WINGSドローンスクール|資格取得から収入源まで!「ドローンを仕事にしたい」方を一気通貫でサポート

WINGSドローンスクール 資格取得後のキャリアパスを重視! 事業化まで徹底サポート  株式会社WINGS 代表 山本 栄美氏
ドローン産業の急速な発展に伴い、専門的なスキルを持つパイロットの需要は日増しに高まっています。

需要増加に応じてドローンスクールの数も増えていますが、中には資格取得後のキャリアパスが不明確なまま、技術指導のみに終始しているスクールも少なくありません。

そんな中、WINGSドローンスクールでは資格取得後の「出口」を重視した画期的な教育プログラムを展開。

現役ドローンパイロットによる実践的な指導と卒業後の具体的な就業機会の提供を通じて、即戦力となるドローンパイロットを育成しています。

WINGSドローンスクールの取り組みや指導内容などについて、同スクールを運営する株式会社WINGS 専務の山本有哲氏に伺いました。

株式会社WINGS 専務 山本 有哲 氏

行政との連携を経て、充実の環境を整備

――まず、スクールの運営母体について教えてください。

山本:

運営母体である株式会社WINGSは、私が独立して設立したドローンの総合サービス会社です。以前は農業機製造会社民間スクールの教官として、2022年頃に農薬空中散布などの経験を積みました。同社、そしてWINGSドローンスクールは、その経験を活かして設立したものです。

その後JUIDA認定校となり、さらに半年後には国家資格化の動きを見据えて登録講習機関の認定も受けております。空撮や測量点検、山岳地での作業なども請け負いながら、事業を展開してきました。

当時から国家資格化は時間の問題だと感じていたので、市場拡大のタイミングを見計らって参入を決意したという形ですね。

――スクール開設後も、さまざまな取り組みを行ったと伺いました。

山本:

スクール開設にあたっては、玉村町長に直談判して「玉村をドローンの街として活性化させたい」というプレゼンテーションを行い、町のPR動画の無料制作も提案しました。

その後は国土交通省の物流実証実験に参加し、拠点として置かれる関東4か所・全国14か所の1つとして選定されました。地方自治体や国土交通省とともに、利根川上空での物資輸送実験を実施しています。

その実績を経て、町の指定管理業者との連携が実現し、サッカー場を含む公園施設でのドローン飛行が可能になりました。現在では1200坪の専用練習場も確保しており、4か所でフライトが可能な環境を整えています。


八王子校や福岡校との提携も進めており、今後は東京の錦糸町や新潟にも展開を予定しているところです。

――具体的なコース内容を教えていただけますか?

山本:
まず、二等・一等の国家資格取得講習を提供しているほか、地方からの受講者に向けた短期集中講座「国家資格合宿プラン」も設けました。

オリジナル講習の目玉として、プロの空撮テクニックを学べる「空撮マスター講習」があります。これは5日間のコースで、国家資格の取得だけでは不十分な実践的なカメラワークを学ぶことができます。

プログラム設定やフレーム設定・シャッタースピードの調整など、プロフェッショナルな空撮に必要な技術を、空撮の専門家が指導しています。

また、農薬散布と認定が同時に取得できる講習も開講中です。全くの初心者の方向けには2-3日間の基本講習から始まり、その後農薬散布の専門課程に進みますが、経験者の方であれば2日間で修了することも可能です。

さらに、操縦技能を基礎から学べる講習も用意しています。これは国家資格取得の前段階として、あるいは費用を抑えて資格取得を目指す方向けのコースとなっております。

今後の展開としては、登録講習更新機関としての準備や25kg以上の限定変更に関する講習も準備を進めているところです。これらは来年度中の開講を目指しております。

「出口」が見えるドローンスクールで実践的な指導を提供

――スクールを立ち上げた際の想いをお聞かせください。

山本:

民間資格の時代から気になっていたのが、多くのスクールが「資格を取らせて終わり」という姿勢だったことです。私自身さまざまなスクールの体験会に参加したり、JUIDAの試験を受けたりしましたが、誰も「出口」について語っていませんでした。

そこで重視したのが、出口を提供できるスクールになることと、卒業生同士でコミュニティを形成して仕事を回し合える環境を作ることです。

そのために、まず私自身が営業案件を確保することから始めました。物流や測量・点検、山岳地域での作業、テレビ局の撮影などを通じて多彩な分野の仕事を経験し、卒業生に仕事を提供できる環境を準備してきたのです。

結果として、開校から1年で卒業生たちが実際に収入を得られるようになっています。卒業生同士のコミュニティがあるスクールは多いですが、実際の仕事につながるかどうかは別問題です。

私たちは実際に取った仕事を卒業生に紹介することで、実践的なキャリアパスを提供していると自負しています。

――受講生の層はどのような方が多いのでしょうか?

山本:

年齢層は20代から76歳までと実に幅広く、現在の受講生は男性が大多数を占めております。全体の約10%は内定先や就職先でドローンを使用する予定がある方々で、特に公務員として内定を受けている方が目立ちます

最も多いのは副業や転職を考えている層で、全体の約40%を占めています。30代40代の方は副業や起業を目指す傾向にあり、50代60代の方は新たなセカンドライフとしてドローンに取り組みたいという方が多いのです。

最近では企業からの依頼も増えていて、12月前半だけでも15件ほどの企業案件が入っております。特に建設会社からの依頼が多く、助成金を活用して資格取得を目指すケースも増えてきました。


不動産会社からの問い合わせも出てきており、業界を問わずドローンへの注目度が高まっているように感じます。

――具体的な講習内容について、座学ではどのような工夫をされていますか?

山本:

座学では卒業生からのフィードバックを重視しており、試験の出題傾向なども踏まえた効果的な指導を心がけています。

特に力を入れているのが、実践経験を交えた具体例の提示です。現場での失敗例や成功例を共有することで、受講生の理解も深まりますし、実際の仕事をイメージしやすくなるというメリットもあります。

教科書的な知識だけでなく実践的な部分も教えることで、現場で本当に必要となるノウハウが伝わるように工夫しているのは当スクールの大きな特徴ですね。

資格取得から事業展開まで幅広くサポート

――実技指導での特徴的な取り組みについて教えてください。

山本:

実技指導の核となるのが、飛行前点検・飛行前作動点検・飛行中作動点検の「3つの点検」の徹底です。当社ではこの安全点検が現場での信頼性に直結すると考えております。

操縦技術に関しては「細かく・素早く・丁寧に」をモットーにしており、とくに低速での操縦技術にこだわっています。


たとえば点検作業においては0.1m/秒程度の速度制御が必要となる場合もあるのですが、指導にあたっては実際にモニターで速度を確認しつつ、あえて0.5~0.7m/秒程度で飛ばすこともあります。

実際の速度と映像を見ながら、「この速度で外壁の傷を見つけられますか?」と生徒に聞くといった形で、実践的な観点から指導を行っています。

また八の字飛行やホバリングの練習では、スティック操作を常に控えめに保つことを教えています。数ミリ単位での微細な操作感覚を養うことが、後の実践的な技術向上につながるのです。

この基本をしっかり押さえることで、2日目にはほとんどの受講生が基本的な操作をマスターできています。

――最後にWINGSドローンスクールの強みと、これから資格取得を考えている方へのメッセージをお願いします。

山本:

当社の最大の強みは、講師陣が全員現役のドローンパイロットだということです。単に資格を持っているだけでなく、実際にドローン事業で収入を得ている実務者が指導を行っています。

また「資格取得がゴールではない」という考えのもと、卒業後のキャリアパスまでを見据えた指導をしています。机上の空論ではない、実践的なアドバイスができるのが当校の特徴です。

民間資格であれ国家資格であれ、資格を取得しただけでは仕事はできません。当スクールでは資格取得後も実践的なスキルを磨き、実際の仕事につなげていけるよう、きめ細かなサポートを提供しているのです。

これからドローンの活用を考えている個人の方はもちろん、ドローン事業への参入を検討している企業様に対しても、コンサルティングを含めた総合的なサポートを提供できます。

「ドローンのことなら、まずWINGSに相談」という気持ちで、お気軽にご連絡いただければと思います。ドローンを通じた新しいキャリアやビジネスの創造を、共に実現していきましょう。
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