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保育士が「辞める」と決めた場合は、保育資格を活かして働くか・未経験の異業種で働くかを慎重に検討しましょう。
本記事では、保育士を辞める人におすすめの仕事を「保育関連職種」「異業種」からピックアップしてまとめました。保育士が次の仕事を探すときのポイントもご紹介しているので、転職を検討している保育士はぜひチェックしてみてください。
参考:令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保-
保育士を辞める人におすすめの保育資格を活かせる仕事
保育関連の仕事であれば、転職活動では保有している保育資格が強力な武器となります。保育士を辞める人におすすめの、保育に関わる「次の仕事」をご紹介します。参考:保育士転職相談
放課後児童支援員
放課後児童支援員とは、「学童保育」を管理・運営する職員です。学童保育とは、共働きなどの理由から家庭に保護者がいない小学生を援助するサービスのこと。放課後や土曜日、春・夏・冬休みなどに、通ってくる小学生の見守りや生活指導を行います。入職するためには都道府県が認定する「放課後児童支援員」資格が必要ですが、保育士の有資格者は研修を受講するだけで取得可能です。
放課後児童支援員はお世話の対象が小学生なので、乳幼児ほど気を張る必要がありません。また小学生が来るまでは比較的のんびり過ごせるので、メリハリを付けて働けるのが魅力です。
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、放課後児童支援員の平均年収は394.3万円(※)。そう高くはありませんが、民間が運営する学童保育の中には高い給与を得られるところもあります。
※令和5年賃金構造基本統計調査の結果を加工して、jobtagが作成
参考:学童保育指導員 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
企業内保育士
企業内保育士とは、企業が子どもを持つ従業員のために設置・運営する保育園です。従業員の労働環境を整えることを主旨としており、企業ビル内部あるいは近隣に設置されます。仕事内容は保育園と同様に「子どものお世話」ですが、対象人数は保育園より少なめです。土日が休みとなる・負担となる大きなイベントがないなどのメリットがあり、業務の負担は少ないといえます。
ただし地域の子どもも受け入れているような「地域開放型」の保育施設を選んでしまうと、働き方は一般的な保育園とほぼ同じ。保育士の仕事や給与に不満があって辞める人は、施設の運営形態や保育児童数などをきちんとチェックすることが必須です。
参考:保育士におすすめの転職サイト
参考:保育士におすすめの転職エージェント
保育士を辞める人におすすめの保育経験を活かせる異業種の仕事
保育士として子どもと触れあった経験は、転職活動を進める上での大きなアピールポイントとなるはずです。保育士を辞める人におすすめの、異業種での「次の仕事」をご紹介します。参考:保育士の異業種転職
参考:未経験に強い転職エージェント
子ども服の販売員
子ども服の販売では、年齢・成長に合わせた子ども服の選び方を理解していたり、季節や行事にふさわしい提案ができたりする人が求められます。子どもの成長や発育を熟知している保育士にとっては、経験を生かせる仕事といえるでしょう。子ども服の販売員として働いた場合、主な仕事は接客・品出し・レジ打ち・売上管理・清掃などです。顧客は子どもを持つ保護者がほとんどであるため、保育園での保護者とのやり取りを思い出しながら接するとスムーズに働けます。
顧客は子どもを持つ保護者ですが、子どもと触れあえるシーンもたくさん。「環境や人間関係で保育士を辞めるけれど、子どもは好き」という人におすすめです。
子ども関連サービス企業
保育士として働いた経験がある人は、子どもや保護者ニーズへの理解が深いところが強みです。子ども関連サービス企業のマーケティング・商品開発などで、これまでの経験を活かせる可能性があります。企業研究をしっかりと行って、保育士としての視点をアピールしてみてはいかがでしょうか。また保育士は、コミュニケーション能力の高さ・問題解決能力の高さもアピールポイントとなります。保護者や子どもと円滑にコミュニケーションを取ってきたこと・トラブルがあったときに迅速に対応できたことなどを具体的に伝えてみてください。
一般企業に就業した場合、給与や待遇は企業次第です。「人間関係が嫌で保育士を辞める」という人は、ある程度従業員数の多い事業所を探すと働きやすくなるでしょう。
保育士を辞めて「次の仕事」を探すときの選び方
保育士から転職する場合、転職後のキャリアを考えること・転職のスケジュールを適切に組むことが必須です。後悔のない転職を実現するために必要な、次の仕事の選び方をご紹介します。中長期的な目線でキャリアを考える
保育士の次の仕事は、目先の給与や求人条件ではなく「5年後・10年後にどうなっていたいか」で選びましょう。「現在」のみに集中して仕事を選んでしまうと、入社後にミスマッチが発生しやすくなります。せっかく転職をしても、すぐに次の仕事を探すこととなるかもしれません。中長期的な目線を持つためにまずすべきことは、「業界・企業の研究」「自己分析」です。どんな仕事なら興味を持って働けそうか・自分の強みを活かせそうか・自分の価値観に合うかをしっかりと見極めてください。
思うようにキャリアパスを描けなかったり自分と向き合えなかったりする人は、キャリアコーチングを受けてみるのもおすすめです。
スケジュールを組む
一般的な日本企業の事業年度は、4月から翌3月までです。3月に退職することで、新年度から気持ちを切り替えて働きやすくなります。また保育園も4月からはクラス替えがあり、子どもの顔ぶれも変わります。年度途中よりも3月末で離職した方が、引継ぎが少なくなるのもメリットです。4月の新年度から新しい職場で働きたい場合、転職活動は前年の秋頃(9月~11月頃)にスタートするのがおすすめ。退職願いは離職する1カ月前に提出するのがマナーなので、2月末までには転職先が決まるよう転職スケジュールを組みましょう。
保育士を辞める人の次の仕事 まとめ
保育士を辞める人の次の仕事は、保育士資格や保育士経験を生かせる仕事を選ぶとスムーズに転職しやすくなります。保育士ならではの「問題解決能力」「コミュニケーション能力」なども強みとなるので、採用担当者にしっかりとアピールしましょう。なお転職活動を始めるときは「なぜ保育士を辞めるのか」を明確にすることが大切です。「給与」「人間関係」など、転職を選ぶ理由は人によって異なります。転職したくなった理由を転職先選びに活かすことで、納得して働ける「次の仕事」が見つかるはずです。