今回コエテコ取材班が取材したのは、小さなお子さまでもドローンを操縦し、その楽しさを体験できるワークショップです。手のひらサイズのドローン「SKY FIGHT-X(スカイファイトエックス)」が飛び立ち、くるんと一回転する様子は見ているだけでもエキサイティング!
ドローンに興味のある方はもちろん、お子さまに楽しくプログラミングを学べるスクールを探している方も必見!たくさんの写真と共に体験会の様子をレポートしていますので、ぜひご覧ください。
SKY FIGHT(スカイファイト)キッズスタジオとは
スカイファイトキッズスタジオは5歳から始められるドローン×プログラミング教室です。ドローンを使って楽しみながらプログラミング的思考を育む「ドログラミングコース」が人気です。スカイファイトキッズスタジオ「ドログラミング」とは
- 専用アプリでプログラミングを学べる
- 自分でプログラミングしてドローンを自動操縦
- ドローンの操縦法を学んでレースやゲームにもチャレンジ
- ドローンを活用しながら英語も覚えられる
ではさっそく、スカイファイトカフェ銀座で開催されたドログラミングコース無料体験会を見ていきましょう!
ドローンを飛ばしてみよう!はじめての挑戦に子どもたちもワクワク!
スカイファイトカフェ銀座には公式レースコースや貸し切りもできるドローン練習コートがあります。小さなものから大きなものまでドローンがたくさんあって、見るだけでも楽しい!素敵なカフェも併設されているのでちょっとした休憩にも利用できます。
ドログラミング体験会には小学生や中学生と保護者の皆さんが時間にあわせて続々と到着。
子どもたちは目の前に準備された小さなドローンに興味津々の様子です。「触っていい?」と小さな声で聞くお子さんに「先生のお話を聞いてからね」と笑いながら答えていましたが、保護者の方も気になるようで後ろからのぞきこむようにドローンを眺めてる様子が微笑ましかったです。
脳トレからスタート
講師の先生と挨拶を終えたら、さっそく今日の体験会が始まりました。
まずは脳の活性化をはかる脳トレからスタートです。シナプソロジー体操では、左右で違う動きをしたり、2つのことを同時に行ったりして、脳に適度な刺激を与えます。ドローンは両手でコントローラーを扱うので、準備運動にもなっているのかも!
後だしジャンケンでウォーミングアップです。
最初は先生がグーをだしたら、チョキでもパーでもだせばよく、次には先生がグーを出したら「勝つ動作」つまりパーを出す、といったように段階的に難しくなりました。意外と難しそうですが、立ち上がって手先を動かしているうちにだんだんと緊張もほぐれてきたようです。
この「脳トレ」はドログラミング教室でも毎回行われるそうです。
ドローンの仕組みを解説
最初はいわゆる座学です。ドローンが電波で飛ぶことなど、スライドを使って先生が仕組みを解説。さらにドローンの操縦を学ぶうちに身につくプログラミング的思考についても説明がありました。
ドローン操縦とプログラミング的思考について
- 考える力が身につく
- わかりやすく話すことを学ぶ
- 問題を解決する力がつく
いよいよドローンを操縦します!
さぁここからがお待ちかねの時間、ひとりひとりに小さなドローン用のバッテリーも手渡されました。このドローンはとても軽く、手のひらサイズなので幼稚園くらいのお子さまでも扱いやすくなっています。
バッテリーのつけかた、電源の入れ方から教えてもらい、コントローラーの使い方を学んだら、いよいよ実際にドローンを飛ばします!
ドローンが飛びすぎないように仕切られたスペース(練習コート)がいくつもあり、親子ひと組ごとに先生がついて各スペースでまずは離陸し、着陸する基本から行います。
まっすぐレバーを動かさないと、ドローンもフラフラしてしまうんですね。最初は飛び上がったドローンが天井にくっついてしまったり、あちこち飛び回って見ているお父さんやお母さんの足もとに落ちてくることも!
最初は上下に、次は左右に、それからシートの番号にあわせて四角いルートで飛ばします。日頃からゲームでコントローラーを使っている子どもたちは気づけば手元を見ることなく、ドローンの方向を目で追いながら上手に操縦しています。
子どもたちの学習能力は高いですね!真剣な表情でコントローラーを動かしながら、どんどん操縦法を覚えていきました。
ドローン着陸ゲームで盛り上がる!
ひとしきり各グループで練習したら、今度はドローン着陸ゲームにチャンレジ!スカイファイトカフェ銀座には、ゲーム感覚で遊べるスペースもあるんですよ!
見学のお父さんも思わず食い入るように見つめる先で、和田先生は上手にドローンを操縦して「アタリ」に着陸させました。
それから順番に子どもたちがトライします。それほど広いスペースでないので、ドローンの動きを細かくコントロールしながら、なんとか「アタリ」に着陸させようとみんな夢中になっていましたね!
みんなできた!フリップ(1回転)で歓声が響く
ゲームで盛り上がったところで、最後のチャレンジは一回転させるフリップ(1回転)に挑戦。フリップ(1回転)と呼ぶこの技、見ているととてもかっこいいんです。
中には空中で何回転か連続技をマスターしたお子さんもいました。各スペースから歓声があがり、先生方の「すごい!」「上手!」という声も響いてきます。
短時間のワークショップながらドローンを飛ばしてからはずっとこんな感じで、子どもたちが夢中になっている姿が印象的でした。
あっという間に時間は過ぎていきます。最後に今日の振り返りをシートに記入。その後は「もっと飛ばしてみたい方は使っても大丈夫ですよ」「こちらにいろいろなドローンがあるからぜひ見てみてね」と先生に声をかけられ、皆さんしばらくスカファイト銀座で楽しく過ごしていました。
子どもも大人も夢中になるドローン、とにかく「一度はいじってみたい」好奇心からのスタートでも大丈夫。スカイファイトでは大人向け・子ども向けのスクールを開催、またフリーでスペースを使うこともできるのだとか。カフェを利用しがてら、コースやドローンを見るだけでももちろん大丈夫なので、お近くの方はぜひ一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
ドローン(ドログラミング)体験に参加した皆さんの感想
兄弟で参加!「ドローンの空中回転が楽しかった」
中学1年生のお兄ちゃんは、小さな弟さんの面倒もみながらあっという間にドローン操縦をマスターしていました。今日のワークショップで楽しかったことを聞いてみると次のように答えてくれました。
「一番楽しかったのは空中でドローンを回転させるフリップです。4回転できました」
ちょうど見ていたのですが、くるっとまわり、さらにくるくるっとドローンが回転する様子はなかなかかっこよかったです。
「難しいのは着地ですね」
思った場所に思ったとおりに着地させるのは確かに難しそうです。でもおふたりとも「とにかく楽しかった」と答えてくれました。お母様にもお話を伺いましたが、兄弟そろってラジコンが大好きなのでドローンに挑戦したそうです。
「いきいきと楽しく過ごしているのを見て参加してよかったなと思いました」
お母さまも初めてのドローン体験なので興味深く過ごされたそうです。
小学生の男の子「楽しい!面白かった!」
もうひと組、お話を伺いました。小さい弟さんを抱っこしたお父さんと一緒に参加していた小学生の男の子です。やはり最後に行った空中回転、フリップが一番楽しかったそうです。何回転もできたそうですよ。難しかったことも聞いてみると
「ドローンが飛ぶ方向をコントロールするのが大変だった!」
と答えてくれました。体験会の最中もお父さんとたくさん話をしながら、仲良くドローンを飛ばしていました。そのお父さまにお話を伺うと「学校でもタブレットでプログラミングも行っていますし、プログラミング教育に関心があったので体験会の参加を決めた」そうです。
「もともとラジコン好きなのもあって、ドローンなら本人も楽しみながらプログラミングを学べるかもと考え参加しました。今日は実際にドローンを飛ばすことができ、本人も楽しんでいるのを見て習い事のひとつとして検討してみようかなと思っています」
参加した方のお話をまとめると「子どもが楽しんでいる!」に集約されます。楽しみながら、好きなことを通じて学べるのがドローンとプログラミングを組み合わせたスクールの大きなメリットなんですね。
スカイファイト講師の和田先生からメッセージ
——今日の体験会はとても盛り上がっていました。ドローンが飛ぶ様子は見ているほうも楽しいですね。このドローンを使ったドログラミングの特徴について簡単に教えていただけますか?
プログラミングをタブレット上で覚えるだけでなく、ドローンを使って楽しみながらプログラミングを学べるのがドログラミングの特徴ですね。お子さまはドローンが大好きです。ドローンを使うことで自然とプログラミング的思考が身につきます。
——体験会では特にどんなことに留意していますか?
「楽しむこと」を第一に考えています。ドローンを動かすことはもちろんですが、仕組みを知ることも、誰かが飛ばしているのを見ることも、興味をもっていただき、ドローンって楽しいなと思っていただけるように、ゲームやクイズを取り入れています。
初めて触れるドローンがお子さまたちにとって楽しい体験になるようにを第一に考えていますね。
——オンライン授業も行っているそうですね。ドローンの授業をオンラインで行うというのがちょっと想像がつかないのですが、どのような内容なのでしょう?
はい、オンラインでは事前にドローンを郵送します。ご家庭でも飛ばせる、今回の体験会で使用したような小さなドローンです。会場に来てくださって体験するのとは多少違いますが、オンラインで飛ばし方を学び、おうちでもドローンを使ってみることで、ドログラミングへの興味を深めていただけたらと思います。
——最後にスカイファイトキッズスタジオのドログラミングに関心を持っている皆さまにメッセージをお願いします。
プログラミングやプロラミング的思考といっても、具体的にはわかりづらいところがあると思います。スカイファイトキッズスタジオでは、ドローンを使って楽しみながら「自分で考え、自分で課題を見つけ、自分で解決していく力」を育みます。
何より、わたし達はお子さまがドローンで楽しい時間を過ごすことを大切にしています。楽しい!から多くの学びや気づきが生まれ、楽しいからこそ「もっと学びたい」につながると思っています。ぜひ体験会で一度ドローンを飛ばしてみてくださいね。
ライターコメント
「これは絶対に子どもたちが好きなイベントだろうなあ!」と、ドローンを飛ばす姿を見て思わずうなずいてしまいました。参加者の方もおっしゃっていましたが、ドローンは大人ですら夢中になってしまうアイテム。好奇心旺盛な子どもにとっては、本物のドローンを自由自在に操れるなんて、夢のような体験ですよね。
今回の取材中、講師の和田先生は何度も「楽しみながら学ぶ」とおっしゃっていました。
スカイファイトは、ワクワクドキドキの体験からプログラミング的思考を伸ばす学びにつなげていく「自然体」のスクールです。今回は男の子の参加者が多めでしたが、小さくてカラフルな、かわいいドローンがたくさんあるので、ぜひ女の子にもチャレンジしてほしいですね。
スカイファイトの公式サイトはこちらからどうぞ。
ドローンを使って楽しみながらプログラミング的思考を養える教育コースが「ドログラミングコース」です。 小学校教育で必修になったプログラミングは、自分が意図する一連の活動を実現するために『どのような動きの組み合わせが必要か』『一つ一つの動きに対応した記号をどう組み合わせるか』『組み合わせをどう改善すれば意図した活動に近づくか』などのプログラミング的思考で倫理的に考えていく力が養えます。
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