おしんドローンスクール 東京校：伊豆大島で体験！レジャー合宿でドローン国家ライセンスを取ろう

ボーダーレスなドローンに夢を乗せて

——まずは、御校の設立背景について教えてください。

田村：
私たちおしんドローンスクール 東京校は、日本初の「官民連携×離島で学べるドローンスクール」です。
2023年6月の開校からちょうど1年ほどが経ち、学生さんを中心に多くの受講生を迎えてきました。

運営母体である株式会社おしんドリームは、「次世代人材への教育を通して、社会に貢献したい」という思いのもと、東南アジアにおける女性教育を推進してきました。実際にミャンマーではヤンゴン学院とMSM国際女学院を運営するほか、いつかミャンマー初の女子大を作ることを目指して活動しています。

「おしん」の由来になったのは、もちろんあの有名ドラマです。創業者である会長が単身でミャンマーを視察した際に、日本といえば「おしん」と言われるほどの認知度だったことに加え、献身的に働く現地の女性たちが「おしん」の境遇と重なったことが、社名の由来になりました。

こうして現地での活動を重ねてきた私たちですが、ミャンマーの情勢もあり、しばらくは身動きが取れなくなってしまいました。
それでも、次世代の人材の育成という夢を諦めきれなかった私たちが、次なる活動として選んだのが
「もうすぐ国家資格制度ができ、本格的な活用が始まる」と話題になっていたドローンでした。

ドローンは操縦者の体格差や性別に関係なく、誰でも操縦が可能という大きなメリットがあります。体力に自信のない女性はもちろん、車いすユーザーなどにも就業の可能性が開かれていますし、言語によるやりとりの必要性も低いので、外国人の参入も容易です。

さらに、遠隔で操縦する技術が発達すれば、ミャンマーから日本のドローンを制御することも可能になるかもしれません。期待の高まる業界にコミットすることで、いつかミャンマーと日本をつなぐことができたら……そんな思いから、ドローンスクールを開校することにしました。

BBQや温泉、マリンレジャーなど楽しみ満載の合宿プラン

——スクールを開く場所として、伊豆大島を選んだのはなぜでしょうか？

田村：
私たちには、おしんドローンスクールを100校を超える大きなスクールへと育てていきたいという夢があります。そのため、1校目をどこにすべきかは迷いどころでしたが、やはり東京が持つ情報発信力は唯一無二であると考え、「東京のどこか」と決めました。

とはいえ、23区内ではなかなか気軽にドローンを飛ばせません。どうしようかなと考えていると、たまたま会長の繋がりに伊豆大島で20年ほど事業を営まれている方がおり、お話をしていく中で、島のポテンシャルを知ることになりました。

伊豆大島は島全体が活火山で、中心には三原山がそびえます。島の外周はちょうどフルマラソンくらいの距離で、サイクリングや釣り、ダイビングにハイキングと、海も山も楽しめます。そして何より、空港周辺を除けばドローンを自由に飛ばせるのです。

加えて、最近ではモダンな民泊やおしゃれなカフェも増え、若者が滞在しやすくなってきました。気になる交通の便も、東京から1時間45分と気軽に来られる距離にあります。

ここでなら、合宿免許型のドローンスクールが開ける。充分に操縦練習ができるのはもちろん、大自然を空撮したり、レジャーを楽しんだりと、さまざまな体験ができるスクールになるはず。そんな期待を込めて、ここ伊豆大島に拠点を構えることにしました。

——そんなおしんドローンスクール 東京校の魅力について、もっと詳しく教えてください。

村岡：
はい。当校の魅力は、なんといっても最高のロケーションです。教室として使用するのは、かつて小学校として使われていた校舎（3校）。大島町との提携により、広大な敷地を使わせていただけることになりました。

授業外のレジャーも充実しています。スクールまでの道中はたいへん景色がいいですし、夜はBBQを楽しんだり、大島の温泉に入ったりと、思い切り羽を伸ばせます。受講生のみなさんからは、「ドローンの操縦も楽しかったけれど、みんなで食べたごはんも最高だった！」という声が寄せられることも。将来に活かせる資格を取得しながら、一生ものの思い出も作れます。

このような特色から、当校には大学の研究室や企業様など、団体での受講者様も多くお越しになります。もちろん個人でのお申し込みも歓迎で、40代〜60代のお客様が空撮を目的に来られることもあります。

弊社は旅行業を営む資格も保有しており、島内の宿はほとんどすべて網羅しています。団体様なら一棟貸しの宿、学生さんならレジャースポットが近いところ……など、資格取得と併せてワンストップで手配できますので、どうぞ安心してご相談ください。

トイドローン活用で初心者も安心、楽しく実力を身につけよう

——指導の際にこだわっていることは？

村岡：
指導では、とにかく褒めることを大事にしています。ドローンの操縦に緊張感や責任感が求められることは言うまでもありませんが、そうはいっても楽しくなければ続きません。そのためにはインストラクターのポジティブな声掛けが欠かせないのです。

また、ドローンの操縦は人によって得意・不得意があるものです。たとえば、「距離感は正確に掴めているが、指の動きが大きい」などですね。こうしたクセを見抜き、それぞれの受講生に合ったアドバイスをすることで、確実な操縦技術を身につけてもらうよう指導しています。

なお当校では、最初の練習はトイドローンで行います。トイドローンであればケガの危険もありませんので、ゲーム感覚で気軽にドローンの操縦に慣れることができ、安心です。

——実機を操縦する際に、初心者がつまずきやすいポイントはありますか？

村岡：
皆さんがやはり苦労されるのは、8の字飛行ですね。気持ちが焦り、スピードを出しすぎてしまうことで、コントロールが間に合わなくなるのがよくあるパターンです。

そんなときに私がアドバイスするのは、「ゆっくり・じわじわ・小さく」の3点です。単純なポイントではありますが、この言葉を意識することで焦りが軽減され、スムーズに操縦しやすくなりますよ。

初心者から一等ライセンス取得も可能。夜間・目視外にも対応

——現在、御校ではどのようなコースを開講されていますか。

村岡：
現在、当校では国家ライセンス（一等無人航空機操縦士・二等無人航空機操縦士）が取得できるコースを合宿形式でご提供しています。以降で、それぞれのコースを順番にご紹介いたしますね。


村岡：
まず、まったくの未経験の方には、「二等資格 初学者コース」がおすすめです。最短2日で国家ライセンス（二等）が取得できるコースで、講習費用には島内での送迎と2日分の昼食が含まれています^* 。

宿泊はご自身での手配となりますが、Zoomでのご面談時にご希望いただければ、おすすめの宿をこちらで予約することもできます。「とにかく、島まで来てくださればオッケーです！」という姿勢でお待ちしておりますので、どのようなことでもお気軽におたずねください。

すでに民間ライセンスをお持ちの方や、充分に飛行経験を積まれている方には経験者コースのご用意もあります。ただしこちらは1日の講習＋修了審査で完結するコースで、再試験は1回まで無料ですが、2回目以降は有料（22,000円）となってしまいます。ご経験によっては、初学者コースをお選びいただいたほうが合格の可能性が高まるでしょう。

上記と合わせて、目視外・夜間飛行の限定解除コース（各22,000円）もご提供しています。とくに目視外は、空撮を楽しまれたい方はほとんど受講されますね。夜間飛行については、夕日や朝日を撮影したい、夜間の建築現場等でドローンを活用したいというニーズがある場合には、ご受講をおすすめいたします。

一等のライセンス取得については、初心者から一等資格取得を目指す方向けのセットコース（最短5日・572,000円）が人気です。こちらは、まず二等ライセンスを取得してから一等経験者コースを受講するという内容で、一等の初学者コース（770,000円）よりもおよそ20万円お得になります。いずれプロフェッショナルとしてドローンを活用していきたいという方は、ぜひこちらのセットコースをご検討ください。

なお、一等・二等のいずれについても、初学者コースにお申し込みいただいた方にはもれなくミニドローンをプレゼントしています。ドローンの操縦技術を高めるには、持続的な練習が不可欠です。ミニドローンであれば室内でも気軽に飛ばせますので、ぜひ技術向上にお役立てください。

団体なら最大50%オフ！学割・女性割など割引もたくさん

——御校ではさまざまな割引も提供されていますね。

村岡：  
そちらもぜひご紹介させてください。


村岡： 
まずは、手厚い学生割引（30%オフ）です。この割引には、私たちおしんドリームの「若い方々に活躍してほしい」という想いが込められています。

ドローンは物流や空飛ぶクルマなど、これからますます勢いを増していく分野です。国の防衛という観点からも重要で、すでにベトナムや中国では国策の一部となっています。AIなどの最先端テクノロジーとの組み合わせによる技術発展にも期待が高まるなか、ぜひ若い方々にドローン業界に参入していただきたいのです。

しかし、現状ドローンのライセンス取得にはそれなりの費用がかかります。当校の学生割引を利用していただくことで、少しでも気軽にドローンに触れていただければうれしいですね。

——お得な女性割引もあるのだとか。

村岡：
その通りです。ドローン業界はまだまだ男性が中心で、女性が参入しづらいイメージがあります。しかし、技術を開発し、世の中に届けていくのは業界に携わる人々です。そこに女性がいない現状は、ドローンの社会実装をさらに進めるうえで、何らかの偏りを生み出しかねません。

女性をエンパワメントすることは、運営母体であるおしんドリームの使命でもあります。割引という制度を設けることで、より多くの女性がドローン業界に携わってくれることを願っています。

また、スクールとしては、女性の持つ引力にも注目しています。一般に女性は発信力が高く、SNS等を通じて自身の体験をシェアすることに抵抗がありません。さらには友達やご家族、パートナーなどまわりの人を巻き込む力が高いと感じています。

女性たちに興味を持ってもらうことで、「みんなで伊豆大島へ行こうか」というアクションが生まれ、それを見た他の女性が関心を持つ。そんなサイクルが回り始めれば、スクールのみならず伊豆大島ごと盛り上げられるのではと期待しています。

なお、当校ではこの他にも、人数に応じて最大50%オフとなる団体割引や、法人様向けの「人材開発支援助成金」利用などさまざまな割引をご用意しています。どの割引がもっともお得になるかは人数などによって異なりますので、ぜひ一度ご相談ください。

未来のドローン産業を一緒に盛り上げたい！

——最後に、入会を検討している読者に向けてメッセージをお願いいたします。

村岡：  
私たちおしんドローンスクール 東京校は、ドローンに関心をお持ちの皆様が一歩を踏み出すお手伝いをいたします。ぜひこの美しい島で、観光を楽しみながら新しい技術に触れ、未来の産業を盛り上げる一員になりましょう！いつでもお待ちしております！

田村：  
当校では、私自身も女性インストラクターとして指導に当たっております。学生さんや法人の団体様はもちろん、女性の方にもぜひドローンにチャレンジしていただきたいですね。楽しい講習をご提供することには自信があります！皆様のお越しを全力で歓迎いたします。