日本国内でも数少ない多言語対応可能なスクールで、少人数制で学べるほか、受講スケジュールの調整も可能。また、日光の広大な屋外練習場で飛ばせるのも大きな魅力です。
今回は、K.S.ドローンカレッジの小林 妙子校長、講師の耿 旭さん、西口 英典さんに、スクールのこだわりや魅力について、お話をうかがいました。
K.S.ドローンカレッジについての基本情報(料金、コース、資格)
スクール名 | K.S.ドローンカレッジ | |
取得可能な資格 |
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開講中のコース |
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初期費用 (入会金やドローンの購入費用等) |
なし | |
受講料 | 基礎操縦技能コース | 217,800円(税込) * 3名様以上のお申込みで1名様あたり200,000円(税込)
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安全運航管理者コース | 27,500円(税込) | |
空撮強化コース | 184,800円(税込) | |
地理情報測量コース | 302,500円(税込) | |
運営会社 | 株式会社国書刊行会 |
アクセス良好の室内飛行練習場&日光の広々フィールドでしっかり練習できる
—本日はありがとうございます。まず、K.S.ドローンカレッジについて教えて下さい。
小林妙子校長:K.S.ドローンカレッジは創立およそ50年となる出版社・株式会社国書刊行会が運営するドローンスクールです。当社では日本語学校など外国の方向けのサービスも展開しており、今回新しくドローン分野のK.S.ドローンカレッジを開校いたしました。
ちなみにスクール名の「K.S.」は、地域住民に無人航空機の基礎知識とサービスを届けたい気持ちで「Knowledge(ノウレッジ) and Service(サービス)」から取っています。
そんな当校では、座学と室内練習を板橋区の小豆沢でご受講いただけます。もともとは日本語学校として開校していたビルの1階部分を改装し、室内練習場として十分なスペースを確保しました。都営三田線の志村坂上駅から徒歩5分とアクセスもしやすく、お仕事帰りでも通いやすいのが魅力です。
そして屋外の実技練習については、国書刊行会が所有していた日光の7,000平米の土地を整地して使っております。人口密集地域を避けているため安心・安全ですし、講習が終わった後は自分のドローンを使って美しい風景の撮影も可能です。なお屋外練習場には、新たに宿泊施設も整う予定です。
耿 旭さん:K.S.ドローンカレッジは、2022年8月22日にJUIDAの認定スクールとして開校して以来、地方公共団体の防災や環境部門とも積極的に連絡をとっており、官民連携の可能性についても探っています。ドローンの技術をお教えするだけではなく、ドローンの可能性を地域住民に伝えたいとも考えているところです。
—そんな御校では、どのようなコースを展開されていますか?
耿 旭さん:当校の基本となるのはJUIDA認定の2コースです。具体的には、JUIDAの無人航空機操縦技能証明証を取得するための基礎操縦技能コース、JUIDA認定の安全運行管理者を育成する安全運航管理者コースです。
この2コースでは、JUIDAのカリキュラムに沿って必要な知識を学び、確実に資格を取得していただけます。加えて当校では、ドローンの運用上の情報や経験なども含めた知識を受講者の皆さまに提供しております。
また、この2コースに加えて、新たに空撮に特化した空撮強化コースと、地理情報を測量するための地理情報測量コースのカリキュラムを開発中です。
空撮強化コースでは、例えば一つの被写体を中心に円を描くように撮影したり、複雑な上昇と合わせてアングルの変更を行ったりするなど、少しハイレベルな空撮のコツをお伝えする予定です。さらには映像データの編集技能もまとめて学べるカリキュラムを検討しており、今のところ2023年1月ごろからのご提供を目指しています。
地理情報測量コースは、測量士の受験者や、測量の仕事でドローンを利活用する予定がある方におすすめのコースです。測量士の試験では近年、ドローンに関する内容がものすごく増えました。必要な知識を身につけるだけでなく、実際に操縦する経験を積んでいただけるようなコースをご用意したいと考え、新規にコースを開設する準備を進めることにしたのです。
西口 英典さん:なお、コース費用には(今後オープン予定の)日光の宿泊施設の費用も含まれています。もちろん当日の朝に来ていただいてもOKですが、前泊していただけるとずいぶん時間に余裕が出ますので、ぜひおすすめしたいです。
耿 旭さん:完成予定の宿泊施設には広めのオープンスペースも備える予定です。単に宿泊するだけでなく、ドローンの情報を地域住民に発信できる「ハブ機能」が発揮できれば、日光市の重要なドローンスポットにもなるのではと考えています。
受講者1名に講師2名!初心者に安心の手厚いサポート
—指導にあたっては、どのようなことにこだわられていますか。耿 旭さん:当校には4つのこだわりがございます。
1つ目は、少人数制です。最大3名の受講者にインストラクター1人がつくので、操縦技能をしっかりと身につけていただくことができます。
2つ目は、充実した施設です。一部繰り返しになりますが、当校では都内・板橋区の室内練習場に加えて、日光には7,000平米の広い面積を有する屋外練習場があり、今後は宿泊施設も完備予定です。皆さまのドローン学習をハード面でしっかりとサポートできるように、今後も環境整備に努めてまいります。
3つ目は、豊富なコース設定です。現在は2コースですが、今後は空撮コースと地理測量コースの開講を予定しています。需要があれば、建築や点検など外部の講師を招へいするコースを開講する計画もあります。趣味で飛ばすだけではなく、ドローンをビジネスに応用できるコースを増やしていきたいですね。
4つ目は、多言語対応が可能なことです。運営会社である国書刊行会では、日本語学校も運営しています。この学校には外国人スタッフもたくさんいますので、英語、中国語、韓国語、バングラデシュ語、ミャンマー語など、様々な言語への対応が可能です。これほどまでに多言語で対応できるスクールはそうそうないのではと考えております。
—非常に多くの魅力がありますね。とくに少人数制については、初心者の方も安心だと感じました。
小林妙子校長:そうですね。付け加えると、初めて飛行練習をされる受講者には2名のインストラクターがつきっきりで指導する形をとっています。つまり、1名の受講者に2名のインストラクターという体制です。
安全に配慮をしつつ、一人ひとりが確実に飛ばせるようになるまでしっかり、丁寧に面倒を見るのが、当校の一つの特徴・こだわりであると思っています。
西口 英典さん:また受講中は、室内練習場が開いている時間ならいつでもドローンを自由に飛ばせるようにしています。
実際にいま受講されている方も、最初はすごく不安に感じられていて、1日3〜4時間ほど室内練習場に来られていました。練習場ではドローンもお貸ししますし、インストラクターもいる状況で練習できるので、ご安心かと思います。
ほかにも、受講者のニーズに合わせて柔軟に対応できるのも当校の特徴です。極端な例ですと、全18時間の講習を1回あたり2時間に分ける、というような対応も可能です。できる限りご希望に合わせて学べるようにいたしますので、ぜひお気軽にご要望をお寄せください。
国内で数少ない多言語対応も可能なスクールの一つ
—そんな御校の一番の強みとは。耿 旭さん:やはり多言語対応できることですね。現在、JUIDAのスクールには英語対応のドローンスクールが3校ありますが、当校は英語に加え、様々な言語に対応できます。
小林妙子校長:現在、日本にはドローンスクールが約1,400校あると言われていますが、複数の外国語に対応できるスクールはまだないと聞いています。
当校は中国語、英語、ベンガル語、韓国語などの語学スタッフをそろえているため、外国の方でもスムーズなご受講が可能です。
耿 旭さん:今後、日本のドローン技術はますます海外に進出していくでしょう。海外の方々が日本のドローン技術を求めて来られる機会も増えるはずです。当校はそんな方々のご期待にも応えられるようなスクールでありたいと考えております。
安全飛行の知識と試験合格に必要なスキルが身につくスクール。趣味からビジネスまで、ぜひ気軽にご相談を!
—最後に、読者に向けてメッセージをお願いいたします。
小林妙子校長:K.S.ドローンカレッジはできたばかりの学校なこともあり、少人数制、かつ柔軟な対応が可能なスクールです。志村坂上駅(東京都板橋区)から徒歩5分とアクセスもよく、気軽にお立ち寄りいただけます。
そして何より、インストラクターの心に刻んでいるのは「確実な卒業・資格取得」です。ドローンの資格には修了試験がありますが、ドローンはどうしても危険が伴う存在であるがゆえに、合格のハードルは比較的高く設定されています。それでもなお、バッチリと合格できるよう、しっかり指導いたしますのでご安心ください。
耿 旭さん:当校では、「ドローンに興味はあるけれど、知識がない」という方や、ドローンビジネスが事業として成り立つか不安な方、事業にドローンを導入したいものの機体の性能や採算がわからない方、日本語に不安がある方など、様々なお悩みをお持ちの方々を幅広くサポートいたします。
ドローンの世界に入る第一歩は、ぜひK.S.ドローンカレッジで。ドローンの情報やノウハウなども惜しみなくお伝えいたしますので、ぜひどのようなことであってもお気軽にご相談ください。