おすすめドローンスクールまとめ|コース内容・料金・資格を比較(愛媛県)

おすすめドローンスクールまとめ|コース内容・料金・資格を比較(愛媛県)
テレビやCMなどで空撮映像を見る機会が増え、身近になりつつあるドローン。ドローン操縦士として働きたいと思うものの、何から始めればよいのかわからない方もいるのではないでしょうか。

200g以上のドローンは航空法が適用されるため、誤った方法で飛行すると航空法に違反してしまう可能性があります。スクールに通い民間の認定資格を取得すれば、ドローンを飛行するための正しい知識と操縦技術が身につくでしょう。また、認定資格の取得には、国土交通省に許可・申請する際の手続きが簡略されるなどのメリットもあります。

ここでは、愛媛県でおすすめのドローンスクールをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

南海放送ドローンスクール

引用元:南海放送ドローンスクール


南海放送ドローンスクールは、愛媛県エリアでテレビ・ラジオ放送を展開する南海放送株式会社が開校したドローンスクールです。ドローンメーカー最大手「DJI JAPAN」の操縦者向け民間資格「DJI CAMPスペシャリスト」取得プログラムに沿って、基本的な知識や関係法令を学べます。

報道カメラマンの経験をもつ講師から撮影ノウハウを学べるのは、放送局が運営する同スクールならでは。随時ドローン体験やフライトシミュレーターよる疑似体験も行っており、初心者でも気軽に始められます。

子ども向けコースの有無
スクール所在地
〒790-0811 愛媛県松山市本町1-2-3
(南海放送サービス内)
問い合わせ先
電話番号 089-907-0424
メール d-school@rnb.co.jp

ドローンを始めたい方はまずこれ!「初心者講座」

ドローンを操縦してみたいけど触ったことがないという初心者の方におすすめの講座です。座学での基礎知識の学習にあわせ、フライトシミュレーターによる疑似体験、飛行操縦訓練の実技も受けられます。

主な対象者
ドローン初心者
費用(税込)
44,000円(税込)
期間
1日
取得できる資格
取得できる技術
・ドローンの基礎知識
・ドローンの基本的な操縦技能

ゼロから始める 操縦ガイド

後述する「DJI CAMPスペシャリスト 認定講座」の受講には、10時間の操縦経験が必要です。ゼロから始める 操縦ガイドでは、「DJI CAMP スペシャリスト認定講座」の試験項目に沿った指導のもと、10時間に達するまで飛行訓練を受けられます。フライトシミュレーターによる疑似体験、座学での基礎知識講習を受けた後、数日かけて10時間の飛行操縦訓練を行います。

主な対象者
「DJI CAMPスペシャリスト」を目指す方
費用(税込)
132,000円(税込)
期間
4日間~
※10時間の操縦経験を得るまで
取得できる資格
取得できる技術
・ドローンの基礎知識
・ドローンの基本的な操縦技能

DJI CAMPスペシャリスト認定講座

大手ドローンメーカーDJI社の製品に特化した、ドローン操縦者育成プログラムです。個人、企業どちらも利用できます。講座内で実施される筆記試験と飛行試験に合格すると、後日オンラインで60分ほどの最終テストを受けることができ、合格すると「DJI CAMPスペシャリスト技能資格認定証」が発行されます。

主な対象者
10時間以上の飛行操縦経験がある方
費用(税込)
88,000円(税込)
※合格時に、認定証発行料16,500円(税込)が別途必要
期間
2日間
取得できる資格
DJI CAMP スペシャリスト技能資格
取得できる技術
・安全飛行、法規、DJI製品に関する知識
・GPSなど制御システムを用いず安定飛行できる操縦技能

四国ドローンスクール

引用元:日本空撮


四国ドローンスクールは、西日本トップクラスの実績と実力を誇る空撮会社「日本空撮」が運営するJUIDA認定スクールです。無人航空機産業の健全な発展のため、運航上の安全に関わる知識と、高い操縦技能を持つ人材の養成を行っています。

四国ドローンスクールなら、豊富な撮影経験を持つ講師のもとで、本物の技術を習得できます。公式サイトには数々の空撮映像が実績として紹介されています。臨場感たっぷりの迫力ある映像を見るとドローンパイロットへの夢も膨らむことでしょう。

子ども向けコースの有無
スクール所在地
〒791-2131 愛媛県伊予郡砥部町北川毛551-2
問い合わせ先
電話番号 089-948-9395
メール

四国ドローンスクールの評判・口コミ・料金

四国ドローンスクール(運営:合同会社 日本空撮)のカリキュラム(座学・知識、対象(受講資格・条件))、料金(受講料・諸費用)、取得できる免許・資格や特徴など解説。

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無人航空機操縦技能コース

無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を習得し、JUIDA無人航空機操縦士になるための講習です。座学1日、実技2日の計3日間でJUIDAが定める科目を終了し、申請手続きを行うことでJUIDA無人航空機操縦技能証明証が交付されます。

主な対象者
無人航空機操縦士を目指す方
費用(税込)
187,000円(税込)
期間
3日間
取得できる資格
JUIDA操縦技能証明証
取得できる技術
無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能

無人航空機安全運航管理者コース

無人航空機の運航に関わる安全と法律の知識を習得し、飛行業務の安全を管理するJUIDA安全運航管理者になるための講習です。無人航空機の安全運航管理に関する基本知識とリスクアセスメントを習得し、修了後にJUIDAが定める申請手続きを行うことで、JUIDA無人航空機安全運航管理者証明証が交付されます。

主な対象者
「無人航空機操縦技能コース」を修了した方
費用(税込)
55,000(税込)
期間
1日間
取得できる資格
JUIDA安全運航管理者証明証
取得できる技術
無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識

空撮プロフェッショナルコースコース

プロ指導のもとで無人航空機を用いた空撮技術を習得し、業務活用や独立を目指す方のための講習です。まさに現役のプロから本格的に生きたノウハウを学べる絶好のチャンスといえるでしょう。

主な対象者
空撮技術の習得を目指す方
費用(税込)
550,000円(税込)
※JUIDA無人航空機操縦技能コースを含む
期間
10日間
※操縦技能コース3日間+プロフェッショナルコース7日間
取得できる資格
JUIDA操縦技能証明証
取得できる技術
・無人航空機を用いた空撮技術

ドローン教習所 さくらドローン松山校


ドローン教習所 さくらドローン松山校は、ドローン検定協会公認のドローン教習所です。初心者の方でも、無人航空機(ドローン)パイロットの資質向上を目的とするドローン検定3級や、ドローン検定協会が公認するライセンスを取得できます。資格取得後は、修了証を添付すると飛行許可の申請書類の一部が免除されるため、仕事で飛行許可を取る必要がある方にもおすすめです。修了証はドローン検定協会サイトからダウンロードできます。

子ども向けコースの有無
スクール所在地
〒790-0012 愛媛県松山市湊町3丁目2-23
問い合わせ先
電話番号 089-909-5880
メール

ドローン教習所 さくら松山校の評判・口コミ・料金

ドローン教習所 さくら松山校(運営:株式会社ウィステリア)のカリキュラム(座学・知識、対象(受講資格・条件))、料金(受講料・諸費用)、取得できる免許・資格や特徴など解説。

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国家資格コース 経験者A(ドローン検定3級・4級取得者)

国家資格である二等無人航空機操縦士の取得を目指すコースです。資格取得者は、一定水準以上の技能証明として、有効な手段となり、一部の飛行空域・飛行方法においては、許可承認申請を不要でドローンを飛行させることが可能となります。

主な対象者
16歳以上
航空法の規定により国土交通省から本試験の受験が停止されていないこと
費用(税込)
156,200円(税込)
期間
学科6時間+シミュレータ訓練10時間+(要3時間以上の実機飛行)+実機訓練3時間+修了審査
取得できる資格
二等無人航空機操縦士
※学科試験は指定試験機関で別途受験が必要となります。
取得できる技術
ATTIモードでのホバリングやGPS付きでの八の字飛行
学科試験に適応する基礎知識

ドローン検定3級取得講習

ドローン検定を持っていないドローン初心者を対象とした座学4時間のコースです。ドローンを安全に飛ばすために必要な基礎知識と関係する法令について学びます。
講習の修了者には、無人航空従事者試験3級の認定証が発行されます。

主な対象者
どなたでも受講可能
費用(税込)
22,000円(税込)
※認定料(5,600円)を含む
期間
1日間
取得できる資格
無人航空従事者試験3級
取得できる技術
ドローン飛行に必要な基礎知識(航空法・飛行原理・機体の構造など)

基礎技能講習

実技ライセンスを最短2日間で取得できるコースです。1時間の座学でドローン操縦に必要な基礎知識を学び、9時間のシミュレーター訓練と1時間の実機訓練によりドローンパイロットになるための訓練を行います。講習を修了することで、国交省航空局への許可申請に必要な条件である「飛行履歴10時間」を確保でき、手続きが簡略化されます。

主な対象者
ドローン検定4級以上の方
費用(税込)
3級取得者:77,000円(税込)
3級未取得者:99,000円(税込)
※修了試験代・認定料(6,600円)を含む
期間
2日間~
取得できる資格
ドローン検定公認「基礎実技ライセンス」
取得できる技術
・国交省航空局への許可申請に必要な「飛行履歴10時間」の確保
・離着陸、ホバリング、前後左右移動などの基本的な操縦技能

応用技能講習

特定条件下での飛行に特化した操縦訓練を受けられるコースです。本講習を修了すると「応用技能ライセンス」が発行され、「目視外飛行」「夜間飛行」「制限表面上空及び150m以上」「催事上空」「物件投下/危険物輸送」など、それぞれのフライトに関する技能証明となります。

また、飛行許可申請での無人航空機の操縦知識や能力に関する確認が簡略化されるメリットも。本格的なドローンパイロットとして仕事の幅が広がるでしょう。

主な対象者
基礎技能ライセンス所持者
費用(税込)
催事上空の飛行:12,100円(税込)
制限表面上空及び150m以上:12,100円(税込)
夜間飛行:16,500円(税込)
目視外飛行:19,800円(税込)
物件投下/危険物輸送:35,000円(税込)
※修了試験代、認定料(6,600円)を受講料に含む
期間
1日間
取得できる資格
ドローン検定公認「応用実技ライセンス」
取得できる技術
催事上空の飛行、制限表面上空及び150m以上の知識
夜間飛行、目視外飛行、物件投下の技術

農業散布技能取得コース

国土交通省への農薬散布申請に必要な訓練を受けられるコースです。3時間の座学講習で機体の取扱いや使用する農薬、散布方法などについて学びます。その後半日の実機訓練では、初心者が扱うには難しい大型の商業用ドローンの操縦について学びます。訓練機では万一の事故に備え、講師と生徒の送信機がつながった状態で指導を受けられるので安心ですね。

ドローンによる農薬散布は農作業効率化が大幅にアップし、コスト削減にもつながります。農薬散布にドローン導入を検討している方におすすめです。また、農業散布技能取得コースには、応用技能コースの「物件投下」「危険物輸送」の講習が含まれています。

主な対象者 基礎技能講習修了済みの方
費用(税込) 130,000円(税込)
※応用技能講習費用「物件投下/危険物輸送」35,000円(税込)含む
期間 2日間~
取得できる資格
取得できる技術 農薬散布に必要な知識、操縦技能

まとめ

愛媛県でおすすめのドローンスクールについてご紹介しました。初心者が気軽にドローンの基礎を学べるコースから、独立を目指し現場のプロによる本格的な指導が受けられるコースまでさまざまです。

ご自身のレベル感や、今後どのようにドローンを活用していきたいか、将来のプランを思い浮かべながら、ご自身にあったスクールを選んでみてはいかがでしょうか。
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  • 質問 ドローンを操縦するには、資格が必要ですか?

    答え 2023年現在では、ドローンを飛行させるために取得が義務付けられている免許・資格はありません。ただし、レベル4飛行(有人地帯の上空を補助者なしで目視外飛行)の際は国家資格が必要となります。

    ドローンの大きさ、飛行禁止空域などの飛行場所によっては、飛行の際に許可承認が必要となります。資格取得に向けて勉強することにより、ドローンの飛行ルール、安全運航に必要な知識が体系的に身につき、安心して利用できるようになるでしょう。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

  • 質問 ドローンスクールに通うメリットは?

    答え ドローンスクールに通うと、ドローンの高い操縦技能や、安全運航に必要な実技の知識が身につきます。

    ドローンスクールのなかには、操縦技術を証明するための資格が取得できるものもあり、取得によって就職、転職やビジネスなどに活かせます。また、検定に向けて勉強することにより法律、気象学、力学、物理学、専門知識など、運航に必要な知識を習得できます。さらに飛行練習が10時間以上のスクールの場合、地方航空局長や空港事務所長に飛行許可を申請する際に手続きが簡略化され、飛行許可申請の一部が免除となるなどのメリットがあります。

  • 質問 ドローンを飛ばすには、どのような許可が必要ですか?

    答え ドローンの飛行許可は、100g以上の場合は航空法が適用されます。
    具体的には、空港周辺、人口集中地区、地上150m以上の空域で飛ばすには、特別な許可が必要となります。また、仮に許可のある場合でも、緊急用務空域での飛行は規制されています。

    さらに、(A)夜間飛行、(B)目視外飛行(操縦者がドローンを目視できない状況での飛行)、(C)30m未満の飛行、(D)イベント上空飛行、(E)危険物輸送、(F)物体投下を行うには、地方航空局長の承認を受ける必要があります。

  • 質問 ドローンの資格にはどのようなものがありますか?

    答え 民間によるドローンの認定資格では、ドローンや飛行に必要な法律、気象などに関する基礎知識、操縦技術、安全運航に必要な知識などを試験によって認定しています。

    ドローンの資格には、実技/座学に関するものがあり、実技では、中国のドローンメーカーによる認定資格DJI、日本全国にありもっとも古くから存在するJUIDA、JUIDAに次いで認定スクールの多いDPAの3つが主要資格です。座学では、ドローン検定がもっとも有名です。それぞれの資格を取得するためには特定のカリキュラムを修了するか、テキストを読み込んで知識を身につけ、認定試験に合格する必要があります。

  • 質問 100g未満のドローンなら、どこでも飛ばしてOKなのですか?

    答え 100g未満を含むドローンは、航空法により飛行禁止区域が定められています。100g未満のドローン飛行には、民法や道路交通法、公園条例、重要文化財保護法などの適用を受けるため、それらの法律に沿って飛行させる必要があり、どこでも飛ばすことはできません。

    ドローン飛行の際には、飛行してもよいエリアかどうか事前に確認しておく必要があります。もし、飛行禁止区域かわからない場合は、警察署へ事前に通報書を届け出ることでドローン飛行の可否が確認できますので、ぜひお試しください。

  • 質問 子どもが通えるドローンスクールはありますか?

    答え 近年では、子ども向けのドローンスクールも増えています。

    子ども向けのスクールでは、安全のために常にメガネを着用したり、ドローンの中でも小型で、ビギナーでも操縦しやすいトイドローンを利用したり、1回あたり1人のみが飛ばす(同時に何台も飛ばないようコントロールする)など、安全性への配慮が徹底されているため、安心して学ぶことができます。

    また、子ども向けのドローンスクールの中には、プログラミング授業と組み合わせて学べる「ドローンプログラミング教室」などのスクールもあります。