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まずは今後のライフスタイルを具体的に描き、老後の資産を把握することから始めましょう。
そして、自身の職務経歴を整理し、強みや弱みを明確にすることで、転職活動をスムーズに進める準備を整えます。求人市場の状況をリサーチし、必要なスキルを学び直すことも大切です。
この記事では、60歳からの転職を想定し、準備のポイントについて詳しく解説します。
- 1. 60代で転職を考えたら「まずやるべきこと7つ」
- 2. (1)今後のライフスタイルについて考えましょう
- 3. (2)資産/財産がどれくらいあるかを把握しましょう
- 4. (3)これまでの職務経歴を整理しましょう
- 5. (4)自分の強み・弱み/保有するスキルについて
- 6. (5)これからやりたい仕事について具体的に考えましょう
- 7. (6)求人市場について調べてみましょう
- 8. (7)今からやっておくべきことを書き出してみましょう
- 9. 60代の転職でなぜ「準備」が必要なのか
- 10. 60代以上の就業率「働いている人の割合は?」
- 11. 60歳で転職する人の割合
- 12. 転職のための準備からスタートしよう!60代の転職
60代で転職を考えたら「まずやるべきこと7つ」

60代での転職は難しいと言われています。少しでもスムーズに転職をすすめるため、転職活動を実際に行う前、「準備段階」が大切です。
「転職をしようかな」と考えたら、まずやるべきことを7つのステップで解説します。
(1)今後のライフスタイルについて考えましょう
定年退職の年齢によって変わりますが、退職後のライフスタイルを具体的に考えていきましょう。たとえば、「田舎に移住したい」「実家のある地方と住居のある現在の場所で二拠点生活をしたい」など、暮らし方を大きく変えたい場合もあるでしょう。
また、10〜15年後を目安に高齢者向けの施設に入ることを検討しているケースもあるでしょう。
次の「資産を把握する」にも関連しますが、どのような暮らしをしてどんな風に働きたいのかを考えてみましょう。パートナーがいる場合には、パートナーが描いているこれからのライフスタイルについても、ぜひ一度ゆっくり話を聞いてみてください。
(2)資産/財産がどれくらいあるかを把握しましょう
働く理由はさまざまですが、老後の生活費が足りない場合には働かざるを得ません。まずは老後の資産がどれくらいになるか計算してみましょう。住宅ローンの残金などがあれば、「負債・借入金」も書き出します。転職にあたり、最低限必要な月収の目安をおおまかに出しておきましょう。
教育費がかかる家庭、住宅ローンの返済が終わっていない家庭、夫婦共働きで妻が数年間フルタイム勤務を続ける家庭など、状況によって必要な月収・年収は大きく変わります。
ライフスタイルが変化しやすい年代のため、わかりづらい場合はファイナンシャルプランナーに相談するか、ライフプランシミュレーターを使って簡易的にはなりますが生活設計のモデルを見てみると良いでしょう。
(3)これまでの職務経歴を整理しましょう
転職するために、これまでの職務経歴を書き出して整理しておきましょう。
転職活動の「履歴書」とともに、必要となることが多い職務経歴書
転職活動に必要なだけでなく、書き出すことでこれまでのキャリアを振り返り、今後の働き方を考える上での参考にもなります。
(4)自分の強み・弱み/保有するスキルについて
職務経歴やキャリアの振り返りから、自分の強みや弱みを把握しておきましょう。強みは転職でアピールできるポイントです。弱みについては、学び直しでカバーできるのであれば早めに対応し、転職時のマイナス要因を減らすことが大切です。資格取得なども一度きちんと書き出しておきましょう。
(5)これからやりたい仕事について具体的に考えましょう
これからどんな仕事に就きたいのか、具体的に考えてみましょう。これまでの職歴とは全く関係なく、自分の好きなことや趣味に関連した仕事に就きたい人もいます。
65歳まではしっかり稼ぎたい、職種を問わないので収入第一で探したい、体力的に辛くなってきたので在宅勤務ができる仕事がいい、などいろいろな希望があると思います。

年齢と共に「やりたいこと」も変化する
長く考えてきた人は別ですが、60代を目前にして転職を検討し始めるケースでは、腰を据えてゆっくりとじっくりと、やりたい仕事を考えてみることをおすすめします。
やりたい仕事を考えるうちに、転職先を探す「優先順位」もはっきりしてきます。実際の転職活動ではすべての希望を満たすことは難しいので、優先する条件を明確にしておくのも大切な準備です。
(6)求人市場について調べてみましょう
転職先として考えている業種について、求人サイトや求人情報、勤務している知人に話を聞いて、求人市場の状況を調べてみましょう。詳しく調べるというよりも、どのような状況かを知ることで、前もって心の準備をするのが目的です。
例えば、人材が不足しているのか、求められている人材はどのような資格や経験を持っているのかを調べてみましょう。現在働いている同じ業界での転職であれば、他社や地域での違いなども調べてみると良いでしょう。
(7)今からやっておくべきことを書き出してみましょう
(3)〜(6)は、転職エージェントを使う場合には担当者がサポートして情報を整理してくれます。自分で転職活動する場合でも、まず以下の項目をざっくりと把握しておくと良いでしょう。- 現在の生活
- 希望するライフスタイル
- 現在の資産
- 今後必要となる資産
- これまでのキャリア
- 足りないスキル、今後必要となるスキル
- 今後やりたい仕事、転職したい職種
これらを把握することが「準備」となります。
60代の転職でなぜ「準備」が必要なのか

60代での転職は新しいスタートを切るための重要な一歩です。
しかし、この年齢での転職には若い世代とは異なる挑戦が伴います。そのため、入念な準備が不可欠です。
まず、長年のキャリアを振り返り、自分の強みや弱みを把握することで適切な転職先を見つけやすくなります。
次に、時代とともに変わる求められるスキルをアップデートすることが必要です。さらに、老後の生活費を考慮し、必要な収入を事前に計算することで経済的な安定を確保します。
求人市場の状況を理解し、自分に合ったポジションを見つけるための情報収集も重要です。
心理的な準備も含め、これらのステップを踏むことで、自信を持って転職活動を進めることができます。入念な準備が成功への鍵となり、新しいキャリアを自信を持ってスタートさせることができるのです。
60代以上の就業率「働いている人の割合は?」

60代前半で働いている人は実に73%、60代後半でも半数を越えています。
60代定年制の企業に勤務している、あるいは継続勤務は可能だけど大幅な賃金ダウン等があり納得がいかないのであれば、今後も引き続き「働く前提」で転職に向けた準備をしておくほうが安心です。
60歳で転職する人の割合
60歳代で転職する人はどれくらいいるのでしょうか。
60〜64歳男性 | 11.4% |
65歳以上男性 | 9.7% |
60歳〜64歳女性 | 9.4% |
65歳以上女性 | 5.4% |
定年退職に関わる年代のため、グラフを見ても、50代から男女ともに転職率が増えています。
少ないようにも感じますが、60代前半男性は10人にひとりは転職をしているとも考えられますね。
転職のための準備からスタートしよう!60代の転職
60代からの転職は決して珍しいことではありません。しかし20代や30代の転職とは少し違った面があります。60代から60代なかばにかけて、ライフスタイルは変化します。その中で行う転職は大きな決断です。
「準備」からスタートし、ひとつずつステップを踏んで、スムーズに希望通りの転職を叶えていきましょう!