組み込みエンジニアはフリーランスになれる?やめとけって本当?年収・単価事情も

組み込みエンジニアはフリーランスになれる?やめとけって本当?年収・単価事情も
家電や自動車、工業機器などの製品を動かすためのシステム・ソフトウェアを開発する「組み込みエンジニア」。あらゆる場面においてデジタル化の動きが強まっている昨今においてその需要は高く、多くの現場で求められている職種です。実務経験がある人の中には「将来的にフリーランスとして独立できたら」と考えている人もいるのではないでしょうか。

この記事では「組み込みエンジニア×フリーランス」というテーマで、実現性はあるのか、巷で「やめとけ」と言われているのはなぜか、どのくらい稼げるのかといった情報をまとめて解説していきます。

コエテコがおすすめするフリーランスエージェント! [PR]

  • レバテックフリーランス リモート×週4〜稼働案件が豊富!​契約更新率93.2%​の国内最大級フリーランスエージェント!

  • Tech Stock 週4以上稼働可能&エンジニア経験3年以上な方が対象!80万/月を超える案件多数​でエンジニアからコンサル案件へ挑戦も!​

  • Xhours フリーランスエンジニアの案件ダイレクトスカウトサイト!企業と直接連絡が取れる。※副業案件は無し

組み込みエンジニアはフリーランスになれる?

結論として、組み込みエンジニアがフリーランスになることは十分可能です。その理由の一つが、昨今の「AI化」「IoT化」といった動きにあります。ありとあらゆるものにシステムを組み込む流れが進んでいる今、組み込みエンジニアは非常に高需要。にもかかわらず、実際に対応できるIT人材は圧倒的に足りていないのです。

経済産業省が示したデータによれば「2030年までに約80万人規模でIT人材は不足する」と言われている状態。需要に対して供給が全く追い付いていません。

引用:経済産業省|参考資料(IT人材育成の状況等について)


企業内で組み込みシステムの構築を担当できる人材がいない場合、一から育成するという方法もあります。しかし相応の時間がかかってしまうほか、育成コストも軽視できません。結果として外部への委託を検討する企業が増加し、必然的にフリーランスの価値が高まっているのです。実務経験・実績豊富な組み込みエンジニアであれば、フリーランスとして独立しても十分案件を獲得していけるでしょう。

「組み込みエンジニアはやめとけ」と言われる理由

需要の高い組み込みエンジニアですが、ネット上では度々「やめとけ」といったネガティブな意見が散見されています。否定的なイメージが強くなっている背景には、どのような理由があるのでしょうか。組み込みエンジニアの辛い点を挙げると以下の通り。

  • 残業が多く激務になりがち
  • 開発後もバグ修正やトラブル対応に追われて休まらない
  • 求められる知識の幅が広い etc…

エンジニア全般に言える問題でもありますが、開発したシステムが一回で完璧になることはまずありません。何かしらのエラーやバグに見舞われ、その修正対応に時間がかかって全然仕事が終わらない…なんて事態も往々にしてあるでしょう。実際組み込みエンジニアの残業時間は、一般的な会社員よりも長めであることが分かっています。


月当たりの平均残業時間
組み込みエンジニア 24.0時間
会社員(一般労働者) 14.6時間
参照①:doda|平均残業時間ランキング【91職種別】
参照②:厚生労働省|毎月勤労統計調査 令和4年4月分結果確報

加えて組み込みエンジニアは、プログラミングの技術やIoT・AIに関するスキル、さらにはソフト・ハードの知見等…業務に取り組むに当たって求められる知識の幅が非常に広くなっています。参画するプロジェクトによってはまた新しい知識を一から覚え直さなければいけなかったりと、常に学習を継続する姿勢が求められるでしょう。

日々激務をこなす必要があるにもかかわらず、仕事を獲っていくためには新しい知識に習得にも励んでいかなければならないという大変さが「組み込みエンジニアはやめとけ」と言われる一つの理由だと考えられます。

組み込みエンジニアの年収・単価はどれくらい?フリーランスと会社員を比較

ここでは、組み込みエンジニアの収入事情について見ていきましょう。フリーランスを目指すにあたって、会社員とどの程度の違いがあるのかを理解しておくことは非常に大切です。

まず会社員からですが、転職サイト「doda」によれば、会社員組み込みエンジニアの平均年収は501.2万円となっていました。その内ボーナスは132.2万円です。

引用:doda|doda職種図鑑|組み込みエンジニアとはどんな職種?


続いてフリーランス。フリーエンジニア向け案件サイト「フリーランススタート」を見てみると、組み込み・制御系のフリーランス案件の平均月額単価は59.7万円とのこと。年収に換算すると、単純計算でも700万円前後になります。

引用:フリーランススタート|組み込み・制御のフリーランス求人・案件一覧


これらのデータより、平均年収として考えた場合、会社員よりもフリーランスの方が大きく稼いでいける可能性は高いということが分かるかと思います。最高単価177万円の案件もあることから、スキルや実績次第ではさらに上を目指していくことも十分可能です。会社員組み込みエンジニアとして収入に不満を感じているのであれば、フリーランスに独立するのも悪くない選択でしょう。

一方で、フリーランスになれば会社員のような毎月の定収入は担保されなくなります。基本的に出来高制となるため、案件が長引いてしまったり、万が一契約を切られてしまったりした場合には、月当たりの収入が著しく低下してしまうことも。安定性という面では会社員に分がありますので、その点もよく考慮したうえで決断するようにしてください。

フリーランス組み込みエンジニアの案件獲得におすすめのサービス

ここからは、フリーランス組み込みエンジニアにぜひ活用いただきたい、案件獲得におすすめのサービスをご紹介します。

  • レバテックフリーランス
  • エンジニアファクトリー

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス」は、IT・Web系のフリーランスから圧倒的な好評を得ているエージェントサービスです。登録者数・業界認知度の2部門でNo.1を獲得しており、案件数も業界最大級を誇っているため、まず登録を検討して損はないでしょう。担当者による手厚い営業サポートの他、利用者限定の福利厚生パッケージまで用意されているので、フリーランスとしての毎日がさらに充実するはずです。

\実務経験1年以上×週4~の方におすすめ/
レバテックフリーランスはこちら

※週3日以下の案件はハイスキルが求められます

エンジニアファクトリー

エンジニアファクトリー

ITエンジニア専門で15年以上の支援実績を持つフリーランスエージェントが「エンジニアファクトリー」です。高単価案件の多さを強みとしており、利用者の中には年商を300万円UPさせた人も。登録者全体の平均年商も810万円と、業界トップクラスの高額年収を誇っています。スキルを活かして収入アップを狙っていきたいと考えている人におすすめしたいサービスです。

エンジニアファクトリーはこちら

まとめ

当記事ではフリーランスの組み込みエンジニアを目指している人に向けて「実際、独立は現実的?」「やめとけって本当?」「年収・単価はどれくらい?」といった気になる情報を詳細に解説してきました。

一部では「やめとけ」と言われることもある組み込みエンジニアですが、AI化・IoT化の進行に対して対応できる人材がまだまだ不足している今、市場においても高い需要があることはまず間違いないでしょう。専門性の高さゆえ実務経験が求められる傾向は強いですが、会社員として実績を積んだ人であればフリーランスの組み込みエンジニアになることも十分可能です。

フリーランスになれば自由度の高い生活が送りやすくなるうえ、努力次第では会社員を大きく上回る収入も実現できます。その分自己管理が必要等大変なこともありますが、自身のキャリアを大きく広げていくチャンスですので、ぜひ独立も一つの選択肢としてご検討いただけたらと思います。

コエテコがおすすめするフリーランスエージェント! [PR]

  • レバテックフリーランス リモート×週4〜稼働案件が豊富!​契約更新率93.2%​の国内最大級フリーランスエージェント!

  • Tech Stock 週4以上稼働可能&エンジニア経験3年以上な方が対象!80万/月を超える案件多数​でエンジニアからコンサル案件へ挑戦も!​

  • Xhours フリーランスエンジニアの案件ダイレクトスカウトサイト!企業と直接連絡が取れる。※副業案件は無し

この記事を書いた人

この記事を読んだ方へおすすめ