警察に届出をしておくと、「許可を持っている人が飛ばしているので、安心ですよ」と伝えていただけるんです。こうしたやりとりは周囲の方の安心・安全を守るためにはもちろん、私たちの業務を円滑に進めるためにも大切なことです。

他にも、人口集中地区では補助者を増やし、通りすがりの方などに「ドローンを飛ばして点検しています、ご迷惑おかけします」と声をかけるなど、実際に現場で行なっている対応について話すこともあります。

現場経験が豊富なインストラクターがいるからこそ、実践に即した指導を受けられるんですね。

福島:
その通りです。今お伝えしたのは点検業務に関する一例ですが、当校にはFPVを得意とするインストラクターや、プライベートで空撮を楽しんでいるインストラクターもいます。それぞれに得意分野があるので、幅広いニーズに対応できるのが当校の特長です。

卒業後も広がるコミュニティ

―卒業生を対象としたサポートやコンテンツの提供はありますか?

福島:
受講生、および卒業生へのサポートとして、LINEグループによるコミュニティを運用しています。きちんと本人確認をした上で参加してもらい、コミュニケーションを取るなかで“ドローン仲間”を作ってもらうねらいがあります。

具体的な書き込みとしては、「ここで空撮をしてきました」と映像を貼られる方が多いですね。こうした投稿をきっかけに、「どうやって申請しましたか?」「素敵ですね」「今度行ってみます」とコミュニケーションが生まれているのを目にします。ときには「この地域で飛ばすなら、こういう許可を取った方がいいよ」というアドバイスが書き込まれることもあります。

そのほか、交流会や空撮ツアーも不定期に提供しています。仮に資格を取得しても、ドローンを一人で飛ばしに行くのはハードルが高いものです。ためらっているうちに、ドローンを触らなくなってしまう方も珍しくありません。

コミュニティや交流会、ツアーによって、そうした方達のモチベーションを刺激し、ドローンに興味を持ち続けてもらう環境を提供できれば嬉しいです。

学校法人大谷学園と業務提携、高校生を指導

―ドローン活用の裾野を広げるために、高校生への指導にも注力されていると伺いました。

福島:
はい。当校は学校法人大谷学園と業務提携を結び、生徒が希望に応じて選べる「セレクト授業」のひとつとして、ドローンの国家資格取得に挑戦できる授業を提供しています。

この取り組みは2023年9月から段階的にスタートし、現在の受講生は9名。国家資格の合格生も順調に増えています。

平川:
この授業には予想以上の反響があり、定員の関係から、受講をお待たせしている生徒さんもいらっしゃいます。ドローンの国家資格は16歳から取得可能なので、16歳になったら受講したいと考えている方もいらっしゃいますね。

福島:
スキルを身につけていただくにあたり、授業の時間は限られているので、先生や保護者様と連携しながら、「今日はこんな練習をしたので、次までにこれを頑張ってください」と伝えて自習してもらっています。学校でもドローンを1台所持しているので、空き時間を利用して練習してくれているようです。

試験当日は先生方も気が気でない様子です(笑)。その分、合格されると「よかった!」と心から喜んでくださいます。

―今後もこうした提携は続けられる予定ですか?

福島:
ドローン業界は若い世代を求めています。その分、活躍機会も多いと思うので、未来の選択肢の一つとして、資格取得をサポートできたら嬉しいですね。今はまだ局所的な取り組みですが、他の学校様からもご要望をお寄せいただければ、ぜひ協力したいと考えています。

平川:
私も子どもを持つ親ですが、親としてはやはり、子どもに将来のための強い武器を持たせたいと考えるものです。インストラクターとしてそうした保護者の気持ちに応えられれば嬉しいですし、あわよくば、保護者の皆さん自身もドローンに興味を持ってくれないかなと考えています(笑)。

女性インストラクターも常駐!ドローンを学ぶならDBS神奈川校

―最後に、ドローンに興味を持っている未来の受講生に向けて、応援のメッセージをお願いします。

福島:
初めはうまく操縦できない場面も多いと思いますが、安全にドローンの操作ができるように、私たちが全力でサポートします。しっかり学んで、どんなシーンでも対応できるプロのパイロットへと成長していきましょう。

平川:
ドローンは男の人の業界というイメージがあるかもしれませんが、最近では女性パイロットも増えてきました。当校には女性インストラクターが常駐していますので、女性の方もお気兼ねなくご受講ください。女性がもっと活躍できる環境を作るべく、我々も努力したいと思います。

私たちは、ドローンに興味を持ち、「操縦してみたい」と感じたその気持ちに応えるべく指導にあたっています。難しそうというイメージからためらう方も多いですが、実際に触ってみなければ何事も判断できません。

当校の体験会では機体にたくさん触れるので、実際に操縦してみてから、自分に合うか合わないかを判断できます。シミュレーターだけでなく、講習用の機体、DJI Mavic mini2などの市販機にも触っていただけます。デモフライトもありますので、ドローンの運用について想像を膨らませてもらえたら良いですね。ぜひお気軽に体験会へお越しください!
ドローンビジネススクール神奈川校はこちら!

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