ドローンスクールNDMCでは、JUIDAの操縦技能認証と安全運航管理者の資格を取得可能です。また「安全第一」を重視していて、座学・実技を通して、ドローンを安全に運航させる知識・技術を身につけられます。
今回は、ドローンスクールNDMC 大分日田校を運営する株式会社ノーベルの野元 孝通代表と部長の野元 善州さんに、スクールの特徴やこだわりについてお話をうかがいました。
ドローンスクールNDMC 大分日田校についての基本情報(料金、コース、資格)
スクール名 | ドローンスクールNDMC 大分日田校 | |
取得可能な資格 |
|
|
開講中のコース |
|
|
初期費用 (入会金やドローンの購入費用等) |
なし | |
受講料 | 操縦技能コース | 275,000円〜(税込) * 教材費・検定料が含まれている金額です。安全運航管理者養成コースと同時受講で割引が可能。
|
安全運航管理者養成コース | 55,000円〜(税込) * 教材費・検定料が含まれている金額です。操縦技能コースと同時受講で割引が可能。
|
|
運営会社 | 株式会社ノーベル |
農業をしている方から人気!県外の受講者も多いスクール
—本日はありがとうございます。まず、ドローンスクールNDMC 大分日田校について教えてください。
野元(善):ドローンスクールNDMC 日田校は、JUIDAの認定スクールとして、2018年の12月に大分県日田市の天瀬町で開校したスクールです。開講中のコースとしては、JUIDAの資格を取得できる操縦技能コースと、安全運航管理者養成コースがあります。
このうち操縦技能コースは、操縦技能証明証の取得に必要な座学・実技を4日間で学べるコースです。初心者の方を含め、これまでの受講者様全員が検定を突破し、資格を取得されています。
続いて安全運航管理者養成コースは、操縦技能コースを修了されていることを前提としたコースです。1日で座学と検定を行い、安全運航管理者証明証を取得できます。
なお当スクールでは、1人1人の練習場所の広さ確保のために、最大で8名様までの受講としています。JUIDAの認定講師は現在3名おりますので、少人数制でしっかりと学んでいただけるのも特徴ですね。
野元(孝):ドローンスクールNDMC 日田校は、弊社・株式会社ノーベルが運営しているスクールです。ドローンスクールNDMCは静岡県などにもあり、そちらとはアライアンスを組んでいる形です。
弊社では、普段から空撮や測量、農薬散布など、ドローンを使った業務を行っているため、授業でも実践的な内容をお伝えできます。
—ドローンスクールNDMC 大分日田校に来られるのは、どのような目的の方が多いですか。
野元(善):当校のある大分県日田市は農業を営んでいる方が多く、農薬散布等を目的に来られるご年配の方が多くいらっしゃいます。次に多いのは測量・点検関係の業者さんで、団体受講を希望される場合も多いですね。もちろん、ビジネスをしたい個人の方で、単に「ドローンを知りたい!」という理由の方もいます。
最高で70代の受講生の方もいらっしゃいましたが、しっかりと練習いただいた結果、検定に合格して資格を取得いただけました。
ご年配の方だけではなく、初めての方など技術に不安がある方にはマンツーマンで練習していただいており、一人ひとりに合ったサポートをしております。
—農業に使うドローンは比較的大型であると伺ったのですが、そのような場合でも、初心者向けコースで学んでからのほうが習得がスムーズなのでしょうか?
野元(善):そうですね。当スクールでJUIDAの操縦ライセンスを取った後に、ご自身で大型の農薬散布機を購入し、許可承認の申請をして農薬をまく方も多くいらっしゃいますし、そこまでの自信がない方は、当スクールでライセンスを取得した後に、別途講習を受けられるようです。というのも、農業用のドローンは、購入する際に講習をセットで受けられることが多いからです。
それを踏まえると、まずはJUIDAのライセンスを取得して、操縦に自信を持つ。そして実際にドローンを購入するときに、メーカーの専門の講習を1日〜2日受ける、というような流れがおすすめです。
実際に当スクールの卒業生には、地域一体となって導入が進む、ドローンによる農薬散布を全面的に任されるようになった人もいます。その方は経験を活かし、現在は当スクールで認定講師としても活躍してくれています。そのように実績豊富な講師から実践的なノウハウを教えてもらえる点は、当スクールのまたとない強みです。
安全第一!安全運航の指導にこだわるスクール
—指導にあたっては、どのようなことにこだわられていますか。野元(善):私たちは普段から実務でドローンを飛行させていますので、大型ドローンを含めて、実践的な内容をお伝えするようにしています。
JUIDAのテキストは大変わかりやすいのですが、幅広い内容を扱っているために、場合によっては簡潔に説明されていることもあります。それをかみくだいて、実務の経験も混じえながら、よりわかりやすくお伝えすることを心がけています。
—他校と比較して、御校の強みはどこでしょうか。
野元(善):当校では基本的に毎月第三週にコースを開催していますが、受講者の方に特別なご要望があれば、それに沿う形をとっています。ある程度柔軟にスケジュールを調整できますので「受講しやすい」とご好評をいただいています。
また、地理的に他県の方でも通いやすいのが強みですね。当校のある大分県日田市は、福岡県と熊本県の県境にある町です。そのため、県外の福岡県や熊本県からであっても受講しやすく、実際に受講されに来る方もたくさんいらっしゃいます。
また、JUIDAは「日本UAS産業振興協議会」の略称であることから、仕事・産業でドローンを活用したい方がJUIDA系のスクールを選ばれることが多いです。その上で、私たちは普段から実務でドローンを扱っていますので、「ここなら深く学べそうだ」と事業者の方から選んでいただけることが多いです。そのためか、比較的距離のある大分市内から来られる方も多いんですよ。
野元(孝):弊社では空撮や農薬散布、測量・点検、物流などの様々な場面でドローンを運航させていますからね。弊社が行っている仕事の評判を聞いて来てくださったり、他社様から紹介を受けて来ていただいたりすることもあります。
それから、嬉しいことに、当校を修了した方の口コミから入会につながることもあります。なんでも、卒業生の皆様が「信頼できるスクール」として紹介してくださっているそうです。今後もこの強みを失わないよう、信頼できる講師の育成・スクールの運営に努めたいと考えております。
—そんな御社では、市・警察・消防等の行政と一緒にドローンを使った防災訓練も行っているそうですね。
野元(善):そうですね。警察の方には、JUIDAによる出張講習をさせていただいた実績があります。
日田市は水害が起こりやすい地域ですので、これまで動画のように、消防・警察や自治体とともに災害を想定したドローンを使った物資輸送などの実証実験を行ってきました。今後も訓練を実施予定です。
当校は民間の団体ですが、地域に貢献するために「ドローンを災害時に運用するにはどうしたら良いか」という課題や体制等を、さまざまな機関と連携して考えていきたいと思っています。
安全に運航させる知識・スキルが身につくスクール。ぜひ気軽に体験を!
—最後に、読者に向けてメッセージをお願いいたします。
野元(善):弊社では安全運航を第一にドローンの指導・運用をしております。実運用に基づいた知識も加えて、安心安全にドローンを飛行させるための知識と技能をしっかりと学んでいただきたいと考えておりますので、ぜひドローンスクールNDMC 大分日田校までお気軽にお越しください。
野元(孝):最近ではドローンの利便性が周知され、ありがたいことに当校の知名度も上がってまいりました。今後も「大分県西部のドローンスクールならここ」となるように、地域に生きる企業としてスクールを運営していきたいと考えています。