CDP(セントラルドローンパイロット)北海道には測量や散布、洗浄といった分野でドローン活用を考えている方にピッタリのドローンスクール。少人数制でしっかり指導してもらえます。
CDPは北海道の他に、愛知に本校を持ち、全国に15校を展開(一部準備中)しているそう。
この記事ではCDP北海道インストラクターの斉藤 拓海さんに、スクールの特徴や産業用ドローンについて伺いました。
CDP北海道についての基本情報(料金、コース、資格)
スクール名 | CDP北海道校 | |
取得可能な資格 |
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開講中のコース |
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初期費用 (入会金やドローンの購入費用等) |
なし | |
受講料 | A 初学者向け講習 2等無人航空機操縦士コース | ¥198,000〜(税込) |
A+ 初学者向け講習 2等無人航空機操縦士 目視外・夜間飛行資格取得コース |
¥275,000〜(税込) | |
B 経験者向け講習 2等無人航空機操縦士コース |
¥82,500〜(税込) | |
B+ 経験者向け講習 2等無人航空機操縦士 目視外・夜間飛行資格取得コース |
¥159,000〜(税込) | |
C 航空写真測量コース |
¥242,000〜(税込) | |
C+ 航空写真測量スペシャルコース |
¥55,000〜(税込) | |
D 農業(UTC)コース | ¥275,000〜(税込) | |
E 洗浄コース(MG-1ライセンス取得者限定) | ¥110,000〜(税込) | |
F 各種拡張 | ¥132,000〜(税込) | |
運営会社 | 株式会社CDP北海道 |
最新の産業用ドローンに触れられる!事業に特化したドローンスクール
—本日はありがとうございます。まず、ドローンスクール「CDP(セントラルドローンパイロット)北海道」について教えてください。
CDP北海道は、国土交通省認定無人航空機パイロットスクール「CDP」の北海道スクールです。CDPは現在、全国にドローンスクールを展開中で、15校ほどが開校、あるいは開校準備の段階です。
CDPの特徴は、「趣味ではなくプロパイロットを育成する」機関であることです。
近い将来、産業用ドローンが本格的に普及するでしょう。CDPでは、ドローンの操縦を仕事にしたり、事業に活用したりする方に本格的な産業用ドローンを使用したカリキュラムを用意しています。
「ドローンを操縦してみたい」と興味を持った初心者の方はもちろん、事業で活用できるドローン操縦技術を習得していただけるところが特徴です。
—CDP北海道に来られるのは、どのような方が多いですか。
主に40代の方が多いですね。将来的に産業用ドローンの活用を視野に入れている方や、産業用ドローンとはどういうものなのか、純粋に知りたいという方が多い印象です。
—御校ではA〜Dまで4コースを展開中ですが、それぞれの内容についてわかりやすく教えてください。
Aコースは一般の方向けのコースで、初心者の方はまずこちらのコースでドローンに慣れていただきます。その後、Bコースでは測量などについて学びます。
メインになるのはCコースでして、DJI* の農業散布によく使用される「Agras MG-1P」という機体を使用してドローンの操作を学びます。これは8台のローターを搭載し、制御範囲も最大3kmと広範囲をカバーできる農業ドローンです。この本格的な機体を操作しながら、実際の散布場面に近い飛行を練習できるのがコースの特徴です。
DコースはCDP独自の訓練で、ドローンに高圧洗浄機をつけ、太陽光パネルなどを洗う「洗浄」をドローンで行うコースです。いずれのコースも本格的な内容で、「ドローンを仕事に使いたい」というニーズを充分に満たせるものだと考えております。
きめ細かやかな指導とたっぷり行われる飛行訓練
—指導にあたっては、どのようなことにこだわられていますか。心がけていることはふたつあります。
ひとつは、ひとりひとりに合わせて、きめ細かく適切な指導を行うこと。最初によくない癖がつくといけないので、コントローラーの持ち方から操縦の指使いまで丁寧に指導いたします。
もうひとつは、臨機応変に指導すること。CDPのカリキュラムはかなりしっかり設計されていますが、生徒さんによっては慣れるまでに時間がかかることもあります。そんなときには、「時間なので」とビジネスライクに終了するのではなく、可能な範囲で時間をとって、納得いただけるまで訓練するようにしています。
—他校と比較して、御校の強みはどういったところでしょうか。
北海道の札幌周辺には多くのドローンスクールがありますが、CDPの強みはやはり産業用ドローンに特化していること。そして、広いフィールドを用意し、少人数で学べる点です。
たとえば、他のスクールさんですと、4人1組で順番に学ぶスタイルが主流です。このスタイルだと、1人あたりの操縦の時間が短くなり、充分にドローンの操作に馴染めないことが考えられます。
そこでCDP北海道では、複数の講師が帯同し、非常に広いフィールドを使って、ふたり1組などマンツーマンに近い形でレッスンを行います。ですから飛行訓練も待ち時間が少なく、決められた時間内を最大限利用して、多くの飛行訓練ができるところが強みです。
—北海道という土地柄もあると思いますが、かなり広いフィールドで操縦訓練を行っているそうですね。
はい。CDP北海道のドローンフィールドは非常に広く、安全で、安心して飛行訓練が行なえます。
特にCコース(農薬散布)では、実際の運用に近い、非常に広いフィールドで実践的な飛行訓練ができます。その面積は、だいたい野球のグラウンドに相当します。
また、座学は当事務所にあるグランピングの施設で行いますので、適度に息抜きをしながら学べるのも魅力です。
初心者でも安心して学び「本格的な産業用ドローンへ」ステップアップ
—メインとなるCコースは農薬散布となっていますが、それだけ需要は多いのでしょうか?北海道では、農業でも非常に広大な土地を擁しているところが多いです。そのため、現在ですと、ヘリコプターを使って農薬散布をしているんですよ。しかしヘリコプターとなると手配も大変ですし、費用もかかります。そこでドローンを使いたいという方が多いのです。
最新の産業用ドローンは、機体も大きくバッテリーも長持ちするので広大な土地での散布も可能になりました。T30は、30ℓの大型液剤タンクを搭載し、1時間で16haに散布できます。こうした特殊な機体に触れられるのも、CDP北海道の強みです。
—お話を伺っているとかなり本格的なカリキュラムですが、「ドローンに興味がある」くらいのレベルの方(初心者)でも授業についていけますか?
もちろんです。Aコースは一般機が対象ですから、ドローンに全く触れたことがない方でも安心して参加してください。また、Aコースでも、講師が産業用ドローンをデモフライトで飛ばして、事業への導入を実感できる体験も行っています。
—使用している機体も産業用ドローンを含めて、いろいろあるのですね。
私どもは最新の機体も用意しています。
古い機体で学んでしまうと、自分たちでドローンを購入したのはいいけれど「使い方とかアプリがまったく違う」ということもありがちです。CDP北海道ならそうした心配もありませんので、事業への導入をお考えになられているのであればなおさら、当校で実物の産業用ドローンにぜひ触れてほしいと思います。
最初はAコースで様子を見ながら、BやCといった産業用ドローンのコースへステップアップして頂くことも可能ですよ。
産業用ドローンが学べるスクール。ぜひ気軽に体験を!
—最後に、読者に向けてメッセージをお願いいたします。
私たちの強みは柔軟性です。事前に「何人くらいで、どういう目的でドローンを使いたい」とイメージを伝えていただければ、その実践イメージに適したフィールドかつ、みなさんにとってなるべくアクセスの良いフィールドを選んで練習できるように準備いたします。
また、CDP北海道では無料の見学会を随時実施しています。皆さま、いろいろなご要望があると思うので、ご相談いただければ臨機応変に対応させていただきます。ぜひ、一度、お電話やメール等でご相談いただければと思います。
※現在公式サイト準備中です。