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近年、花火大会やスポーツイベントなどでドローンショーを開催する企業が増えています。ドローンといえば空撮や物流といった実用的なイメージがありますが、年々さまざまな業界に技術が拡大していることで注目を集めています。特にドローンショーは、身近なエンターテインメントとして子どもから大人まで広く認知されているようです。
そこで今回は、ドローンショーサービスでできることや適切なサービスの選び方などを詳しくご紹介します。ドローンショーに興味がある方や開催を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
（この記事の監修者）株式会社ドローンショー・ジャパン代表取締役CEO 山本雄貴氏 株式会社ドローンショー・ジャパン代表取締役CEO。日本初となるドローンショー企業を2020年に立ち上げたのち、石川県金沢港でのドローンショー（2020年8月）を手がける。スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2020・最優秀企業家賞受賞、インデペンデンツ地域大賞受賞、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2023 ジャパン東海・北陸地区チャレンジング・スピリット部門受賞など実績多数。
そこで今回は、ドローンショーサービスでできることや適切なサービスの選び方などを詳しくご紹介します。ドローンショーに興味がある方や開催を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
ドローンショーサービスとは？
ドローンショーサービスとは、各種イベントで行われるドローンショーを企画・運営するサービスのことです。ドローンショーではLEDライトを搭載した何百～何千ものドローンによって、平面または立体的に文字やロゴ、キャラクターなどを光で形作ります。ドローンの操作は基本的にプログラミングによって自動化されており、精巧なセンサー技術や制御システムによって安全にイベントを開催できるのもドローンショーの魅力の一つです。実際にドローンショーサービスを開催する際は、航空法や電波法、小型無人機等飛行禁止法などの法律を遵守しなくてはいけません。そもそもドローン飛行には多数のルールがあり、事前の許可申請も必要です。
安全性の確保だけでなく、ドローンショーの場合は、現地の電波帯や敷地の広さや地場干渉の状況（GPSを使うため）、観客とは保安距離を取る必要もあり鑑賞へリアへの誘導や、演出に音楽を使う場合は音響といった環境面の整備も重要なポイントです。各ドローンショーサービスにおいては、過去のデータや豊富な開催ノウハウを活かし、会場の規模や予算に合ったドローンショーを提案しています。
ドローンショーサービスでできること
ドローンショーサービスを利用することで、ドローンショー開催に必要な事前申請から当日の運営まで包括的に依頼できます。実際に開催日が決まったら、事前の現地調査、企画選定やショーのアニメーション制作、ドローン操作、事前リハーサルなどを数か月かけて（3ヶ月程度）準備を行います。機体数に合わせて金額が変わることが多く、予算に合わせてアニメーションの規模（機体数）を調整できるでしょう。また、ドローンショーは拡散性の高い広告媒体として注目されており、近年ではHPのQRコードを表示させ、直接スマートフォンから誘導させることも可能になりました。ドローンショーサービスを利用して企業のプロモーションや商品広告を行えば、ビジネスの認知や発展にも繋がります。
ドローンショーサービスの予算の目安
ドローンショーサービスの予算は、およそ500万円以上です。ドローンの機体数や会場の規模、アニメーションのクオリティによっても大きく異なります。料金に含まれるサービスとしては機材の使用量や演出デザイン費用、人件費などが挙げられます。また、機材輸送費や、開催場所によっては警備費が別途でかかる可能性もあるので、諸費用については事前確認が必須です。費用対効果の観点では、広域において企業のアピールができることや観客の拡散力が強いことから、利用のメリットが大きいサービスと言えます。ドローンショーサービスの選び方
ドローンショーサービスの選び方における重要なポイントは、目的と予算です。一口にドローンショーといっても、テーマパークやフェスのイベント演出、花火大会とのコラボ、MV撮影、広告プロモーション、QRコードを使ったWEBサイトへの誘導など、さまざまな利用シーンが挙げられます。ドローンショーを活用する目的によって、選ぶべき演出やドローンの機体数が変わるので、まずは目的や利用シーンを明確にしましょう。また、サービスによって費用が大きく異なるため、まずは予算を立てておくことも重要なポイントです。ドローンショーサービスによっては、機体数や開催場所に応じて細かくプランを設定している場合や、予算に合った演出を相談できる場合があります。なるべく費用を抑えたい場合、柔軟な演出相談ができる経験豊富な事業者に依頼するのが良いでしょう。公式HPに制作実績を載せているドローンショーサービスが多いので、機体数に応じてどのような表現の変化があるのか調べるのもおすすめです。
おすすめのドローンショーサービス
ここではおすすめのドローンショーサービスを4つご紹介します。どのドローンショーも高いクオリティで実施されていますが、それぞれサービス内容や特徴が異なります。気になるドローンショーサービスがあれば、公式HPをチェックしてみてください。ドローンショー(株式会社ドローンショー・ジャパン)
株式会社ドローンショー・ジャパンは、全国の花火大会、セレモニーイベント、PRやマーケティング企画、プライベート案件など、さまざまなシーンでドローンショーを開催している会社です。2023年11月時点で、累計150回以上、全国29都道府県でドローンをショーを開催。ロート製薬の目の愛護ショーや世界陸上・アジア大会のドローンショー、ももクロ結成15周年記念ソングMVなど、大規模な企画に携わっています。屋内外ともに対応が可能です。
ドローンショー（レッドクリフ）
出典：株式会社レッドクリフドローンショー（協和ジャパンドローンショー）
協和ジャパンドローンショーでは、独自のカスタムドローン機器と制御システムを用いて、1000台以上の大規模なドローンショーにも対応しています。年間を通した定期開催における運営管理体制の構築も行っているので、遊園地や商業施設などのイベント演出におすすめです。
インドアドローンショー（ドローンショー・ジャパン）
国内随一の早さでドローンを用いた航空ショー（エアショー）を開催した株式会社ドローンショー・ジャパン。インドアドローンショーは10m四方・高さ5mの場所があれば開催可能で、商業施設内やライブ会場などの演出をアップデートしたい方におすすめです。
