(取材・体験談)満員御礼!エイジェック スカイアカデミーのドローン体験会に参加しました

(取材・体験談)満員御礼!エイジェック スカイアカデミーのドローン体験会に参加しました
ドローンのプログラミングから操縦体験、さらには歴史や法律について学べて、座学までしっかり2時間のカリキュラムを受けられるエイジェック スカイアカデミーの無料体験会にコエテコ編集部・高橋が参加してきました!
  • 無料体験でドローンに触れてみたいけど少し不安
  • 実際に体験会でどんなことをやっているのか雰囲気が知りたい
  • まったくの初心者でも大丈夫なのか?
  • 無料体験会の内容を具体的に知りたい!
という方はぜひ、ドローン体験会に初挑戦した私のレポート(写真つき!)を参考にしていただけたら嬉しいです。

新宿のエイジェック スカイアカデミー「無料体験会」に潜入!

ドローン 体験会 様子

エイジェック スカイアカデミーは栃木と新宿の2拠点でドローンスクールを展開しています。今回、私が参加した「ドローン操縦体験会」は、月の初めにスケジュールが発表されると即・満席になってしまうほど人気なのだとか。

こんな感じでどんどん予約が埋まっていくらしい……。期待も高まります!


私のドローン経験はというと、トイドローンをちょろっと飛ばしたことしかありません。ドローンスクールで学ぶのは初めてのことで「何を着ていけばいいのかな」から始まり、「初心者でも本当に大丈夫かしら」と当日までドキドキでした。

ドローン 無料体験 東京

エイジェック体験会でのイメージ。


新宿会場は高層ビル群の中でもひときわ目立つ新宿センタービル46Fにあります。服装は、動きやすいパンツスタイルで行きました。結果、正解!ドローンを飛ばすことに夢中になり、かがんだり、膝をついたりするので、特に女性は足元を気にしないですむスタイルがおすすめです。

さて、当日ですが会場に到着するとすでに参加者の姿がちらほら。今日は私を含めて7人の参加です。

まず冒頭でエイジェック スカイアカデミーの川村校長から、エイジェック スカイアカデミー運営会社について簡単な説明がありました。

ドローン 無料体験 

エイジェック産学連携推進チーム室長の井口さん(左)エイジェック スカイアカデミー講師の飯原さん(中)スクール校長の川村さん(右)


その後、本日の講師・飯原夏子さんの紹介がありました。女性講師ということで親しみを感じます。そして、飯原先生の経歴を聞いてビックリ。飯原先生はドローンによる点検のほかに、撮影経験もとても豊富だそうで、ゴルフ番組や広告の撮影も行っているのだそう。

「私は7年くらいドローンを扱っています。もともと人命救助のツールとしてドローンが活用できる点に関心があって学び始めました」とおっしゃる飯原先生は現在、ビーチパトロールや夜間遭難者救助サービス、山岳救助サービスで赤外線カメラを搭載したドローンの活動も行っているとのこと。

おもちゃのドローンが飛んでいるイメージしかない私としては、ただただすごいなぁと感心して聞いておりました。

ドローン無料体験「最初は簡単な解説と参加者の自己紹介」

スケジュールは、ドローンのプログラミングと操縦体験、さらに座学となっています。

最初にひとりずつ、これまでのドローン体験や、今日参加した目的について発表しました。

おもちゃのドローンを飛ばして興味がわいたという人、流行っているので挑戦してみたくなったという人、ドローンの法規制について学びたいと思って参加した人。

さらにすでにドローンを操縦したことがあるけれど、独学の技術しかなく、テクニックや安全な操縦方法、仕事に活かすための方法を教えていただきたいという方もいました。

ドローン 体験会 東京

仕事に関連することでは、「今後、ドローンの業者に業務を発注することも増えていくだろうから、自分でもドローンの知識をひと通り学んでおきたい」「どういう業者さんがいいのかヒントになれば」という参加理由を回答された方もいました。

そして、自己紹介は私の番に。「会社でWebメディア事業を行っています。今度ドローンの情報サイトを運営することになり担当になりました。おもちゃのドローンを家で飛ばしたことはありますが、本格的に学ぶのは初めてです」とお答えしました。

ドローン 体験イベント
私が担当しています!!!

体験会ではこのように毎回、参加者のリクエストや参加した目的をヒアリングした上で、最適な内容になるよう臨機応変に対応してくれるそうです。

プログラミングでドローン自動操縦に挑戦

7人いた参加者は3人と4人の2グループに分かれました。私は3人のグループで最初にドローンのプログラミングを体験。その間にもう1グループは手動での飛行体験をします。

自動操縦体験では、ドローンと専用アプリを連携させてプログラムを組み、タブレットで操作した進路のとおりにドローンが進むかを検証します。

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白いテープが目印となり、スタート地点とゴール地点にフラフープが置かれています。スタート地点のフラフープには、Telloという小型のドローンが待機。その周りは100cm四方の四角で囲まれています。

「みなさんが分かりやすいように、頑張って白い養生テープを貼りました!(笑)ラインを目安にして飛行ルートを考えましょう」

飯原先生の明るい声に、初対面同士の私たちグループも思わず笑みがこぼれます。

「Gのマークがあるフラフープがゴールです。ゴールをめざして頑張ってください!」

先生の掛け声のもと、さっそく3人でプログラムを組み始めます。

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プログラミングソフトはScratchです。直感的でわかりやすい指示ブロックを組み立てていくので、とても簡単です。「ドローンもプログラミングも、パソコンも触ったことがない!」そんな人でも大丈夫、まったく心配いりません。

コエテコメンバーの私としては(Scratch?子どもがよく使うプログラミングソフトかな)と思ったのですが、実はScratchはかなり複雑なことができるんですね。大人がプログラミングを体験する導入ツールとしても優秀なんだなと、新たな発見!

せっかく大人が3人集まってプログラムを組むのですから、最短ルートではなくドローンがゴールまで複雑な動きをするように工夫してみようということになりました。

指示ブロックを順番にひとつずつ並べていきます。私が「Foward 100cm(100cm進む)」をプログラムすると、次にAさんが「じゃ、ここで90度回転させます」と次の指示ブロックを組み、さらにBさんが「その次はまた100cm右です」といった具合で進んでいきました。


飛行プログラムひとつでも、15工程ぐらいは必要です。

「次も100cmで大丈夫ですかね」
「その次はまた100cm右かな」

交代でひとつずつプログラムの指示ブロックを組むので、グループで協働しながら、次第に熱を帯びて会話も自然と活発になります。

その間も飯原先生がちょっとしたヒントをくれます。順番にひとりずつ、プログラムを体験できるのも少人数制のいいところです。

しかし……ドローンは思ったとおりには飛んでくれないもの。力作のプログラムでしたが、思い通りの動きはしてくれませんでした。


「プログラミングにはいろいろな答えがあります。トライアンドエラーを繰り返し、失敗しても正解を見つけるまで粘り強く挑戦することを学んでくださいね」と、笑顔の飯原先生が参加者の背中を押してくれます。

プログラムがうまくいかなかったのには理由があります。ドローンはプログラムしたとおりに自動操縦で動くのですが……。

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頭の中では完璧と思ったプログラムでも、さまざまな条件に影響されると、想定どおりには動かないのです。たとえば室内では、空調の影響を受けてうまく進まない!そこをどう改善していくかを、まさに粘り強く考えてはトライします。

「このプログラムだと遠回りだから、1回戻したほうがいいかも」
「ドローンの向きはどうですか?」
「90度回転させたほうがよさそうですよね」
「100cm手前に移動を40cmにしましょうか」

と、試行錯誤したのですが……。


結局ゴールのフラフープには着陸できませんでした。残念!

トライする前は、「自分で操縦するよりも自動飛行のほうが簡単なのでは?」と考えていたのですが、思った以上に難しかったです。

「どうでしょう?難しかったでしょうか」と飯原先生。残念そうな私たちに、「ひとつ、豆知識を伝授しましょう」と面白い話をしてくださいました。

「たとえば、あるエリアをジグザグにくまなく飛行すると、航空写真を使った測量ができるんです」!なんと、そんな方法があるのですね。

飯原先生はさらに、「連続で何千枚も撮影すれば、三次元データにすることも可能」だと教えてくれました。

ドローン 測量

ジグザグ飛行で3次元データの元となる撮影を行っている

引用:ドローンによる海岸地形3次元データ化プロジェクトについて/神奈川県公式サイト

実際にプログラミングをして飛ばしているだけに、事業でドローンがどのように活用されているか、飯原先生の話がすんなりと頭の中に入ってきます。単純にドローンの操作方法を学ぶ以上の価値がある講座だと感じました。

手動でドローンを操縦してお菓子をゲット!楽しすぎる飛行体験

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続いて、ドローンの手動操縦体験です。こちらでは小型のドローンを操縦して、すべてのフラフープの穴をくぐって発着地点に戻ります。

ひとりずつ順番にドローンを飛ばすのですが、私は最初、ドローンがフラフープに激突してしまい……思いっきり倒れてしまいました。

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ガッカリ……

でも飯原先生や他の参加者の方に励まされ、2度目のチャレンジでなんとかクリアーしました。ドローンを見ながら手元の操作もあるので、焦らないのがコツかもしれません。

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さて、気になるのが「カゴにはいったお菓子」です。どうするのかと思ったら、飯原先生がドローンにマグネットをつけたヒモをぶら下げました。小さなお菓子にもマグネットがついています。

「ドローンを飛ばして、カゴの中のお菓子を何個取れるか?」そう、ここからはゲーム形式で練習です!お菓子の登場に、教室内はさらにヒートアップ。

ドローンは地面に近い位置で飛ぶと、ドローン自身のプロペラの風に煽られて動きがとても不安定になります。カゴの位置までは行くのですが、ホバリングしながらお菓子を取るのはなかなか難しいのです。

ドローン 無料 体験会 東京

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フラフープでは大失敗をしてしまった私ですが、お菓子を取るご褒美に全集中!今度は3回トライして、3回とも成功しました!(ちなみに、塩アメ2個とキャラメル1個をゲットしました。)

飯原先生いわく「噂によると、自分で苦労して手に入れたお菓子はひとしおに美味しいらしいですよ!」とのこと。小さなキャラメルは私にとっては大きなご褒美です。自宅に大切に持ち帰り、夜、しみじみとキャラメルを味わいました。

プログラミングの自動操縦と、手動の飛行体験で合計1時間。あっという間に終わりました。「もっと飛ばしたいな」とますます気持ちが盛り上がったのは言うまでもありません。

ドローン最新情報も入手できる「座学」でしっかり歴史や安全管理を学ぶ

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その後は約1時間、飯原先生によるドローンの歴史と法律に関する座学がありました。

座学ではさまざまな法規制だけでなく、最新のドローン対象航空法についても詳しく解説してくれます。ドローンを安全に飛行させるために必要な基礎知識を、皆さん熱心に聞き入っていました。

さらに質疑応答もあるので、これから本格的にドローンを学びたい方にとって、とても有意義な内容となっています。こうして2時間の無料体験は終了しました。

エイジェック スカイアカデミー無料体験会に参加した感想

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今回の体験会をひとことで表すと、まさに「百聞は一見にしかず」でした。

ドローンの資料を読んだり、動画を見たりするより、やはり自分で実際に体験することこそが「経験値」となり、より深くドローンを知る“きっかけ”になるのだと実感しました。

無料体験会では、ドローンを含めすべての教材が用意されています。都心部で飛行訓練もできる無料の体験会は少ないので、人気なのもうなずけます。これをきっかけにして、私はさらにドローンの資格取得にむけてがんばりたいと思っています。

皆さんもドローンに興味があったら、ぜひ一度体験してみてください。ドローンの魅力、操縦の難しさ、現役のプロ講師による最新のドローン情報など、参加してこそわかることがたくさんあります。何より、とても楽しい体験でした!飯原先生、ありがとうございました!

エイジェックスカイアカデミー|ドローンスクール【新宿・川崎・小山】

最短2日で国土交通省規定の講習修了証明書を取得可能!高度な技術を有する操縦者育成を目的とし、小山・新宿・川崎に展開しているドローンスクールです。(株)Flight PILOT公認校。ドローンのベテラン操縦士による初心者にも安心な教習内容です。

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