(取材)フリークスガレージ|本気で仕事を目指す方を応援!「本物」のプロパイロットになりたいならココ!

(取材)フリークスガレージ|本気で仕事を目指す方を応援!「本物」のプロパイロットになりたいならココ!
Freaks Garage(フリークスガレージ)は埼玉県秩父にあるUAVスクールです。同校は講師でプロパイロットの中村一徳さんが、日本国内で先駆けのUAVスクールとして2005年ごろに開校。本物のプロパイロットを目指す方に向けて、日々操縦技術や専門知識を教えています

同校には月単位・年単位で長期間通い続ける人も多いのだとか。内容が濃密な分、「本当に仕事の現場で求められる知識・技術を身につけられる」と全国から広く生徒が集まります。

この記事では、フリークスガレージの講師 中村一徳さんに、同校のこだわりや魅力について、詳しく伺いました。

フリークスガレージ講師 中村一徳さん

フリークスガレージについての基本情報(料金、コース、資格)

スクール名 Freaks Garage(フリークスガレージ)
取得可能な資格 フリークスガレージのプロパイロット認定
開講中のコース
  • UAV「初級」技能講習・検定
  • UAV「中級」技能講習・検定
  • UAV「上級」技能講習・検定
  • UAVステップアップ講習
初期費用
(入会金やドローンの購入費用等)
なし
受講料 UAV「初級」技能講習・検定
232,000円(税込)
UAV「中級」技能講習・検定
88,000円(税込)
UAV「上級」技能講習・検定
99,000円(税込)
UAVステップアップ講習
1時間あたり5,000円(税込)
運営会社 Freaks Garage(フリークスガレージ)

本気で仕事を目指す方を応援!月単位・年単位で上達を目指せるスクール


—本日はありがとうございます。まず、フリークスガレージについて教えて下さい。

Freaks Garage(フリークスガレージ)は埼玉県秩父にあるUAVスクールです。2005年ごろに日本で先駆けのUAVスクールとして開校して以来、20年以上の歴史を重ねてきました。ちなみに現所在地である埼玉県秩父には、9年ほど前にうつってきました。

なお、ドローンの正式名称は「無人航空機」「UAV」です。「ドローン」は兵器としての意味合いも含まれる言葉ですので、普段から「無人航空機」「UAV」の呼び方に統一しています。

—現在は国内に数多くあるUAVスクールですが、本当に先駆けのスクールなのですね。そんな御校で展開されているコースと、学べる内容について伺えますか。

当校ではUAVプロパイロット養成講座を提供しており、カリキュラムはUAV初級からUAV中級、UAV上級、各種専門コースへと進んでいく流れとなります。技術は日々のUAVステップアップ練習に取り組むことで向上でき、知識は各種専門コースで深められます。

当校では各段階で技能検定を実施しています。初級はUAVの安全飛行のベースとなるところですから、ほとんどの方が合格できます。しかし中級となると合格率はかなり低くなり、3割〜4割ほど。上級になると10%を切るほどの難易度で、車に例えると世界でほんの一握りのF1レーサーのような、本当に優れた技術を身につけた方しか合格できません。厳しいようですが、だからこそ上級」の資格を得たパイロットは自信を持ってUAVを活用できるはずです。

ただ、「興味を持ってUAVに触れてみたい」「そこまで高度な活用は考えていない」という方であれば、かならずしも上級まで取得いただく必要はありません。生徒さんご自身の目的や意欲に合わせて必要十分なところまで学んでくださいね。

当校に来る方は熱量が高く、月単位・年単位で通われている方が多いです。毎月新たに10人ほどの方が入会しますが、その中でだいたい7〜8割くらいの方が学びを継続され、中には通い続けて3年以上という方もいます。集計すると、毎月のべ200名〜300名の方が練習に来られています。

—UAVステップアップ練習では、一人ひとりにカルテも作成されているそうですね。どのようにして練習が進むのでしょうか。

カルテには、日付や天候、温度・湿度、風速などの飛行状況を記載し、インストラクターが練習内容やその成果や評価を記録できるようになっています。そして、そこからアドバイスをしたり、宿題を出したりをして、活用するイメージです。

みなさん、本気でUAVを仕事で活用することを目的にされていますので、こちらも本気で指導したい、ステップを踏んで着実に技術を向上させていただきたいと考え、カルテを活用するようになりました。

ステップアップ練習の頻度は人それぞれですが、多い方は週に2回くらい来られます。UAVは毎日飛ばさなければ、感覚が狂ってしまうものです。現場の状況は風の強さや向き、日差しの方向……などの状況に合わせて、自由自在に飛ばすことができなければ、クライアントの要望に応えられません。何を隠そう、私自身も毎日必ず練習に取り組んでいますよ。


—フリークスガレージには、どのような方が多く来られていますか。

年齢層としては30代〜60代がボリュームゾーンで、個人事業主や中小企業の社長または社員のほか、測量、建築、土木、不動産、映像制作での活用を目的としている方が多いです。今のところは男性が多いですが、最近は女性の方も増加傾向にあります。

遠方からお越しになる方も多く、北海道から沖縄まで、広く全国から集まります。みなさん、やはり本気度が高く、仕事へのご活用を考えられて来られるようです。

また、他スクールをご卒業後に来るケースもあります。先日も、他校で講習を受けて国家ライセンスまで取得された方が「仕事で使えるほどの技術が身につかなかった」と受講に来られていました。講習を受けて修了審査に合格できたとしても、仕事で使えるまでの判断力や技術力に至るのは難しいんですよ。

当校では、本当の実力をつけていただきたいと考えているからこそ、毎日練習できる環境を整えています。その中で国家資格で求められる内容を網羅できているため、当校の生徒さんは特別な対策をしなくても、一発試験で資格を取得できています。

プロだからこそ安全を最優先にした練習。日々の練習で事故を防ぐ

—指導にあたっては、どのようなことにこだわられていますか。

当校のすべてのこだわりの源泉は「安全」です。発展的なテクニックより何より、まずは安全に飛ばすことを大切にしてもらいたいので、安全を脅かすような行動が見られたら、すぐにお声がけしています。

昨今ではドローンに関する様々な事故がニュースとなっていますが、事故原因を見てみると、「自分が『知らない』ことを知らない」、つまり知識不足・準備不足なうえに、技術も伴っていないために起こってしまったものが多いと感じます。中には本当に防ぎようのない事故もあったかもしれませんが、たいていはご本人の努力次第で防げた事故のはず。だからこそスクールの授業でも、高い安全意識を持っていただけるような指導にこだわっているのです。

—安全を重視されているからこそのカリキュラムや日々の練習なのですね。

そうですね。電車の運転士も、必ず安全を指差し確認しながら行いますよね。UAVもそれと同じです。仕事を行うプロである以上、ミスは最小限に食い止めなければいけません。安全に飛ばす癖をつけていただくためにも、長期間の受講期間がかかるというわけです。

当校で初級→中級→上級と進んでもらえれば、安全に飛ばせる能力はかなり高まります。腕がつくほどに回避能力も上がりますし、適切な状況判断や対処もできるようになるはずです。

陸・海・空に全対応可能なスクールを展開予定!公的機関への教習もサポート


—ご卒業された方は、現在どのように活躍されていますか。

例えば20代の方で、測量会社から当校に来られて上級技能検定まで合格された方は、社内でトップパイロットとして活躍され、周りのパイロットからも頼られているようです。他にも動画撮影や点検など、クライアントから名指しで指名される方も多いですね。

ときには生徒さんと一緒に仕事をすることもあります。私から声をかけることもありますし、生徒さんから依頼されて現場に同行することも多いです。例えば観光地の撮影をサポートしたり、厳しい測量現場で一緒に飛ばしたりもしています。

—卒業後も現場でサポートいただけるとなると、非常に心強いですね。今後の展望などがあればぜひ教えてください。

現在、新たに2校の開校を準備中です。1校目は、陸・海・空すべての無人航空機のトレーニングセンターで、6月に南伊豆で開校予定。もう1校については現在計画を進めているところで、どちらも基本的に法人・自治体向けのスクールとなる予定です。

トレーニングセンターでは、水中訓練に本物の海を使います。藻に引っかかったり、波があったりする厳しい環境で練習できるので、本当に現場で活用できる知識・技術を身につけていただけると思いますよ。

なお、南伊豆の校長は、優れた技術を持つ当校の卒業生です。もう1校についても、当校の生徒さんに中心となって動いてもらって、私は必要なときにサポートするという形にしようと考えています。

—自治体向けというと、消防や警察など、公的機関の方なども受講にいらっしゃるのでしょうか。

そうなると思います。先日も消防や警察の方から「講習をしてほしい」とご依頼をいただきました。

というのも、以前起こった土砂崩れの災害現場で、消防や警察のUAVもある中、飛ばせたのは私たちだけだったんです。現場では障害物が多いのは当然のこと、GPSも全く入りません。そのような環境でも自由自在に、手足のように動かせる操縦技術が、災害現場では求められます。

また、技術だけではなく、機体の性能などの知識をつけていただくのも大切なことです。UAVは機体ごとにGPSなしで飛ばせる高度が異なるのですが、知らずに渓谷などで使ってしまうと、電波が入らず上昇できなくなってしまいます。対処方法を知らなければ風に流され、最終的には墜落してしまうことでしょう。

災害現場では、高いレベルの技術と知識が求められます。しかし、現状はそこまで高いレベルでUAVを活用できる人材が圧倒的に不足しています。そのような背景から、私たちの高い操縦技術と教育システムに期待を寄せてくださっている方が増えてきたのを感じ、新規開校の構想へとつながったのです。

「本物」を自分の目で確かめてほしい。本物のUAVパイロットを目指す方はフリークスガレージへ!


—最後に、読者に向けてメッセージをお願いいたします。

UAVを学ぶなら、「本物」を自分の目や感覚で見て、しっかりと確かめた上で選んでいただきたいです。最近は間違った情報や「誰でも気軽に飛ばせる」といったトークが多く流れており、玉石混交の状況を呈しています。せっかく時間とお金をかけて学ぶのですから、しっかりと調べ、自分自身の目で確認して「ここは安心できるスクールだ」と確信を得ることが本当に大切です。

当校では、仕事で活躍できるUAVパイロットを育成するために、業務に結びつく専門知識を惜しみなくお伝えしています。
例えば、大型の機体やラジコン・ヘリコプター、ラジコン飛行機の操縦技術、写真測量や自動航行、点検・調査方法などなど。
また、空中だけではなく水中や陸上の機体も習得できます無料体験会や講習説明会も行っていますので、ぜひ一度、フリークスガレージをその目で確かめてみてください。
Freaks Garage(フリークスガレージ)はこちら!
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