子どもの英語はいつから始める? 歌やアプリなど気軽に始められる英語教育とは

子どもの英語はいつから始める? 歌やアプリなど気軽に始められる英語教育とは

「子どもに英会話を習わせたい」「英語力を養って世界に羽ばたく可能性を伸ばしてほしい」 そんなふうに考えるご家庭もあるでしょう。今回は、自宅で気軽に始められる英語教育やオンライン英語教室についてご紹介します。
今日のポイント

1.子どもへの英語教育 いつから始めたらいいの?
2.子どもが英語に触れられる環境づくりとは
3.英語教育は家でもできる
4.英語教室に通う前に…オンラインや通信教育で英語を学ぶ

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子どもへの英語教育 いつから始めたらいいの?


「子どもの英語教育はできるだけ低年齢の0歳~5歳くらいの時期に始めた方がいい」という話を耳にしたことがある人もいるかもしれません。しかし、英語には始めるべき決まった年齢というものはありません。子ども一人ひとりの様子を見つつ、まずはおもちゃやアプリ、親しみやすい教材などを使って楽しむ環境を整えてあげることが先決です。ここでは、英語を始める前の準備や動機、時期についての正しい考え方を見ていきましょう。

大切なのは子どもの「英語をやってみたい」という動機

英語教育は「〇歳には必ず始めていなければならない」というものではなく、子ども本人が興味を示して「やってみたい」という気持ちになってからでも遅くありません。勉強としてやらされる学習よりも、やる気や好奇心が動機となって始める学習のほうがよいでしょう。

英語学習のきっかけは、子どもが日常の遊びの中で自然と英語に興味を示すよう、大人が誘導するのが理想的です。まずは英語を「やってみたい」と思える環境づくりから始めましょう。

幼児期の英語教育は英語の歌や絵本で「触れる」

英語を能動的に勉強するにはやる気が大切ですが、小さな赤ちゃんのうちから耳を英語に慣れさせておくことも英語教育のスタートアップとしておすすめです。聞いた言葉や音を吸収しやすい幼児期には、触れる程度でも英語に親しんでおけば英語の周波数を聞き取れる「英語耳」が養えるとされています。

 日本語と英語は音の周波数が大きく異なるため、感受性の高い時期に耳を慣れさせておくことが後のヒアリング力を高めるといわれています。幼児期にはまずは英語の歌や絵本など、日常の中で英語に触れる機会を作って様子を見てみましょう。

幼児期は英語ではなく「日本語を正しく習得」する

また、いくら幼児期に英語学習を積んでも、第二外国語が母国語を越えることはないという説もあります。まずは母国語をしっかりと理解し、思考のベースを形成してから英語を習得していくほうが効率よく話せるようになるでしょう。

 将来的に英語を学ぶために、まずは母国語である日本語を正しく習得する、という視点も必要です。子ども自身がしっかり自分で学習するためにも、礎となる日本語を学び、そのあとに英語を学んでも遅くはありません。

子どもが英語に触れられる環境づくりとは


子どもの語学力を伸ばすためには、幼児期から日常的に英語に触れられる環境づくりが重要です。

では、具体的にはどのような環境を用意するとよいのでしょうか。勉強している意識を持たせず、楽しみながら取り組める環境が理想的です。ここでは遊びの中に取り入れたい要素や、環境づくりの考え方についてご紹介します。

英語の絵本やDVDなどを使う

まずは子どもの好きなコンテンツを、英語バージョンで見せるようにすることから始めてみましょう。海外アニメのDVDを英語音声にして流すだけでも、英語に親しむための一歩になります。

 また、セサミストリートなどの英語圏で作られている子ども向け番組を見せて様子を見てみるのもよいでしょう。子どもにとって興味を引く内容であれば、言葉の意味が最初は理解できなくても、自分から理解しようと思考を働かせるようになります。

親子で英語の曲を一緒に歌ったり踊ったりする

受動的に見るだけでなく、親子で声に出して英語を発音してみることもおすすめです。親が英語絵本の読み聞かせをしたり、英語の歌を流しながらお子さんと一緒に歌ったり踊ったりしてみることも、英語に親しむ効果があります。

 大切なのは本人がやる気を持てるかどうかなので、まずは子どもと一緒に本屋さんに行き、好きな英語の本を選ばせてあげるとよいかもしれません。最初は少し物足りないくらいの簡単な内容のものから、少しずつストーリーのある絵本にステップアップしましょう。

英語に触れる経験は、継続が大切

語学力は毎日繰り返すことで少しずつ蓄積されていくものです。英語に触れる経験は、ときどき思い出したようにするのではなく、継続して日常の一部とすることを意識してみてください。

 昨日英語の絵本を読んだから今日はお休みしよう、というのではなく、毎日短時間でも英語のアプリに触れたり、英語のCDを流すなど生活の中に常にあるという環境をつくることがおすすめです。いつもそばに自然と英語が存在し、耳で聞いてふと口ずさんでいるような環境が理想と言えるでしょう。

英語のCDやアプリ、動画などに対する子どもの反応を見極める

子どもは気分や好みにムラが出ることもあるでしょう。気分や好みにムラがあるとその都度夢中になる対象は変わるため、英語の絵本やCDに興味を示さなくなるときもあるかもしれません。そんなときは、子どもの「好き」の対象をつぶさに観察して、英語学習に活用してみましょう。

 例えば動物や昆虫に夢中になっている時期には、それに関連した英語の本を用意したり、単語を教えたりする方法が有効です。周囲の大人の見極めかたで、子どもの持つあらゆる好奇心が英語学習に応用可能となるでしょう。

 親も英語のアプリや音楽を楽しむ姿を子どもに見せる

子どもの興味を引く最適な方法は、親が楽しんでいる姿を見せることです。親が積極的に語学を学ぶ姿勢を見せることで、子どもは「楽しそう!自分もやってみたい!」と自然に思うようになります。

 子どもに英語学習環境を用意して終わりという姿勢ではなく、自分も一緒に吸収して語学力を上げていこう、と考えながら工夫するほうが「英語は面白い」というポジティブなイメージにつながりやすくなるでしょう。

英語教育は家でもできる


「小さいうちから何かしらの方法で英語をやらせなくては!」と焦りを感じるご家庭も多いかもしれません。しかし、本格的な英語教材や英語塾に通わせるよりも先に、自宅で気軽に英語教育を始めてみるほうがハードルは低いです。

 ここでは遊び感覚の延長で家でも気軽にできる、英語教育の方法をご紹介します。

「マザーグース」の歌は初めての英語学習におすすめ

アメリカやイギリスで古くから伝わる童謡を使って、英語を学び始めるのもおすすめです。アメリカでは「Mother Goose(マザーグース)」、イギリスでは「Nursery Rhymes(ナーサリーライムス)」と呼ばれています。絵本教材やCD、ユーチューブ動画などで触れることができます。リズミカルに韻を踏んでいて、意外と大人でも楽しめる不思議で奥深い歌詞が多く、数え歌やなぞなぞ、言葉遊びなどがあります。音の面白さから子どもが喜ぶものもそろっているので、親子で楽しみながら英語を学べるでしょう。

 発音してみると響きが面白く、ついつい口ずさみたくなるリズムなので、強弱のアクセントやイントネーションも身につきます。日本人にとっても聞きなじみのある歌がたくさんあるため、英語学習の導入として活用するのにぴったりでしょう。

 単語学習にはカードタイプの教材

遊びの延長として英語を取り入れるなら、カードタイプの教材を使ってゲーム感覚で語学を始めることも有効です。日々の生活でよく目にするもののイラストと英単語があるタイプだと、日本語も英語も両方同時に学べます。

 低年齢の子どもには、できるだけ絵が大きくカラフルなカードを用意してあげるとよいでしょう。また、カードタイプ教材は単価も安いため、色々な種類を購入するのもおすすめです。

 DVD、絵本は短時間のものからスタート

英語のDVDや絵本を見せる場合には、最初は短いものからスタートすることがコツです。長時間のコンテンツでは、子どもは最後まで集中できず英語に苦手意識が生まれてしまう可能性があります。

 10分ほどの動画でも子どもにとっては集中し続けることが難しい場合があるので、まずは動画も絵本も3分程度で終われるような、シンプルで短いものをセレクトしてあげましょう。成長と共に少しずつ長いものが楽しめるよう、段階を踏んであげることが重要です。

 ゲームやアプリを楽める年齢になったらジェスチャーゲームなども

幼児期の英語教育は、遊びの要素を取り入れながら、いかに英語を自然と学習できるかが重要になります。勉強している感覚を持たせず、楽しく学びながら運動やリズムで英語を吸収できる遊びがよいでしょう。

 例えば英語で指示してジェスチャーで応えるジェスチャーゲームなら、「Stand up.(立って)」など簡単な英語でも楽しめます。そのほか、英語の音源を聞きながらダンスをする英語学習も、身体感覚を使って英語を自然に学べるので、おすすめです。

英語教室に通う前に…オンラインや通信教育で英語を学ぶ


家庭での英語学習が功を奏し、子どもが英語自体に興味を示すようになった場合は次のステップに進んでみましょう。英語塾や英語教室に行くのはまだハードルが高い……と感じている場合には、オンラインや通信教育で学ぶ方法があります。ここではオンラインと通信教育についての情報をチェックしていきましょう。

オンラインや通信教育で英語を学ぶメリット

英語をオンラインや通信教育で学ぶことには、いったいどんなメリットがあるのでしょうか。ひとつは、「時間や場所に縛られない」ということです。英語教室に通う場合は予定を合わせてその場に子どもを連れて行く必要がありますが、自宅で学ぶスタイルなら、送迎の必要もなく、日常のすき間時間に英語を学べます。

 また、「通学システムよりもコストが抑えられる」「親がそばでレッスンの様子を見守れる」こともオンライン・通信教育のメリットです。学んでいるときの子どもの様子がわかるため、臨機応変に対応できます。

子ども向けオンライン英会話の選び方


メリットの多い子ども向けオンライン英会話ですが、世の中にはさまざまな種類があるためどのように選べばよいか迷うこともあるでしょう。重要なのは、どんな目的で通わせたいかを明確にしておくことです。続いて、おすすめのオンライン英会話や英語通信教育について、それぞれの魅力とあわせてご紹介します。

オンライン英会話①「GLOBAL CROWN」

「GLOBAL CROWN」は子どものためのオンライン英会話です。先生は全員ネイティブレベルの厳しい採用基準をクリアしたバイリンガルです。必要に応じて日本語でサポートしてくれるため、安心して学習できます。

 また、英単語の発音を精度の高いAIがチェックしてくれるので、ゲーム感覚で発音を伸ばせるのも魅力です。

 オンライン英会話②「DMM英会話」

大人に人気の高い「DMM英会話」の子ども向けコースです。オックスフォード大学出版局提携の魅力的な教材ラインナップが無料で使用でき、幼児、小学生、中学生それぞれに合わせた楽しいカリキュラムが充実しています。

 さまざまな国籍の講師陣がバックアップしてくれるので、家にいながらにしてネイティブスピーカーの多様な英語に触れられるでしょう。

 オンライン英会話③「ネイティブキャンプ」

「ネイティブキャンプ」のキッズコースは、基本的な英単語から段階を踏んで楽しく英語力を伸ばせるコースです。レベルチェックで子どもの英語力をチェックして、それに合わせて教材やキッズ専任講師をセレクトしていきます。

 どれも身近なものごとを扱ったカラフルな教材なので、英語にまったく自信がない子も親しみながら覚えていけるでしょう。

英語通信教育①「こどもちゃれんじEnglish」

「ベネッセ」が提供する「こどもちゃれんじEnglish」は、子どもの知的好奇心を引き出す歌やダンスのコンテンツが圧倒的に充実しています。また、人気キャラクターであるしまじろうやクオリティの高い英語教材など、楽しく英語に触れる工夫が盛りだくさんです。

 比較的価格も安いことから、スタートアップとしておすすめの通信教育です。

 英語通信教育②「スマイルゼミ 英語」


「スマイルゼミ」は、タブレットを活用して一人で学べる幼児~中学生向け通信教育です。学びをサポートする機能や、やる気を引き出す学習ミッションなど、自宅にいながらにして子どもの考える力を育てます。
 英語は、幼児コースから用意されています。最初は単語の発音を聞いてまねることをメインに習得でき、小学校に上がる前に自然と英語を受け入れる土壌を作ってくれます。
スマイルゼミはこちら

英語通信教育③「Rakuten ABC mouse」

「楽天」が運営する「Rakuten ABC mouse」は、子どもの英語脳を効率的に育てるオンライン教材です。アメリカで数々の賞を受賞した教材や、子どもを夢中にさせる5000以上のアクティビティを用いて楽しみながら英語に触れていきます。

 アート、ゲーム、パズル、絵本、プリント、音楽とバラエティ豊かなコンテンツが英語で遊べるので勉強している感覚なしで自然と語学力がアップするでしょう。

 まとめ


英語力を培うには幼少期からの徹底した英才教育が必要と思われがちですが、子ども本人が興味を示してからでも遅くないでしょう。まずは日常的に親しめる環境を作り耳を慣れさせること、また子ども本人が興味を持つよう「好き」の力を活用することです。

 その上で、ステップアップとして通信教育やオンラインなど気軽に学習できる教材を用意してあげるとよいでしょう。ぜひ幼児期からの楽しい英語教育をご家庭でも実践してみてください。

さらに勉強を本格化させたい場合は「習い事」もおすすめです。たとえば英語はネイティブ講師らが在籍する教室も多数国内に存在するほか、オンライン英会話サービスも増えています。

前者には「シェーン英会話」、後者には「クラウティ」などが例として挙げられます。

シェーン英会話は40年以上の歴史を誇る有名な英語教室で、講師の品質やきめ細やかなレッスンに定評があります。


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料金:4500円(税抜き)1日1回・プラン30
アカウントの共有:1家族6人まで
講師:フィリピン人

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