(取材)デジタルハリウッドロボティクスアカデミー ドローン専攻|国家ライセンス対応!卒業生&在校生インタビュー

デジタルハリウッドロボティクスアカデミー ドローン専攻 インタビュー
2022年12月よりドローン操縦の国家ライセンス制度が始まり、運送、点検、撮影など、ドローンがもたらす「空の産業革命」に期待が寄せられています。

デジタルハリウッドロボティクスアカデミーは、JUIDA認定スクールの第1号として2015年に開校し、2022年12月には国家ライセンス登録講習機関として認可を受けています。

デジタルハリウッドの授業は週1回×4回で通いやすく、映像教材で自宅での学習も可能。また授業場所が都内で完結するため、そのアクセスのしやすさも同校が選ばれる理由の一つです。コースは初心者向けと経験者向けに分かれており、受講最終日に試験を受け、合格すればライセンス取得のための実地試験が免除されます。

また、2023年の6月に、経験者向けドローン一等ライセンスコースが開講しました。

今回は、国家ライセンス試験の一部を見学させていただくとともに、実際の卒業生3名に、それぞれのドローン・ヒストリーを伺いました。

デジタルハリウッド卒業生に聞いた、それぞれのドローン・ストーリー

デジタルハリウッドには、20代から60代以上まで幅広い受講生が集います。業務でドローンを使う方、写真や動画を趣味にしている方、ドローンの国家ライセンスの可能性に気づき、これからのビジネスに役立てようと準備している方など、ドローンに興味をもった理由は一人一人違います。


どのような背景でドローンに興味を持ち、デジタルハリウッドの門を叩いたのか、卒業生3名それぞれのドローン・ストーリーを伺いました。

【仁礼さん】ドローン撮影の迫力に魅せられてスクールへ。民間資格から国家ライセンスまで取得!

__仁礼さんは2021年にデジタルハリウッドを卒業されたのち、現在ではご経験を活かし、同校でお手伝いもされています。どのようなきっかけで、ドローンに興味をお持ちになったのでしょうか?

私はもともと写真や動画を撮るのが趣味で、海や山などの自然や人物などを撮影していました。ドローンを使った映像は、地上から撮る映像とは迫力が全く違います。ドローンがあれば、ビルの上よりも高い場所から、滑るように撮影できます。まさに、オンリー・ワンの映像が撮れるんです。

ドローン撮影の迫力に魅せられて、スクールに通うことを決めました。


__仁礼さんは国家ライセンスもお持ちですが、どのような流れで資格を取得されたのですか?

デジタルハリウッドに通い始めたのは国家ライセンス制度が始まる前の2021年で、まずは民間資格であるJUIDAの認定試験を取得しました。その後、同校が国家ライセンス取得講座を始めたため受講し、2023年春に国家ライセンスを取得しました。

八王子制作スタジオ(多摩センター)での国家ライセンス試験会場の様子


__ドローン関連のスクールは数あるなかで、デジタルハリウッドを選んだ理由を教えてください。

まずはアクセスの良さが挙げられます。私は都内在住なので、学科も実地練習も全て都内で受けられるこの学校は、とても便利です。

ドローンの実地練習には広い場所が必要なので、アクセスが良くないスクールも少なくありません。一方でデジタルハリウッドは、学科はお茶の水、実地は八王子で受けられます。八王子の校舎には駐車場がありますし、最寄駅からも徒歩1〜2分です。

社会人でも通いやすいところも、こちらを選んだポイントでした。仕事の兼ね合いで平日に授業が受けられなくても、土日で資格を取得できるのは嬉しいポイントです。

__仁礼さんのライフスタイルに合っていたのですね。実際に通ってみて、いかがでしたか?

デジタルハリウッドの講師は、試験のポイントや注意点をしっかり押さえつつ、体系的に教えてくれました。映像教材が用意されており、自宅でも繰り返し勉強できるのも嬉しかったですね。なおかつ、実技練習用のミニドローンもあるので、自宅で操縦練習ができたのも安心材料でした。

国家ライセンスは難易度が高いので、これから挑む方は、デジハリのコンテンツを最大限に利用して、授業+映像教材での復習+操縦練習を繰り返すことがおすすめです。

試験では、飛行前点検と飛行後の内容を明確に口頭で伝えなければなりません。これがなかなか難しいので、私の場合、入浴中に念仏のように唱えて覚えました(笑)。

国家ライセンス試験合格は簡単ではありませんでしたが、デジタルハリウッドでは、仕事をしながらでも合格できるよう、しっかりとしたサポートを受けられました。


__ドローンの国家ライセンス取得を目指す方に向けて、アドバイスはありますか?

制度上、試験に合格しさえすればスクールに通わなくても国家ライセンスを取得できます。しかし、スクールに通えば必要な知識を体系的に学び、正しい操縦方法を身につけられるだけでなく、国家ライセンスの試験特有のポイントも教えてもらえます。このようなメリットがあることから、個人的にはスクールに通うことをおすすめします。

国家ライセンスの試験は民間試験とはまた違った難しさがあります。先ほど「念仏のように唱えて覚えた」と申し上げた、点検の流れなどもそのひとつです。こうした対策を独学で行うのは骨が折れるもの。デジハリは社会人の受講生もしっかりサポートしてくれますので、経験者であっても、スクールに入会することは有効な選択肢になると思いますよ!

【吉澤芽穂さん】アイドルのPV映像をきっかけに、20歳で民間資格取得!スクール同期生とドローンビジネス立ち上げ!

__吉澤さんはドローンの民間資格を取得後、一等国家ライセンス挑戦中だそうですね。ドローンに興味を持ったのは何がきっかけだったのでしょうか?

16歳の時にドローンでワンカット撮影されたアイドルのミュージックビデオを見たのをきっかけに、本格的に始めたいと思いました。 瀬戸内エリアを拠点とするアイドルグループ「STU48」の「風を待つ」という、広島県尾道市で撮 影されたミューックビデオです。

この映像は全てドローンのワンカットで撮影されています。 通常の空撮に加え、地上のカメラマンが飛んでいる機体を受け取って地上からメンバーを撮影し、 カメラマンの手元から再度離陸して空撮をするキャッチ&リリースの手法が使われていたり。 さらには、坂道や石段が多いという尾道の地形から機体と操縦者間では電波が届きにくい為、操縦は常にドローンの近くでする必要があり、階段ではパイロットが特製のお神輿で担ぎ上げられながらドローンの操縦をするなど、様々な技術やアイディアを駆使して撮影された物だということを知りました  


この「映像」や映像が撮影された際の魅力的な「技術」や「発想」に引き込まれ、自分もドローンを活用してみたいと思いました。

そして、自分も映像を作る側になるためにプロとしての専門知識と技術を学ぶ必要があると考え、知識を得ていくうちにJUIDAの民間資格の存在を知りました。


__高校生のときからドローンを学ぼうと考えられていたのですね! 

はい、そうです。

JUIDAのドローン資格には、
1.ドローンを安全に飛行させるための操縦技能と知識を有する事を証明する「無人航空機操縦技能証明証」
2.ドローンの運行に関わる十分な安全と法律に関しての知識を有し、飛行業務の安全を管理する能力を有することを証明する「無人航空機安全運行管理者証明証」
の2種類があり、各資格には取得できる年齢が定められていて「無人航空機操縦技能証明証」は 当時20歳(現在は16歳)以上から、「無人航空機安全運行管理者証明証」も20歳(現在は18歳)以上から、となっていました。

当時16歳だった自分は「20歳になってから両方まとめて取得する」と決めていまして年齢の条件を満たしてから、ここデジタルハリウッド大学のロボティクスアカデミー・ドローン専攻にて学び、 JUIDAの資格を取得しました

それを生かし、すでに幾度かお仕事として撮影の依頼を頂いており、とある高校の卒業アルバム写真や施設PV動画等の作成も対応させていただきました。成果物にもご満足頂き、お褒めの言葉も頂戴しております。 また、大変嬉しいことに、様々な業界の物凄い方々から「仲間にならないか」とお声掛けを頂きまして、プロジェクトを立ち上げたりしているところです。
 
また、2023年デジタルハリウッドロボティクスアカデミーで初春から始まった二等国家ライセンス講座に続きまして、今後、現在私も挑戦をしている一等国家ライセンスを取得するための講座が始まりました。 ドローンの国家ライセンス「一等無人航空機操縦士・二等無人航空機操縦士」は今後様々なこと に活かせる可能性がまだまだ広がっていく資格なのではないかと思っています。 また、デジタルハリウッドで出会う方は、皆様ドローンというツールを活用した新しい事業に目をお向けなので、受講後、素敵な仲間に出会える方も多いのではないかと思います。


【卒業生×運営者対談】ドローン未経験 → 国家ライセンス取得!合格直後の卒業生にデジハリの魅力を聞く

__このたびは合格おめでとうございます!平川さんは、もともとどのような経緯でドローンに興味を持ったのですか?

卒業生・平川
私は現在59歳で、来年定年を迎えます。勤務先からは再雇用の話もありましたが、同じ職場でただ再雇用されるのもやりがいがないのではと感じていました。

とくに最近は「リスキリング」が叫ばれるようになり、資格を取得してキャリアを切り拓くことが推奨されています。私もファイナンシャルプランナーやITパスポートなどを取得したのですが、もっと自分が楽しめて、将来性のある仕事はないか……と考えたときに、ドローン操縦士の資格に行き当たったのです。

仕事でDXについて学んでいると、やはり今後はAIやドローンが必要になることを痛感しました。2022年にスタートした国家ライセンス制もその証拠ではないかと感じ、ドローンスクールへ通うことを決めました。それで3校ほど比較して、こちらに入学することを決めました。

卒業生・平川さん


運営者・笹野
ありがとうございます。定年後のリスキリングに、ドローン操縦資格はとても有効だと思います。3か所の比較検討の結果、当校を選んでいただいたのは、どのような理由からでしょうか?

卒業生・平川
利便性と対応の良さが理由です。

1つのスクールは場所が都内になく、カリキュラムの日程も長かった。仕事をしながら長期間遠い場所に通うのは難しいと考えました。

そこでこちらに連絡したところ、すぐにZoom面談の機会を設けていただき、カリキュラムや実際に入学した後のサポート内容も詳しく教えていただけました。しかも場所が都内で完結していて、利便性もいい。そこで、デジタルハリウッドに決めました。

運営者・笹野
ドローンスクールはどうしても飛行場所を確保しなければならず、広いスペースが必要です。そのため、東京の外に実地スペースを設けるスクールが多いように感じます。その点当校は学科+実地が都内で完結しますので、多くの受講生さまからお喜びの声をいただいています。

卒業生・平川
連絡の速さや誠実さも、信頼できると思った理由の一つです。他のスクールに問い合わせをしても、なかなか連絡が来ないこともありましたが、こちらは問い合わせに対してとても早く対応してくださいました。

国家ライセンス制度に関する知見が豊富だったのも決め手のひとつでした。他の学校に問い合わせをしても、国家ライセンス対応については曖昧な返事しかいただけなかったんです。しかし、デジハリは既にしっかりしたカリキュラムが用意されており、回答も明確だったため、安心できました。

__確か、デジタルハリウッド校はJUIDA認定スクール第1号でしたね。

運営者・笹野
ドローン資格の取得を目指す方はそれぞれ目的やバックグラウンドが違い、初心者の方も経験者の方もいらっしゃいます。そのため説明会は全て個別で実施し、それぞれの方の疑問をしっかりと解消できるよう説明をさせて頂いております。

運営者・笹野さん


__素晴らしいです。国家ライセンス対応のプログラムは、基本的にはどのようなカリキュラムなのでしょうか?

運営者・笹野
二等初学者向けのコースでは週に1回、計4回で授業を行っています。4日間連続での実施ではなく、週1×4日(1ヶ月)の構成にしているのは、授業と授業の合間にしっかりとした復習時間を設けることで、知識と技術を定着させていただこうと考えているためです。

知識面のブラッシュアップには、分かりやすい映像教材を提供しています。また、操縦技術のスキルアップのためには、自宅で操縦練習ができるミニドローンを提供しています。

私たちはスキルを身に着けるために授業を行うだけでなく、自走して知識や操縦技能を身に着けるための環境やノウハウを提供することで、少ない授業日数でも着実にスキルアップ出来る形になっています。


卒業生・平川
eラーニングにもミニドローンにも、ずいぶん助けられました。私は学科が不安でしたが、eラーニングを2回ほど繰り返し視聴したあと、記憶が新しいうちにすぐに学科試験を受けて合格できました。通勤時間や移動時間を利用して学習ができたことも、国家ライセンスを取得できた理由のひとつだと思います。

運営者・笹野
どんなに素晴らしい環境を提供しても、最終的に問われるのはご自身の努力です。平川さんはたゆまぬ努力の結果、ストレートで国家ライセンスに合格されたわけで、たいへん素晴らしいことです。自信をもってください!

__最後に、ドローンの資格取得を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

卒業生・平川
私のように定年後の再就職を見据えている方には、ドローン資格の取得は大きな安心材料になるでしょう。私はラジコンもゲーム機も触ったことがなく、国家ライセンスに合格できるか不安な面もありましたが、ミニドローンで練習を重ねたことで、実技試験も合格できました。

とはいえ、ライセンスを取得してからが本当の始まりです。今後どのように資格を活かしていくか、せっかく知り合えたクラスメイト達とともに模索していけたらと考えております。


運営者・笹野
当スクールは、初めてドローンを操作する方が大半です。ラジコンやゲーム機を操作した経験がないと「自分にできるだろうか」とご不安になるかもしれませんが、みなさん同じところから出発しますので心配はいりません。

また、受講生ひとりひとりのご様子を見て、指導方法も少しずつブラッシュアップしていますので、どのような方でも安心してお越しください!

2023年6月より、待望の一等ライセンス対応講座開講!

__最後に、デジタルハリウッドの運営者である笹野さんから、改めてスクールのご紹介をお願いいたします。

運営者・笹野
当スクールは、初学者向けと経験者向けのカリキュラムに分かれています。なお、経験者向けのカリキュラムは、民間資格合格者や10時間以上の飛行実績者の方を対象としています。

初学者コースは週1回、計4回で、二等無人航空機操縦士を目指す方に対応したカリキュラムです。受講料には教材費や実地試験料、実習で使用するドローン代も含まれております。


経験者コースには、二等を目指す方向けと、一等を目指す方向けのものがあります。二等を目指す方向けのコースは2日間で、同じように受講料には教材や実地試験料、ドローン代を含みます。

そして、2023年6月に、経験者向けに一等無人航空機操縦士コースが開講されました。次回は2023年秋開講を予定しております。

私たちは今まで多くの受講生を輩出し、高い確率で合格まで導くメソッドを確立してきました。私たちのカリキュラムを信頼していただければ、資格取得の確率はかなり高まるはずです。

当校ではドローンの国家資格を取得したい受講生を募集しています。少しでも興味がある方は、気軽にお問合せください!
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