カメラ付きドローンはどう選ぶ?4K撮影できるドローンを一挙紹介!

カメラ付きドローンはどう選ぶ?4K撮影できるドローンを一挙紹介!
遥か上空からのダイナミックな映像を撮影するために、カメラ付きドローンの購入を検討する人もいるでしょう。日常では味わうことができない、開放感のある映像を撮影できるのがカメラ付きドローンの魅力です。上空からの撮影にこだわりたいなら、カメラの性能や飛行時間などもチェックしたうえで選ぶことが大切。

この記事では、カメラ付きドローンの特徴や選び方、4K撮影できるドローンを紹介します。

カメラ付きドローンの特徴と選び方を知ろう

カメラ付きドローンのなかには、お子様が楽しめるトイドローンからプロ向けのパーソナルドローンまで販売されており種類もさまざまです。価格帯もピンキリであるため、「YouTubeで配信したい」「家族の思い出に残したい」など目的を明確にしてから機体を決めるようにしたいですね。

カメラ付きドローンの特徴とは

カメラ付きドローンは、機体が大きくなるほどカメラも高性能になる傾向があります。トイドローンのなかには手のひらに収まるサイズ感のものもありますが、そうしたドローンではスマートフォンと同等の撮影機能は期待できません。映像にこだわりたいなら、ある程度の大きさのカメラ付きドローンを選ぶことが重要です。

カメラ付きドローンはどう選ぶ?

カメラ付きドローンを選ぶ際には、以下のポイントを確認しておきましょう
  • 解像度の高さ
  • バッテリー容量
  • 飛行性能
  • 飛行可能時間
  • 重量と大きさ
まず、カメラ付きドローン選びで最も注目したいのが、解像度の高さ。美しい映像を撮影したいなら、4K(3840×2160)で撮影できるものを選びましょう。ただし、解像度が高いカメラを搭載するためには、十分なバッテリー容量も必要となるため注意が必要です。30分程度飛行できるドローンでの空撮をするなら、バッテリー容量が大きなものを選びましょう。

広大な場所で空撮をする際には、ドローンを見失ってしまうことも少なくありません。その場合には、リターン・トゥ・ホーム機能が搭載されているカメラ付きドローンを選ぶことがポイントです。また、ドローンによる物損を防ぐためにも、障害物検知センサーを搭載していると安心して空撮できます。

頻繁に持ち運びするなら、コンパクトに折り畳めるカメラ付きドローンを選びたいですね。持ち運びに便利なバッグがセットになった機種も、数多く販売されています。また、200g以上になると国土交通省の許可が必要であるため、購入する際には重量も必ず確認するようにしましょう。

カメラ付きドローンを飛ばす時に注意すべきポイント

ドローンを飛ばす前に確認しておきたいのが、ドローン規制法です。ドローン規制法とは航空法・小型無人機等飛行禁止法・道路交通法・民法・電波法などの規制のことで、飛行の際には守らなければならない決まりです。

2022年6月からは100g以上のドローンから規制の対象となるため、該当するドローンの飛行を検討している方は、国土交通省からの発表をこまめにチェックしておきましょう。また、ドローンを飛ばす際には風の強い日、雨の日はなるべく避けることが大切です。たとえば、防水機能がないドローンであれば突然の雨で故障する恐れもあるので、飛行する前に降水確率をチェックしておきましょう。

4K撮影できるおすすめのカメラ付きドローン

4K撮影は「3840×2160」と表し、全体では829万4400個の画素が敷き詰められていることを意味します。数字が高いほど、映像の解像度が高いということを理解しておきましょう。ここからは、4K撮影できるおすすめのカメラ付きドローン5選を紹介します。

DJI「Mini 2」

2020年秋にリリースされたDJI Mini2は、199gで手軽にドローン撮影しやすい機種です。最大飛行時間は18分であるため、長時間広域な範囲を撮影したいユーザーから選ばれています。コンパクトに折り畳み可能だから、どこへでも持ち出しやすく携帯性に優れている点も強みです。

Prrot「ANAFI」

飛行を安定させたいなら、重量が310gあるPrrot ANAFIを選んでみましょう。最高飛行速度は55km/hまで出せるため、ダイナミックな空撮を楽しめることも魅力。自動追尾撮影を可能にするAIによって、決定的瞬間を逃しません。ジンバルが搭載されており、ブレを最小限に抑えた撮影が可能です。セッティングからすぐに飛行を開始できるため、旅先で気軽に扱えるカメラ付きドローンとしても人気です。

HolyStone「GPSドローン HS700D」

正面だけではなく真下の撮影も行えるのは、HolyStoneのGPSドローン HS700Dです。GPSを搭載しており、ワンキーを押せばドローンを見失ってしまった場合でも自動的に戻ってきます。高速飛行時でも、安定したシャープな映像を撮影できることが特徴です。ウェイポイントモードが導入されているため、アプリでルートを描けばその通りに移動します。

ZEROTECH「DOBBY」

重量199gで4K撮影が楽しめるのは、ZEROTECHのDOBBYです。自撮りできる小型ドローンとして知られており、ホバリングが安定することでも有名です。屋外で風が吹くなかの飛行も安定しやすいことで評価されています。このような特徴があり、DOBBYはSNSに写真や映像を気軽に掲載したいユーザーから選ばれています。

Hubsan「ZINO PRO +」

最高飛行時間は39分で、長時間映像を撮影したいユーザーから人気なのはHubsanのZINO PRO+。5万円以下で購入可能なカメラ付きドローンのなかでも、映像が安定しやすいことで有名です。2.4GhzのWi-fiは電波が干渉がしやすいことが特徴であるため、FPVの映像が乱れるケースもあります。

カメラ付きドローンで非現実的な映像を撮影してみよう!

カメラ付きドローンは、日常とはかけ離れた壮大な映像を撮影できることで市場を伸ばしてきました。高性能のカメラ付きドローンが数多く販売されているため、選び方を理解してから好みのものを選んでみましょう。
ドローンスクールを見る
まるわかりガイドでドローンを知ろう はじめに読みたい#ドローンの基本#スクール選びのコツ#飛行規則#資格
まるわかりガイドを見る

RECOMMEND

この記事を読んだ方へおすすめ

よくある質問

  • Q ドローンを操縦するには、資格が必要ですか?

    A 2024年現在では、ドローンを飛行させるために取得が義務付けられている免許・資格はありません。ただし、レベル4飛行(有人地帯の上空を補助者なしで目視外飛行)の際は国家資格が必要となります。

    ドローンの大きさ、飛行禁止空域などの飛行場所によっては、飛行の際に許可承認が必要となります。資格取得に向けて勉強することにより、ドローンの飛行ルール、安全運航に必要な知識が体系的に身につき、安心して利用できるようになるでしょう。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
  • Q ドローンスクールに通うメリットは?

    A ドローンスクールに通うと、ドローンの高い操縦技能や、安全運航に必要な実技の知識が身につきます。

    ドローンスクールのなかには、操縦技術を証明するための資格が取得できるものもあり、取得によって就職、転職やビジネスなどに活かせます。また、検定に向けて勉強することにより法律、気象学、力学、物理学、専門知識など、運航に必要な知識を習得できます。さらに飛行練習が10時間以上のスクールの場合、地方航空局長や空港事務所長に飛行許可を申請する際に手続きが簡略化され、飛行許可申請の一部が免除となるなどのメリットがあります。
  • Q ドローンを飛ばすには、どのような許可が必要ですか?

    A ドローンの飛行許可は、100g以上の場合は航空法が適用されます。
    具体的には、空港周辺、人口集中地区、地上150m以上の空域で飛ばすには、特別な許可が必要となります。また、仮に許可のある場合でも、緊急用務空域での飛行は規制されています。

    さらに、(A)夜間飛行、(B)目視外飛行(操縦者がドローンを目視できない状況での飛行)、(C)30m未満の飛行、(D)イベント上空飛行、(E)危険物輸送、(F)物体投下を行うには、地方航空局長の承認を受ける必要があります。
  • Q ドローンの資格にはどのようなものがありますか?

    A 民間によるドローンの認定資格では、ドローンや飛行に必要な法律、気象などに関する基礎知識、操縦技術、安全運航に必要な知識などを試験によって認定しています。

    ドローンの資格には、実技/座学に関するものがあり、実技では、中国のドローンメーカーによる認定資格DJI、日本全国にありもっとも古くから存在するJUIDA、JUIDAに次いで認定スクールの多いDPAの3つが主要資格です。座学では、ドローン検定がもっとも有名です。それぞれの資格を取得するためには特定のカリキュラムを修了するか、テキストを読み込んで知識を身につけ、認定試験に合格する必要があります。
  • Q 100g未満のドローンなら、どこでも飛ばしてOKなのですか?

    A 100g未満を含むドローンは、航空法により飛行禁止区域が定められています。100g未満のドローン飛行には、民法や道路交通法、公園条例、重要文化財保護法などの適用を受けるため、それらの法律に沿って飛行させる必要があり、どこでも飛ばすことはできません。

    ドローン飛行の際には、飛行してもよいエリアかどうか事前に確認しておく必要があります。もし、飛行禁止区域かわからない場合は、警察署へ事前に通報書を届け出ることでドローン飛行の可否が確認できますので、ぜひお試しください。
  • Q 子どもが通えるドローンスクールはありますか?

    A 近年では、子ども向けのドローンスクールも増えています。

    子ども向けのスクールでは、安全のために常にメガネを着用したり、ドローンの中でも小型で、ビギナーでも操縦しやすいトイドローンを利用したり、1回あたり1人のみが飛ばす(同時に何台も飛ばないようコントロールする)など、安全性への配慮が徹底されているため、安心して学ぶことができます。

    また、子ども向けのドローンスクールの中には、プログラミング授業と組み合わせて学べる「ドローンプログラミング教室」などのスクールもあります。

運営者情報

コエテコ byGMO 」は、東証プライム上場企業である GMOインターネットグループ株式会社 の連結グループ会社、GMOメディア株式会社によって運営されています。 編集は、同社の教育サービス事業部「コエテコマガジン」制作チームが担当しています。

商号 GMOメディア株式会社 (GMO Media, Inc.)
設立年月日 2000年10月13日
GMOメディア株式会社の事業内容 メディア事業、ソリューション事業
所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 12F
資本金 7億6197万円(2024年12月31日現在)
上場市場 東京証券取引所 グロース市場(証券コード : 6180)
主要株主 GMOインターネットグループ株式会社
東京証券取引所 プライム市場(証券コード : 9449)
許可 厚生労働大臣許可番号
有料職業紹介事業(13-ユ-316281)
運営者情報の詳細はこちら